大晦日となってしまいました。。

 昨日は実家に行ったりダイエーに行ったりしました。
 
 実家ではピアノを弾きました(23日に調律しましたが、やはり音程が変な箇所があるような気がする)。
 昨日取り組みはじめたブラームスの間奏曲を。
 ショパンのバラード4番も弾いてみたけれど、途中でお腹のあたりがなんか苦しくなってしまって最後まで行けませんでした。。
 ショパンの濃い曲は、心身ともにパワーがあるときじゃないと弾けないのかもしれません。
 プロの人たちはすごいですね。本番のときにはそれができるようにしないといけないわけですから。
 本番よりも、むしろ日々の中でのそういうコントロールのほうが大変だったりするのかな。。
 なんでも、見えないところの準備みたいなのが大切なんだろうと思います。
 わたしはひどいな、、野方図すぎるんですね。。

 父の熱は下がりました。最近父の衰えが激しいような気がします。

 隣町のダイエーの近くに流れる野火止用水にマガモがいます。
 いつも同じ場所にいる↓
  1012magamo.jpg

 大掃除まではいかないけれど、少し前からぼちぼち気になるところの掃除をしています。
 それでお正月のお花を少し飾ったり。
 
 ドライフラワーで、インドネシアの「女神の海」で拾った星の模様のカシパンという生き物の抜け殻を囲んでみました。
 祭壇スペースも、ちょっとだけバージョンアップ↓
  1012kasipan.jpg
 
 今日ももう少し掃除をしようと思います。

 
 
 
 
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テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

ブラームスの間奏曲 Brahms Intermezzo Op. 118 No. 2

 昨日は実家の父が熱を出しました。
 でも寝かせたから、わたしは来なくていい、と母が連絡をくれました。
 なのでお言葉に甘えて、少し国分寺に行ってきました。

 楽譜を買うためです。

 買ったのはこれ↓
  1012brahms.jpg
 ブラームスピアノ曲集/2。

 先週コンスタンチン・リフシッツさんの演奏会に感動して、YouTubeでリフシッツさんの動画を漁ったら、すてきな曲を弾かれているのを見つけて。
 ああ、今のわたしが弾きたい曲だ! と思ってしまったのです。
 ピアノ曲集118の2番の間奏曲。
 
 この曲は手持ちのグレン・グールドのCDに入っている曲で知ってはいたのですが、わたしがそのCDで魅了されたのは、「二つのラプソディー」という曲だったので、そこまで注意して聴いていなかったのです。
 今回、演奏会直後ということもあってか、リフシッツさんの演奏でやっと「入ってきた」という感じになりました。
 
 ここのところ、ずっとショパンのバラードをやっていました。1番と3番と4番、ひどいなりに通して弾けるようになっています。
 だからほんとは、年内にどうせなら2番もやってしまおう! と思っていました(なぜなら今年はショパン生誕200年だから)。ていうか、途中までは弾いてみていたんです(超くそゆっくり(笑))。
 でも、、最後までやる前に、頭の中を占領する曲が出てきてしまったのでした。。

 わたし、ここのところちょっとおかしいし(笑)。
 こういう穏やかさを、自分の中に取り入れたいみたいです。
 ショパンは、、、弾いてるとつらくなる部分もあるような気がします。ちょっと意地悪だし。ピアニストに対して(どSなんだろうと思う)。すごく格闘する部分がある。難しいのだからあたりまえなんだけど。。。でもいいえ、難しくない曲でも、ちょっとイヤミっぽいところはあったりして、時々イヤな男だなあ、と思います(笑)。

 このブラームスのインテルメッツォは、すごく難しいわけではないので、だいたい把握できた感じです。左手が三連符のところがちょっと難しいくらいかな。。 
 闘わずに、すんなり進む感じが新鮮です。前にラプソディーをやっていたので、ブラームスの好む形みたいなのも出てくると分かります(やはり作曲家によってパターンがあるようです)。

 こういう取り組みで、少しまたわたしの中が変わるというか、影響されます。
 新年はこの感じで迎えようかな。
 なんかすごく疲れていたみたいなんです。

 リフシッツさんはこの前紹介したので、この曲の別の人の演奏です。
 近年演奏の仕方に賛否両論が巻き起こっているらしい、イーヴォ・ポゴレリッチさん(去年一回行ってみようかという話がMさんと出たけど見送りました。評判悪かったみたいです)。
 これは以前の演奏らしくて、美しいなあと思いました。
 
 

 
 
 

テーマ : ピアノ - ジャンル : 音楽

扱いを考え続けていることの一つ

 昨日は一日中家にいました。そしてすごく寝ました。
 なんだか寝ても寝ても眠いです。
 というわけで、ネタがないので、おととい書いたUFOのオレンジ君(記事は こちら )のことを書きます。

 ちょっとここのところぐったりしてるんですよ、わたし。
 クリスマス直前くらいはすごい盛り上がってて、24日くらいからすごく枯渇しはじめたんです。。
 オレンジ君見る前後って、そういう感じになること多い。
 
 こんなねー、「オレンジ君」とか書いてますけど、なんだろうなあとずっと思っていてですね。。
  
 たぶん、航空関係者や、天文関係者にはおなじみのものなんだと思うんですよー。
 けっこう頻繁に見ますから。
 前書いていた「さるさる日記」でもときどき書いてましたけどね。。
 
 まあ、わたしはどういう態度であれのことを考えたらいいのか分からないということがあります。

 そういうことを真剣に探求しちゃうと、ちょっと痛いかなあと思っています。
 
 もう15年くらい前に、やたらにオレンジ君を見るときがあって、その頃、地元にその世界では有名なUFO研究家のおうちがあって、誰でも訪ねていいのだ、というのを、当時出ていた原宿のお店でお客さんから聞きまして(そのお客さんによると、わたしの住む街はパワースポットだそうです(笑))。
 これが不思議なんですが、場所の説明をされたとき、どのおうちかすぐに分かったんです。
 つまりそれ以前から、そのおうちの前を通るときに、妙にそのおうちが目に入るんですよ(すごい豪邸というわけではない)。ある意味光ってたんです。
 例の夜逃げしてしまったシェフのお店のバイトが終ったあと、お訪ねしたことがあります。
 夜11時でしたが、受け入れてくださいました。
 研究家の氏は、わたしが「そういう方面の人」だと、見てすぐに分かったようです(困ったものだ)。

 少しそういう話をさせてもらいました。
 わたしがチャネラーだということも。
 ご夫婦でしたが、普通に生活人としての部分も持っていらっしゃる方々でした。
 わたしのことも、そう認めてくださったと思います。
 よくオレンジの光を見ますと言うと「そうなのよ。いるのよね」という感じでした。それ以上でも以下でもない、という風に(そのときその説明に失望したということはありませんでした。わたしをすんなり受け入れてくださったということで充分だったのかもしれません)。
 
 今その方たちは、富士山の麓に行ってしまわれたようです。
 そして、自己の変革の道について、説き続けていらっしゃるようです。
 21世紀にふさわしい人になるべく、真の人格と霊性向上を目指す、というような。
 大変まじめで、正しいことを言われています。活動の規模も、常軌を逸したようなものではないようです。

 きっと、「宇宙存在」と「対等」になるためには、わたしたちが成長するしかないので、UFOのことを直接語るより、そちらを取ったのだと思います。
 それは理論的です。それが早道なんです。結局は。
 そして、そういう方々がいることによって、この世界の見えないレベルのエネルギーの調整がされている、ということがあると、わたしは思っています。
 無意味とは思いません。
 (ちなみに、彼らが去った後のその「おうち」は、普通のおうちになってしまいました(取り壊されず新しい方が住んでいる)。もう「光っていない」のです。わたしは彼らの富士山麓への移動を、そのことで知りました。このことから、わたしはそのご夫婦を「本物」だと思っています)

 ですが、、わたしもそういう方向に行くのか、というときに、どうなんだろう、、と。。。

 もうすでに、そういう方向でまじめに正しく活動されてる方々というのはおられるわけです。。
 でも中には「あらら。。」という方々もいるように思います。
 とにかく、微妙な世界なんですね。。。(笑)

 ひるがえって、わたしはどうなんだろう、と思います。
 どうしたいんだろう、と思います。

 オレンジ君にはときどき遊んでもらう、それくらいでいいのかなあ、と思います。
 いつもいつも囲まれてるのはイヤだし(そういう責任に耐える自信がない。コンタクティの有名先人たちのようになりたいとは思わないので)、全然見れなくなっちゃうのも寂しいです。
 そういう気持ちで、18年くらいですかね、生活しています(だいたい忘れた頃に遊んでもらう、そして、しばらくそのことについて考える、という繰り返しです)。

 科学的な説明は聞いてみたいと、それはずっと思っています。
 素材はなにか、とか。どういう原理であんな風にふらふわ浮かんでいるのか、とか(あまりまっすぐには動いていないので)。
 でも、それをできる人なんて、まだこの世にはいないのかもしれません。
 推測の域を出ないのではないか。矢追さんなら知ってるの?
 どうかな。

 ただ、事実としては、ときどき夜空にオレンジ色のふらふらした点が浮かんでいることがある、ということです。それは、このようにブログに書いてもいいかなあ、と思っています。
 ちょっと無責任なんですけどね。

 変な話をすみません。
 これも、わたしの生活を非常に微妙に形作っているものの一つなんです。



 
 

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不思議ちゃん発揮日記

 今日は隣町の銀行などへ、散歩がてら。
 これをすると、「ああ、わたしの日々が戻ってきた!」と思う。
 でもすぐにお正月になるんだけど。。。
 
 思うにクリスマス前後のエネルギー過多、あるいはエネルギー不足の原因は、21日の月食満月と、その翌日のわたしの太陽と進行中の月の180度という連続強烈星回りのせいだったのかもしれない、と(無理やり)思ってみたりする。
 きっとそうだ。

 西友でサトウの切り餅の小さな鏡餅を買って、パソコンデスクの上、お舅さんの写真の横に飾る。かわいい♪
 おとーしゃーん♪↓
  1012omoti.jpg
 そう呼びかけると、お舅さんは「ほやほや」と言って笑う(ような気がする)。
 お花も買ってこよう。

 ちょっと不思議ちゃんなことを書いたので、書き忘れていた不思議なことを。
 23日の夜、サイゼリアに行く途中で、久しぶりに「オレンジ君」を見ました。
 オレンジ君というのは、わたしがよく見る、、、UFO。
 オレンジ色の光の点なんです。ときどき見ます。突然消えたりいきなり加速したり他の場所から出てきたりします。あと、わたしの気持ちと連動して動いたりします(手を振ると加速して止まったり。遊ばれてるんです)。ちなみに、夫も一緒に見たりするし、インドネシアの帰りに飛行機の中から見たときは、友人も一緒に見ました(わたしの幻覚ではない)。
 23日のは、途中で消えはしたけどそんなにおかしなところはなく、ゆっくり南から北へ向かって移動していました。
 飛行機とは違うと思うし(点滅してないし、一つの点だし、オレンジの発光の仕方も独特なマットな風合いなんです(笑))、人工衛生でもないと思うんですよね?。
 さっき人工衛星について調べたら、地上からは白く見えるらしいし、軌道もあんな風に南から北へ行くかなという感じだし、、動きは早いし、高度もかなり低いですしね(たぶん飛行機と同じくらい)。。
 今年はこれが最初で最後の遭遇だったかなあ。
 どなたか、あれがなにかについてご存知ないですか? なんなのか説明してけろ???(科学的に、数値的に、という意味ですよ! 宇宙とか愛とかコンタクトとかのレベルの話なら、自分でできますから!)。
 わたしは、チャネリングをするようになってからよく見るようになりました。

 今日のお散歩で撮った写真を載せます。
 
 枯れた実は、イイギリでしょうか↓
  1012mi.jpg
 こんな風になるもの? 実のつき方、大きさなどはイイギリに似てる。
 
 この前ビオラをもらったので、街にあるのがよく目に入るようになりました。
 こっち見てる!↓
  1012biorako1.jpg
 めちゃくちゃこっち見てる!↓
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 うちにこの前やってきたビオラは、日当りよすぎてどんどん背が伸びてきてぶかっこうに。。。(笑)

 夕焼け間近↓
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 帰宅した頃にはきれいな夕焼けに。富士山のシルエットがくっきりしていました。

 
 

 
 

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聖夜のバッハ コンスタンチン・リフシッツ 所沢ミューズ アークホール

 2010年12月25日午後3時、所沢ミューズ、アークホールに集まった人々は、「音楽」という体験をした。
 と、思う。
 その人たちは、非常によくできた聴衆だった。
 それを創ったのは、ピアニスト、コンスタンチン・リフシッツ。

 というわけで、昨日は所沢にピアノリサイタルに行きました。
 「クリスマスに聴くバッハ」という企画です。
 素晴らしい企画です。
 でも、今まで見た中で一番お客さんの入りが悪かったです。
 S席でも2500円、わたしたちは1500円の席。それでもまるで埋まらないホール。
 ですが、そこにいることは至高の体験でした。

 曲目。
 
 ヨハン・セバスチャン・バッハ
 ☆前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
  (休憩)
 ☆ゴルドベルク変奏曲 ト長調 BWV988(クラヴィーア練習曲 2段の手鍵盤を持つチェンバロのためのアリアと様々な変奏曲)
  (アンコール)
 ☆フーガの技法より「コラール」

 まったく予習をしないで行った全曲バッハプログラム、後半の曲は全部弾き終わるまでに80分かかります(前半は15分ほどで終って休憩に入りました(笑))。
 それでも、全然大丈夫でした。
 ずっと客席は静まりかえり、一音も聴き逃すまいとしていました。
 もちろんわたしも。

 コンスタンチン・リフシッツさんはウクライナ生まれの34歳。
 13歳のときに出したCDがドイツで評価され、グラミー賞にもノミネートされたことがあり、グレン・グールドとも並び称される「天才」だそうです。ほんとにそうかもしれないな、と思えました。
 でも、日本では知られていませんね(わたしもホールのチラシで知って、安くてクリスマスだから、という理由で行くことにしたんです)。
 がら空きの所沢。
 でも昨日の観客たちは、きっと音楽を聴き慣れた人たちで、素晴らしかったです(ときどき咳払いの音がしただけ)。
 そこにも若干感動しました。

 リフシッツさんはインタビューでこう語っています。
 
 聴衆の皆さんへのメッセージをお願いします。
― いつもそうですが、日本に行くのを心待ちしています!皆さんに、またお目にかかれるのがとても楽しみです。私は今シーズン、バッハの「フーガの技法」(BWV1080)に集中的に取り組んでおり、CDも出しました。今回皆さんの前で演奏する機会が無いのは残念ですが、CDを是非聞いてみてください。演奏会でゴルトベルクを聞き、さらに「フーガの技法」を聞いてくだされば、バッハの音楽のさらなる魅力を感じていただけるでしょう。
日本の聴衆の皆さんは、大変に洗練されています。知識があり、理解力に富み、そして開放的です。これだけ数多くのアーティストが日本に訪れているわけですから、聴衆の耳も、とても肥えていますよね。
日本の聴衆とは、いつもとてもコンタクトしやすい。壁を感じない、と言うか、もちろんホールや町によっても違いますが、一概に、聞き手と一体感を感じながら演奏すことが出来ます。これは演奏家にとって、大変重要なことです。私たちが発するものを、客席で受け止め、さらに向こうからも帰ってくるのです。フィードバック、ですよね。ですから、日本での演奏は、いつも、どこでも、大変楽しみにしています。
今回も皆さんと共に、すばらしい音楽の空間を創造できると思います!

 (元のインタビューは→ こちら )

 本当に、こういうことが起こっていたと思います。
 だから、客入りは悪かったけれど、リフシッツさんはまた日本に来てくれるんじゃないかと思います。
 10月に行ったラファウ・ブレハッチさんも、日本での演奏を大事にされているそうです(日本のホールの音響のよさ、観客の理解力と暖かさについて語られています)。
 日本人はクラシックが分かってない、みたいなのは俗説なんじゃないでしょうか(それとも、一部に驚異的な人々がいる、ということなんでしょうか)。でも、海外アーティストから見ると悪くないという話をあちこちで見ます。
 そういう事実もあるんです。これは、覚えていてもいいことだと思います。
 
 わたしはこのところ、なんだかいっぱいいっぱいになっていたので、リフシッツさんの弾く、静かだけどどこかで狂気を感じるバッハがぴったりだったようです。
 クリスマスハイを、冷やしてもらいました。
 もうイナフ!って感じですもんね。クリスマス。

 ですが、、まあ、だめ押しで一応。
 所沢ミューズのツリー↓
  1012nuse.jpg
 所沢西武の近くのツリー↓
  1012tokorozawa.jpg
 とハートのオブジェの一部とわたし。
 
 ああ、もうイナフですね。。。わたしもそうです。。。すみません。。。

 今夜はフィギュア見ます。真央ちゃんのホロスコープ調べたら、わたしとめちゃくちゃ相性がいいんです☆

 最後に、リフシッツさんのバッハを。
 有名なプレリュードです(アヴェ・マリアになったやつ)
 
 
 

 
 

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

酔っていてうわずっています。

 昨日は実家でピアノの調律などでした。
 先週持っていってもらったハンマーのある「アクション」という部分を、ピアノの中に戻して、調律してもらいます。
 きれいになったアクション↓
  1012piano.jpg
 ピアノに戻る↓
  1012piano2.jpg

 ここ数年調律をお願いしてる会社は、ほかよりお安いところなんですね。
 で、、調律してもらったんだけど、ちょっと甘いような。。
 基本の「ミ」の音(って言うのか分からないんだけど、楽典用語詳しくないからこう書きます)の2オクターブ上の「ミ」が、「ファ」に寄ってるような気が。。。
 調律終った後少し弾かせてもらうんだけど、そこまで細かく嫌らしく試弾できないし、安いからあんまり文句言えないしで、お帰りになった後気付きました。。
 なんか頼りないんだよなあ、あそこの人。。今年は夏前にもやってもらったんだけど、そのときも直後に気になる箇所があって。。。
 来年は、もう少しお金を出してもいいから、もっとちゃんとしたところに頼もうかと母と話しました。

 夫は三連休で、今日も休めたので(カレンダー通りの休みではない職場です)、夕食はまた外食にしてししまいました。
 サイゼリア行ってしまいました。
 まずいワインをがぶがぶ飲んでしまいました。。
 今、酔いが残っててちょっとやばいんです。
 たぶん今夜はもうダメです。。
 ああ。。。。。

 クリスマスの本番は今夜ですか?
 それとも明日の夜ですか?
 明日なのかな。。

 ならば、クリスマスのお約束のあの曲は明日にして、今夜はこれだー。
 さっきサイゼリアで話題にした人の曲。
 全然クリスマスじゃないですが。。
 あらためて聴くと名曲で。。。
 
 矢沢永吉の「時間よ止まれ」。夏じゃないか! お?ぱしふぃーっ。
 このおねえちゃんの下半身の映像は、ある意味でプレゼントです(笑)。女のわたしが見ても眼福。はい。

 実はコード進行が複雑なんですよね、永ちゃんて。。
 でもあのイメージで、そういうの気付かせないっていうか、、ファンの人たちのイメージがそれを気付かせないというか。。。

 あとはおまけで昨日の空です↓
  1012sora6.jpg

 あー、なんだろ、胃がむかむかする。。。
 ということで、うわずったまま失礼いたします。。。



 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

久しぶりに食べた。

 ゆうべはデニーズに行きました。
 節約モードでなるべく自炊と思ってたけど、先日ゴッホ展に行けなかったのでデニーズ行ってもいいなという笑ってしまう理由により。
 というより、この世にはデニーズのキャラメルハニーパンケーキというものがあると忘れていたのを思い出したため。
 大好きなんです。。。↓
  1012pancake.jpg
 ああ、、写真を見ると再び食べたくなります。。。

 先日ちらりと こちらの記事 に書いた、宮城まり子さん作のガラスのペンダントヘッドをつけていきました。
 愛の色を胸に↓
  1012mino2.jpg

 わたくしがなにを見てるのかと申しますと、、向こうにいた、the ピーズのギターのあびさん(のかぶってる帽子)に似た(帽子をかぶってる)人なんです。。
 このヘッドは色ガラスで平べったいプレートみたいです。チェーンじゃなくてリボンでつけることにしています(チェーンにすると、なぜかロザリオみたいになってしまうんです。。恐るべしまりこさん)。

 帰り、マクドナルドの横に、リラックマが落ちていました。
 さめざめと。。。↓
  1012kuma.jpg
 わたしは「拾い物」が好きですが、これは拾えませんでした。
 さすがにちょっとね。。

 帰宅するとポストの中に知人の詩人のKさんのクリスマスカードを発見。
 個人的なやりとりはもうない方なのですが、毎年送ってくださいます。
 これ見てるか分かりませんが、、けんちゃん、毎度ありがとう。お互い達者にやりましょう。

 ということで、今夜もクリスマスソングを。
 
 これは、普通にたぶん、誰が聴いてもきれいです(笑)
 シンガーズ・アンリミテッドという完全アカペラのグループの「きよしこの夜」です☆
 


 

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女神からのクリスマスプレゼント ジェーン・シベリー SHUSHAN/CHILD

 さきほど、大変なことが起こり、もう眠れません!(いや、昨日いっぱい寝ました。。)
 
 わたしの女神、Jane Siberryから、クリスマスプレゼントが届いたのです!
 わたしのiMacに!
 (ジェーンについて書いた記事は→ こちら )

 彼女のHPから、ニュースレターの購読を申し込んでいるため、ときどきメッセージが届きます。
 さきほどクリスマスメッセージが届きました。
 そこに、、プレゼントが!

 これを他の人に回してもいい、とのお達しがあるため、転載してみます。


****************************************

dear everyone,
imagine a pine tree in the forest
a few winter birds hop among the branches
tree tops catch the wind and translate
yet stillness abounds
you remember
a bunny is busy with something beneath the tree
look! a present for you!

love,
jane siberry

*
****
*********
************
****************
*
*
*
SHUSHAN
CHILD



*************************************

 
 上のSHUSHANとCHILDというところをクリックすると、そのアルバムをダウンロードできるページに行きます。たぶん、自動的にダウンロードできます。
 どちらもクリスマスをテーマにした、シベリーのアルバムです。
 わたしは持ってなかったやつです。

 すごくすてきです。童話の世界。雪の、針葉樹の森の、松ぼっくりの、暖炉の、手ぶくろの。
 (ちなみに上の★の部分は、ちゃんとできれば、ツリーの形になります)
 でも今まだ聴いてる最中。。アルバム2枚だもの!

 音楽ファイルはmp3でダウンロードします(容量、SHUSHANは52.6MB、CHILDは145MB)。iTunesやそのようなものがあれば 聴けると思います。
 ちゃんとジャケットとライナーノーツ、歌詞カードもついてきます(PDF書類)。

 ああ、しかし、女神、やってくれる!!
 さすがあたいの女神!!!!
 こんなスイートなことってあるでしょうか。
 (この人を好きでよかった)

 嬉しくてすぐにお返事を出してしまいました。へたくそな英語で。
 読んでもらえるかなあ。。

 ネット社会万歳です。わたしはここで泳いでいこう。

 そこまでジェーンに興味を持てない方のためへの、プレゼント。
 ジェーン・シベリー Trumpeter swan

 聴く度に鳥肌が立ってしまう素晴らしい曲。クリスマスの曲です。
 上の動画は、アップロードしたアメリカの画家さんのハクチョウの絵とともに聴けます。この方の絵も曲にマッチしていると思います。いいです。
 シベリーはこの曲を、10代のときに創りました。

 *追記*
 女神から「 hug 」と一言書かれたお返事が届きました!
 むきゃーーー!

 




テーマ : お気に入り&好きな音楽 - ジャンル : 音楽

食の満月過ぎて雨の深夜

 昨日は予定がなく、雨だしずっと家にいました。
 痛みはなく動けないことはないけど少しだるい感じだし。
 珍しく母が、うちに差し入れを持ってきてくれて(実家とうちは徒歩5分の距離)、夕飯のおかずの足しにしました☆
 
 今夜は満月ですが、けっこう強い雨。
 夜6時頃に、射手座29度にいた太陽と双子座29度の月が真向かいになり、晴れてれば月食も見られたかもしれないそうな。
 満月と新月は毎回強い星回りだけど、食が加わるともっと強くなるそうです。
 雲の向こうでもそれは起こっていたはず。

 その頃わたしは、ゆうべ紹介したニック・ケイヴのアルバムを久しぶりに聴いて、ちょっと狂っていました(笑)。
 やっぱかっこいい??????????☆☆☆☆☆
 
 「この人って!」
 とか
 「あなたって人は!」
 とか
 そんなことしか言えない。。。。(>_<)

 とても冷静に紹介はできません。
 
 そういう人が心にいるのって、悪いことじゃないですよね♪
 大事にしよう。。。

 よい満月を過ごしたように思います。
 
 ちょっと気の早い話ですが、今度の1月4日が山羊座の新月です。
 18時頃にぴったり重なります。しかも再び、食の伴う新月(この場合日食)だそうな。
 山羊座というのは目的遂行の星座と言われています。
 加えて新月はものごとをはじめるのにいい日とされています。
 
 新年の願掛けは、この日のこの時間あたりがよいように思います。わたしも今から考えておこう。わたしが本気で望むことはなにか(それって、日々ちゃんと検討してるか疑問な部分です)。
 食から食の時間も「魔法の時間」と言えるものになるそうです。
 年末年始がそのようになるのはおめでたいことかもしれません。
 これらの情報のソースの一つはこちら→ ジョナサン・ケイナーの星占い

 まあ、こういうのも暗示だったりするのでしょうけれど、とりあえずお祭り気分になるのもいいと思うんです。
 
 
 
 
 

テーマ : 占い - ジャンル : サブカル

処刑について (ドラマ/モリのアサガオ と ニック・ケイヴ/The Mercy Seat)

 ゆうべ、テレビ東京でやっていたドラマ「モリのアサガオ」が終りました。
 死刑囚と、自分の担当する死刑囚と親友になる刑務官の話でした。
 正面から「死刑」を描いたドラマです。
 主演は、伊藤敦史さん、ARATAさん。他にも香椎由宇さん、柄本明さん、塩見省三さん、温水洋一さんなど錚々たる顔ぶれ。
 漫画が原作で、「きらきらひかる」などの郷田マモラさんです。

 初回から見てるんですけど、大事な回を抜かしてもいます(ばか!)。。
 でもとにかく、今この時代によくこんなシリアスなドラマ創れたね、えらいね、テレ東、というものでした。
 ゆうべの最終回は内容がちょっと駆け足になった感が否めなかったけれど。。それに、性的ではないけれど、もうこれは「ホモ」である、と言えるのでは、という感想も抱いてしまったけれど。。(「男の友情」には女はかなわない)。
 それまではほぼ毎回号泣していました。
 
 このドラマを見た人は、死刑制度の是非についても考えさせられると思います。
 わたしは、死刑肯定派です。
 
 これからかなり危ないことを書きます。
  
 このドラマを見て、少し死刑についてネット上でですが調べたことによると、日本人の約8割は死刑を肯定しているそうです。
 理由はさまざまだと思います。
 このドラマで一番説得力のある理由として描かれていたのが、「死刑(という殺人)を国がすることによって、被害者間での復讐の連鎖を止めることができるのでは」ということでした。
 ほかにも「犯罪の抑止力になる」と考えられるそうですが、死刑があってもなくても犯罪率は変わらない、という統計もあるそうです。
 死刑反対の一番説得力のある理由は、「えん罪だった場合どうするか」ということだそうです。これも考えさせられますね。 
 わたしは、被告の人権とか、反省の余地の有無とかに関しては、感情論になりかねないから、語ってもしょうがないかなあ、と思いました。

 それで、わたしが書きたい危ないことというのはこうです。
 被害者の遺族のためでなく、国民のために死刑は必要なんではないか、ということです。
 なんというのか、、「見せしめ」という、、娯楽(気晴らし)のためです。
 
 危ないことのように聞こえると思うのですが、実際の問題として、19世紀までのフランスでは、ギロチンが市民の娯楽の一つだったそうです。
 古代ローマには、グラディエーターみたいなものもあったんですよね。。
 どこかで、そういう残忍なものを、人は楽しむ(たぶん興奮してアドレナリンが出たりする?)のではないか、という気がします。
 
 「死んで当然」というくらいひどいことをした人間が、死刑になる、というのは、どこかで胸のすく思いがします。それさえもなかったら、まじめに生きているのがばからしくなってくる、そういうものって、あるような気がします。
 宮崎勤が早めに死んだのは、よかったのだろう、と、わたしなんかは思ってしまいます(それでも逮捕されてから20年近く生きていたけれど)。
 わたしは被害者遺族でもないのに、「当然の報いだ」と思ってしまいます。そして安堵する(気が晴れる)のです。
 わたしの中にはそういうものがあります。
 たぶん、多くの人の中にもあるのではないかと思います。
 だから、死刑はなくならないのではないかと思います。たぶん人々の心理が、それを必要とするのです。
 危ないことを言ってるとは思いますが、わたしはそう考えます。
 (悲しいかな、徹底的に反省をしない人というのがこの世にいるのは事実みたいです)

 こんなことを書いていますが、わたしはかなり「処刑される」という死の迎え方に興味があります。
 さらに危ないことを書きますが、わたしには前世で処刑されたという記憶があります。それを追体験するという経験があります(金縛りに遭いながら夢を見ていたようなものですが、あまりにもリアルでした。そのときの「わたし」は、性別も違うし、時代も違うしいる場所も違ったのです)。
 だからなんだかちょっと、こういう話には取り憑かれてしまうのでした。
 
 許されない罪を犯して、死を持って償う。
 人としての究極の姿の一つがそこにあるような気がします。
 (わたしの「前世」は、「抗ナチ運動家」だったので、そこまでかなー、という気がしますが。。自分が殺されると分かって処刑に向かう恐怖の気持ちは一緒かもしれません)
 そこに妙に惹かれてしまう部分があります。
 危ないですね、ほんと。

 10代後半の頃のわたしの「神」だった、ニック・ケイヴの歌を載せます。
 この歌詞の意訳をしたのは2004年11月でした。わたしはその後じわじわとノイローゼに。。(笑)
 やばい歌です。
 電気椅子に向かう死刑囚の歌です。


 ニック・ケイヴ The Mercy Seat

 
 それはやつらが俺を家から連れ出し
 死へ向かう列に放り込んだことから始まった
 分かってると思うが
 俺はだいたいが無罪なんだ
 そして何度でも言おう
 死ぬことなんか恐くない

 俺は震え出したり汗をかいたりする
 あれらのせいで
 縁の欠けたカップ
 曲がったモップ
 スープに浮かぶジーザスの顔
 この食事はなんとも不吉だ
 いわば遊園地のちんちん電車の壊れた車輪だ
 釣り下げられた骸骨が俺の食い物から立ち上る
 物事なんていいか悪いかのどちらかでしかない

 慈悲の座が俺を待つ
 俺の頭が燃やされている
 ある意味待ち望んでいたんだ
 真実の物差しにこうされることを
 目には目を
 歯には歯を
 とにかく俺はほんとのことを語った
 死ぬのなんて恐くない

 徴候と羅列を解釈しろ
 黒くなった歯 真っ赤なもや
 この壁は悪い 黒い 最低だ
 俺が寄り掛かかっているのは臭い息だ
 背中にあるのは臭い息だ
 臭い息が寄り集まって俺に吹き掛けるんだ

 俺は謁見室で物語を聞いた
 キリストがかいば桶の中に生まれたことを
 そしてみすぼらしい異邦人よろしく
 十字の上で死んだことを
 そりゃうまくできてるねと 俺は言ったんだっけ
 やつは腕のいい大工だった
 あるいはそれが俺の言ったことだったのか

 「悪」と彫られた俺の利き腕は
 兄弟に差し出され そしてすかされた
 5人も揃って だんまりの役立たず
 あいつらは覆そうとも
 抵抗しようともしなかったんだ

 天国ではやつの玉座は黄金でできている
 やつの御言葉の方舟は今や満載
 しかし玉座はそのまま
 歴史はただ展開し
 ここ下界ではそれは木と針金の産物
 そして俺の身体は火の中にくべられる
 でも神はここにいる

 慈悲の座に近付き上ろう
 俺の髪は剃られ コードがつながれる
 目が眩んで 火に飛び込む蛾のように
 ふらふらと生の外に出るんだ
 しばらくの間 死の中に隠れるに過ぎない
 いずれにせよ 俺は嘘はつかなかった

 手を下したのは俺の「悪」と呼ばれた手
 そこには結婚指輪もあったんだ いいだろ?
 それは長きに渡った苦悩と足枷の証
 俺を捕える血塗られた首輪だった

 慈悲の座が俺を待つ
 頭が燃えているようだ
 俺はどこかで待っていた
 真実が裁きを下すことを
 目には目を
 歯には歯を
 俺は真実を語った
 死ぬことなんて恐くない

 慈悲の座は燃えている
 俺の頭は真っ赤に輝く
 俺はある意味望んでいるんだ
 真実から計られることを
 目には目を
 歯には歯を
 失うものなんかないんだ
 俺は死ぬのなんて恐くない

 そして慈悲の座は真っ赤に光り
 俺の頭は煙りを出し始める
 実のところ俺は望んでいる
 不信から引き起こされたこれらのことを
 目には目を
 歯には歯を
 いずれにせよ証拠なんてありゃしないし
 動機も理由もないんだ

 慈悲の座は煙りを出し
 俺の頭は溶けていく
 ある意味俺は手を貸したんだ
 ねじ曲がった真実がこの結果を招くことに
 嘘には嘘を
 真実には真実を
 失うものなんてなにもないんだ
 死ぬことなんか恐くない

 慈悲の座は溶け出す
 俺の血は沸き立つ
 俺は自らお楽しみをふいにした
 この真実と結果のために
 目には目を
 真実には真実を
 俺は死ぬのなんて恐くない

 慈悲の座は俺を待つ
 俺の頭は燃え出す
 俺はどこかで待ち焦がれていた
 証拠によってこれがなされることを
 生には生を
 真実には真実を
 でもそこには証拠なんてないんだ
 でも俺は嘘をつくことを恐れない

 慈悲の座は待っている
 俺の頭は燃えている
 ある意味俺は待っていた
 真実が俺を計りにかけることを
 目には目を
 真実には真実を
 とにかく俺は真実を語った
 でもそうさ 嘘も語ったんだ



 

 でも本当に見てほしいのは→ こちら
 CDの音源はこちらですが、埋め込みコード無効で。。

 悪趣味ですかね。。(英語圏では評価されてる歌だと思いますが。。再生回数あるし。。)
 でもこの曲でかえって救われる部分がわたしの中に確実にあるのです。
 たぶん、このような恐ろしいことをこのような歌にしてくれる人がこの世界にいる、ということに救われる想いがするのだと思います(ニックはやはりわたしの神かも。。。)。
 名曲です。


 
 
 
 

テーマ : 洋楽 - ジャンル : 音楽

好条件な夜

 本当は今日は、音大のMさんと、国立新美術館でやっているゴッホ展に行く予定だったんです。
 でも、ゆうべのひどい記事(笑。消さないよ♪)の通り、生理痛でありまして。。。
 今朝もやはり痛くて、キャンセルにしてもらったのでした。。。。
 展覧会は今日が最終日で、口惜しいのですが、ちょっと無理ですよー。
 ずっと立ってなくちゃいけないし、会場までずいぶん並ぶそうだし。。一番ダメです。この日にそういうのは(座ってたり、絶えず動いているならまだ誤摩化せるんです。ちなみに鎮痛剤効きませんから)。
 こう考えると、美術展観賞というのは、肉体的に一番きつい観賞のような気がします。映画とかコンサートとかと比べて。

 今(午後6時半)になって、やっと痛みも落ちついてきました。
 やはり24時間くらいはかかるんだよ、それが始まったら、落ちつくまでに。。
 毎月毎月、、この痛みですよ。。男衆には分からんだろう!!!
 まあ、終わると分かっている痛みだから、耐えられるんです。じゃなかったら。。。ひー(>_<)。

 今日もしお出かけできてたら、帰りに伊勢丹に行って、おいしいお菓子でも買ってこようと思ってました(先日亡くなったT叔父のお線香をあげにいったとき持っていったお香典のお返しが、デパート券だったのだ♪)。それもかなり楽しみにしていたので、返す返す口惜しいです。
 でもまあ、逆に言えば、毎月この日だけは、大手を振って思いきり家にいて、思いきり動物的であることができるので(痛くてもうひたすらそれだけですから)、よいのかもしれません。なにかをリセットするような効果はあるような気がします。

 加えて、今夜はだんなさんが忘年会なので、食事用意しなくていいのでした。
 母も今日はわたしがMさんと出かけてると思ってるので電話してこないし。。
 
 好条件重なっています(笑)。
 わーいわーい。
 
 わたしの夕飯はゆうべの残りや適当にチャーハンなど作って済ませます♪

 ゆうべブログ書けなかったのでその分の写真です。

 昼間のビオラ↓
  1012biora2.jpg
 やはり太陽の光のほうが似合いますね、ビオラ。

 昨日の夕陽@ベランダ↓
  1012sora4.jpg
 今日の夕陽@ベランダ↓
  1012sora5.jpg
 
 17日分と続いてうちのベランダからの夕陽でした。
 昨日のが一番好き(なので大きくしました)。やはり雲があったほうがいいような気がしちゃう。今日のは富士山の横に沈んでますが、もうちょっと前なら山頂に沈むのが見えたのかなと思います。いつかそれが撮れたらいいですけど、14年この団地に住んでますが、山頂に沈むの見たことないかもです。

 さて、あと数時間、なにも気にしない一人の時間を楽しみます。痛みもなくなったことだし♪

  
 

 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

[ツイッター小説] 笑顔の意味/ 4

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 1 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味)/ 2 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 3 ☆




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 透子はNの顔を見て、やっと話せる! と思った。が、いざ今日サロンであったこと、つまり気付いたことや雄介のことを話そうとすると、何から話していいのか分からなかった。
 帰宅の後お茶をしたが、挨拶程度の会話だった。
 その後、透子とNは、寮の共同のキッチンで夕食作りをはじめた。

 「透子ちゃんトマト切ってくれる?」
 Nは透子をうながした。
 透子は冷蔵庫からトマトを取り出すと、それを大事そうに両の手のひらで包み込みじっと見つめた。口元に笑みが浮かんでいる。
 Nは言葉を選んでから声をかけた。
 「おいしそうね。でも透子ちゃん、そんなに好きだったっけ?」


     ☆   ☆


 「Nさん!今日すごいことがあったんです!」
 透子はそう半ば叫んでから
 「あ、えっと、はい、トマトは割と好きです」
 と答えた。
 Nはあらあら、と思いながら
 「別室に呼ばれたんだってね」
 と言った。
 「どっちに?」
 「どっちもです」
 「椅子のほうも?」
 「はい」

 あらこれは本当に要注意。

 Nは更に気を引き締めた。
 「そう。あ、透子ちゃんトマトはくし形に切ってね。サラダに添えましょう」
 Nはそう言いながらレンジからミートボールを取り出した。
 透子は「はい」と言ってトマトを切り、皿に盛ったレタスとキャベツとキュウリの横に置いた。

 目は皿の青い模様を見ていた。

 Nは自分がサロンに通っていた時のことを思い出していた。
 通っていたのは1年ほどだった。
 その間「椅子」のある別室に呼ばれたことはなかった。
 つまりわたしはあまり有益ではなかったのよね、と思ってから、サラダを食べる透子を見た。
 でもこの仕事は嫌いじゃない。
 そう思った。

 「わたしは、椅子のほうには呼ばれたことないのよ」
 「そうなんですか」
 「ええ。あれってどんな感じなの?」
 「別に。ただ座るだけです」
 「痛みとかはないと聞いたけれど」
 「ありませんね」
 「ふうん。ほんとにどういう技術なのかしらね」
 「Nさん、すごいことは椅子じゃないです」
 「ああ、そうよねごめんなさい。椅子に呼ばれたということなんだものね」
 「そうですよ。その前が大変なんです」
 「そこに至るまでがね」
 「そうですよ」
 では聞かせてもらいましょうか、とNは思った。でも、注意深く。
 透子のためだけでなく、自分のためにも。

 「で、何があったの?」

 透子はサロンでのことを話しはじめた。話すのに夢中になった透子の食事はなかなか進まなかった。Nは時々「透子ちゃんミートボール食べよう」などと言いながら話を聞いた。6個あった透子の皿のミートボールは2つ消費されるたびに減るのが止まった。Nは先に食べ終えてしまった。

 「とにかくこんな感じで、たくさんのことに気付いたんです」

 透子はそう言うとふう、と息を吐いた。
 Nはうなずきながら
 「ほんとだ、そりゃすごいや」
 と言った後「透子ちゃん、トマト食べよう」と言った。
 透子は先ほど自分が切ったくし形のトマトにフォークを刺した。

 「トマト!」
 「赤いですね!」
 そう言って透子は嬉しそうにトマトに齧りついた。
 その姿は微笑ましいものではあったが、Nはこの透子の興奮状態をどう持っていくかについて思案し続けていた。

 しかしすごいパワー。

 Nは透子からある種の圧力のようなものを感じた。

 注意深く。
 Nはそっと息を吸った。

 「それで透子ちゃんは更にトマトが好きになったのね。見た目的に」
 透子はそう言われると笑った。
 「で、お味のほうは?」とNが言うと透子は少し考えて、「ちょっと」と言って、マヨネーズを残り一つのトマトにかけておいしそうに食べた。
 Nは目を細め「素晴らしいことね」と言った。
 「そうですか?」
 「そうね、すごくそう思うわ」
 「素晴らしいんですか?」
 その透子の質問にNは少し笑った。
 「その立木さんて人も、きっといい時間を過ごしたでしょうね」
 「そうでしょうか」
 「きっとね。その彼も別室に呼ばれたの?」
 透子は、いいえ、それはなかったですと答えた。
 ふうん、じゃあこんな風になってるのは透子ちゃんだけなのね、とNは思った。
 
 「その彼はいくつくらい?」

 この質問が出る理由が、透子には分からなかった。なぜ年齢の話になるのか唐突なような気がしたが、雄介を思い出して答えた。
 「年上だと思います。すごく上ではないと思います」
 「そう。透子ちゃんが19だから、22?3ってところかしらね」

 だとすれば随分たいしたものじゃない、と思いながらNは言った。

 「確認してないから分からないです。もっと上かもしれないし、同じ位かもしれません」
 透子は少し考えて付け足した。

 「そういうことって重要ですか?」

 透子ちゃんには分からなかったか。そりゃそうよね。あの環境だもの。まずったかな。Nはそう思った。
 でも、透子ちゃんには、いろんなことに慣れていってもらわないと。

 「そうね、わたしは若いのにたいしたものだな、と思ったのよ」
 「たいしたもの?」
 「ええ、随分しっかりしてる」
 「しっかりしてるっていうのは…」
 「考え方がきちんとしてるというか、自信があるのかな」
 透子は昼間の雄介を思い出した。
 「確かに、わたしが分からないことを先に分かっていました。でも、なぜ立木さんのことをNさんが分かるんですか?」

 Nは笑った。
 「私がおばさんだからよ」

 ええと、それは…と透子は考えた。
 「Nさんは43歳でしたっけ」
 「そう。おばさん」
 「年齢を重ねると会ったことのない人のことでも分かるようになるんですか?」
 「そうね、ある程度は。でもわたしは少し人の心について勉強してきているけれど」
 「そうですよね」と透子はうなずいた。

 「こういうことよ、透子ちゃん。その彼はわたしより随分若いのに、透子ちゃんのことを分かるみたいでしょ? それはね、ちょっとたいしたことなのよ。そういう人は、なかなかいないものなの。でも、サロンならでは、とは言えるかもしれない」
 Nはそう一気に語ると透子をじっと見た。


     ☆   ☆


 透子はNが真顔になったので少し驚いた。
 若いのに人のことが分かるのはたいしたこと。サロンならでは。
 透子はNの言葉を心の中で反芻した。
 「サロンならでは?」
 「そうね、やはり、サロンには選ばれた人が通うから、その彼もそれだけの何かがあるんだろうと思うわ」
 Nは答えた。

 立木さんには何かがある。サロンに通っているから。
 「ああいうTシャツを着ているのは立木さんだけです」
 「そうね、そこからしてね」
 Nはふと想像して微笑んだ。
 立木さんには何かがある。サロンに通っているから。でもわたしも通っている。

 「でもサロンには、わたしも通っています」

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 生理痛がひどいことに。

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短い感想いろいろ (宮城まり子が選ぶ吉行淳之介短編集など)

 昨日は実家で留守番でした。
 ピアノなしで5時間はきつい。。。(汗)
  
 苦し紛れで、この前のタンゴつながりで、母のヨーヨー・マ(中国人チェロ奏者)のタンゴのCDを聴いてみる。
 たぶんこれだった↓
 
ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ
(2008/11/19)
ヨーヨー・マ

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 うーん。。。
 理性的なタンゴって。。。端正ではあるけど、、なんか違うような。。なんか全編、雨の景色、しかも日が暮れるちょっと前の時間の、灰色と青が混ざったような色の景色な感じです。
 きれいな色ではあります。なんというか、行ったことないけれど、パリの雨の夕暮れのイメージ。アンニュイな(笑)。
 でも、それって、タンゴ??
 一緒に聴いていたパパもニコニコしませんでした。よって不合格!!!
 (なのでアマゾンのリンク画像ちっさいです(笑))

 なんか空気がひんやりしてしまったので、iPhoneのiPodで及川浩治さんの「ラフマニノフピアノ協奏曲第3番/ピアノソナタ第2番」をかける。これは父は少し反応していた(笑)。
 
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第2番ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第2番
(2009/12/09)
及川浩治

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 そんな感じで時間を持て余したので(父のヒゲも剃ったし、爪も切ったし、掃除もしたし、いろいろやっても時間があまる、ピアノないと)本を読もうと、持っていっていた読みかけのレイモンド・カーヴァーの短編集の文庫本を読もうと思ったけど、なんだかどうしても読む気にならず。。
 
Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選
(1997/10)
レイモンド カーヴァー

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 村上春樹さんが訳しているんですが、4編ほど読みましたが、読みやすくはあるんですが、なんだか。。
 肩すかしを喰らう感じで。
 それが、「ああやられた!」という肩すかしではなくて、なんかただただするっとしていて、すかっとしていて。。
 文学的と言えばそうなんでしょうけれど、ちょっと、わたしには物足りないというか。。
 村上春樹さんは大絶賛です。 
 言ってることは分かるような気もするけど、もう少し引っかかりが欲しいと思ってしまう。
 短編の中にも、ズキリとか、ニヤリ、があって欲しいのです。
 でも、たぶんそういうのわざと排してるんだろうと思います。
 それはそれで立派な方法かと思いますが、あまり好みではないかもです。
 (でも実際レイモンド・カーヴァーは、短編しか書かなかったらしいし、世界的な作家にもならなかったそうなので(わたしもこの方知らなかった。夫が読んでて知っただけ。それも村上春樹さんが訳してるからですよね。。)、まあそういうことなのかなあとは思えたりする)
 
 これだったら、去年読んだこの本のほうがいいです。
 
宮城まり子が選ぶ吉行淳之介短編集宮城まり子が選ぶ吉行淳之介短編集
(2007/07)
吉行 淳之介

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 吉行淳之介さんの愛人だった「ねむの木学園」の宮城まり子さんが、「今の若い人に淳ちゃんの素晴らしさを知ってほしい」という濃い想いから作品を選んだ短編集です(まり子さん、ここにチャッチした人間がいますよ! もう若くないけど!)。
 去年夫の故郷にある金沢21世紀美術館で、たまたまやっていた「ねむの木学園」の展覧会を見て、運良く見られた宮城まり子さんと生徒さんたちのライブに感動して、そのあとまり子さんからまり子さんが作ったガラスのネックレスを買って(わたしが感動して泣いていたのを壇上から見ていたためか、まり子さん、安くしてくださったんです☆)、その後この、宮城まり子さんというすごい女性を知りたくて買った本です。
 まり子さんの吉行淳之介さんへの愛(吉行さんの本妻さんや、そのお子さんたちとも、交流はあったそうな。。。すげー)も感じるし、吉行さんの才能も分かる本です。素晴らしい。
 カーヴァーのもののように、言葉が投げだされ、意味がよく分からない、という作品もあるけれど、どこかに血が通う感じはあるような気がします。ズキリやニヤリがある、というか。。わたしにとっては、です。
 だからこっちのほうが好きです。

 帰宅した母が、おみやげでビオラを買ってきてくれました。
 キッチンの窓辺に飾ってみた↓
  1012biora1.jpg
 なんか蝶みたい。
 わたしは園芸が苦手ですが、どうにかこの冬一緒に過ごせればいいです。



 

テーマ : 本の紹介 - ジャンル : 小説・文学

そんなことになっていたとは。。

 昨日は夫が休みで、予定も特になかったため、ものすごく寝てしまいました。。
 印象的な夢もたくさん見ました。。
 ずっとパジャマでした。。

 夕陽は見ました。ベランダから。。↓
  1012sora3.jpg

 たくさん寝たけどまだ眠いです。。
 
 頭が退化しているのか、なんだかとっても「アルゴリズム体操」(NHK教育の「ピタゴラスイッチ」という番組の人気コーナー)の歌が頭の中をぐるぐるしました。
 なのでYouTubeで見ようとしました。
 アルゴリズム体操。
 

 そしたら、同番組内のもう一つの人気コーナー「アルゴリズム行進」のリンクもいっぱいたどれたのですが、これが世界中で踊られているということを知りました。
 アメリカの高校生やらストックホルムの高校生やら、ブラジルやら。。
 極めつけはフィリピンの刑務所で、囚人967人のアルゴリズム行進が。。
 

 この体操や行進をはじめて見たときには「よくできてるなあ」と感心したものですが、どうやらそれは万国共通の思いになるみたいです。
 
 はじめはおもしろくて大笑いしながら見ていたのですが、世界のアルゴリズム行進を一気にたくさん見すぎてちょっと胸焼けがしてきました。
 
 あほや。。

 寝よう。
 
  
 

  
 

テーマ : NHK教育 - ジャンル : テレビ・ラジオ

パパとタンゴ

 昨日は実家のピアノ(YAMAHA アップライトUX 1975年製 当時の最上モデルです♪ よく調律師さんに褒められるものなんですよ♪)の、ハンマーと、ハンマーを受け止めるアンダーフェルトの張り替えや形成をお願いして、ピアノ屋さんに来てもらいました。その部分を工房に持っていってもらいます。

 ハンマーなくなったピアノ内部↓
  1012ux1.jpg
 カビかホコリがあって汚いので(35年分。汗)、写真小さくしました。。乾燥剤は毎年換えてますよー。こういうのきれいにしてもらうなら、ピアノ本体持っていってもらってクリーニングしてもらうしかないんだよね。。いくらかかるの。。怖いから聞かない。。
 このピアノはいいものなので、長く使ってくださいとみなさんに言われます。がんばります。

 昨日は持ち出し作業だけで(来週設置と調律が入る)、対応はすぐに終り、その後母がちょっと出かけたため、父とお留守番です。

 ピアノ弾けなくなったので、父と父が好きなアルゼンチンタンゴのCDを聴きました。
 
 父は前頭葉と側頭葉が萎縮するピック病で、言語が(もはや、「も」だけど)ダメなため、しゃべれません。
 でも、こちらの言うことが分かる部分はまだあるみたいで、タンゴをかけると嬉しそうにします。
 その顔はなんだか妖精さんみたいでかわいいです。
 妖精っていうかさ、GNOMEそのまんまだ(笑)。
 さすがあたいの父ちゃん。

 父のことについていろいろ書きたいと思うのですが、なんだか切なくてダメです。泣いちゃうんです。

 

 父が好きな曲です。エル・チョクロ。父の好きだったCDに入っていたカルロス・ディ・サルリのこの曲の演奏はざっと調べた限りではYouTubeにはありませんでした。
 でも、わたしは上部リンクの演奏のほうがいいような気がしちゃう(笑)。なんだかよれよれなんだけどね。

 もっとタンゴについての話を、父から聞いておけばよかったと、思います。

 

 
 

テーマ : YouTube動画 - ジャンル : 音楽

お使いなど。

 昨日は午後ブログ書いてから、国分寺に行きました。
 母からの頼まれもののお使いとか、先月頼んだ夫の腕時計のオーバーホールができたというので、受け取りとか。

 この出費のこと忘れてた。。。(汗)
 
 節約モードなのでお茶はドトールにして(ほんとはカフェドクリエがよかったんだけど満席だったため。最近スタバあまり行きません。国分寺だと駅から歩くのもあり)、年末年始のいろんな予算配分(笑)を計算したり、本を読んだり(暫定的に夫のレイモンド・カーヴァーの短編集を読んでいます)。
 夕ご飯も外食への誘惑を感じましたが自炊にしました。。
 がんばった!(あれ、そうでもないですかね。。あたりまえですかね。。)

 まあ、それくらいですかねー、書くこと。
 爆。

 昨日はイシグロをあきらめたことがまあでかかったんで。。(苦笑)
 ちょっとね、あらためて見てみても、再トライは難しいかもです。はい。

 うーむ。なにかいい本ないかなー。
 
 

 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

カズオ・イシグロ The Remains of the Day はじめの30ページ

 これは敗北宣言のための記事である。

 読んだのは、34ページ。そのうち4ページは章の変わり目の白紙だったため30ページ。

 まずは映画で見ていたこの話。
 日本語のタイトルは「日の名残り」である。
 名優アンソニー・ホプキンス/エマ・トンプソン主演である。
 素晴らしい映画だった。
 
 だから原作も素晴らしかろう。
 「イシグロの英語は分かりやすい」ということで、原著に挑戦した。
 撃沈である。

 前に、「わたしを離さないで」を読んでおり、これが素晴らしくツボだったため、日本語のあと英語で読んだ。まあある程度するすると読めた。
 だから、読めると思っていた。
 読めなかった。

 設定がいけない。
 1920年代頃に青春を過ごした、英国人執事の1950年代に入った頃のお話だ。
 はじめの30ページで分かったことは、英国の一流の執事というものは、雇い主と互角に知的議論ができなくてはいけないため、ハンパないインテリだ、ということだ。
 しかもそれをひけらかす。
 ひけらかすのは下品だと知っていて、ギリギリのところで品よくするという技術もある上でのひけらかしだ。
 その英語は、日本語しかできない人間からするとすさまじい。
 
 話は一人称で進む。古き良き英国時代の堅物男の英語だ。
 一行に最低一個は、知らない単語が出てくる。
 
 日本語の文章を読むときもそうだが、知らない単語が出てきても、前後から意味を推し量ることができれば、そのまま読み進める。それでも分からないときにだけ、辞書を引く。
 でも、この小説ではそういうことができない。
 (ほとんど全部調べないと文章の意味が分からない)
 
 非効率である。
 あまりにも。

 たぶん、現代の英語圏の人だって知らない/使わないような単語がてんこもりなのである。
 
 オレにどうしろと!!

 白旗である。

 すごいと思うのは、日本で生まれたカズオ・イシグロが、英語で英国でこのような題材と形式で話を書いて、イギリスでの最高文学賞である「ブッカー賞」を獲ったということだ。
 その努力や意欲は、いかばかりのものだったのだろうと思う。
 
 それを思えば、辞書使いながらでも、何年かけても読みなさいよという話かもしれない。
 でも、、、、でも、、、、、、、、
 ちょっと無理!!
 (しかしこれを日本語に訳すのも大変そうだ。今のわたしたちが使わないような固い言葉を使って、文頭から文末まで3行とか使ったものにしなくてはいけない)

 30ページでも触れた。イシグロのその意欲。
 それだけでも、よしとすることに決めたのである。

 そしてそれをこのように記事にして、ここ数年の「あれ読まなくちゃ(汗)」という圧迫から、自由になろうという算段である。

 ごめんねイシグロちゃん。。。。
 許してけろ。。。。

 
The Remains of the DayThe Remains of the Day
(2005/03/03)
Kazuo Ishiguro

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テーマ : 本の紹介 - ジャンル : 小説・文学

来年のわたしの相棒

 忙しく社会で働いてる皆様にはとっくのとうのことでしょうけれど、ここのところわたしもやっと、来年の手帳を使いはじめました(ぽつぽつスケジュールの検討などが出てきてますので)。買ったのは10月はじめだったけど。
 
 しかして、来年のわたしの手帳はゴールド☆ です。
 左が去年、真ん中今年、右来年↓
  1012techou.jpg
 銀→シャンパンゴールド→ゴールド という非常に頭の悪い流れ(笑)。
 だって、、、わたし、見開きページの、左が一週間、右がフリースペースじゃないとイヤで(フリーのほうに、その週新聞で見つけた小さなステキな写真を貼るから(笑))、大き過ぎるとヤだし、厚いのもヤだし、重いのもヤだし、夢の記録とかも書き込むから小さいとダメだし。となると、選択が限られるんです。。しかし芸がないというか能がない選択です(笑)。
 再来年はどうなるでしょうね。。ブログ続けてたら報告しますよ。。

 でも手帳は人前で出すものでもあるので、一応そういう視点も入れて購入しています。

 そして最近、普段用のお財布も新調しました。
 またもやコーチ↓
  1012saifu.jpg
 なんと一部蛇革使い(笑)。金運アップなるか?(笑)
 でもこれ、ネット通販でかなり安く入手しました。コーチのアウトレットの値段は定価と比べるとびっくりしますが、中でも安いお店で検討した結果。

 以前お世話になっていた方に、いいお財布の条件というのを習っていました(長財布で、周囲をチャックで囲まないもので、ベルトで留める形だとなおよし、素材もいいもの)。これはその条件を満たしています。そして、丸井なんかで売ってる長財布の値段と変わらない値段だったのです。コーチ万歳☆
 財布も人前で出すもので、その人の印象を他者に伝えるものだから、多少がんばっていいものを持つほうがいいそうです。
 前に使っていたやつは二つ折りので、もう6年くらい使っていたかな。。角とかかなりくたびれていて、ある秋の日母に「あんたその財布もう人前で出すのやめなさい」と言われて。。いろいろ探してこれにしました。

 これで来年への準備は万端です。

 あとは、本ですかね。
 この前「宇宙は何でできているのか」を読了してしまったので、次の相棒が欲しいところで。。(「今読んでる本」がなくなると淋しい)
 「千夜一夜物語2」はあるのですが、まだ取っておきたく、、
 ていうか、ここずっと何年も心に重くのしかかっているのが、カズオ・イシグロの「日の名残り」の原著ペーパーバック。
 30ページ目まで読んでいるのですが、、進まない。。 
 だってはじめから最後までこの調子。。↓
  1012isiguro.jpg
 びっちり英語。。
 でもがんばろうかなあ。。
 なんか、難易度あげたいんですよね。。余計なこと考えないために(笑)
 この本進まないのはね、主人公がお固い英国人執事で、一人称で読者に語りかけるような感じで文章が進んでいくのですが、もう英国人紳士って感じの回りくどいイヤミっぽい英語で(つまりなに言ってるのか全然分からない)。。
 でも、この人すごくいい人なんです(ジェームス・アイヴォリーが監督したこの映画を見ています)。だからがんばってつきあうか、、しかし厳しい相手だ。。
 何ヶ月もかかるだろうけどいいかなあ、、ずっと「読まねば」と気になっているし。。

 というわけで、来年に向かうわたしの相棒たち(予定含む)でした。
 途中浮気もありだよね。。
  
 *追記*
 上記の本、4ページほど読み進めてみましたがダメなような気がする! 無理!!! あー。。

  
 

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責任の範囲

 ちょっと気分転換にブログのテンプレートを変えてみました。クリスマス限定。
 たくさんある中で選ぶのはけっこう楽しい。

 昨日は実家で少し留守番やお手伝いなど。
 生ピアノも弾く。
 今度の木曜日から一週間実家のヤマハUX、弾けなくなるので。。
 調律は年に一回やってるのですが、中のハンマーを受け止めるフェルトが傷んでいて、ボコボコになってるので、張り替えてもらうことにしたんです。で、ピアノの中身を一部持っていってもらうことにしました。
 これがまあ、ちょっと散財。
 なので今年の「結婚記念日?クリスマス?正月?わたしの誕生日」の1年で最大の祭りタームに関しては、どこかに泊まりにいくとかナシで、節約モードです。
 ほかにもちらほらと出費がありますし。。(汗)
 ここでピアノをきちんとメンテしておけば、これからまた長く弾けるということだし。
 今あんまり、アクセサリーが欲しいとかないので(今年はけっこう母から譲ってもらったし)、こういうことにお金を使うほうが気分がいいみたいです(なんとなく誇らしいというか)。

 こういうところに、自分の嗜好の変化を感じます。

 ここ数日は夢も印象的です。
 旅に出ていて、乗り物から見る景色がきれいだったりします。
 ただきれいではなくて、高い塔が出てきたり、大きな岩山があったり、と、ちょっと象徴的。
 検討の結果、今はつべこべいろいろ画策しないで、とにかく黙って頑張る時期かな。と。
 (不安に耐え切れずそれをしてしまうのが、今までのわたしだった。そして、わたしがそうすることによる周囲への波紋や影響を考えることがなかった。でももう、無闇にそういうのもできない。大人になったから)

 そんな地味系な年末年始です。
 でも心の中は静かに燃えてるんだな???。
 
 

 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

八坂 コリネッタ Collinetta

 八坂というのは、東京都下東村山市のはじっこ(西南端)にあります。八坂町という町はなく、八坂駅という駅があり、それは西武多摩湖線にあります。
 その駅のすぐ前に小さなイタリアンレストランがあります。
 
 昨日は結婚記念日だったため、ちょっといつもよりいいものを食べようということで、夫が仕事から帰宅後、こちらのレストランに行ってきました。近所なので、歩いていける距離です。

 食べログの記事は→こちら

 お店はこじんまりとしていて、内装もすごく地味なお店です。
 ですが、味は素晴らしいのでした(シェフは銀座で修行した人で、料理は化学調味料無添加だそうです)。
 この値段でこの味でいいのですか、という感じです。
 きっと、その分内装とか地味なのかな。。
 (ちなみに盛りつけもハデさはないです。見た目重視の人には物足りないかもだけどおいしいです)

 わたしは夕方、どうしてもお腹が空いてしまっていて、少し食べてしまったので、そんなに食べられないということで、パスタコース(1750円?)にして、夫はメインのつくコース(2700円?)にしました。
 前菜や、選べるパスタ、デザート・ドリンクなどは共通メニューです。

 前菜:食前酒のキールとともに↓
  1012cori1.jpg
 お料理左から時計回りで、牛ハラミのチーズ焼き、ゴルゴンゾーラとパンのラザニア、キノコのマリネ、生ハムメロン、カキのカルピオーネ。
 どれも美味です。キノコのマリネは、わたしが前にバイトしていたKIHACHIでシェフやっていた人のお店で覚えた味とは違って、相当酸味が利いててバジルの香りがすごい。カキのカルピオーネははじめて食べましたが、はじめなにか分からなかったです。メニュー見てカキかと納得。夏みかんと和えてあって美味。
 ちなみに食前酒のキール、フルートグラスではなくてワイングラスでたっぷりあって、400円という安さ。。(いいんですか!)

 パスタは、ゴルゴンゾーラとトマトソースのスパゲティと、鴨肉のポルチーニ茸風味ソースのタリアテッレ(の予定が、自家製平打ちパスタに変更)ですが、食べてから写真撮ってないのに気付き、もう汚くなっていたのでなしです。パスタはしっかりアルデンテです☆ なかなかああはできないかも。。
 ここでフォカッチャをつけて下さるので、残ったソースを皿から拭き取るくらいにしていただく(笑)。

 この時点でわたしはかなりお腹いっぱいです。

 メインは真鯛のソテーに↓
  1012cori2.jpg 
 この一つをシェアしました。わたしは身を3分の1くらいもらった。
 皮がかりっと焼けてて、うちではできないと思う。バジルソースがかかっています。付け合わせの野菜のグリルにはちょうどよい塩味が。

 デザート盛り合わせ↓
  1012cori3.jpg
 リンゴのパイ包み焼きと、はちみつとローズマリーのアイス、柿(と、小さなカスタードクリーム)でした。
 わたしはリンゴアレルギーなため、パイは一つだけいただき夫に分ける。でも久しぶりにおいしいリンゴ菓子を食べられた☆
 出色なのは、アイス。ローズマリー味のアイスなんて考えたこともなかった! 普通にバニラアイスの舌触りですが、風味がほんとにローズマリー(おいしい!)。どうやって作るのかな! 牛乳にローズマリーたっぷり入れて煮出しておくのかな! これがもう衝撃で。。また食べたいのでした。
 
 お酒も一人2杯ずつで、7000円いかなかったです。
 カトラリーは、一皿ごとに変えてもらえました。
 いいんですか、という感じですね。。。
 このお店にはずっとあってほしいので、また行こうと思います。
 お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください m(_ _)m 
 (上に書いた前にバイトしていたお店は、シェフがどうやら夜逃げしてしまったという最悪の結末だったのです。。だから、地元のいい店は大事にせねばなのです。。)
 



 
 

テーマ : おいしい店紹介 - ジャンル : グルメ

大根グラウンディング

 昨日はちょっと用事があり隣町へ、徒歩で休みだった夫(ここ二日くらい激しくバトルしていた相手)と。

 用事を済ませたあと、地元小平で有名な永田珈琲系列のお店「珈琲の香」へ。
 一杯500円以上のコーヒーですが、すごくおいしい。
 高いから年に何回かしか行かないお店です。
 お菓子もめちゃくちゃおいしいけど、これもちと高い。。
 わたしのカップはウェッジウッドのでした☆↓
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 コーヒーに少しお金をかけましたので、夕飯は自炊+西友でお惣菜を。
 安いコロッケとチキンカツみたいなのを買いました。
 そしたら、夜半になって、お腹を壊しました。
 夫もほぼ同時に壊していました。。
 西友のお惣菜(の揚物)。。あの値段てことは、油も悪いだろうし、原材料もちょっとね。。
 もう買わないようにしなくちゃ。。
 (でも安くて、みなさんギラギラとお惣菜売り場にいるので、ここでなにか買わないと損、くらいな気持ちになってしまう。でも結局お腹壊したら元も子もないですね)

 お腹壊して、お腹治しのために、大根のお雑炊を作ってさっき食べました(出汁は昆布で、化学調味料使わずに作ります)。
 そしたらカラダの中がスッキリ。半分お薬みたいな感じです。
 大根てほんとえらいよね。大きくて安くて、おいしくてお腹に優しい。
 日本人の強力な味方ですね(と毎年冬に思う)。

 ちょっとお出かけも続いていたし、疲れていたかもしれません。うわーっとしたテンションが続いていたというか。。
 大根で落ちつくといいですが。

 昨日の空。四日月があります↓
  1012sora2.jpg

 皇帝ダリアと電柱↓
  1012daria.jpg

 猫たん↓
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テーマ : おうちごはん - ジャンル : グルメ

国分寺一人ぶらぶら

 昨日は午後実家で父の入浴介助をした後、国分寺に行きました。
 久しぶりの一人国分寺ぶらぶら。

 横浜はいいですよ。
 すごいです。
 かっこいいです。
 きれいです。
 豊かです。

 でも、やはり国分寺が落ちつくなあ。。。
 
 駅ビル近辺うろうろするだけで、いつも見るところは同じですが。

 去年から気に入ってるniko and…というショップも必ずチェック。定期的にすてきなものが見つかるから。
 でも、昨日はそこまでのはなくて、今年の前の冬のセールで買ったシェットランドウールのカーディガンのシリーズがこの冬も出てるんだけど、デザインがちょっと変わっていて、この前買ったやつのほうがよくて(つまりわたしに似合っていて)、ああよかった! と思ったりしました。
 まあ、こういうの確認しちゃうの、趣味が悪いとは思うんですけど。。。(笑)
 ついね。

 ユニクロで夫のフリースと、父のチョッキやセーターを買いました(母から頼まれて)。
 ユニクロも毎年安くそれなりに見られるものを出すので、まだ着られるけど新しいの欲しくなってしまいますね。
 まさにファストファッション。でも、前のも気に入ってるんで、我慢したり(夫のフリースはもう固くなってきていたので買い時でした)。
 nikoのカーディガンはとってもいいから、長く着るつもりです。

 あとは、カフェでお茶をしました。
 読書しながら。読んでるのはずっと騒いでいる新書です。
 残るはあと一章! がんば!
 すごくおもしろいのですが、難しいので分かろうとすると時間がかかるんです。。一気読みできません。
 近いうちに感想を書ければいいなあと思っています。

 あとは西友などで夕飯の買い物をして帰宅しました。
 
 たまに「国分寺一人ぶらぶら」しないと、なんだかダメだなあと思いました。
 (一人、というのがいいんです)
 なんてことない街なんですけどね。
 一種の郷土愛でしょうか。

 実家への道すがらにあるムラサキシキブ。
 数日のうちに葉っぱが落ちていました↓
  1012murasaki.jpg



 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

ふと思ってみた

 おととい、昨日はまたぐだぐだしてしまいました。
 ほんとは昨日、水曜日だから映画でも見にいこうと思っていたんですが。。ダメだった。。。

 ピアノでも弾こうかと思ったんですが、兄のライブ以来ちょっとがんばってたので、右手の手首が痛くなっていて、休みました(おとといは弾いた)。
 でも、休みすぎると、指が開かなくなるので、それを取り戻すのにまた時間がかかります。。
 んで、やりすぎれば手首痛くなるわけで。。。
 
 指が開く回路があるような気がします。
 弾いていくうちに、その回路が太くなっていくんです。
 指が開く回路、腕の筋肉が反応する回路。
 
 脳なんだろうと思いますが。
 どこか、それに対応した場所があるような気がします。
 3日空くと、細くなってくるかもな。。

 チャネリングというのは、通路になることだ、と言います。
 回路と言ってもいいのかなという気がします。
 チャネリングしているときというのは、違う回路を使って思考しているという感じです。

 指が開くのも回路の問題なような気がします。
 指が開くわたしをチャネリングしてるのだー。はっはっは。

 まあ、脳なんだろうな、という気がします。つまりは。

 といっても、前に流行った脳科学のなんちゃら、というのに凝るつもりはありません。
 
 


テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

[ツイッター小説] 笑顔の意味/ 3

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 1 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 2 ☆



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 「それは絶対『好き』だよ」

 雄介はなかば吹き出しながらそう言った。そしてはっきりと笑い声をたてた。


     ☆   ☆
 

 透子は自分が色を好きか嫌いかよりも、雄介がそうやって笑うことのほうが不思議になり、幾分腹立ちも覚えたのだった。

「わたし、そんなにおかしいこと言ってますか?」

 透子の声色が変わったので雄介は笑うのをやめた。そして透子の表情の中に苛立ちと不安を見て取ったが、雄介には悪いことをしたという気持ちが起こらなかった。
 が、「あ、いやいや、ごめんなさい」と謝った。

 透子は釈然としなかったが、それ以上何を言っていいのか分からなかった。
 
 透子にとっては、自分が話したことに対して意外な反応が帰ってくるのは珍しいことではなかった。もちろんサロンでもそういうことはあったし、施設にいたときでさえ、友人達の反応に戸惑って話が続かなくなることはたびたびあった。
 しかしこんなにはっきりと笑われたことはなかった。それと同じく、こんなにはっきりと不快感を感じたこともなかったのだった。
 いつもなら透子は会話の齟齬を感じると適当にお茶を濁してその場を離れるのだが、立木雄介の顔を見るとなぜか席を立つ気にはならなかった。

 透子は自分が雄介に対して腹立ちを隠さなかったことに気付いた。

 わたしも謝るべき?

 透子は一瞬そう考えたが、それは絶対にイヤだった。それに目の前にいるピンクのTシャツを着た男はそこまで気を悪くしたようでもなかった。
 わたし一人で怒ってる、そう思うと恥ずかしくもなった。
 だから
 「好きとか嫌いとか、わたしよく分からないんです」
 と言った。

 雄介は「そう」と答えた。
 当然「この人HRGの人だからかな」という疑問が頭をよぎったが、それを口に出していいのか分からなかった。
 すると透子のほうから「施設でも、あの人が好きとかあの先生が好きとか言う子はいたけど、わたしはついてけなかった」と独り言のようにつぶやいた。

 それを聞いた雄介は「はーん、ああいうところの人でも惚れたはれたの話はするわけね」と思った。おもしろい、と思った。
 そしてそこから出てきたであろう目の前にいる透子を見た。
 それでこの子は、やたらと色にこだわってる、と。

 雄介は、そのこともまたおもしろい、と思ったのだった。


     ☆   ☆


 「まあ、好きとか嫌いってのも、人それぞれだから、突き詰めれば分からないことなのかもしれませんね。でも、僕からすると、透子さんは、色のついたものを好きなんだと思えますよ」
 雄介はそう言った。
 透子は少し考えて
 「立木さんからは、そう見えるということですね」
 と答えた。
 「うん。でも、透子さんは、そう思えないんですよね」
 「はい」
 「なるほど。そうか。おもしろいな。いや、笑ってしまってすみません。でも、こういう感覚の違いって、僕はおもしろいと思うんです」

 「感覚の違い…」

 そう言って真剣な顔をする透子を見ると、雄介はまた笑いたくなった。

 「おもしろい、ですか…」
 そう言って透子は雄介を見た。
 雄介は透子の視線を受け止め、はい、と答えた。

 それを聞いて、透子はまたもや腹立たしさを覚えた。
 自分にはまったくおもしろいとは思えないし、分からなかったからだ。
 こういう腹立ちは、今までに感じたことのないものだった。
 みるみる、いいようのない不快さが胸を占拠する。
 
 席を立つ口実を探しはじめた透子に雄介が言った。

 「僕のTシャツ、おもしろいですか?」

 透子は虚を衝かれ、雄介を見た。
 雄介は微笑んでいた。
 透子は視線を下げ、ピンク色の肩を見た。先ほどの水を入れてる仕草を思い出した。
 「…はい」

 雄介は笑った。
 「ここに来てTシャツのこと話題にされるとは思いませんでした。僕はあまりいいものを持っていないんです」
 「いいもの?」
 「透子さんが着ているようなちゃんとした感じのシャツは、ないわけではないけど、少ないかな」
 「ちゃんとしてますか?」
 「うん。なんとなく」
 「カタログで選んだだけのものです」
 と透子は白の中に縦に紺の細い線が入った自分のシャツの袖を見ながら答えた。
 
 少し色の入ったものを、と思って選んだ、結局白の印象が残るシャツだった。

 そう、と答える雄介のピンクのTシャツの裾から広がる緑の葉の模様を見ると透子は思い出した。

 セーブ…
 セーブ…
 「save the relax body」。

 透子は口に出した。

 「はい?」
 「save the relax bodyと書かれたTシャツを着ていました、立木さん。それが…おもしろかったんです」

 それを聞くと雄介は弾かれたように笑って

 「ちょっと!」

 と言った。

 「それ? そこ? そこなの?」

 そう言って雄介は笑う。
 その明るさに驚いて透子は雄介をしげしげと眺めた。

 「あれかあ!」
 
 と雄介が言うのを聞くと、透子も楽しい気分になってきたのだった。

 「おもしろいというか、ちょっと変だと思ったんです」

 と言ってみると、雄介は再び吹き出した。

 「変ていうか、おかしいんだよ」
 雄介の次の言葉を同時に透子も言った。

 「文章が」

 そして目を合わせると、二人で笑った。

 「そうですよね」
 「そうそう」
 「でも着るんですか?」
 「だって、色がいいんだよ、あれ」

 雄介はそう言って笑う。

 先ほどの不快感と対極の何かが透子の胸を浸した。

 「文章が変でも、色がよければいいんですね」
 「そうです。おかしいですか?」


     ☆   ☆


 微笑む雄介を透子は見た。その目を柔らかい、と思った。

 「はい。でも…、ああ、おもしろいって、こういうことなんですね」

 思わず透子は溜め息をついた。
 雄介も口に出さず、透子をおもしろいと思っていた。


     ☆   ☆


 その日透子は寮に帰るのが待ち遠しかった。付添人のNに聞いてもらいたいことが溜まりすぎていた。足取りは軽く、施設を思い出させる白い建物や白い部屋を見ても、その中にいても、いつも感じてしまう、広がりすぎて逆に閉ざされたような、あの苦手な気分にはならなかったのだ。

 Nも透子が帰宅して話をするのを待っていた。今日は透子が別室に呼ばれたという連絡が、サロン側からあったからだった。
 施設を出てサロンに通うようになってから、初めてのことだった。
 「透子ちゃん、どんな表情で帰ってくるのかしら」と、Nはコーヒーを飲みながら思案していた。

 そして寮に戻った透子の顔を見て、Nは気を引き締めた。

 変わったのは目だった。
 
 透子は何かを求めるかのように、吸い付くような目をすべての物に向けていた。
 別室に呼ばれたということは、こういう表情になることでもあるのだ。

 それは素晴らしいことだが同時に注意も要することだった。

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テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

横浜みなとみらい地区 クリスマスツリー2010

 そんなわけで、昨日は友人のMさんと横浜のみなとみらいに行きました。
 あのあたりにはじめて行ったのは、2000年頃で、突端にある帆の形をしたインターコンチネンタルホテルでやったOLさん向けの企業PRのイベントに、縁があって、占い師としてブースを出したときです。2回ほどやらせていただきました。よい思い出です。
 あの頃はみなとみらい線てなくて、東横線は桜木町に乗り入れていましたよね。。
 昨日行くと、桜木町駅の目の前に商業ビルが建っていました。シネコンあるみたい。
 みなとみらいホールはあるし、美術館あるし、充実していていいですね、あのあたり。。。。

 景色はほんとに「近未来都市」です。
 なんかCGに見えます↓
  1012yokohama.jpg
 現実感がないような景色です。
 (台北の101タワーよりランドマークのほうが重量感あっていいと思いました)

 美術館の観賞のあとは、ランドマークと、クイーンズスクエア内にあるクリスマスツリーのショーを観賞しました。
  
 ランドマークのほうにあるのは、スワロフスキーのビーズで創ったツリー。
 何個使ってるんだろう。。美術館のほうで足が疲れていたので、詳しい資料を見てくる余力がありませんでした(靴が痛くなったのです。。)
 あまりライトアップされないほうがきれいです↓
  1012yokotreeswa.jpg
 夕方から30分ごとにやるショーでは、横浜にゆかりのあるキマグレンというJ-POPの人たちの歌に合わせて光が動くものをやっていました。
 でも、退屈。たいしたことないっす。
 そのままのものを普通に見たほうがきれいだ、ということでMさんとも意見が一致しました。

 クイーンズスクエアでやるほうは、パイプオルガンの音にアレンジされたクリスマス曲に合わせたショーで、10分くらいあります。
 こっちのほうがよかったです。1時間に一回のショーです。
 ツリー20変化くらいのうちの、4変化。
 こんなんなったり↓
  1012ytree2.jpg
 こんなんなったり↓  
  1012ytree3.jpg
 こんなんなったり↓ 
  1012ytree1.jpg 
 して、最後にはこうなります↓ 
  1012tree4.jpg
 これは、終った後にギャラリーから拍手が起こりました。自然な反応かなあ。
 こちらは、みなとみらいホールの近くにあります。

 商業施設でこういうのやってるってえらいですよね。。
 お金かかりますよね。。
 
 ドガ展は31日までです。このツリーのショーも合わせてみると楽しいです。
 けど、へとへとになるかも。。。(笑)

 *おまけ*
 観覧車のほうももちろんクリスマスでした。
 観覧車の左下の緑のがツリーです↓
 1012yokoyakei.jpg


 

 

テーマ : 旅先の風景 - ジャンル : 旅行

ドガ展 横浜美術館

 昨日は、横浜のみなとみらいにある横浜美術館に、ドガ展を観に行きました。
 一緒に行ったのは、音大で聴音の講師をされてる友人のMさんです。
 
 10月の終りか、11月のはじめの「新日曜美術館」で、ドガについてやっているのを見ていたので、少しの知識を持って行くことができました。
 これはやはりよかったと思います。
 
 横浜美術館ははじめて行きました。2階建てだけど建物がおもしろく、一階のエントランスとホワイエ(と言うのだろうか、でも、ロビーとも違うし)がすごく広くて、一階は吹き抜けになっていて(両サイドにある階段の踊り場に、彫刻の展示あり)、2階に、その吹き抜けの空間の周りに展示室がある、という感じでした。
 つまり、すごく贅沢にスペースを使っているのでした。
 Mさんは横浜近辺が地元で横浜にお詳しいのですが、みなとみらい地区が今のようになる前にこの美術館はできていたそうで、きっと再開発のハシリで土地がいっぱいあったんだろうな、といううがった見方をしてしまいました(笑)。

 ドガ展では、ドガの作品だけが展示されていました。
 これは少し新鮮でした。
 けっこう、「○○展」と作家の個人名でやっても、他のゆかりのある作家のも同時に展示されるというのはあると思うのですが、ほんとに全部その作家だけ、というのはわたしには初めてだったかもしれません。

 初期の作品から晩年の作品までありました。
 
 ドガは、銀行家の長男で坊ちゃんで、まず法律学校に入学したけれど、中退して絵の道に入ったそうです。
 だからか、初期の作品はまっとうで、育ちのよさが出てるというか、まじめな感じでした。
 人体や馬の絵が多く、習作なんかを見ていると、とにかく形と動きを捉えることに腐心していた様子がうかがえました。
 
 ドガというと、パリの踊り子の絵が有名なので、けっこう遊び人なのかな、と勝手に思っていましたが、そんなことないな、と思いました。
 どの絵にもまじめさがうかがえました。
 (おじいさんとお父さんの肖像画がありましたが、お二人ともまじめそうでした(笑))

 出てきたばかりの写真技術にも興味を持って、写真を撮ってそれを元に絵を描く、ということもしていたようです。
 女性の入浴の絵も多かったです。背中側からのものばかりでしたが、エロティックさは全然ありませんでした。
 なのに、当時は美化されない女性のありのままの姿とうことで、「不道徳」と言われたそうです。
 ずれてる。。全然不道徳じゃないです。まじめです。とにかく。
 
 晩年の作品に関しては、本人にはきっと「作品」と思えない代物だったのだと思いますが(ドガは最晩年は、目を悪くして隠遁生活をしていたそうです。なので絵は描けなくなっていて、死後のアトリエには、鑞で作った小さな彫刻が遺されていました。この展示ではバレリーナのものが多かったです。それらは生前は発表されませんでしたが、最期まで、手で人の形や動きを捉えようとしていたことが分かります)、資料的というか、伝記的に、価値のある作品だったと思います。 
 生き様的に、ということかな。。。
 
 ベートーベンは、音楽家なのに耳を悪くしました。
 ドガは、画家なのに目を悪くしました(36歳頃からだそうです)。

 ドガの絵は、歳を行くごとに、「へた」になっていきます。目が見えないのですからあたりまえですね。
 それで、最後には彫刻になっていった(それも上手とは言えないものなのかもです)。
 でもそこにあるのは、本質的には、形をとらえる、ということへの欲望だったようです。

 そんな情熱に胸を打たれました。

 有名な「エトワール」↓
  1012degas1.jpg
 43歳頃の作品。
 パリ・オペラ座のプリマのことを「エトワール」といいます(星という意味で、頂点にだけ許された称号ですね)。舞台の袖に男の影があります。それはパトロンを示唆しているそうです。バレリーナというのは、当時は芸術家ではなくて、一種の娼婦であった、ということがあるそうです(今の日本の一部の芸能界もそうみたいですね)。その告発も含まれているそうです。
 絵はがきは、エトワールの部分だけアップにしたものもあったし、この部分のグッズもたくさんありました。けれど、やはり全部で見ないといけない絵だと思います。
 実物は思ったより小さかったけれど、やはりすごくよかったです(欲しいくらい)。
 日本初公開だそうです。パステル画。

 「バレエの授業」↓
  1012degas2.jpg
 40歳頃の作品。
 これは、パリ・オペラ座内でのレッスン風景だと思われますが、ドガが内部に入って描いたのではなくて、取材して、アトリエで描いたそうです。グランドピアノの上に座る子が背中を掻いてるのがおもしろいです。油彩画でした。

 ドガは、オペラ座の定期会員になって劇場に通ったそうな。。まじめですよね。
 
 享年83歳だそうです。
 


 

テーマ : 絵画・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

そんなこと言われたって。。

 今日は、10月に亡くなったT叔父の49日の法要と納骨だったため、実家で留守番をしてきました。
 これでK家も一段落、といったところでしょうか。。
 事務処理などで忙しかったようで、これからどどっと悲しみや疲れが出るのかな。。
 年末の忙しい時期に入るから、紛れるといいなと思います。

 実家では再びピアノを。
 ショパンの「バラード4番」、最初から最後まで、初めて通して弾けました!
 所要時間、25分弱!!!!(爆。及川浩治さん最新CDでは12分16秒、ツィメルマンさん動画だと、12分弱??)
 いいんだもん、いいんだもん。。あたいやったもん。。。
 
 父との留守番ですが、今日は休日なので兄がいました。兄は介護の細かいことまではできないので(男だから仕方ないということにしている、今のところは)、わたしが行きます。
 遅めのお昼ごはんを一緒に食べました。
 
 この前のライブ以来初めて話しましたが、あらためてよかったと感想を言ったりして、その後テレビでロックフェスの番組があったので、一緒に見たりしました。
 兄妹でロック談義です。
 この前兄のギターの腕を知ったので、けっこういろんなことを突っ込んで聞いたりして、よかったです。

 テレビでやっていたのは、偶然同じ時間帯に二つあって、ミスチルの桜井さんとプロデューサーの小林さんがやっているap bankのフェスものと、ジョン・レノンのフェスのものでした。
 
 わたし的には、ジョン・レノンのライブのほうがいいような気がしました(オノ・ヨーコさんてやはりすごくかわいい)。
 ap bank、、、コンセプトが立派すぎて、わたしはずっとあまり乗れないんです。。
 ロックにエコとか、ちょっと。。。
 反骨精神がロック、とまでは言ってはいけないのかな。
 闘わないロック。。。

 そのap bankのテーマソングみたいなのを、ミスチルの桜井さんと、Sowelさんが歌っていたんですけど。。
 シメの部分で「がんばらないでいいよ」という歌詞が出てきて。。
 なんか、「えーーー」と思ってしまいました。
 引くっていうか。。
 人はやはり少し、がんばるほうがいいような気がします。
 なにをがんばるか、の選択は気をつけなくてはいけないと思いますが。。それ間違えると確かにウツになりますけど。。

 少なくとも、3日間に及ぶap bankのフェスに出ずっぱりのミスチル桜井は、異常にがんばってるだろう。。
 客はがんばるな。。? 一般人はがんばらなくていい。。?
 でも、正しくがんばれることを見つけると、がんばらないよりも、人生が楽しくなるような気がするよ。。
 それに、不況ですから、がんばらないとどうしようもない、という面だってありますよね。。

 正直、「がんばらなくてもいい」って、言われると困ることの一つです。わたしにとっては。
 
 まあ、一部聴こえた歌詞だけに噛み付いてもしょうがないのですが。
 こういう歌をねっとり歌われても、ちょっと乗れないな、と思ったアラフォーさんなのでした。兄もだいたい同意のようでした。
 

 *おまけ*
 オノ・ヨーコさんがツイッター上で募集しているヨーコさんへの質問の回答のページというのがありました。
 素晴らしいので、リンクします→ こちら

 
 
 

テーマ : 音楽番組 - ジャンル : 音楽

神楽坂ジョルジュ・サンドのジョルジュサンド

 昨日は及川浩治さんの東京カテドラルマリア大聖堂でのリサイタルでしたが、会場から歩ける距離に神楽坂があります。
 
 神楽坂。

 わたしにとっては、18年ほど前からなじみの深い街ですが、ここ2年ちょっとほどは、足が遠のいていました。あえてそうしていました。
 そのいきさつについては、深い思いがあります。長い時間をかけて考えていることがあります。
 毎日ブログを書いてはいますが、語っていないことはたくさんあります。
 
 でも最近、少し気持ちが変わってきていて、ちょっと神楽坂に行ってみたい気がしていました。
 
 その大きな理由は、どうしても気になるお店を見つけていたからです。

 ジョルジュ・サンドという、お菓子屋さん。

 ご存知の方も多いと思いますが、ジョルジュ・サンドというのは、19世紀のフランスで活躍した女流作家で、恋多き女、ショパンの恋人としても有名です。

 及川浩治さんのピアノを聴くようになって、苦手だったショパンが好きになれて、そのつながりでジョルジュ・サンドについても少し詳しくなりました。
 伝記本を数冊読んで、著書の「愛の妖精」も読みました。あと、ネット上の情報もずいぶん漁りました。
 わたしからすると、かなりシンパシーを感じてしまう女性です。
 いろいろ読んでいると、どういう人か伝わってきて、いい生き方だな、と思うことが多いです。
 なによりそのたくましさがいい。

 彼女はフランスの田舎のノアンという場所に小さなシャトーを持っていて、そこにショパンやリスト、バルザック、ドラクロワ、フローベールなどの名だたる文化人を招いて、心づくしのおもてなしをするのが大好きでした。

 そのジョルジュ・サンドに共鳴されたであろう、フランス文化に造詣の深いエッセイストの吉村葉子さんが、フランスの焼き菓子を出しているお店が、「ジョルジュ・サンド」なのです。

 ネットでショパンとジョルジュ・サンドを調べる過程で、このお店と、吉村さんのことを知りました。
 ご著書も読みました。
 
パリでみつけた お金をかけずに人生を楽しむ方法 (なでしこ文庫)パリでみつけた お金をかけずに人生を楽しむ方法 (なでしこ文庫)
(2008/09/19)
吉村葉子

商品詳細を見る

 パリジェンヌというのは節約上手でかつオシャレ、恋愛上手ということで、そういうエッセンスを取り入れよう、というエッセイと、フランス風簡単でおいしい料理などを紹介されています。
 これが、めちゃくちゃわたしのツボなんですね。
 お金をかけなくても、オシャレはできるし、愛されることだってできるし、お金をかけなくても、おいしいものは食べられます。
 この前作ったネギの青い部分のポタージュは、ご著書で紹介されているのをそのまま取り入れたのでした。
 ほかにも、豚肉のパテや、オニオングラタンスープの簡単な作り方など、吉村さんの文章から学んだ(盗んだ)料理があります。
 そして、この吉村さんの文章自体が、余計なものがなくてすてき。
 密かに憧れていたのでした。
 
 そして、3年ぶりに及川さんがカテドラルで演奏会をされるということで、ついでに近くの神楽坂に行って、ジョルジュ・サンドに行ってしまおう! ということにしたのです。
 ちょうど前日、ショパンの「バラード4番」が、最後まで行けたので、記念の意味もあり(笑)。

 お店の入り口には、オリーブの木(左側のもの)↓
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 店内は、かわいらしい小さな絵がたくさん↓
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 右のティーカップの絵は、このお店の紙袋にも使われていました。すごくかわいい☆

 頼んだのは、ジョルジュサンドという、パンのプレートです↓
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 「ジョルジュサンドって、どういうサンドイッチですか?」と訊かれるお客様が多いらしく、それで作ったメニューだとか。
 左がタラのペースト、右下が豚肉のパテ、右上がオムレツです。
 どれもおいしくて、豚肉のパテは、わたしが作っていたものと大違い。柔らかいし粒こしょうの利かせ方がハンパないのです☆ 

 店内もすてきで、おいしいしうわーっとしていたら(もちろん一人で(笑))、なんと、マダムの吉村葉子さんが、お席に来てくださいました!
 思わず席を立って、ホームページを見ていること、著書を読んだこと、パテなどマネして作ってることなどを話してしまったら、気さくにお料理のコツを教えて下さり、お店で使っているコショウも分けて下さったのです!
 吉村さんは、思っていたよりももっともっとお若く、かわいらしい方でした☆ 
 ショパンが好きでそのつながりでジョルジュ・サンドにも興味を持って好きになったのだ、と話したら、お店のBGMをショパンに変えて下さいました♪(かかったのはピアノ協奏曲第一番)
 なんていう心遣い! ほんとのノアンの女主人も、こんな方だったのかしら。。。!!
 という感じです。
 あとかわいらしかったのは、わたしのバッグからはみ出していた(例の)新書が、幻冬舎新書で、略してGSと表紙にあったのですが、それを見て「何読んでらしてるの? どこの出版社? GSってジョルジュ・サンドよ」とおっしゃって、本を取り出したこと(笑)。やはり作家だから出版社などには興味がおありなんですね?。そしてGSには反応してしまう、と(笑)。
 充分大人の女性なのに、とてもかわいらしいマダムで、ますますファンになってしまいました。

 お茶は無難にダージリンをいただきました。
 ジノリのカップについていたスプーンがかわいいんです。 
 シルバー製かな?↓
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 焼き菓子もお土産にしましたが(その近所でお店をやっている、先日会ったAさんのところにも顔を出しました)、どれもおいしくて、くっそー、という感じです(笑)。
 あら、お下品だ。わたしはマダムにはなれません。

 店内で、とってもステキな本を見つけました(いろんな本があって、自由に読めるそうです)。
 サンドがノアンで出していた料理のレシピを紹介する本。
 書いたのは、サンドのひ孫とかかな。。クリスティーネ・サンド。
 中の写真が素晴らしいのです↓
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 「この本欲しい!」と思ったんだけど、フランス語は分かりません。せめて英語版で出てないかとアマゾンをチェックしたら、ドイツ語版のみ発見。。。

 
Zu Gast bei George Sand. Kultur und Tafelfreuden in Chateau Nohant. Mit vielen Rezepten und TagebuchnotizenZu Gast bei George Sand. Kultur und Tafelfreuden in Chateau Nohant. Mit vielen Rezepten und Tagebuchnotizen
(1998/10)
Christine Sand

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 こうなると、せめてフランス語版のほうがマシなような気が。。。
 でも写真見るためだから、これでもいいかなあ。。。(悩)

 と、とにかくわたしのツボをがしがしと刺激されたのでした。
 また食べにいくつもりです♪

  神楽坂 ジョルジュ・サンド

  吉村葉子さん オフィシャルサイト


 
 
 
 

テーマ : こんな店に行ってきました - ジャンル : グルメ

キレそうになった直後の奇跡 及川浩治クリスマスタイド2010 東京カテドラルマリア大聖堂

 ゆうべは、江戸川橋にある精山荘の前にある東京カテドラルマリア大聖堂にて行われた、及川浩治さんのコンサート「クリスマスタイド2010」に行ってきました。
 その前に、神楽坂にあるずっと憧れていたショパンにゆかりのある(?)お店に行きました(その記事はほかにまとめます)。
 なので、神楽坂から歩いて精山荘の庭園の中を通ってカテドラルへ行きました。
 それなりに距離歩いたかも。。
 
 精山荘の庭園、池のライトアップ↓
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 精山荘のツリー↓
  1012tinzanso2.jpg


 曲目です。


 ☆リスト:?巡礼の年第2年「イタリア」より?
      婚礼
      ペトラルカのソネット 第47番
      ペトラルカのソネット 第123番 
 ☆J.S.バッハ(ブゾーニ編 ):コラール ?われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ?BWV.639
               シャコンヌ BWV.1004

  (休憩)

 ☆チャイコフスキー:?「四季」より?
           舟歌(6月)
           秋の歌(10月)
           クリスマス(12月)
 ☆ラフマニノフ:エレジー
         鐘
 ☆シューマン(リスト編):献呈
 ☆リスト メフィストワルツ 第1番

 (アンコール)

 ☆ショパン:ノクターン 第16番
       ノクターン 遺作


 わたしはこの会場での及川さんの演奏会は、2回目で、前回は07年の12月のクリスマスタイドでした(あれから3年とは。。早いような遅いような)。
 
 こちらはコンクリートの打ちっぱなしの建築の教会の聖堂です。天井がすごく高くて、複雑な入り組んだような形をしています。
 そのために、音がホールとは違う感じで広がるような気がします。
 前回、わたしは少し後ろのほうの席だったため、その反響をすごく感じました。わんわんしゃんしゃんする感じでしょうか。
 けれど、昨日は前から3列目だったため、ピアノの音が直接聴こえたような気がします。
 (使っているピアノはカワイのものでしたが、深い音がするいいピアノだと思いました)
 
 実は、会場がそういう音響だという印象があったため、昨日の演奏会では、少し危惧していたことがありました。
 音響が独特だから、お客さんが集中しないのではないか、と。
 前回の07年のときが、わたしからすると、ひどかったんです。
 お客さんのマナーが。ずっとどこかしらで音がしていたんです。アメの包みの音とか。

 でも、昨日の演奏会では、そういうことはなかったです。
 だから、それは、、書いてしまいますが、及川さんの問題だったんだな、と思いました。
 07年のときは、あまり集中されていないようだったので、、それが見ていて分かる感じでした(汗)。
 そうなると、観客もどこかで気が抜けてしまうのではないか。
 でも、昨日はすごかった。
 「気を抜くなんて許しませんよ」と言わんばかりの迫真の演奏でした。
 しかも超絶技巧。。。。。。すごすぎました。
 ブゾーニってのは何者なんでしょう。。。ただでさえ難しい「ラ・カンパネラ」をあんな風にする男だし。。。あとで調べねば。。
 
 ですが、そんな渾身の演奏の中でも、どうしようもなく、マナーの悪い方というのはいらっしゃるようです。
 わたしの席の前の二人連れの女性が、もうとんでもなかったのでした。
 演奏中! 演奏中に、何度も足もとのバッグに手を伸ばして、「会場内飲食禁止」なのに、何度も水を飲むんです!! そしてアメを食べる!!
 信じられない!
 正直キレかけて、後ろから頭をはたいてやりたいくらいでした。だって、演奏中ですよ? 
 前から3列目のわたしの前ですから、2列目です。あれなら、及川さんだって気付くでしょうに!
 そのお二人の横に座るおばさまは、とうとう途中で制するために少し手を出されていました。
 
 休憩時間になると、その二人連れはどこかに消え、その間、わたしの席の周りがにわかに盛り上がりました。
 その二人と同じ列のみなさま、その二人の前の列のみなさま、そして後ろのわたしと、そのお隣の方も含め、
 「あれはないだろう!」ということで、「スタッフに言ってみるか」という話も出ました。
 
 ですが、そこで、個人的には奇跡が起こりました。

 昨日のリサイタルはいつもご一緒する音大のMさんは来られず、わたし一人で行ったのですが、会場で顔見知りになっているほかのファンの方がいらっしゃいます。会場でお会いすると軽くお話をするようになっている方がいます。去年の清里での及川さんのリサイタルで出会った方です。
 その方が、最前列の真ん中の席にいらしたのですが、一緒にいらしていたお嬢様が前日のお疲れがあって集中ができないということで、わたしの席と代わってくださったのです!

 最悪マナーの人たちから離れられる上に、最前列真ん中席!!!
 こんなことが起こるとは!!!!!
 さすが教会!!!

 ということで、後半の演奏は、鼻血を我慢しながら聴いた(そして見た)、という感じになりました。
 ラストの「メフィスト・ワルツ」というのがこれまたすごくて、曲が終った後、思わずお隣のお席を譲って下さったOさんに「なんじゃありゃって感じですね」と言ってしまいました(笑)。
 すごすぎて、途中から笑ってしまうほどなんです。
 ほんとに。なんでしょう。なんであんなものを暗譜できるんだろう。。。普通じゃないよなあ。

 今年はショパンを聴くことが多く、及川さんの演奏では泣けることも多かったですが、昨日はすごすぎて笑う(前半のラストの「シャコンヌ」でも笑ってしまった)ということになりました。
 こういう演奏会もいいです。もちろん、泣けるのも好きですが。

 今年の及川さんの演奏は、昨日で聴き納めですが、豪快で、07年のリベンジは果たされた、という感じで、大満足でした。

 カテドラルの会場もすてきで、写真を何枚か撮りました。
 そしたら係の人に「聖堂内では撮影はお控え下さい」って言われてしまいました。
 わたしの他にも、撮ってる人はたくさんいましたが(だってほんとにすてきなんです、中が)、そう言われたら、使えませんよね。ブログには。
 しかも、マナーについて吠えた後ですし。
 でも、会場の外で見つけたマリア様だけは、貼らせて下さい。
 この岩はどこから持って来たのか。。↓都会のど真ん中に。。
  1012maria.jpg

 及川さんは来年はリストのプログラムだそうです(来年はリストの生誕200年となります)。
 昨日の演奏を聴いて、リストへの期待も高まりました。

 

 
 

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽