地元民

 今、日付変わって0時半過ぎですが、すごく寒いです。
 iMacのマウスが冷たいです。。触りたくないが、触らないと操作できない。。

 昨日は友人のAちゃんと国分寺でランチとお茶をしてきました。
 わたしはこの前誕生日だったため、プレゼントをいただきました。ありがとうございます(お忙しいのに、お時間とってくれてありがとう)。
 近況報告や占いの話などをしました。まあ、わたしのほうは父の病気の話だったりするので、あまりおもしろいものではないかな(苦笑)。
 ネット上では吠えていても、現実では実家と家の往復がメインの超地元な日々。
 あとプラスされるのはときどきの国分寺ですかね☆ あ、これも地元か。。
 まあこんななので、のんきな日々なのだとも思います。はい。

 占いといえば、最近また同じモチーフが繰り返し夢に出てきます。
 電車を降りて、駅のホームで新たに来た電車に乗り換える、というパターンがここ最近3回ほど。
 まあ、なにか変化を表わしているのだと思いますけれど、実感はそんなにないです。
 もうちょっと補足的な説明が欲しいところ。
 夢診断のサイトを参考にしていますが、結局は自分で解釈していかなくてはならないです。
 まだそこまで至ってない感じ。。
 他にも繰り返されているパターンがあり、なんかもやもやします。。。

 今日のお歌は、国分寺の歌。
 
 以前よく見ていたテレビ神奈川の音楽番組「sakusaku」で作った歌です。以前出ていたキャラクター「ジゴロウ」が歌っています。もうお母さんになる木村カエラちゃんも出ています♪ この番組、この頃はほんとにおもしろかった。今は見ていません。
 でもこの曲は知らなかったなあ。。不覚です。
 知ってる場所がたくさん出てきてわたしは嬉しいのですが、興味ない人にはほんとにどーでもいいだろうと思います(笑)。すみません。



 
 
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自分汚し(笑)

 この前、マクドナルドのチーズバーガーを食べられなかったので(つまり、自分を「汚す」ことがうまく出来なかったので)、
 サイゼリアへ!!!

 オッケーオーライ汚すぜベイベー♪

 準備は万端だ!↓
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 なんてことを書くのは、サイゼリアに対しても失礼になるわけですが。。。
 おーたんの横にあるデカンタ白ワイン、500mlでいくらだっけ? 380円??
 二人でいろいろ食べて飲んで、3000円いかないのですから、ありがたい場所ですよね。。。
 ピザも、エスカルゴも、前に比べて味が落ちたような気はしますが。。それでもいいんです。
 そういうこと関係なく、がさがさわやわやしたかったのですよ。
 そこに、意味があるんです、わたしにとってのサイゼリアや、マクドナルドの。
 
 おかげさまで、気が済みました(笑)。
 定期的に、こういうのもないとダメなんです。
 こういうので「取り戻せる」なにかが、あるんですね。
 それがなにかは、よく分からないのですが。。 
 だからまあ、「汚す」という言い方は、よくないのでしょうけれど。
 しかしながら、今は他に言い方が分からないです。

 帰宅すると、団地の壁にてんとう虫がいました。
 ナミテントウ↓
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 赤い星が二つのやつです。

 

  

 
 

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1月の夕暮れのベランダ

 またこの話題から入るのもなんだとは思いますが、昨日には父の体調も安定したようで、少し安心できました。
 母も安定しているようなので、わたしは昨日も家でだらだらしてしまいました。
 おととい夜の時点では、吉祥寺でも行きたいなあと思っていたのですが、なんだかそこまではいかなくて。
 なんかね、定期的に井の頭公園に行きたくはなるんです。
 
 井の頭公園行かない代わりに(?)、ベランダから夕陽を撮りました。

 その1↓
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 空が3層になっています。
 
 その2↓
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 空の一部が火事みたいです。

 その3↓ 
  1101yusora3.jpg
 「パンゲア」(太古の一つだった大陸という説の大陸)が割れた! 
 いえ、雲のことです(笑)。

 どの空がお好きですか?
 わたしは、2番目のかなあ。。。

 撮影間隔は、10?15分といったところでしょうか。16時半頃?17時過ぎでした。
 最近少し、日が長くなってきたと感じますね。

 



 
 

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チーズバーガーとブラックバード(ビートルズ)

 ここのところの父の衰え具合の話題、わたし自身が堪えてしまって(苦笑)、ちょっと昨日は家でずっとだらだらしてしまいました(笑)。
 慣れたとは言っても、やはりいろいろ目の当たりにすると、それなりに堪えます。

 わたしはこういうとき、マクドナルドが食べたくなるんですよ。
 こういうときって決まってるってことでもないかもしれないけれど。。
 なんだか、そういうときがあるんです。
 
 あんなものですが、なぜかすんごく食べたくなるのですね。

 でも、うちから一番近いマクドナルドが最近つぶれてしまったので、昨日は食べられませんでした。
 
 なぜおいしいとも思えないあんなものを食べたくなるのかと言いますと、、、
 なんだか、自分を汚したいような気分になるんだと思います。

 ゴミのように自分を扱いたくなるときがあるんですね(こんなこと言うのはマクドナルドに失礼ですが。。ごめんなさい。わたしは定期的に食べてるんで、許してちょ!)。
 
 これは、一種の破壊衝動なんでしょうか(かえすがえす、マクドナルドに失礼だ!)。
 
 ほんとにね、定期的に、マクドナルド(のチーズバーガー)じゃないとダメなときが、あるんですね。
 たぶん、あの味や、栄養を欲してるんじゃなくて、、、 
 あの、がさがさした感じを、自分の中に取り入れたくなるのだと思います。
 だから、わたしはマクドナルドが好きなんです(オーガニックのカモミールティーを飲むわたしと、マクドナルドのわたしが、わたしの中で共存しています)。

 ああ、あのつぶれたみたいなパンが食べたい! 

 さきほど、YouTube漁っててたどり着いた今日の一曲(笑)。
 ビートルズ ブラックバード
 
 この曲は、サラ・マクラクランのコピー(映画「I Am Sam」の中で使用されました)でしか聴いたことなかったのですが、ほぼ原曲通りにコピーしていたのだな、サラ姉さん、と驚きました(けっこう凝ったことやりたがる人と思っていたので)。
 この原曲ではAメロというか、第一主題(?/笑)が、4回歌われて少しくどいような気もしましたが、ビートルズの4人一人一人がブラックバード(クロウタドリ)なのかな、と思って納得しました。
 よい曲だと思います。

 *追記*
 4回歌われたところの歌詞意訳を。

  こんな夜中に歌うクロウタドリ
  傷ついた羽を持ちながら 飛ぶ練習をしている
  生まれてからずっと
  君は飛び上がるこの瞬間を待ち続けていたね

  
 。。。。。(泣)
 これは絶対メンバーに歌ってますよね。。。(泣)
  
 *さらに追記*
 サビのところの意訳も。

  飛べ! クロウタドリ!
  飛べよ! クロウタドリ!
  あの真っ黒な夜の 光の中へ!


 。。。。。。(泣)。。。。。。
 よいものも悪いものも見た人の言葉ですね。

 

 
 

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カモミールティーと子守唄 ブラームス/間奏曲 作品117?1

 昨日は予定通り実家にて父の入浴をしました。
 最近足に力が入りづらくなっていて、少し大変です。
 でも転ばないでできたのでよかった。
 
 お風呂が湧くのを待っている間、わたしはピアノを弾きました。
 もう最近、ブラームスに取り憑かれていて。
 「取り憑かれる」という言葉がおどろおどろしいなら、「マイブーム」と言ってもいいんですけど(笑)。
 まあ、取り憑かれる、という言い方のほうが、わたしの実感に近いような気がします。

 それは、朝(昼のことも多し)目が覚めて夜(明け方のことも多し)寝るまで、ずっとその曲が頭の中に流れてどうしようもなくなる、という状態です。
 こうなっちゃうともう、練習しないと気が済まなくなります。
 (今までそのようにして「取り憑かれた」曲を列挙しますと、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ショパン「ノクターン 第8番」、ショパン「葬送行進曲」、ショパン「バラード4番」といったところでしょうか。高校生の頃にはジョージ・ウインストンの「憧れ」に取り憑かれ、楽譜が出版されていないので、テープに録って一小節ずつ再生させながら耳コピ(聴音)でノートに書き取って「モノにした」という経験があります)

 ちょっと前までの「ブーム」は、年末にご紹介した「間奏曲 作品118?2」でしたが(記事は こちら )、おとといくらいから、これが「間奏曲 作品117?1」に取って代わられました。
 やばい、ずっと頭の中で鳴ってる。。。
 なので、この曲も練習しはじめました。

 ブラームス、いいですね。
 優しいですね。
 曲の中に、祈りがあります。
 
 この「作品117?1」は、冒頭に「安らかに眠れ わが子 安らかに美しく眠れ お前の泣くのをみるのがわたしにはたまらない」というロマン的な詩人へルターの詩が引用されていて、子守唄風なんだそうです。
 
 わたしは子守唄に弱いのですね。

 今カモミールティー(安眠作用あり)を飲みながらこれを書いていますが(笑)。
 
 ああ、ダメだほんとに、頭の中ずっと流れています。。
  
 ブラームス、好きになりました。やばいです。

 これは、グレン・グールドの演奏です。
 
 
 ああ、ほんとにいい曲で、ハマって弾けます。
 (ショパンの「葬送行進曲」もハマりながら弾けるので好きなのですが、母に「うちで弾くな」と言われたんですよ! いえ、母もあの曲は好きなんですが、ご近所さんに心配される、との理由なんです。。(笑))

 昨日の空、この曲に合いそうでした↓
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テーマ : ピアノ - ジャンル : 音楽

「あきらめ上手」への道

 昨日は父の入浴をする予定でしたが、おとといの外出で体調が悪くなり(車で移動中、日差しがずっとあたっていたためのぼせたようです。。)、今日に延期となりました(今は25日未明です)。
 ほんとは、、今日夜、父が寝たあと、母と国分寺にあるお気に入りのお店に飲みに行こうと言っていたんですが、父の状態も分からないので、延期となりました。 
 残念。。
 でも、「夜は飲みにいくんだから」というのがあるとなにかプレッシャーになってしまうかもしれないので、まずは入浴その他がスムースに行くことを優先させます。
 そのようにして、けっこう日々小さく予定を変更したりしているのです。
 昨日も書いたけれど、こういうのも、以前はすごくストレスでした。

 今は、「あきらめ上手」になったので、それはそれ、また後に機会を作ればいい、と切り換えられるようになりました。

 まあ、だからほんとに「気の持ちよう」なんですけれど。
 そこまで行くのが本当に大変でした。

 おとといの墓参りの車中でも話が出ていたのですが、最近、母に、これから夫の介護が必要になるかもしれないというご婦人方からの相談が寄せられるようになっているのですね。。
 だいたい、母と同じくらいの年齢で、60代中盤以降の人たちみたいです。
 
 実家の家族は、父の病気や自宅での介護のことを、周囲にいっさい隠していません。
 母はもちろん、兄も、職場をはじめバンドの仲間などの友人に話しているようです。
 わたしもこのようにブログにばんばん書いています。
 それは、よいことのように思います。
 溜め込んだり、恥だと思うよりは。。
 まあ、ある意味ではこれは家族の恥ではあるのかもしれませんが、それを隠そうとするためのエネルギーを、他のことにあてたい、ということなんです。
 自分勝手でしょうか(笑)。お目汚しでしょうか。。

 でも、母の話を聞きたがるご婦人が増えていきている、ということに、これからの世の中のなにかを感じてしまいます。
 わたしももうちょっとしっかりできれば、詳しく父の病気(ピック病)の発症や介護認定の経過や経緯、介護にまつわる家族間の葛藤の変遷などを、きちんと時系列を追って書きたいと思うのですが、まだその気力はないようです。だってそれって、ちょっと大仕事ですよね。感情的にかなりエネルギーを使いそうです。まだ思い出すとつらい時期のこともあります。わたし自身もノイローゼであったりしたので。

 でも、潜在的に、そういう経験の情報は必要とされているのかなあ、とは思います。
 自宅介護という選択をする人、せざるを得ない人、それに悩む人は、たくさんいると思えるし。。
 いつか、自分の心の整理のためにも、そういうことができればいいなあと、思っています。
 なかなか大変かな?
 まあ、理想として、そういう目標があってもいいかもしれないと思うんです。
 たぶん、できるとしても、ちょっと先の話です(今は小説を無事書き上げることのほうが大事だし(笑)。こちらも長丁場の予定なのです。。)。
 
 今日、パパちゃんとお風呂入れるといいなあ。
 
 買い物の途中、梅の木にいたヤマバト二羽↓
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テーマ : 在宅介護 - ジャンル : 福祉・ボランティア

早くも。。。

 昨日は実家の家族と、あきる野市にある実家のお墓へ、お墓参りに行きました。
 (お墓に入っているのは、父の前の奥様。母と出会う前に亡くなっているのです。明日が命日です)

 兄の車で行きましたが、父は久しぶりの外出です。
 車に乗せるの(降ろさせるの)が、一苦労でした。
 父は毎年夏に一気に衰えます。去年もひどく、昨日はその後初の外出だったので、その衰えをまた実感させられた、という感じです。
 もうちょっと、こういう外出も難しいのかな、という感じです。
 病院には行かなくてはいけないので(薬をいくつかもらっているので)、そろそろ往診してくれる先生を捜すとかしたほうがいいかもしれません(実家ではあくまでも家で介護したい、というのが希望なので。どこまでできるか分かりませんが)。
 父の症状が進むたびに、そういう、新たな対処法を考えていきます。そのこと自体にも、慣れました(以前は、そういうこともすごくストレスでした。どんどん進んで、対処法をその都度変化させなくてはいけない、ということがなにかとても口惜しかったのです)。

 でもまあ、車に乗ってる間は快適で、和やかにお墓まで行きました。
 天気もよく。

 墓地内で見つけたマユミ↓
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 ていうか、これ、たぶんマユミですよね。。種が落ちたあとの皮みたいですが、なんだかかわいくて。

 墓地からの景色↓
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 田んぼの向こう、丘陵の手前に、秋川が流れています。

 それで、、、ご報告したいのは。。。
 
 正月過ぎ頃に騒いでいた、「ヤドリギ」を、見つけたんです!
 しかも、実家のお墓のすぐ近くで!!!

 じゃーん!!!↓
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 これかあ! これなのかあ!(枝の途中にあるほわほわしたものです)
 寄生されているのは、大きなケヤキです。樹齢いくつくらいだろう? 3桁行ってるんでは、という感じです。
 
 ヤドリギ探しの話は母にもしていたのですが、母の過去に見たかもしれない記憶をたどると、川の近くで見たことがあるような気がする、とのことでした。
 まあ、秋川にはそこそこ近いですし、田んぼもあります。
 空気中に水分があったほうができやすいんじゃないか、という予想なんですけど、どうなんでしょう。
 ヤドリギが「できて」いるところは随分高い位置なので、あまりよく観察できませんでしたが、できてるところのケヤキの幹は、こぶというか、膜があるかのようにふくらんでいたので、きっとヤドリギというのはなにかそういうものを出して、そこに根を張るのかな、なんて話しました。(*追記* 調べたら、ヤドリギの種子に粘膜のようなものがあって、それが寄生する木に付着して発芽,発根するらしいので、こぶはそういうのに由来してるのかもしれません)

 しかしあるもんですねえ。。
 今年の冬には見つけられないと思っていたんです。けど意外に早かった(笑)。 
 長年の憧れ、というのもいいなと思っていたので、少し拍子抜けの感もあり(笑)。
 形も、もっとほわほわしてまるまるっとしてるかと思ってたけど、けっこうスカスカで。。(笑)まあ、個体差(?)があるのだと思います。

 でも縁ある場所の近くで見つかったし、どこか別のところで見つけるよりも嬉しく、なんだか光栄なことでした。
 途中車中からも随分見ていたけれど(玉川上水沿いなど通るので、木はたくさんあります)、全然ありませんでした。だからやはり多少は珍しいものだと思います(鳥の巣がある木は意外に多いのだと、この冬知りました(笑))。
 これからも、どこか行くときに注意して見てようと思っています。


 

  
 
 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

日仏チョコ対決! 「エリカ」VS「ジャン=ポール・エヴァン」

 日本のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを贈るのが習わしになっていますが、それはお菓子メーカーの策略だったという話もありますが、悪くない習慣だと思います。
 なぜなら、冬にチョコレートって合いますよね。
 あのこっくり感が。
 
 わたしはチョコレートにはコーヒーが合うと思うのですが、わたし自身が冷え症だし、うかうかすると不眠にもなるタイプなのであまりコーヒーは飲まないようにしています(コーヒーは体を冷やすので)。 
 今年の冬は寒いので、コーヒーをあまり飲んでいませんでしたが、そうすると、チョコレートも食べなくなってしまうのです。
 でも、先日どうしてもチョコレートが食べたくなって、コンビニで明治のホワイトチョコとかメルティキスの期間限定ラムレーズン入りのとか買いあさってしまいました。そして恐る恐るコーヒーとともに食しました(おいしかった!)。
 思うのですが、日本では、菓子メーカーの安い板チョコでも、おいしいですよね?
 アメリカのチョコレートよりは、日本のメーカーチョコレートのほうがおいしいと思います。ハーシーズもマカデミアナッツのもいまいちですよね。甘過ぎるし、そもそも口溶けがよくありません(でも見た目で、m&m‘sは好きなのです。あれは別格!)。
 日本は、チョコレート市場では恵まれた国だと思います(いつだったかの台湾で、現地添乗員さんが「台湾ではチョコレートを買わないで下さい。高いしおいしくないです。日本のほうが絶対いいです」と言ってました。興味を引かれてコンビニで買ってみたら、確かにその通りでした。暑い国だとそもそも保存が難しいので、チョコレート文化が伸びないのかもしれませんね)。

 さて、前置きがすごく長いのですが、まだまだ長いです(笑)。
 先日わたくしは、東京都庭園美術館にサロンコンサートに行きました。
 そちらの主催(企画)者は、朝香宮鳩彦王様のお孫さんである、朝香誠彦さんでいらっしゃいます(庭園美術館の前身は旧朝香宮邸で、宮様の私邸だったのです)。
 まさに、本物の「サロンコンサート」です。近代のヨーロッパの伝統を感じさせてもらえる場なのです。

 コンサートでは毎回終演後に、お茶とお菓子が振る舞われます。
 そこでわたしが楽しみにしているのが、朝香宮の家紋がかたどられたチョコレートです。
 白金台にあるショコラティエ「エリカ」さんで作ってもらっているものだそうです。
 とってもおいしいです。
 先日は、終演後すぐに帰ったので、その場でいただかないで、お土産にして家に持ち帰りました。
 
 少しばかりの計画もあったためです。

 話は変わりますが、わたしは漫画家の山岸凉子さんのファンです。  
 最近作の「テレプシコーラ」というバレエマンガにもしっかりハマっていました。
 山岸先生は無類の甘いもの好きだということなのですが、作中によく甘いものが出てきます。
 「テレプシコーラ」でもよく出てきて、とても印象的だったのが「ジャン=ポール・エヴァン」のチョコレートなのです。
 「最高級品」というふれこみで、主人公たちの厳しいバレエ生活を支えるものとして描かれていました(笑)。
 「エヴァン」は、パリに本店があり、新宿伊勢丹の地下グルメ街の、特等席にも店を構えています。いつも混んでいます(カフェも併設されています)。商品はフランスから空輸されるので、フランスのチョコレートです。
 「わたしもいつかエヴァンのチョコを食べてみたい」と思っていました。でもすごく高いのです(小さなトリュフ(2センチ角くらい)が、一つ700円とか)。
 でも、最近デパートの商品券をいただきました。
 これは、これで、「エヴァン」デビューするしかあるまい!(人にあげるために、焼き菓子は買ったことがあったのですが、自分のは買ったことがありませんでした)
 ということで、先日、とうとう購入したのです。
 
 といっても、一番安い、ミルクチョコレートとビターチョコレートのセットです。
 2011年のバレンタイン商品の一つ、ボワット パレ アンジ レ/ノワール 50g。
 これで1700円弱↓
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 このお店の中では安い商品ですが、最初にトリュフを買うのはバカだと思うのです。
 地のチョコレートの味が分かりませんから。
 わたしは、どんなフィリング(中身の詰め物の意)よりも、基本の地のチョコレートこそが命だと思うのです。
 
 さて、話は戻って、庭園美術館でいただいた「エリカ」のチョコレートも、ミルクチョコレートとビターチョコレートのセットです。
 
 食べ比べようじゃないの!
 というのが、昨日わたしがしたことなんです(ああ、長い前置き! どうもすみません!!)。

 白金台「ショコラティエ エリカ」↓
  1101erica.jpg
 朝香宮様の家紋がレリーフになっています。6センチ弱×4センチ強? 厚さは平均で4?5ミリといったところでしょうか。
 お値段は、きっと特別注文されているものなので分かりません(けれど他の「エリカ」の商品は、法外な値段ではないようです)。

 「ジャン=ポール・エヴァン」↓
  1101evin.jpg
 かわいいキューピットの絵がついています。直径3.5センチ弱、薄さ1ミリ以下といった具合。

 しかして、わたくしめの判断によりますと!

 「エリカ」に軍配?????!!!!!!!! パフパフパフ???!!!
 (夫もまったく同意見)

 「エヴァン」!!!
 がっかりだ!
 ミルクチョコレートには、なにか粒子があって、ところどころごりごりしているし、ビターチョコレートは酸味と苦味が強く、カカオ豆の味本来とも言えるのだろうけれど、わたしにはそれは「雑味」に思えます。
 口溶けも、「エリカ」ほど、なめらかではないように思えました。
 なのに、、、あの値段???????? (正直箱も薄い紙で安っぽいんです!)
 山岸先生、そういうことなんですか? 高ければいいの??? 
 値段で威圧するなんて、どうかと思います。それも、価値の一つではあるとは思いますが。

 まあ、東京都下多摩地区でうまれ育った、明治やロッテを喰ってきたおまえになにが分かる! と言われてしまうとは思いますが、70年代生まれの日本人ということは、チョコ舌は悪くないと、わたしは思うのです。
 
 あと、最近食べたチョコレートでおいしかったのは、10月に行ったBunkamuraでの「フランダースの光」展の会場で買ったベルギーの「 コート・ドール 」という会社のものです。値段は安いものですが、しっかりおいしかったです。やはりベルギーのチョコは違うのでしょうか。
 
 でもわたしが一番好きなのは、ウイーンの王宮御用達の「 デメル 」です。
 値段も高すぎないし、全ての商品の箱がびっくりするほど美しくて、どれも捨てずに小物入れにしています。
 こちらの商品は日本の工場で作られたものですから、日本人の私にはなじみやすい味なのかもしれません。でも、ちゃんと本店のチェックは入ると思うんですよね。。信用問題ですから。
 いずれにせよここのはとてもおいしいです。わたしにとっては、ですが。
 
 ほんとに、「エヴァン」にはがっかり。もう買うことはないと思います。フランスではあれがおいしい、ということなのでしょうか。かなりえぐいと思うのですが。。特にビターの後味には、首をひねらざるを得ません。ただ、見た目はきれいです。バレンタインのトリュフのパンフレットをいただきましたが、まあきれいなこと。しかも高価。これをもらったら、男性は誇りに思ってもいいのかもしれません(笑)。わたしはあげないけど。

 「エリカ」は、本店に行ってみたくなりました♪
 でもまた、サロンコンサートでいただけるので、それも楽しみにしようと思います。
 ショコラティエ「エリカ」

 
 

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つれづれ日記

 さっぱり覚えていないのですが、わたしは昨日、寝言で
 「食べれないよー。電気の味がしそうじゃん」と言ったそうです(すごくハッキリくっきりと)。

 なんの夢見てたんだろう????
 ていうか、なに食べようとしてたんだろう????????

 知りたい!!
 
 そんで、その2時間前くらいには、「アップルパイが」って言ってたんだそうです。
 (わたしはりんごアレルギーなのでアップルパイは食べられません)

 お腹空いてたのかなー。

 ああ、どなたか、わたしが見てた夢がなんだったか、ご存知ないですか?
 (わたし知ってる、それはこうだったはずだよ、とかおっしゃる方が現れたらすごいっすね)

 あーおもろい。自分が言ってた寝言の話を聞くのはけっこう好きです。
 でもここまでの傑作はなかなかないですね。数年に一度レベルですね、これは。
 なので思わずブログにて公表してしまいました(笑)。

 昨日は、母にお使いを頼まれたので国分寺に行きました。
 ついでに、先週ちらりと覗いたGAPを再び見てみました。
 そしたら、「この値段ならなくていいか」と見送ったセール品が、さらに安くなっていたのです。。。☆
 これは迷わずゲット!
 申し訳ない、くらいの値段になっていました。GAPさんありがとう。
 まあ、せこい買い物の仕方です。定価で買った人っていらっしゃるんだろうか。申し訳ないです。
 
 今はカモミールのミルクティーを飲んでいます(先日紹介したカモミールティーのティーバッグを水と牛乳1:1で煮出しました。お砂糖いれて甘くしてます。おいしいです)。

 昨日は少しピアノも弾きました。
 最近はブラームスの間奏曲ばかり練習していましたが、久しぶりにショパンを。 
 久しぶりなのでメタメタでしたが、やろうと思えばまた戻れるんだと思って少し安心しました(笑。なんだか全くショパンを弾く気になれなくなっていたのでした。ていうかブラームスに取り憑かれていたのかもしれません)。
 世の中にはいい曲がたくさんあって、素晴らしいと思うけれど困るなあとも思います。あれもこれも、弾いてみたくなるので。
 腕がないので中途半端なものばかりが増えていきます。



 

 

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アールデコと女神の海 及川浩治 庭園美術館コンサート2010

 今、1月21日の未明ですが、今夜も月が大きいです。
 
 20日は夜、目黒区の東京都庭園美術館に、及川浩治さんのピアノリサイタルに行きました。
 会場は、庭園美術館の「本館・大広間」ですが、わたしは庭園美術館の展覧会に行ったことがなく、美術品の展示がされているときに、こちらの会場がどんな風なのか、知りません(笑。及川さんのリサイタルでは、5?6回行っていますが)。
 でも、入り口にあるルネラリックの磨りガラスの女神のレリーフであるとか、天井に並んだ大きな丸い照明とか、ホール横の大きな壺(?)とか、扉とか階段とか手すりとか窓の装飾を見ているだけで、「アールデコ」を味わえる場所だと思います。


 曲目です。

 ☆リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」より
      第1曲「婚礼」
      第4曲「ペトラルカのソネット」第47番
      第6曲「ペトラルカのソネット」第123番 
 ☆バッハ(ブゾーニ編 ):コラール <主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる>BWV.639
             無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータより シャコンヌ BWV.1004

  (休憩)

 ☆チャイコフスキー:「四季」より 作品37b
           第6曲:6月 舟歌
           第10曲:10月 秋の歌
           第12曲:12月 クリスマス
 ☆ラフマニノフ:幻想的小品集 作品3
         第1曲 エレジー
         第2曲 前奏曲嬰ハ短調 「鐘」
 ☆リスト メフィストワルツ 第1番 「村の居酒屋での踊り」S.514

 (アンコール)

 ☆ショパン:ノクターン 遺作
       バラード 第1番


 なんと、先月東京カテドラルマリア大聖堂でやったプログラムとほぼ同じで(シューマン/リストの「献呈」がないだけ)、アンコールにショパンの「バラード1番」までやってくださったという。。。なんというプログラムでしょう!

 わたしはと言いますと、昨日の夜の「満月の瞑想」がぴたっとハマっていました。
 瞑想の最中、ぱかっとなにかが開き、目の前に、満月の下の海が広がったのです。
 それは、インドネシアのジャワ島、ジョグジャカルタの「女神の海」と言われる海岸です。
 2度ほどそこに訪ね、瞑想や儀式をしてもらったことがあります。
 その場所が、思い出される、というよりも、その場所につながった、という感じでしょうか(自分の分身がエコーとなって、その場所にいるかのよう)。。

 わたしは昨日そんな感覚のまま、そのアールデコの建築に入ったわけです。

 及川さんのピアノが美しい音を奏でるとき、わたしは二つの場所に同時にいるような感覚に陥りました。
 庭園美術館の女神のレリーフとピアノの前、インドネシアの女神の海の前。
 音のきらめきと、海にうつる月の光のきらめき、二つが目の前にあったような不思議な感じです。

 それでも及川さんが激しく強い音を奏でると、現実のこの東京に意識を引き戻され、自分の日常やいろいろなどうしようもなさも思い出します(逃げようもないくらいに)。

 ラフマニノフの「エレジー」と「鐘」はすごかった! 特に「エレジー」!(この曲一応わたしも弾けはするんですが、もちろん全くの別物です。。)
 ラストのリストの「メフィストワルツ」もすごかった! 前半、手の甲の側の指全体を使って、鍵盤をダララララ??っと流すように上昇する箇所があるのですが、そこに入る前、及川さんは「ワンツースリーフォー!」と言っていました!!(席が前方だったため聞こえたのです) ごめんなさい! 声には出さなかったけれど、爆笑してしまいました! 
 この曲はアップテンポの超難曲で、、こういうのを、ライブハウスで、スタンディングで聴いたらどうなるんだろう、と、帰りの電車の中で考えてしまいました。
 お酒をね、1杯くらい引っかけて(2杯以上になると音がちゃんと聞こえなくなるから飲んでいいのは一杯だけ! もちろん、全館禁煙!!)、暗い照明の中、お客さんはスタンディングで思い思いに体をゆすってもいいんです。
 そんな中で、このメフィストワルツを聴いたら。。。とてもよさそうだなあ。(あ、タイトルも「村の居酒屋での踊り」じゃないか!) 激しい曲なので、箇所によってはヘッドバンキングだってアリかもよ、なんて。。(あまりにも激しいため、この曲のあと、アンコールのときには、ピアノの調律が狂っていたような気がしました(笑。「ミ」が!)休憩中にも調律してるんですよ!)

 瞑想の余波で、そんなバカな妄想をしながら帰ってきたんです。

 でも現実のその場のわたしは、アールデコの庭園美術館の椅子の上で、じっと、タオルハンカチを握りしめるしかないんです。
 タオル、汗でべとべとになりました(笑。これは妄想ではなく。笑)。
 
 それくらい、激しくも美しい演奏会でした。
 図らずも満月の海にも「行けた」し(特にアンコールのバラード1番のゆっくりしたところなんかが)。及川さん、ありがとう♪

 ミュージアムショップにいた猫ちゃん↓
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 人に慣れてるよい子で、頭を撫でさせてくれました(泣)。猫触ったの久しぶり。。(泣)

 今回、曲そのもののが気に入ったのは、バッハ/ブゾーニのコラールでした。
 これは、ホロヴィッツさんの演奏です。
 
 及川さんの演奏だと、もっと左手(低音)が強いような。それくらいのほうがわたしは好きです。


 
 
 
 

テーマ : ピアノ - ジャンル : 音楽

月よりの使者

 今夜は満月です。
 スケジュール帳やカレンダーに月齢が書いてあるものだと、20日が満月となっていると思いますが、それは、20日未明のことであり、今日日が昇って沈んでそのあと出る月は、ちょっともう太陽と真向かいの角度からは離れています(今日日本時間の朝7時頃に、山羊座29度の太陽と蟹座29度の月が真向かいになって「満月」となります。なので20日未明のほうが、角度的には近いのです。ちなみに地球からの見た目の話ですが、月は平均で2時間に1度くらい進みます)。
 今ベランダに出てみたら、外が明るいほどです。
 月光で影ができてました。

 久しぶりに満月の瞑想でもするか。。。

 わたしは体感的には昨日(正確にはおととい)から、毎月の毎度のツキノモノで、若干だるかったりします(痛みのピークは過ぎた)。
 加えて満月なので、なんか心身ともに強烈な感じです。
 昔から、満月はエネルギーが強すぎて得意ではないです。
 
 でも、月の進行を、人間がさまたげるわけにはいかないので、なす術なしですよね。。
 照りつける月光を、黙って受け入れるしかないのでしょう(笑)。

 先日新宿でカモミールのハーブティーを買いました。
 
アンデス・オーガニック カモミールティーアンデス・オーガニック カモミールティー
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ガーデンオブアンデス

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 カモミールティーは冷えに効くのと、心の安定作用があるようですが、この1月の満月にはかなわないかも。。
 でもいれて飲もうと思います。

 

 

 
 

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[ツイッター小説] 笑顔の意味/ 6

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 1 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 2 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 3 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 4 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 5 ☆





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 サロンに行く日がやってきた。
 透子はクリーム色のブラウスを着た。襟元にフリルはあるが寂しかった。
 Nは「透子ちゃん、わたしの口紅つけてみる?」と言ったがそんなことはできないと思った。じゃあ代わりに、と言ってNは自分の濃いピンクのガラスのネックレスを透子の胸にかけた。「こんなのつけられません」と言う透子をNは鏡の前へ連れていった。「かわいいじゃない」とNは鏡の中の透子に微笑んだ。恥ずかしいと言って外そうとする透子をNは止めた。
 「19歳の女の子としてはこれくらいは当然です」と言ってNは透子を送り出して、それでいいと思っていた。


     ☆   ☆


 サロンに着いた透子は立木雄介の姿を探した。
 談話のための部屋にはおらず、まだ来ていないのかと思い玄関付近のホールでやって来るのを待ってみた。それでもなかなか来ないので、首をかしげながら部屋の入り口近くの椅子に座って窓から外を眺めた。
 だが気付くとやはり空を見ていた。

 透子がぼんやりしていると、背後から透子さん、と声がかかった。振り向くと白いシャツにベージュのチノパンを履いて焦げ茶のベルトをした男が立っていた。透子が「はい?」と言うと、その男は笑って、「分からない?立木です」と言った。

 その笑顔を見て、透子の胸は衝撃に痛んだ。


     ☆   ☆


 「おはようございます」と雄介は言った。
 透子は胸に空いた穴から内蔵が出るような感覚に陥り、言葉をまるで出せなかった。
 呆然とする透子の表情を見て雄介は出していた笑顔を固くし
 「あれ、そんなに驚きましたか? ちょっと今日はまじめな恰好をしてみようと思ったんです」
 と言った。

 透子には雄介の話す言葉の意味は分かった。

 わたしを驚かせたかった。

 そして笑っていた。

 けれどどうしてそんなことをする必要があるのかが分からなかった。

 透子は雄介の顔から目線を下げたくなかった。
 そして「ちょっとわたしおトイレ行きます」と言って、そのままトイレに向かった。

 手洗い所に向かった透子の足にはあまり力が入らなかった。もっと早く進みたいのに、床を踏みつける力が弱くなったかのようだった。手洗い所の扉を開ける手にもあまり力が入らなかった。
 それでも開けて中に入ると洗面台に向かい、手を洗った。そして顔を上げるとそこに鏡があった。
 そこに映る自分の胸元には、濃いピンクの花の形をしたネックレスがかかっていた。それを見ると吐きたいような気分になった。
 「こんなもの!」
 と思った透子はそれを外そうとしたが、首の後ろにある小さな引き輪の金具を、どうやって外すのかが分からず、髪がひっかかり指が痛かった。
 透子は仕方なくネックレスはそのままにして手洗い所を出た。
 談話室に戻るのは嫌だったので図書室に向かった。
 雄介の姿を見たくなかったのだ。

 図書室に入ると古い紙の匂いがした。けれど棚に並ぶ珍しい本を見ても、読みたいものなどなく目の前の適当なものを取った。鳥の図鑑だった。
 紺色の羽をした鳥が表紙の図鑑を抱え、透子は窓際の席に座った。外の景色を見ると少し気分が落ちつくようだった。
 施設にも図書室はあって、透子は本はあまり読まなかったがそこにいるのは嫌いではなかったことを思い出した。
 窓から空は見ず、木を見ていたら雄介が右隣りに座った。


     ☆   ☆


 「行かないで、透子さん、僕に話をさせてください」

 驚く透子に畳みかけるような強い調子の早口で雄介は言った。

 「僕はこの一週間、あなたとまた話をするのを、本当に楽しみにしていたんです。悪ふざけをしたかもしれないけれど、服のことなんかで」
 そこまで言って雄介は息を吸った。
 「服のことなんかで、こんな風になるのは僕は嫌です」
 そう言って雄介は息を吐いた。
 「服のことなんか…」
 と透子が言うと、雄介は苦笑した。

 「透子さんには、服のほうが重要? あなたは僕の顔を覚えていなかった」

 それを聞いて透子の胸に再び衝撃が走った。先ほどとは違う痛みだった。

 「わたし…ご」
 と透子が言うと雄介が遮った。

 「謝らなくていいです。悪いのは僕です。確かにあなたを驚かそうとして今日の服を選びましたから。この前話した時、あなたはHRGの施設を出てまだ3ヶ月くらいだと言っていたから、あまり外のことに慣れていないのも分かっていたのに。でも、確かに驚かそうとは思ったけれど、それだけじゃないっていうか…少しはまじめな恰好ができるということも、なんていうのか、あなたに見せたかったんだと思う。でも…僕が甘かったんですね。きっとあなたにとって色というのは、僕が思っていたより、ずっと重要なものなんだ」

 雄介はそこまで一気に語って自分の左に座る透子を見た。
 透子は少しうつむいて窓の外にある植え込みのウツギの緑の葉をまばたきをせずに見ていた。
 が、その目からは涙が溢れ、頬にいく筋も伝わり、それがあごの下に次から次へとぽとぽとと落ちていた。

 今度は雄介の胸に痛みが走った。

 雄介にとってもそれは今日2度目の胸の痛みだった。
 一度目は、トイレから出てきた透子が図書室に入っていくのを見た時だった。

 透子はまばたきをしないまま下唇を震わせ涙を落とし続けた。
 それを見ると雄介も泣きたい気持ちになったが、それは我慢してポケットからハンカチを出した。
 透子は渡されたハンカチで自分が泣いていることに気付いた。同時に、鼻水も大変なことになっていると分かった。
 透子が雄介と自分のハンカチではどうにもならいのでトイレに行くと言ったので、雄介は少し鼻白んだ。
 雄介はついていくと言う代わりに「戻ってきますよね?」と言った。


     ☆   ☆


 トイレから図書室に戻った透子は、窓際の席に座る雄介の後ろ姿を見た。
 短髪でも長髪でもない髪型。白いシャツの肩。
 知らなければやはりそれを雄介だと判別することは無理だと思った。
 施設では科学者や研究者たちは白衣を着ていたが、見分けることはできた。長期間接していたからだ。
 そして施設では、このようなことをして透子を驚かせる人物はいなかった。
 透子にはやはり、それをすることの必要性が分からなかった。


     ☆   ☆


 透子は雄介の「ちゃんとした恰好を見せたい」という言葉を忘れていた。
 その時すでに泣いていて、耳に入っていたのは雄介の真剣な声だけだったのだ。


     ☆   ☆


 透子にとっては泣くのは珍しいことだった。
 記憶の中で一番泣いたのは好きだった保母が施設を去った時だった。
 自分が出る時には、涙は出ていなかった。泣いたところで何も変わらないと思っていたからだ。
 しかし今、透子は体が幾分軽くなっているのを感じた。
 なぜだろう、と思った。

 
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妖精ノ仕業ニ非ズ

 ありました、、シルバークロス。。。
 さっき「ない」と書いて、口惜しくて、パソコンシステム終了させて(パソコン周辺にあるはずなので、スリープにしていて探しているとぶつかったりしてキーを押してしまって再起動したりするのがうざいから)、本気で周辺の棚とか袋ものの中とか探したら出てきました。
 あそこか。。。
 確かにあそこならなくさない場所ではあるのだが、、シルバーと関連がないからすっかり忘れてしまったよ。。(筆箱ならぬ、筆袋の中であります)
 もうあそこに戻さない!!
 アクセサリーに関連する場所に置く!
 
 そして深夜にまたせこせこと銀磨きをしたわけです。。(こういう細かい作業をすると心が落ち着くタイプ)。
 スッキリした?☆
 でも、あまりにも黒くなっていたため、あとデザイン上の構造上の問題があり(細かくでこぼこがあるため、布が入りきらないスペースがある)、完全に元の輝きに戻すのは無理でした。

 でもまあいいや。
 指先も黒くなりました↓
  1101gin.jpg

 ここ数日の懸案事項が一つ片付きました。あふー。


 
 
 

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我慢ができない

 どうしても我慢ができないので書きます。

 シルバークロス(銀製品を磨くための布)をすぐになくす。
 この前あったと思って、すぐになくすから分かりやすいところに置いておこう、と思って置いたはずなのに、やはりなくなっている。
 どうして毎回使いたいときにないの?
 どうしてなの?
 どこ置いたんだっけ???
 絶対この辺にあるはずなのに!!!
 どうしていつも、いるときにないの???
 妖精さんのしわざなの???(ぶっ殺す!)

 あの黒くなった銀を見ると、とてもイラつく!!
 磨きたい!
 どうしてないの???
 どうして必ずないの???
 どうしてええええええええええ





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この国の子ですから

 昨日は実家で父の入浴介助とか、軽い留守番をしたり、少しワインを飲んだりしました。
 母からおせんべいとえびチップスをおだちんでもらいました☆
 おせんべいだーいすき☆☆
 ていうかお醤油というものが好きなんだと思います。

 うちでは、塩とお醤油は、自然食品店で買ったいいものを使っています。 
 (お味噌は母や知り合いの自家製のものです)
 料理に化学調味料も使いません。
 出汁も、昆布や、お魚の出汁パックなどです。煮物にも使える麺つゆも自然食品店のいいものを使っています。
 それだけでかなり違う部分があると思います。
 でもお肉とかはスーパーの安いやつです。
 
 ええと、、、言いたいのは、今日はそれくらいです(笑)。

 昨日の空↓
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 フェンスの向こうのかわいこちゃん↓
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TOMOVSKY インストアライブ 新宿タワーレコード

 昨日は、夫が大好きなシンガーソングライターのTOMOVSKY(トモフスキー)さんの、インストアライブに行ってきました@新宿タワーレコード。
 先月発売されたCDを買うと、観覧できるものです。
 夫は仕事で休めず、わたしが馳せ参じた次第です。

 初生トモ君。

 思えばもうそれは20年以上前、わたしは女子高校生だったわけですが、そのときの友人のNちゃんが、ライブ通いが好きで、TOMOVSKYさんがされていたバンドの「カステラ」のライブにもよく行っていました。
 で、「トモ君かわいー。トモ君かわいー」と毎日言っていました。
 その頃「へえ?」と思っていたわたし。
 そしてなぜか今ライブに行ったわたし。

 曲目です(ロックでこれ書くのなんか新鮮♪)

 ☆こんな未来を(本番前に、なりゆきで、はじまってしまう。一部のみ、店内に流れるCDに合わせて)
 ☆歌う45歳
 ☆時々だけ
 ☆美人が消えた日 
 ☆明日、君に会うのか
 ☆自転を止めろ
 ☆我に返るスキマを埋めろ



 「トモ君」は、、Nちゃんの言う通り、かわいかったです。
 目の前にいるのは、なんなんだろう、と思うくらいです(笑)。
 (分かりやすい言葉で言うと、ハンパないサービス精神の持ち主)

 大変だあ。。。
 トモ君トモ君トモ君だ。。。
 みんなから欲しがられるわ。。。
 そりゃ疲れるわ。。。(トモ君が)
 でも、そういうトモ君でいなくなることもできないから、
 やはりそういうトモ君のままでいる。。。
 苦しみながらも。。。
 大変なことだ。。。

 宝物だなあ。。
 見つけてしまった人には、それが伝わって、受け取ってしまった人には、以降宝物になる人です(中毒性があるとも言えるのかもしれませんが)。
 困ったものだ。
 世の中にはそういう人がいるんですね。
 
 そして、わたしはそういう人を見つけるのが好きである。
 これも困ったものだ。

 TOMOVSKYさんのギター↓
  1101tomov.jpg

 (以前TOMOVSKYさんと、その双子のお兄さんについて、勝手に解釈して書いた記事は→ こちら です。ほかにもちょこちょこTOMOVSKYさんについて触れた記事があります。なので今日は「生トモ君」を見た感想にしてみました)

 
   

 
 
 

テーマ : ライヴレポ・感想 - ジャンル : 音楽

頭が頭痛で痛い(悪文)

 昨日は友人のAちゃんと会う予定でしたが延期になり、休みで出かけていた夫と国分寺で落ち合って買い物と夕飯をしてきました。
 
 食事の最中から頭が痛くなってきました。
 もしかすると風邪? いてててて。。。

 ゆうべは「冷血」を読み切り、その後、折よく夫が図書館で借りてきていたカポーティの伝記があるので、知りたいところだけ拾い読みをしたりして、朝までそんなことを。

 それがまずかったのかしら。。。
 咳も出てきたよ。。。これは、、アレルギーではなく??

 明日(正しくは今日なんですが、今まだ深夜1時なのです)、久々に都内に出るのでこれは困る。
 ああ、さっき帰宅したとき、うがいとかしなかったーー。

 「冷血」の感想は、、、書けないかもしれません。
 それくらいすごすぎて。。
 読み始めのうずうずしてるときに書いておけばよかったかな。。そんな気もしたんですが。。
 どちらにせよ、この頭痛じゃ今夜は無理です。

 みなさまも風邪、お気をつけください。

 



テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

冬のホットワイン

 今夜も寒いです。
 わたしは今ホットワイン↓を作って飲んでいます。
  1101wine.jpg

 今夜のレシピ。
 ☆おととい夜の赤ワイン:デュラレックスの安グラスに一杯
 ☆クローブ:小さめの2つ
 ☆ショウガのスライス:1枚
 ☆シナモンパウダー:一振り
 ☆月桂樹の葉:2センチ×1センチくらいにちぎって一つ
 ☆はちみつ:小さじ1杯弱
 ☆すだち果汁:3滴くらい

 これらをまとめてミルクパンで温め、沸騰しすぎないところで火から下ろします(アルコールはかなり飛びます)。

 ホットワインは、西洋では「卵酒」みたいな感じで、寒い夜の冷え対策の一つだそうです。
 この飲み物を初めて知ったのは、高校生のときに見た「エミリーの未来」という80年代の西ドイツ/フランスの合作映画です。
 「禁じられた遊び」という古い名画で神々しいまでの演技を見せた元子役女優のブリジット・フォッセーが、海辺のレストランで恋人と飲むのがこのホットワインでした。
 この映画、わたしは好きです。全てのシーンが美しいし、母親と娘の確執の描き方もいいです。
 でもあまり評判はよくないのかな。Goo映画では一本レビューがあって、☆二つ( こちら )。
 
 うーん、アルコールを飛ばしたはずですが、軽く酔ってまいりました。

 これから、「冷血」ラストスパートに入ります。
 夜明けまでに読み切りたいものです。
 
 

 


 

テーマ : ワイン - ジャンル : グルメ

国分寺見聞録?目的以上のもの、以下のもの?

 女はその日、西武多摩湖線に乗って国分寺へ行った。
 目的は、女が溺愛するてんとう虫のぬいぐるみ「おーたん」の仲間が、「おーたん」がいた場所(売られていた店)にたくさんいる(入荷された)という情報を得て、それを見てみることであった。
 果たして「おーたん」より彼らはかわいいのか。
 それは、彼女にとって大きな問題であった。

 国分寺に着くと女はまずK書店に行った。雑誌を立ち読みするためだった。
 それから彼女は大型雑貨店に行き、石けんなどを買った。
 それらが思いのほか重かったため、彼女は駅の北側の西友の一階に入るスターバックスへと向かった。
 スターバックスで読書をするのも、彼女のその日の国分寺行きの目的の一つであった。

 そのスターバックスはだいたいいつも混んでおり、座れないこともままあった。
 しかしその日は入り口すぐ近くの席が空いていた。
 彼女は一つ空いた席のテーブルの上に先ほどの買い物袋を置き、注文カウンターへ向かった。
 隣りの席には、背の高そうな黒髪の白人男性が一人で座っていた。

 女は最近気に入っている「ほうじ茶ティーラテ」とマフィンが置かれたトレイをテーブルに置いて、帽子、手袋、マフラーを取り、着ていたダウンのジャケットを脱いだ(彼女は冷え症であった)。
 彼女は黙ってそれをしたが、体中からせわしない空気が周囲に漂っていた。
 隣りの席の外人男性が、少し彼女に注意を払ったようだった。

 彼女は「だって寒いんだから仕方ないじゃない」というおばさん特有の理屈を心に思い浮かべ(彼女は一週間前に39歳になっていた)、素知らぬ振りをして席につき、カバンから読んでいた本を取り出した。
 彼女がここ3日ばかり、夢中になって読んでいる本であった。

 彼女が注文したマフィンは、表面がやたらに固く焼き上がったものだった。
 その一部を切り取り、フォークに刺して口に運ぼうとしたら、あまりの固さに口の中に入りきらず(想定外の固さだった)破片が皿の上に落ちてしまった。
 隣りの席にすわる外人男性が、それも横目で把握しているのを女は感じた。
 しかし彼女は気を取り直して、読書に入っていった。

 ほどなくすると、隣りの外人男性のテーブルに、日本人女性がやってきた。
 彼女の右隣で、二人の男女は会合の喜びをあらわにしていた。
 今度は、女が隣りの席に注意を向けることになる。

 彼女は無学であった。高卒であった。しかも3流公立高校だ。 
 しかし、ローティーンの頃から英語の歌を聴き、ハリウッドの映画に親しんでいたため、少しばかり英語を聞き取ることができた。ほんとに少しだが。

 隣りの男女の会話に聞き耳をたてる。あくまでも読書をしながらだ。
 挨拶を交わし、雑談をしている。英語でそれをしていた。
 男性は見た目は派手ではなかったが、はきはきとしたバリトンでしゃべった。女性は、ネイティブとは言い難い英語で、ゆっくりと懸命に彼との会話をつないでいた。
 たいしたものだと女は思った。

 女性がおみやげを男性に渡した。
 それはピーナツのなにからしかった。
 男性は「ゆうべ近所の人たちと飲みにいったんだけど、ごにょごにょ、僕はピーナツがあればいくらでもお酒を飲むことができる。ピーナツは最高のおつまみだ」と言った。
 そして「高い?」と日本語で女性に聞いた。 
 女性は「うん、ちょっとそうかも」と日本語ではにかみながら答えた。
 
 それからしばらく二人の雑談が続いた。
 女は読書をしたり携帯電話をいじったりして、あくまでも興味のないように振る舞っていた。
 すると、隣りのその黒髪の男性が、急にあらたまった雰囲気になって、周りをキョロキョロと見回した。
 それを目の端で捉えた女は、「お、これからなにかがはじまるぞ」と思った。

 男は話し出した。
 「ちょっと問題があって」と切り出しながら。
 内容はだいたいこんな感じだ。
 ここのところ、毎日仕事がないかといろんな会社をあたっているけれど全然ダメだ。ほんとに最近のこういうのは困ったものだ。
 ニューヨークタイムズにも載っていたけれど、ニューヨークで法律学校を出たごにょごにょくらいの人たちが、同じような問題を抱えているみたいだ。
 ニューヨークの法律学校だよ? そこを出たっていうのに!
 どうなっているんだろう、いったい、という感じだよね。
 まあ、ニューヨークには弁護士なんかはごろごろいるわけだけど。
 僕だってごにょごにょごにょごにょ。ほんとにひどいことだ。
 それで僕の両親なんかはごにょごにょごにょごにょと言っているよ。
 だけど僕はこうやって長旅をしていてごにょごにょごにょごにょ、お金がかかっているよ。
 ほんとにお金がかかることだから。

 女の隣りの女性は、「うーーーー、、」という声を出しながらその話を聞いていた。
 明らかに、さきほどまでとは違う、下がったトーンの声だった。

 女は「こ、これは、、この雲行きは、、金の無心をしたいのか?」と思った。
 黒髪男性のあらたまり方、あえて「問題」という言葉や「テリブル」という言葉や「ホリブル」という言葉を多用しているのを聞くと、女性の関心を引きたいのではないか、と思えたからだ。
 女性は「それであなたはごにょごにょなの?」などと聞いていたが、そこに「親身」という空気はなかった。

 しばらく横の二人は、押し合い引き合いのようなものをしていたように思う。
 しかし、女性は明らかに引ききっており、それを認めた黒髪男性は、「エニウェイ」と言って、その話を軽くまとめ、それからその二人が会うことにしたであろう「本来の目的」をしはじめた。
 それは、法律にも使う用語の、英語での説明であった。
 たとえば、「プライヴァシー」という言葉の説明。「それは僕があなたに知ってほしい僕というのはこうだ、という情報があるとして、ごにょごにょごにょごにょ、でも他人が僕の家に来たとして、いろんなものを見たとしてごにょごにょごにょごにょ、それでごにょごにょ、それがプライヴァシーという言葉の意味なんだ」など。

 読書をするはずだった女は、もうとっくに本の内容への興味を失っていた。

 黒髪男性は、仕立ての上等なグレーのツイードのジャケットを着て、黒い細身のジーンズを履いて、とてもしゃれたキャメルの革靴を履いていた。少し内向的そうだが、いかにも育ちのよさそうな、頭のよさそうな人であった。
 きっと、その彼も法律家のたまごであろうと思われた。女の見立てでは30歳くらいに見えた。
 彼と話していた女性は、40代後半くらいで、やはり地味な感じの女性だった。善良そうな笑顔をふっくらした頬に浮かべている。
 けれど、フレアーのミニスカートにブーツといういでたちであった。女性らしい服装だった。

 女は、この日この二人の男女の心にあった「真のあて」は、互いに、外れたのだろうな、と思った。

 それから女はスターバックスを出ることにした。
 隣りの二人はまだ話をしていた。
 もしかしたら彼女が去ったあと、なにかがあって、どちらかの「あて」は、成就したのかもしれない。
 それでも、もうそれは、彼女の興味の対象ではなかった。

 それから女はまた少し駅ビルを見ることにした。
 そして、目的の一つだった「おーたん」の仲間をまだ確認していないことに気付き、雑貨店に向かった。
 そこにはそれらしいものはなかった。もう売れてしまったのだろうか。
 女の目的も、今日はことごとく外れていた。
 
 しかし、思っていなかったものを得た(見た)ような気もした。
 頭と育ちのよさそうな白人男性の思わぬ苦労。少女のような声をして彼に向かっていた女性のトーンの変化。それを察してそれ以上騒がなかった男性の潔さ。
 
 東京郊外の街は寒かった。
 10年前だったら、あの女性はあの男性に、お金を貸していたかもしれない。いや、20年前だったら、それをできる日本人はたくさんいたかもしれない。
 今はどうなんだろう。
 女は思った。

 しかし、帰りの電車をホームの待ち合い室で待っているとき、女は、若い男性がベンチ下に置き忘れた空き缶を取りに戻って、空き缶入れにきちんと入れているのも見たりした。

 女は、終っていないなにかはまだここにはある、と思いたかった。

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貪り喰らう

 昨日はほぼうちにいて、だいたい読書に集中していた、という感じです。
 ちょっとやばい、本当に。
 「冷血」ですけれど。

 何日も同じこと書いててバカかって話ですが、 
 ちょっとブログのネタを考える時間があるなら、本を進めたい、という状態に突入しております。
 (今半分弱くらいかな。。)
 
 この本を、作者のカポーティは5年以上費やして書いたはずですし、とても苦しんで書いたはずなのですが(映画「カポーティ」を見ていたので知っている)、それをこんなに浅ましく消費してしまっていいのだろうか、という気はします。
 でも、これは一種の快楽で、わたしはそれに浸りたいのです。
 
 というわけで、風呂が湧くまで、再び読書に戻ります。
 つまらない日記ですみません。



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あっさり日記。

 昨日は再び実家で父と留守番でした。
 わたしの日常が始まりました。
 (年末年始は見事に「非日常」でしたが☆)

 昨日はカポーティの「冷血」を進めたいので、ピアノは弾きませんでした。
 それでよかったです。
 ちょっと父のシモのほうで、若干大変だったため。。(笑)

 「冷血」めちゃくちゃおもしろいです。
 やばいです。
 今5分の1くらいかなあ。それでもうすでにいろいろ感想を書きたいんだけど、我慢しておきます(うずうずうずうず)。

 ハマる本が見つかると、とても安心します。
 
 
 

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読書と花

 昨日は一日中風が強くて、窓ががたがたいっていました。
 わたしは外に出たくなく、、、ずっとうちにいました♪
 冷蔵庫や冷凍庫のおかげです(夕飯の買いものにさえ出なかったのだ)。

 先月でしたか、新書の「宇宙は何でできているのか」を読み終わって、その次の本なににするかハッキリしなかったのですが、トルーマン・カポーティの「冷血」に決まりそうです。
 これは夫が先に読んでいて「20世紀最高の小説」と言っていて(そんなにたくさん読んでないくせに! わたしよりは読んでるけど。。。)、ふーん、とは思っていたのですが、読んでみるとほんとにすごいです。
 1行ごとに「素晴らしい」と言ってしまう。
 これなら最後まで行けそうです。読了したら感想書きますね。

 お正月のお飾り用の花などですが、松は処分したんですけれど、まだ元気に咲いてる花があり、捨てられません。
 花の持ちをよくする薬を入れたお水に差していると、ほんとに長持ちしますよね。つぼみもちゃんと開くし。
 その水はお花用のはずなんですが、正月飾り用の銀に彩色された木の枝が、いつの間にか芽吹いてきていたのです!
 ちょっと分かりづらいかな↓
  1101eda.jpg
 芽の出る場所(この場所に固有の名称ってあるのでしょうか? わたし知らない)にも塗料がついていたと思うのですが、大丈夫なんですね。オドロキ。
 どこまで育つでしょう。捨てないでちょっと様子見てみようと思います。

 先日の誕生日にちなんで夫が小さいブーケも買ってきてくれたので、今家の中けっこうお花があります。ビオラもまだ生きてるし。
 部屋の中に花があるのはやはりいいですね。



 

 

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サイレンと静寂

 1月8日 夜7時半頃、わたしは夕飯のパスタの仕上げの体勢に入っていました。
 そこに出かけていた夫が帰宅しました。
 彼は言いました。
 「隣りの棟で火事だよ」と。

 わたしは、へえ、とは思ったけれど、もうすぐパスタがゆであがります。
 それでも「どっちの棟?」と聞くと「右のほう」と言いました。
 わたしはあら、と思ったけれど、パスタがゆであがりました。
 夫はまだなにか言っていましたが(消防車はもうすぐ来るはずだ、みたいなこと)、「ちょっと今話せない! わたしが怪我する!」と一喝し、パスタを大鍋からザルにあげました。

 そしてパスタは仕上がり、食べようか、というときに、少し見てみよう、ということで玄関から出ました。
 焦げ臭い。
 団地の階段を途中の踊り場まで降りて外を見ると、煙が立ちこめていて、眼下に消防車が数台集まっています。
 緊迫感。
 これはちょっとやばい、と思って、夫に「ごはん冷めるから食べよう」と言って、家の中に戻りました。
 
 食事中、たくさんのサイレンの音が、どんどん近づいてきます。
 ちょっとすごいことになっているかも、と思いつつ、食事を進めました。
 部屋を閉め切った冬のコンクリの団地で、外まで煙が回っている。
 もし、中に人がいたら、やばいんじゃないの? と話しながら。
 
 食事が終ると、ちょっと見てみよう、という話になりました。
 夫がベランダから現場の隣りの棟を見ると、「消防隊の人たちが幕を張ってなにかしてるから、亡くなってるかも」と言いました。
 わたしもベランダに出て、そちらを見ると、隣りの棟の前の芝生で作業をしている消防隊の人たちと、目が合いました。
 現場の部屋のベランダまで張った幕。でもうちはその部屋よりも高い位置にあるので、幕の内側まで見えそうです。
 目が合う消防隊の人から、「見ないほうがいいっすよ」という、テレパシーのようなものを感じました。
 「見てんじゃねーよ、クソ住民が」というオーラより、「それがあなたのためっすよ」という優しさのようなものを感じました。 
 わたしはやばいと思って、部屋の中に戻りました。

 それでもしばらくすると気になって、反対側の窓から、団地の前の通りを見ました。
 消防車はざっと見た限りでも4?5台は来ていて、ホースが張り巡られ、立ち入り禁止のテープも貼られていました。消防隊と救急隊の人がたくさん働いていました。
 通りは少し、水に濡れているようでした。
 団地のほかの棟の人たちもベランダからそれを見ているし、野次馬も来ていました。
 でも、もう一段落した後みたいでした。

 夫が「火事みたい」と言ってもあまり「すわ」とはならなかったのは、前にもぼや騒ぎがあったからで、消防車が来るのは初めてではありませんでした。住みはじめて14年、何度かある光景でした。
 だから、そのレベルだと思ってたんです。
 でもそれでよかった。
 食事を先にして、よかった。
 仕上げに火傷の危険の伴う、パスタでよかった。
 ちょっと余裕があれば、一番「盛り上がるところ」を見てしまって、食欲がなくなっていたかもしれません。
 
 夫は帰宅時に、ちょうど隣りの棟の住人たちが騒ぎはじめて、消防に連絡したとか言い合っている、煙がすごく出てきている現場に立ちあったそうです。
 でも、わたしが7時半には食べられるようにする、と言っておいたから、一時帰宅したのですね。
 そのままわたしに一喝されて食べることになったのも、悪くなかったと思います。
 
 夫が野次馬さんから聞いた話だと、その部屋の主は一人暮らしの方だったとか。
 ドアに新聞が溜まっていたそうです。
 ということは、もうすでに亡くなっていて、つけっぱなしの何かが引火した、ということなのでしょうか。
 それでも、野次馬さん達の情報は錯綜していたらしく、どこまで本当か分かりません。
 亡くなったらしいというのは、本当みたいです。

 今北の窓から見たら、まだ一台消防車と隊員の方たちがいました。


 数日前、よく見ている2ちゃんねるの漫画家の山岸凉子スレッドで、「きれいな景色の中で溺れている人がいる」というコメントとともに張られたリンクをたどったら、水難事故の動画だった、ということがありました。
 この正月の初日の出で荒れる海で度胸試しをして流された茨城の高校生の映像です。
 ギャラリーの一人が一部始終を撮っていて、それを、アップロードしていたものでした。
 5日間でもう20万再生以上されていました。
 わたたしはその映像を、半ば興奮して見てしまいましたし(いろいろリンクをたどってその事故の2種類の動画をどちらも見ました。流される高校生が映っているものと、救助される友人が映っているものです)、帰宅した夫に話して、夫も見ました。
 いろいろ思うところはありました。
 わたしだったらカメラを回して、アップロードできるかどうか、ということも考えました。

 もちろん今回、消防車などを撮ることはしませんでした。普通にできないです。
 あまりにも近所ですし。
 ピーク時を見てないので分かりませんが、ほかのご近所さんも撮ってはいなかったと思います。

 でも、こうやってブログには書いてしまいました。
 不謹慎でしょうか。

 最近、なにかを見ても、なにかを考えても「怖い」と思うことはなくなっていたんです。
 以前は、ノイローゼだったときは特に、なにを見ても怖いと思っていたのですが。
 でも、久しぶりに今日は「怖いな」と思いました。ぞっとしました。
 一回目に、赤い消防車を見たときです。

 今、団地全体は冷えたように静かです(風呂場にいると実地検分をしている方の声がときどき聞こえます)。
 
 亡くなった隣りの棟の方との面識はありませんでした。
 
 ご冥福をお祈りいたします。
 
 

 

 

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仲道郁代&新日本フィル フレッシュ名曲コンサート ルネ小平

 昨日は夜から、地元ルネ小平にて行われた演奏会に行ってきました。
  
 仲道郁代&新日本フィル フレッシュ名曲コンサート 
 
 曲目です。

 ☆グリンカ 歌劇「ルスランとリュミドラ」 序曲
 ☆チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
  (休憩)
 ☆ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 op.95「新世界より」
  (アンコール)
 ☆チャイコフスキー 幻想セレナーデより 「ワルツ」
  指揮:川瀬賢太郎 
  ピアノ:仲道郁代
  管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団


 地元ですし、誕生日翌日ということで夫と行くことにしました。
 でも、お席は安いほうで。。(笑)2階最後列。
 でも、そういうエリアって、ちょっと聴き慣れてるっぽい人が多いような。。周りで話とか聞こえる限りでは。。

 ピアニストの及川浩治さんの演奏に出会って追っかけをはじめ、それから少しずつクラシックの演奏会に行くようになってもうすぐ丸4年です。でも、その間女性ピアニストの演奏会には行ったことなく。(それ以前に一回、小川典子さんには行っています。でもそれは、チケットをいただいたからでした)
 仲道郁代さんは有名なので、どんなかなあと思って行ってみました。
 おきれいな方だし、そういう興味もあり(笑)。

 オーケストラは、及川浩治さんの「協奏曲シリーズ」でよく一緒にされている新日本フィルで、いつもなんて音がきれいなんだろう、と思っていたので、そこも楽しみでした。

 仲道さんはオリーブ色と茶色が混ざったような色のノースリーブのドレスでした。
 きれい。。そして細い。。。

 演奏されたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番は及川さんのでも聴いたことがあった、有名なものです。
 仲道さん、上手で、音もきれいでした☆
 あの細い体と腕で、よくあんなに弾けるなあと感心しきりで。。。
 でもちょっと、テンポがオケとずれるところもあったように思いましたが、それは、どうなんだろう、指揮者の川瀬さんが若い(26歳)ので、それもあるのかなあ、、こういう場合、どちらが合わせるべきなのでしょう。本来なら指揮者だとわたしは思うのですが、あの若さだと難しいのかなあ、、だったら経験豊富な仲道さんが合わせるべきなのかな? でもソリストが合わせるのって、どうなんだろう。。
 
 仲道さんのピアノ自体は、、きれいですが、もうちょっと情熱的でもいいのではないか、とは思いました。
 情熱的というか、情念や、狂気や、渇きや、慈愛や、なにかそういうものが音の向こうにあればいいなと。。
 ちょっと、優等生っぽすぎないかな、なんて思ったのです(でもすごく上手で音もちゃんときれいなんですよ!)。
 好みの問題ですけれど。そういうべったりしたのはイヤだ、という方もいると思いますから。

 帰宅して仲道さんについて調べたら、お父様の介護をされているとか(08年の時点での情報です)。
 そういう部分で親近感を抱きました。でも、だったらなおさら、なにか激しさ(静けさも含む)があってもいいのではないか。。 
 でも、そういう生活もあって、あまり内面をむき出しの演奏にすると、身が持たないのかな、とか。
 そんなことも考えました。これは新しい感じです。
 
 指揮者の川瀬さんという方はまだ若く、一曲目のグリンカも、後半のドヴォルザークも、まさにフレッシュな仕上がり、というイメージでした。
 でもこれも、、そつなくきれいにまとめたね! 若人よ! という感じで。。
 優等生だね! というような。。(ああ、もちろんそれでも充分すごいことなんです! それはそうなんですけど。。)
 やはり内面からほとばしるなにか、みたいなところまでは感じられなかったかもです。
 
 でも破綻のカケラもない、まじめできっちりした演奏会でした。
 まあちょっと、わたしには物足りない、ということでしたが、全然すごいことだと思います。
 (終演後ずっと体に残るもの、というのが、なかったのですね。終ったら終ってしまった)
 オケの音はやはりきれい♪ あそこ好きです♪

 と思ってたら、帰り、オーケストラのみなさんが楽屋から出てくる時間帯と重なり、コンサートマスターの西江辰郎さんとすれ違いました! 2秒くらい目が合いました! 
 この方は「王子」とも呼ばれるすてきなコンマスさんで、最後にめちゃくちゃ得をした! というミーハーなオチがつきました☆

 行ってよかった!



 
 
 

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誕生日写真日記

 昨日はわたくしの39歳の誕生日でした。
 。。。。白髪の量がすごいことに!
 いえ、あらためて見てみたんです(誕生日にすることじゃないか。。)。

 まあしゃーない。

 実家で赤飯炊いてもらって、仕事後の夫も来て食事会でした。
 ファミレスのジョナサンにある「きびなごサラダ」というのが好きなんですが、いただきもののきびなごがあったので、まねて作ってみました(誕生日であるわたしが)。おいしかったかも。ドレッシング凝ったんです。タマネギのすりおろしとかにんにくのすりおろしとかショウガのすりおろし入れた和風です。

 実家に行く前、地元の人気手作りパン屋さんに行きました。
 わざわざ、おとといとは反対方向にある雑木林の中通って。。
 もちろん、ヤドリギ探しですよ。。

 ざわざわ森(という名前の公園?になってる。冗談じゃなく)には、高いミズナラの木がたくさんあるけどヤドリギなし。
 でも、鳥の巣はありました。
 ざわざわ森の巣/その1↓
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 その2↓
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 その3↓
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 その4↓ 巣に帰る鳥も撮れたかも?
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 けっこう鳥の巣あるものですね。まわりにシジュウカラがたくさんいたので、シジュウカラの巣かもしれません(わたしが巣のある木に近づくと、わやわや近くの木に飛んできたりした)。
 うーんヤドリギ、あそこにもないか。。でもまだ徒歩範囲内に候補地の雑木林はあります。なので春まで、ちょこちょこ見に行ってみようかと。
 
 お花もいろいろと。
 木瓜(ボケ)の花↓
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 これは枇杷(びわ)の花↓
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 枇杷は初夏に実をつけるけど、こんなに寒い時期に花を咲かせてたんですね。知らなかった。

 お気に入りお写真はちょっと大きいバージョンです。
 一輪だけ咲いてた1月のバラ↓
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 この小さい丸いピンクの花も好き↓
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 タイルがきれいと思い↓
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 空です↓
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 ええと、、これで全部かな。。
 というわけで、豊作の誕生日でした♪

 




 

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新しい散歩のテーマ

 昨日は隣町へお買い物など行きました。
 4日に「お願いごと」をまとめたら、なんだか気持ち的にもスッキリして、外を歩くのが楽しく。
 まあ、簡単にスッキリしすぎですが、自己暗示なんでしょうか。
 でも、体が軽くなった感じはします(とにかく年末のイブの日からひどかったんで。。。)。

 最近気になるものがあって、それは、「ヤドリギ」というものです。
 西洋のクリスマスのときによく出てくる縁起のいいものだそうで、高い木などに寄生する植物だそうです。
 よく「ヤドリギ」という言葉を聞きますが、どういうものか知らなかったんです。寄生する木の枝にふわふわとまといついて、ぽんぽんみたいなんだそうです。
 見てみたいなあと思って、今は木の葉が落ちてるから探しやすいでしょうし、散歩がてら近所の雑木林をチェック。
 でも今日見た限りではなかったです。縁起ものになるくらいだから、そんなにしょっちゅうお目にかかれるものではないのかもしれませんね。
 
 お、と思ったら鳥の巣でした↓
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 よく針金ハンガーでできた巣を見ますが(カラスのらしいですね)、これは小枝でできていました。
 
 これからヤドリギ探しも、歩くときのテーマの一つにしようと思います☆
 でもこのあたりではないかもしれないと思います。記憶の限りでは、そういうのつけた木はないような。。
 でももうちょっとよく見るようにしよう。どこででも、そうしてみよう。
 わたしはそういう縁起物モチーフが大好きなので、これもがんばります☆

 おでぶの猫もいました↓
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 あまり近づくと逃げるから、おそるおそるこれくらいの距離です。。

 帰りには飛行機雲がいくつも↓
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 今日は天気が崩れるのかな、、母方の祖父が「飛行機雲が出る翌日は雨」と言っていたのを思い出します。

 今日は誕生日なので、実家に行ってきます。
 母が赤飯炊いてくれるそうな(笑)。 
 ありがたくいただいてくるつもりです。


 



 

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TOMOVSKY 「不惑」

 昨日は、日食を伴う山羊座の新月でしたが、みなさんはお願いごとをしましたか(こういうときにすると効果が高いそうですよ)?

 わたしはばっちりです。
 
 今までで最強のお願いの言葉を、練りに練り。。。(笑)

 今書くのはちょっと違うという気もしますが(昨日書いておけばよかった)、お願いごとの言葉を考えるときに、注意することがあります。
 否定形のお願いごとにしない、ということです。
 「??しない」とか、「??させない」とか。
 
 こういう形の願望のほうが出てきやすいのですが、それだと、それをイメージしちゃうからダメなんだそうです。
 「貧乏になりたくない」ではまずい、ということですね(身もふたもない言葉で、これはこれで切実でわたしは嫌いではないです(笑))。そうしちゃうと、貧乏な自分がイメージできるから、ダメなんですって。
 かといって、「お金持ちになりたい」とも、なかなか言えないですよね。。わたしはそうなんです。それがいけないのかな、とも思うんですけど。「無理だ」ってまず出てきちゃうんですよね(笑)。そうなると、もうダメです。言葉が真実ではなくなっていきますから。
 だから、「豊かさ」というものについて、自分が求める形はどんなかな、と考えて、言葉を考えます。
 そのほうが、実現化しやすいそうですよ。
 詭弁だ、とも言えるのかもしれないけれど、わたしはそういうの気にするようになってから、「お願いごと」が叶わなかったことはないです。
 とにかく、厳密に言葉を練っていくのです。
 自分の本心に即した言葉にしよう、と。腹から、全身から納得する言葉を探します。
 あと、「??したい」というのも、弱いそうです。
 「??する」という、宣言型にするのがいいそうです。
  
 と、ミニミニスピリチュアル(?)講座でした(笑)。
 まあ、こういうことって、知ってる人は知ってますよね。そのへんにいくらでも流通しているコンセプトです。興味のある方は「アファーメーション」という言葉をぐぐってみてください。いろいろ出てきます。
 本当は人の心理はこんなに単純ではないとは思いますが、本心をぐりぐり探る、ということをきちんとすると(ここミソです)、けっこう結果はバカにできないんです。本心探ることは、楽ではないですけどね。

 今からでも間に合うと思うので(まだ新月パワーが残ってるはず)、こういうことを参考にしてなにか考えてみてはいかがでしょうか。

 わたしは新月の星回りだけでなく(今回は山羊座13度で太陽と月が重なった)、明日の誕生日に向けて、太陽が自分の場所(15度)に戻ってくるし、今日は月が乙女20度のわたしの月とよい角度になるしで、夢のような恵まれた3日間です(笑。こんなことそうそうないんです)。こういう幸せって、ほんと金かからんですね(笑)。星たちよ、ありがとう。そんな気分にさせてくれて。好きだ。そんな星たちが。

 すいません、テンション少しおかしいです。最近はずっとそうですが。いえ、ずっとずっとそうかもしれませんが。

 納得のお願いごとが書けたから、ごきげんになったんですね。
 (大事なこと書き忘れてました! 「書く」といいんです、そのお願いを!)

 昨日はやっと、ピアノも弾けたし、今年初めてでCDもかけられました(そういうこともできないくらいぐらぐらしていたのです)。
 今年初のCDは、TOMOVSKYさんの新作です。
 
秒針秒針
(2010/12/15)
TOMOVSKY

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 まだあまり聴き込んでないけれど、「月にきいた」って曲がきれいですてき!

 これはちょっと昔の曲です。
 「不惑の40歳」の本音の曲です。

 
 ♪迷わなくなったのは 迷えなくなったから
  ものすごいスピードで 選択肢は消えた♪

 ああ、ほんとにそうですね、、明日39歳のわたしは深くうなずいてしまいます。
 
 厳密なお願いごとをするというのは、選択肢を消していくこと、かもしれませんね。

 

 

 

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[ツイッター小説] 笑顔の意味/ 5

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 1 ☆
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 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 3 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/ 4 ☆




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 そうよ。透子ちゃん。

 「そうね」

 そう答えるNの顔は真剣だった。
 その顔を見ると、透子は心に浮かんだ「わたしにも何かがあるってこと?」という疑問を口に出すことができなかった。


     ☆   ☆


 目線を落とすと透子はすっかり時間が経って乾燥しかけたキュウリを食べた。
 やっと透子の皿も空いた。

 「透子ちゃん、ごちそうさま?」
 Nは表情を緩めて言った。
 透子は「はい」と答えてから、Nがとっくに食事を終えていたことに気づいた。
 「ああ、わたし…ごめんなさい」
 透子が謝るとNは微笑んだ。
 「いいのよ、それだけのことだもの」Nはそう言って「お茶をいれましょう」と言った。

 透子とNは食器を片付けて食後のお茶を入れた。
 Nが透子から感じていたある種の熱のは今、引いたようだった。それを引かせすぎて冷やしてしまうのもいけないと判断したNは、片付けとお茶の間、透子とTシャツのデザインについての話をした。
 透子は雄介を思い出すと嬉しそうにした。

 お茶を終えた透子とNは各自の部屋へ戻った。別れ際にNは透子を落ちつかせるために「ゆっくりお風呂に入ってね」と言ったが、今日透子の心に灯った何かはそれでは消えないものだろうと思っていた。
 そして実際、湯船に浸かった透子は雄介との会話を思い出しては、微笑むのだった。


     ☆   ☆


 Nは自分の部屋のドアを閉めて、自分の部屋の匂いを嗅ぐと張っていた気が解けるのを感じた。まだやることがあるのだからそれはいけないと思いつつも、大きく溜め息をついてしまった。
 でもまあ今日のところは。
 まあ今日のところは上々でしょう。
 そう思ってコンピューターに向かった。


     ☆   ☆


 Nが調べたのは立木雄介のことだった。
 年齢は24歳で透子より5つ年上だった。ボランティア活動をしながらNも知る心理学者の研究室に通っているようである。
 どうりでね、とNは思った。
 出身のデータに見慣れない名称があった。
 よつば学園。
 それは昔風に言うところの孤児院だった。
 
 Nは次に「よつば学園」を調べた。それなりに歴史のある施設であった。元の元をたどると今世紀初頭に乱立した老人施設だったようである。20年ほど前から賛助企業の中にHRGの名前も出てくるようだし、先代の理事長はHRGの関連企業の重役だった人物であることが分かった。


     ☆   ☆


 ここでもHRGか…。

 Nは首の後ろで手を組んで座ったままのけぞった。
 そのまま目を閉じ、自分が透子を担当することによって手にするHRGからの報酬のことを考えた。それを考えれば今調べたことは特に驚くようなことではなかった。

 「それにしても」とNは苦笑しながら独り言ちた。
 それにしても、「上々」という気分は長続きしない。いつもそう。上々と思ったそのすぐ後に、新しい何かが見つかる。いつもそう。それが分かっているならそんなことを思わないほうがいいかしらね?
 いえ、思わないと、やっていけない。

 そう考えてから、Nは報告書作成に取りかかった。


     ☆   ☆


 それから3日間ほど、透子の興奮状態は続いた。
 Nは家事をやらせたり適当な音楽を奨めたりしながら様子を窺った。
 透子はラブソングを興味深く聴くようになり、感想を語った。
 聴かせるべき音楽はいくらでもあった。

 HRGは当初の予定通り沢田夫妻と透子のことを進めよと指示をした。

 Nは透子がもう一度サロンに行ってからのほうがいいのではないかと提案したが、そのままでということだった。ならば次のサロンの直前はなしにして、ということで火曜日に透子と沢田夫妻の第一回目の会合は設定された。

 透子は状況を飲み込んでおり「はい、分かりました」と答えた。


     ☆   ☆



 火曜日の昼前、透子とNは東京郊外の沢田宅に着いた。
 それは一軒家で庭がついていた。
 透子はこういうところに入るのは初めてだった。
 中には木でできた階段や手すりがあった。廊下も木でできているようだった。

 そこでは透子のいた施設や寮とは違う匂いがするのに透子は気付いた。
 それは玄関にある木でできた大きな靴箱の上に飾ってある花から漂っている香りだった。白い花だった。
 Nもそれに気付き「いい香り。カサブランカですね」と言った。
 「とりあえずわたしの好きな花を用意しましたの」と夫人が言った。
 透子はカサブランカとその背後の白い壁を見た。

 沢田夫妻と透子とNの会食は順調に進んだ。
 夫人は魚介類をふんだんに使った手作りのパエリアを用意していた。
 透子はムール貝を初めて食べた。
 身はつるりと取れたが貝殻に貝柱が残った。それを沢田氏がナイフでこそげとって透子に食べるよう促した。
 その時初めて二人は微笑み合った。

 沢田氏は昼間だけど水というのもなんだから、と白ワインを飲んでいた。夫人とNは水だった。氏が透子さんは未成年だけど少しだけ飲んでみるかい、と聞いたので透子は一口ワインを飲んでみた。鼻から入ってくるものの強さに驚いておいしいとは思えなく、水のほうがおいしいと思った。


     ☆   ☆


 沢田宅からの帰りも透子とNは私鉄電車に乗った。
 地下鉄以外の電車に乗るのは透子はこの日が初めてだった。9月終りの陰りはじめた陽は強く車内の冷たい空気が心地よかった。
 空いていたためNは紺色の座席に座ったが、透子は窓の外の景色を見ていたいと言ってドアの前に立っていた。
 
 電車はターミナル駅についた。
 口数が少なくなっていた透子は行き交う人々を興味深く見ることもなかった。そのまま地下鉄に乗って寮に戻った。
 Nは「今日の夕ご飯はわたしが作るから透子ちゃんは休んでいて」と言った。透子は手伝うと言ったがNはそれを強く制し、部屋へ行かせた。

 部屋に戻った透子はベッドに座ってみたが眠ろうという気にはならなかった。夕食までの時間何をしていいのか分からないので、服のカタログを見た。
 そういえば、今日も白っぽいのだったな、と思いながら着ているごく薄いピンクのカットソーの裾を見た。

 でもそんなのしか持ってない。

 そう思って透子は沢田宅の壁を思い出した。

 やっぱり白かったな。でも木がたくさんあって、あれはおもしろかった。パエリアは黄色くておいしかった。
 そこまで思うとみぞおちと胃のあたりに重いものを感じた。
 Nは夕飯にざるそばを用意していた。
 これなら食べられると透子は思った。

 その日透子は出身施設へ提出するレポートを、なかなか書けなかった。レポートと言ってもその日の感想を日記のように書けばよく、子供の頃からの毎日の習慣であった。にも関わらず、進まなかった。
 透子は、自分が何を感じているのか分からない、ということに気付いていなかった。

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健康のため(笑)

 昨日は夫が休みになったので、実家に行ってきました。3が日には間に合った。
 父も母も(兄も)穏やかに正月を過ごしたようで、よかったです。
 父の認知症の症状はかなり進んでいると思われますが、今が一番、家族が(母が)安定しているかもしれません。
 手はかかるけれど。。慣れたのですね。
 2年前くらいまでが、本当に本当に、大変でした。精神的な部分で、なんだか地獄のようでした。自分の中だけでなく、母の中に、兄の中に鬼がいるのを、知りました(いつかそういう経緯についても、冷静に書けるときが来ればいいなと思っています。同じ病気で悩む人やその家族もいるかもしれないから。でも、今はまだそれができません)。
 父の病気である「ピック病」は、進行が早いらしいし、今年はどうなるかなあ、というのがあります。
 まあ、それでも日々をやっていくだけです。

 わたしは、まだ弛緩した(溶けた)状態が続いています。
 昨日も書きましたが、いったんチャネリングなどをしてそうなると、なにかがリセットされてしまって、それまで造っていた殻のようなものがなくなってしまうので、一から造らないといけなくて、愚図になるんです。
 かさぶたが取れたあとの皮膚みたいな感じです(昨日は胸にある黒い固まりと書きましたが、それと同時に、オーラの外側にある殻みたいなものもがらがらと崩れると感じられます)。
 柔らかくてダメージを受けやすいのです(困ったものですが、崩れたものは仕方ないのです)。
 でも、ちょうどそうなるのには星回り的にもいい時間だったようなので、甘受しています。

 だいたい、年に3回くらい、こういう崩壊と再生、みたいなのをやる気がします。
 小出し派、ということで(笑)。

 こういう「崩壊?再生期」みたいなときに、わたしの「スピリチュアル」な部分が顔を出します。
 スピリチュアルな部分でこれをやらない場合には、風邪を引いたりするのかもしれません(この冬まだ風邪を引いてないぞ!)。
 なんとなく、そんなパターンがあるような気がしています。
 まあ、どっちもそれなりにしんどいプロセスです。感覚がおかしくなりますからね(笑)。 

 YouTubeで、先日から書いている「オレンジ君」とわたしが名付けたUFOに似ているものが写った動画を見つけました。
 この表紙(?)の写真はフェイクで、再生するともっと小さな、空に浮かぶ点が出てきます。
 
 動き方とか、大きさとか、いる高さは、わたしが見てるものとほぼ一緒です。撮影場所はオーストラリアみたいです(わたしは日本では地元と、富士山の麓の富士吉田市と、小田原の海で見たことがあります。海外だとインドネシアのジャワ島中部のジョグジャカルタ(こちらでは集団で見ました、わたしだけじゃなく)、ジャカルタ上空機内からと、あと、太平洋上空機内からです)。
 わたしが見るときには、夜空の中のオレンジ色のマットな光(放射状に光が伸びない光る点)です。
 この動画を作った人はアーティストかコメディアンか、なんだかそういう人のようなので、もしかしたらCGかもしれません。
 ただ、似てるというか、ほぼ一緒、ということで、紹介します。

 これがUFOかどうか、わたしが見てるものがUFOかどうか、それは分かりません。
 「未確認飛行物体」という意味で言えば、UFOだと思いますけど、どこのなにか、は、分かりません。
 そのへんの論議をしたいとも、思っていません。

 ただ、ときどき、空にいるんです。
 そして、それを見るとき、わたしはやたらにテンションが高い状態でいることが多いのです。
 (そしてその後、いろいろ考えはじめて「崩壊」する(笑))
 だから、なんなんだろう、、と思っているということです。
 まあ、答えなんて出ないのでしょうけれど。
 長年の疑問なので、言葉にしたいんですね。

 それにしたって、こんなものをまじめに紹介するなんて、頭がおかしいですよね(笑)。
 でも、これをしないと、「再生」されないようなんです。。しないで、無難な記事を書こうとすると、体が苦しくなるんです(苦笑)。
 なので、健康のためにやっています(キリッ)。
  
 ご不快に思われる方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
 



 
 

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「魔法の時間」もあと少し

 年が明けてもう3日目になってしまいました(今3日の深夜2時半前)。
 初詣以降、外出てないっす。はっはっは。
 だから、あまり正月の実感がないです。テレビも全然見ないし。
 じゃあ家でなにをしているのかというと、今年の抱負とか今年の目標とかについて考えているというのがメインですね(あとは寝てる)。
 
 先月のクリスマス前の月食満月のときも書きましたが(記事はこちら)、明日の4日の午後6時頃、山羊座で新月です。
 日食を伴う新月です。
 年明け早々そういうのも珍しいそうですよ。
 やはりジョナサン・ケイナー(イギリス人占星術家)は、この時期にお願いごとするといいと言っています。
 ジョナサン・ケイナーの星占い
 
 月食と日食の間の時間は「魔法の時間」だそうで。
 この間、わたしもやはりちょっとエネルギーがかき回されたという感じですかね。。
 年末、ほんとにどうしようかと思っていましたが、ここにきて落ちついてきました。
 31日の夜明け頃、チャネリングして、自分のガイド(エノーラという存在)とお話をしたんです。それが大きかったかも。
 やはり、あれに勝るセンタリング(自分の中心に自分の意識を戻すこと)の方法は、ちょっとずっとないな、と思います。
 なのに、日常のいろんなことで、自分がそういうことをできるということを、忘れていくのです。
 
 忘れなくてはいけない、とさえ、思っているのかもしれません。

 そういうのにどっぷり浸かってしまうのは、現代社会に生きる人間としてどうなのよ、という思いがあります。

 でも、忘れているのを思い出すと、心の中にできた黒い固まり(それは確実に胸の部分にできる)が一瞬にして溶けます。それはほんとに一瞬で起こります。そして、それを起こすのにてっとり早いのが、チャネリングをする体勢に入ること(大きな存在とつながる回路を開く)だったりします。チャネリング時の存在たちとの会話の内容は、実はあまり重要ではないです(でも読み返すとほっこりするけど。あ、わたしは自分のためのチャネリングは筆談でするんです)。
 溶けると純粋に体が軽くなるので、たまに溶かさないといけないと思うんです(でもそのあと、なにかが一からやり直し、みたいな感じにもなるので、タイミングは見極めないといけないかもしれません)。

 「忘れる」と「思い出す」を行ったり来たり、繰り返しています。ずっとずっと。

 4日がその新月で、6日が、わたしの誕生日なんですね。
 なので、それまでは「魔法」というか、大いなるものや、大いなる流れと自分が一つであるという感覚などを持っていようかなと思います。
 どうせ、すぐにまた、忘れてしまいますから。。でもせめて今は、という気持ちですかね。

 こういうときには、おーたん(てんとう虫のぬいぐるみ)ととっても仲良くなれます。
 ときどき、このおーたんのことも、忘れてしまうんです。。(泣)
 それはダメだわ。
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 ありゃぴょんたんのほうにピント合ってるわ。。
 

 
 
 
 

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