増えたコレクション

 昨日は夫が休みだったので、国分寺に行ってきました。

 国分寺には駅ビルがありますが、その1階の好立地の場所に、アパレル会社のワールドのブランドがたくさん入ったお店があります。
 いろんなブランドがあって、値段も手頃なものが多いので、わたしはよくこちらで買い物をしていました。
 そこが、7月一杯で閉店だそうで。。
 怒涛のセールを開催しておりました!

 と、びっくりマークをつけて書きましたが、あそこがなくなるのはかなり寂しい。。。
 
 なるべく在庫を残さないためでしょう、昨日のセールは捨て身の値引きで、セール価格からさらにレジにて3割引、という暴挙(こちらからしたらありがたいんですが。。)に出ていました。
 おかげさまで、あるといいな、と思っていたタイプの洋服をゲット。本当に申し訳ないような値段でした。

 加えて、ここ数年、なにかいいのがないかなあと探していた、パソコンデスク用の椅子のクッションを、値引き後価格1000円くらいで見つけました!
 赤いハート♪↓
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 実際の色はもうちょっと暗めの赤です。とてもいい色合いです。表面の布はざっくりした感じのコットンです。写真には写りませんでしたが、椅子に結びつけるためのリボンが通常よりかなり長く、それがデザインのアクセントになっています。
 また赤いハートコレクションが増えました。。☆(わたしの赤いハート自慢の記事は→こちら
 今、わたくしの尻が上に乗っかっています。
 すぐつぶれちゃうんだろうなあ。。(このクッションの下には、去年末にディズニーリゾートで買ったくまのプーさんの「穴あきクッション」が)
 
 昨日は久しぶりにスタバにも行きました。
 頼んだのはこれ↓
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 ライム&ミントグリーンティフラペチーノって感じの名前の飲み物です(うろ覚え。横にあるのは試食でもらったクッキーです)。
 味はまずくはないですが、人工香料らしきものが使われているのか、口の中に独特の油っぽさ(?)が残りました。
 たぶんもう飲まないです。

 *おまけ*
 うちの実家にある赤ハート↓
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 障子が破れたところを、母がかわいく補修しました(笑)。
  

 

 
 
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うちのハンドクーラー

 さきほど更新した日記があまりにもひどいため、もう一つ書きます。

 昨日の読売新聞の夕刊に、「平野恵理子の身辺雑貨」という記事がありました。
 この方はイラストレーター兼エッセイストさんらしく、いつもステキな雑貨の記事をイラスト入りで書いていらっしゃいます。

 ゆうべ出てきたのは「ハンドクーラー」という耳慣れない名前の雑貨です。
 クリスタルでできていて、握りしめて手を冷やすためのグッズだそうです。
 19世紀の貴婦人たちが舞踏会でダンスをするとき、手が冷たいほうがいいとされていて、それを握ったんだそうです(なぜ暖かい手ではダメなんだろう? がっついてるって殿方に思われるから?(笑))。
 それが元ですが、今はペーパーウィトや置物として作られているそうです。
 平野さんは、おうちに手のひらサイズのバカラのスノーマン(雪だるま)の置物があるらしく、それがハンドクーラーとしても使えると気付き、それからときどき握ったり頬にあてたりして涼を取っているそうです。
 
 なんだかすてきですよね。。
 
 わたしは性格が悪いので(笑)、そしてバカラが好きなので(ワイングラス(ベガ)と、ショットグラス(タリランド)しか持っていませんが)、そのスノーマンのお値段を調べてしまいました。
 まったく同じ商品はないのですが、ネット通販だと25000円くらいでしょうか。
 思ったよりも高くなかったです。

 そこでふと思い至りました。
 うちにもハンドクーラーあるわ。冷たさも大きさも似た感じで。
 しかもスノーマンバカラより高いわ(上の値段だと4つ買える)。

 それはこれです↓
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 特大特級のローズクオーツボールです。これだけ色が濃くて、これだけの大きさのものはあまりないそう。数年前に購入しました。
 パワーストーンを売るお店が、特殊ルートで入手した、特別なパワーが入ったものだそうです。
 うちにあるパワーストーン類の中で一番高額。でも、後悔していない買い物です(つまり、もうこういうものをたくさん揃えなくていいな、と思える「打ち止め」的な気持ちになれた商品。今はパワーストーンのお店などにはほとんど行きません)。

 これからは、愛を高めるためのパワーストーンとしてだけじゃなく、ハンドクーラーとしても使えます☆
 さきほど握ってたら、確かに手がひんやりしてきました(冷え症だから注意かも)。

 いえ、平野さんの記事はいつもすてきで指をくわえる感じで読むのですが、うちもなかなか変わったコレクションがあるぞ、と思ったので、記事にしました(あと、以前撮っていたこの写真を使いたかったのです)。
 
 

  
 
 

テーマ : 宝石・天然石・パワーストーン - ジャンル : ファッション・ブランド

駄日記

 昨日は「ガラスの仮面」を10巻分くらい読み返したりなどで(ちょっと我慢できなかった)、だらだらと過ごしました。
 買い物には行かず、夕ご飯は冷蔵庫にあるもので済ませました(大豆の炊き込みごはんが美味にできた)。
 
 特筆すべきことがないです。

 そんな日があってもいいですよね。。そういう日はけっこう多いですが。。。

 夜になってからは、森喜朗の息子のことを調べたりしてしまいました(笑。ひでー話よのう。。)。

 東京都下小平ではさきほどから雨が降り始めました。
 風がなく蒸し暑かったのが、少し風が出てきたような。。?
 
 ええと、、これくらいで、、今夜は失礼いたします、すみません。
 (こんななら書くなよって気もするんですが、なんかそれだと収まりが悪いんです、わたしの中が)



テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

「呼ばれる」くらいの作品(笑) ガラスの仮面/47巻

 昨日わたしは、なにかステキなものを見つけられそうな予感とともに、家を出ました。
 用事は、隣町の銀行へ行くこと。
 ああ、でもそれ以外になにかありそうだ。。。☆

 まずはこれ↓
  1107nekoki.jpg
 木登り猫。
 おぷぷぷぷぷぷぷぷ。。。。。。

 でも隣町ではたいしたことがありませんでした。
 まあ、すごくダメということはありませんが、すごくいい、ということもない、そんな外出。
 それでも上々ですから、帰宅することにしました。

 ですが帰路の途中、本屋が視界に入ったときに、ふと、あのお騒がせ作品がそろそろ出ているんじゃないかとひらめいたのです。
 確認のために入店すると、それは平積みになっておりました。

 
ガラスの仮面 47 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 47 (花とゆめCOMICS)
(2011/07/26)
美内すずえ

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 このね、発売日を見て下さい。
 7月26日。
 昨日は7月26日。
 なんとわたしは、発売日を知らなかったのに、発売日にこのお騒がせな超有名作品の最新刊をゲットすることができたのです!
 呼ばれたよ!
 
 家に帰るのを待ち切れず、途中の公園で読むことにしました。
 大好きなアセロラドリンク片手に↓
  1107garasu.jpg
 
 そしてその内容に驚き、公園の中にわたしの「うひゃひゃひゃ」という笑い声や「ぐへーぐへー」という驚きの声が響いたのです。
 こんな中で↓
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 ときどき犬の散歩の人が来たりしていましたが、おかまいなしです。だってすごいんだもん!!
 ですが、蚊の攻撃もすごくなり(左足のかかと喰われたところがもう)、途中で帰宅しました。一番盛り上がるところ(甲板での夜明けあたり)で。

 そしてさきほどから2ちゃんねるの「ガラかめ」スレッドを読んで、YouTubeでガラかめアニメを検索したりしています。
 驚いたのは、イタリアでアニメが放送されていたらしいことです(イタリアでは日本の漫画の人気は高いそうです)。
 イタリアの色っぽいお姉さんが、マヤとマスミに萌えている。。。!(白目)
 すごいですね、ああいうストーリーはワールドワイドで普遍的なのですね。
 
 これはヘレンケラーの役作りで別荘に行き、紫のバラの人ことマスミンと一瞬触れあう素晴らしい萌えエピソード。イタリアの人たちもそれがちゃんと分かってるみたいで、他の回のものよりも再生回数が多いです(笑)。
 イタリアでは「マヤの大きな夢」というタイトルでガラスの仮面(La Maschera di Vetro)というのはサブタイトルだそうです。
 すごいなあ、ワールドワイドだなあ。

 イタリアの人たちも、47巻読んだら狂喜乱舞だと思います。
 美内先生もやればできるじゃないか!!

 

 

テーマ : ガラスの仮面 - ジャンル : アニメ・コミック

解放の滂沱

 昨日は朝(ていうか昼前、夫を送り出してから二度寝するんです、すみません)起きてから、実家の母に「大丈夫か」コールをしましした。
 49日法要以降、毎日じゃないけど、気になったときにしています。
 答えは「大丈夫」。
 自分で処理していくしかない問題だから、ほんとにやばくなったからこっちから言うから、と言われました(それには、そうしてくれ、と答えました)。
 ちゃこさんたいしたもんだわ。

 わたしだって、いろいろ考えています。父が亡くなって。
 母とは違う視点からですが。
 ゆうべグリーフワークについての論文を読みましたが、夫が死んだらやはりわたしは大丈夫じゃないかもしれません(笑)。まあ無理でしょうね。
 でも父に関しては「娘」なので、また違うことを考えます。
 いろんなことを考えています。

 ゆうべはグリーフワークつながりで、いろいろなものを読んでしまって、弟さんを自死で亡くされたお兄さんのブログなども少し読んでしまいました。
 途中から「やばいな」と思ったけれど。。
 そういうのを目にすると、自分の中の痛みの部分が刺激されます。

 なので昨日はわたしも少し「やばかった」。
 いろんなものが心の中から出てきてしまいました。
 でも、基本的にわたしは、そういうのを押しとどめないで、感じきるようにしています。
 それはすごくつらい作業です。

 でも、本当に本当にそれをやりきると、ふっと答えというか、出口が出てくることがあるのです。 
 そのときに得られる解放感というか、「納得」の感覚が、そのつらいプロセスをすべて払拭してくれ、しかもお釣りまでくるような気がします。

 昨日のことでいうと、わたしには、長年、答えは出しているけれども、自分でその答えの理由が分からないものがありました。
 答えというのは、イエス/ノーの部分です。その答えは出ているけれど、その理由は分からないものがあるのです。
 そういうのを抱えていると、生きていることがときどき苦しいです。

 でもとうとう昨日、その答えを自分が出し続けている理由を、はっきりと言葉にできたのです。

 解放の滂沱。

 そうか、そうだったのか。
 そうだよほんとに。
 でも、ずっと気付けなかった。
 いや、どこかでは分かっていたけれど、それを言葉にできていなかった。

 そういうことがありました。

 具体的になにかは書くつもりがないので、なんのこっちゃ、と思われると思います、すみません。

 でも、こういうことがあるから、苦しみを無意味とは思えないのです。

 答えというのは、イエスかノーしか、ほんとはないのかもしれません。
 ただ、その理由が分からないから、人はその間で揺れ動くのかもしれません。
 そして理由が分からなくても、肌で感じるなにかで、イエス/ノーというのは、判断しているのだと思います。その自分に苦しんだり戸惑いながら。

 だから、それがはっきりとした言葉で理解されるときというのは、わたしにとっては喜びのときです。
 

  

 
 

テーマ : 今日の出来事。 - ジャンル : 日記

グリーフワークを調べる。

 昨日の夜明け@東側↓
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 同じく@西側↓
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 生活リズムのやばさが露呈しますが。。こんな空を見られるからいいんです☆(←詭弁)

 昨日は実家でピアノを弾いたりしました。
 ブラームスの間奏曲 イ長調 作品118-2。
 去年末から練習しはじめた曲ですが、好きすぎるというか、ハマりすぎる曲です。
 わたしの中からすべての優しさと情愛が出ていくような感覚になります。
 今までショパンの「雨だれ」が一番好きと思ってきましたが、それに迫る勢いです(弾き終わると楽譜を抱きしめたくなる)。
 ですがまだまだ表現力は足らず、満足いくように弾けたことはありません。

 母とも少し話をしましたが、母はここのところ「やばい」らしいです。
 やはり49日が終ったので、どどっといろいろな反応が出てきているみたいです。
 父が死んだことを、父に対して怒っているそうです(笑)。

 そのような感情的な反応を、「グリーフワーク」というそうです。
 愛する人を喪った人は、通らなくてはいけない道だそうです。
 そういうの、聞いたことがあったので、わたしはそうかそうか、それは自然な反応だ、という姿勢で話を聞きました。
 でもまあ、このプロセスは、本人が耐えていくしかないものですよね。。
 それももちろん母は分かっているのですが、それでも苦痛ですよね。大変です。
 わたしは、母の感情に飲まれすぎないようにしながら(ここ大事)、できるサポートをするということですかね。
 しばらくそういうものは続くかもしれません。

 そういう感情・精神の反応を通過すること自体を「グリーフワーク」(悲嘆作業)、そういう状態にある人にそれを促す働きかけをすることを「グリーフケア」というそうです。
 ちょっと勉強しようと思ってネットで調べたら、素晴らしい論文がありました。

 「SOGI」というお葬式の雑誌(そんなのあるんだ!(笑))を出している会社のサイトにあったもので、碑文谷創さんという方の評論です。

  グリーフとは何か?
 http://www.sogi.co.jp/sub/kenkyu/grief.htm

 大変勉強になりました。
 無料で読ませてもらって申し訳ないなあと思うくらいでした。
 興味のある方は、読んでみて下さい。素晴らしい内容だと思いました。

 「その悲嘆は、愛したということの代価だ」という言葉は、ロマンチックではあるけれど、真理だなあとも思いました。
 母にもこの言葉を贈ってあげよう。

 あじさいもそろそろ終ります↓
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 まさに☆!という感じの花発見↓
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テーマ : 「生きている」ということ - ジャンル : 心と身体

いい匂い。。☆

 今、コンロの上の鍋の中に作りかけの「台湾風味付け煮玉子」が入っています。
 部屋の中が台湾の街角の匂いになっててよい感じ。。。☆

 先日の空心菜の炒めものから、台湾ブームが巻き起こってしまいました(わたしの中で)。
 ちなみに、昨日はこの炒め物、前回より台湾らしく作れました☆(ですが、条件反射で、イタリア式ににんにくと油を先にフライパンにいれてしまった。。習慣て恐いですね。慌ててフライパンのはじに寄せ、油を熱して空心菜を入れました)

 台湾風味付け煮玉子も、台湾に行くたび必ず食べるものです。
 とてもポピュラーなスナックで、コンビニでも作って売ってます(日本のおでんみたいな感じ)。
 中国茶とお醤油とお砂糖とスパイス(五香粉など)の煮汁で、ゆで卵の殻を割って裂け目を作ったものを煮ます。
 こんな感じ↓
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 少なくとも一昼夜煮ないと味が染み込まないので、今はまだ食べられません。

 この玉子がほんとに大好きで、台湾に通ううちに、どう作るのかを察したんです。
 ネットで検索すれば作りかた出てきたかもしれませんが、その発想がなく、コンビニの玉子のお鍋の中をじっと観察して(いつも玉子が山盛りになってる)、お茶のティーバッグが入ってるのを見つけて、お茶と醤油で煮詰めてるのを突き止めました(執念!)。
 こういう、好きだから突き止めちゃう執念を、自分で素晴らしいなあと思います(笑・自画自賛)。

 早く食べたいな~~。
 煮汁はしばらく使えるので、ゆで玉子足していこうかなと思っています。
 (ゆで玉子っで、高タンパク低カロリーでダイエットにもいいそうだし!)

 昨日撮った写真を。
 デルフィニウム↓
  1107derufi.jpg
 この青いいです☆

 名前分からないお花↓  
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 夕空↓
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 上品な色合いのムクゲ↓
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テーマ : B級グルメ - ジャンル : グルメ

そういうことか。。

 昨日は夜から池袋でアーティストの彦坂尚嘉さん、キュレーターの武田友孝さんの主催される「ラカンと美術読書会」に参加してきました。
 勉強になりました。分かってないこともいっぱいありますが(笑)。

 家を出る前、英国人占星術家ジョナサン・ケイナーの占いのサイトを読みました。
 (毎週の星占いが読めます。わりと参考にしています→ こちら )
 山羊座のところですが、こんなことが書いてありました。

  実際あなたはチャンスをつかむよりも問題に対処するほうが得意です。
 
 これって、、、褒められてるのかそうでないのか、みたいな感じですね。。
 でも、、当たってるのかもしれない。。
 
 「あなた」というのは、山羊座生まれの人間に向かってます。
 んくぴ。

 これって、これって。。。
 そうね。。。
 ほんとそうね。。
 チャンスを掴むことより、問題にいかに対処すべきかを考えて実行することのほうが、得意だわ。わたし。
 
 ひどい。。。

 なんか、すごく「貧乏くじを引く人」って感じがしますね(笑)。
 「大ラッキー」みたいなのがないって感じです。

 でも、大きな破綻もないのかな、そのおかげで。。(あくまでも今までのところは、ということだが。。)
 どうなのかな。。

 けっこうがつん、ときた言葉でした。

 
 
 

テーマ : 占い - ジャンル : サブカル

[ツイッター小説] 笑顔の意味/17

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/10 ☆ (それまでの分のリンクあり)
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/11 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/12 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/13 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/14 ☆ 
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/15 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/16 ☆





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 透子は家の玄関に入るとそのまま自分の部屋へ向かった。エリカは階段を上る透子の足音が荒れているためどきりとした。ドアを閉める音も少し乱暴で、エリカは「ああ、やはり今日もか」と思った。しばらくして階下から透子に声をかけた。
 「ご飯できてるのよ」
 「…今はいい。…です」
 透子は敬語を付け足して答えた。
 エリカは台所に戻り作っておいた煮物を眺めた。
 やはり間違いない、あの子ボランティアに行った日は不機嫌になって帰ってくる。雄介君と一緒にやっているのにどうしてそうなるのかしら。エリカはそう思って、いよいよ深呼吸をし透子の部屋へ向かった。

 ベッドに腰掛け、床の絨毯の模様を見つめていた透子はドアをエリカがノックする音を聞いた。うるさいな、と思った。
 「ご飯まだいいのに」
 「違うのよ、ちょっとお話したいの」
 透子は面倒だと思いかけ、いけない、と思い、ドアを開けた。エリカはアイスティーを載せた盆を持っていた。
 「今日もご苦労様」
 そう言ってエリカはグラスを透子に渡した。透子はお茶を喉をならして飲み「おいしい」と言った。
 エリカは透子が着ているオレンジ色のTシャツを眺めた。
 透子を迎えてから1年半が過ぎ、やっと自分の家からこのような服装の子が出て行くことに慣れたところだった。

 「それでね透子さん、てっちゃんとも話しているの。最近あなた、ボランティアから帰ってくるとちょっと不機嫌よね。行き始めたばかりの頃はあんなに楽しそうだったのに。どうしたんだろうって思ってるのよ」
 エリカは自分の言葉を聞いて表情が険しくなっていく透子を見ながら話した。
 透子は再び絨毯を眺めていた。
 「そのこと、話さないといけないですか?」
 「ううん、無理にとは言わないわ」
 「じゃあ話したくないです」
 エリカの胸に失望から来る痛みが走った。
 「そう」
 「ごめんなさい」
 「いいのよ、でも」話したくなったら話してね、と言おうとしてエリカはやめた。
 そして「私達は気にしてるってことは知っておいてね」と言い透子の部屋を後にした。
  Nさんだったらきちんと話ができるのかしら。
 階段を下りながらそう考え、盆を持つ手から力が抜けそうになった。


      ☆   ☆


 透子はエリカが落胆することを分かっていながら何も言わなかった自分を自覚していた。
 確かに話したいわけではなかった。何を話していいのかもわからなかった。
 でもそれよりも、相手が嫌な気持ちになると分かっていることをしたり言いたいということだった。
 エリカさん傷ついたかな。
 そう思うと申し訳ないという気持ちが沸き起こった。でもそれを謝る気にはならなかった。
 私って嫌なやつかな。
 透子はそう思った。
 あいつと一緒だ。
 そこまで思うと急に悲しくなり涙が出てきた。
 エリカさんごめんなさい。でもなんだか話したくないよ。でも立木さんでもNさんでもイヤだ。どうしたらいいの。 
 そう思って透子は泣いてそれが落ち着くと夕飯を食べに階下へ行った。

 
      ☆   ☆
 

 この道あそこで曲がったらあそこだ。
 タクシーを降りて歩いてきた透子はそう思って少し緊張を覚えた。
 薄暗い路地に入るとすぐに屋台の出店が方側だけに並ぶ。透子が来たのは貧しい街の一角にある市民市の服屋だった。気持ちを変えるために色とりどりのTシャツが見たくなったのだった。
 ああいいな、と思って透子は溜め息をついた。2mほどの幅の棚の手前には水色の中にクマのぬいぐるみの絵が描いてあるものがあった。クマはちょっとな、と思い透子は棚の上に並ぶ色をモザイクのように俯瞰で眺めた。その中で目に飛び込むものを探すためだった。

 「今日は一人?」

 棚というよりは板というほうが正確なものの奥にいる服売りの女が透子に声をかけた。
 透子は驚いて顔を上げた。眉の細い女と目が合った。
 透子はわたしに声かけてるんだよね、と思ってから「はい」と答えた。
 「ふーん。いつも一緒のお兄さんいないんだ」
 「はい」
 「あれ彼氏?」
 「えっ」
 透子は驚いて声をあげた。
 「えっと、あの、ええと」
 「あー、別にどうでもいいけど。よく許してもらったね、一人で来るの」
 透子はその女の言葉にさらに驚いた。
 「どうしてそう思うんですか?」
 「だってあんたお嬢様でしょ」
 「えっどうしてそう思うんですか?」
 「分かるよそんなの」
 透子はとうとう本気で驚いて黙って女を見つめた。
 女はその透子の半開きの口を見て鼻から息を吐いて笑った。折りたたみの小さな椅子に座った脚を組み直し、サンダルからはみ出たかかとを赤いマニキュアを塗った爪で掻いた。
 「話してるの聞いてるんだよ。それくらいしか楽しみないし」
 「そうですか」
 透子が答えると女はまた笑い
 「その言葉使い」
 と言った。
 透子はハッとして手で口を押さえた。
 「育ちがいいって感じ」
 透子は目を伏せ何も言わなかった。
 「まあどうでもいいけど」
 そう言って女も黙った。

 透子は足もとの剥がれかけたアスファルトをしばし眺めた後言った。
 「そんなに変ですか?」
 「何?」
 「わたしの言葉使い」
 女は笑いかけたが透子の真剣な表情を見てやめた。
 「変ていうか…そういうもんじゃないの、お嬢さんって」
 「お嬢さんじゃないです」
 「知らないけどさ」
 透子は再び黙りうつむいた。
 「あたしの周りそういう人いないし分かんないよ」
 「すいません」
 「え、謝んなくていいよ」
 「はい」
 女は透子の答えに少し笑って「あんたおもしろいね」と言った。
 透子は約2年前、雄介と初めて話をした時に雄介におもしろいと言われたことを思い出した。

 世界には、わたしをおもしろいと思う人とおもしろくないと思う人がいるんだ。

 そう思うと透子はこらえきれず泣き出した。
 「あれれ?」女は慌てた。
 「ちょっとあんたどうしたの? 大丈夫?」
 透子の耳には女の声が入っていかず、それを察した女は小さな椅子から泣く透子の様子を黙って見ていた。
 透子は大声は出さず「うっうっ」と言いながらしゃくりあげていた。

 しばらくすると透子の喉の収縮が収まりはじめた。左手には鼻を拭いた紙が溜まっていた。女は「それ貸しなよ、ここに捨てるから」と小さなビニール袋を差し出した。透子は「すみません」と言いながらティッシュをそれに入れた。
 「ねえあんた、こんな所にいないで帰ったほうがいいよ」
 透子は女を見た。
 「そうしなって」
 透子が黙っていると女は言った。
 「そこにあるさ、水色のTシャツ、あげるよ」
 「えっこれですか」
 透子はクマの絵のTシャツを指した。
 「うん。あんたいっつも一枚ずつ買ってくから、今日はそれサービス」
 そう言って女は笑った。
 透子も少し笑った。

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テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

地産地消ということで(笑)

 きーたん左肩脱臼、早くも↓
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 いえね、あまりにも快適なものですから(涼しいし)、いろいろなポーズ取らせて遊んでたら、中に入ってる詰め物(綿)が、関節の部分で途切れてしまって(つまり皮膚(?)だけで留まってる、という状態)、でろんでろんになってしまいました。。
 失敗した。。

 昨日はスーパーで、すんごくすてきなものを発見しました。
 立川の馬場宏さんが作った空心菜(袋の表にお名前が大きく出ていたので、出してもいいですよね?)。

 ご存知ですか、空心菜。
 台湾などの東南アジア地域でよく炒め物にされている野菜です。
 茎の中が空洞になっています(たんぽぽの茎みたいに)。
 この炒め物がもう、わたしは大好きで、台湾に行くと必ず食べます。
 その空心菜が、一束98円で売ってたんです!
 とりあえず2束買いました!
 そして炒め物作りました!↓
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 にんにくと鷹の爪と塩味で炒めるのですが。。。
 おいしくできたはできたのですが。。
 以前KIHACHIでシェフをやっていた人の店でバイトしていたとき、アーリオオーリオペペロンチーニの作りかたを教わったんです。
 それは、にんにくと鷹の爪を低温のオリーブ油でゆっくり熱して香りを出す調理法です(その味付けで作ったものはすべてアーリオオーリオペペロンチーニと言えるんだそうです。パスタだけじゃないんだよ)。
 だからそのやり方で炒めてしまったら、なんか台湾の味と違うんですよね。。
 台湾では、もっとにんにくが生っぽいんですね。たぶん、イタリアみたいにゆっくり熱しないで、高温で一気に炒めてしまうんですね。
 イタリア式のほうが、にんにくが口臭に残らないはずなんです。その分油全体ににんにくの香りが移っていて、味もマイルドなんですね。
 でもやはり空心菜には、あの生っぽいにんにくのほうが合います。
 もう一束は、台湾式(中華式)で炒めてみます。
 
 でも家で空心菜食べられるのは嬉しいです。
 立川の馬場さん、ずっと作り続けてくれ~~。そして小平に出荷してくれ~~。ずっとずっと~~。
 
 あと昨日は土用の丑の日だったので、うなぎも食べました(安いので中国産のです)。
 おいしかったです。

 買い物帰りの空↓
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テーマ : 今日の夕ご飯 - ジャンル : グルメ

二代目キール誕生

 たぶん猫↓
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 抱き枕です。

 昨日はシャンプーがなくなっていたため(次の分がないくらいで焦った)、国分寺に買いに行きました。
 
 ついでに、上の写真の抱き枕を買いました。

 夏になると、大きな布団をなくしてタオルケットになるのですが、それだと心もとないです。
 ぐしっと抱けるものが欲しいのです。
 以前、そこそこいい値段の抱き枕を買ったのですが、それは化学物質の匂い(接着剤?)がすごくて、使えないままでいます(いまだに匂う)。
 おととい、たくさん寝たのですが、抱き枕あるといいなと思っていまして。。
 ロフトで安くなっていたので、一回り大きなサイズを買うことができました(他の雑貨屋でも同じ商品がありましたが、安くなっていたのはロフトだけ☆)。

 (たぶん)猫なので、名前をキールとしました。
 昔実家で飼っていた猫の名前と同じです。
 その子は全身真っ白の美猫でしたが、紫と白って、わたしにとっては似た色なので。。(法要っぽい色というか(笑))
 おととい、キールが出てくる夢も見たので♪

 キールという名前は、KEELという80年代中期にアメリカにいたロック(ヘビメタ?)バンドから取った名前です。
 この方たちのライブ(というよりコンサート、確か新宿厚生年金。あんな人たちをあんなところでやるなよ、という気がする。あの時代ならでは)に兄と行った日に、実家の庭に捨てられていたからつけた名前です。 
 わたしが14歳の夏でした。

 今聴くと、なんだかな、と思いますが、当時は、普通の人が聴かない音楽だ、というだけでよいものに思えたのです。若さですね。
 
 この曲はかろうじて今でも聴けるような。。。
 そうでもないか。。。
 ちょっと笑ってしまう。(ボーカルもギターもドラムもキレがわりーw)

 今夜から二代目きーたんと寝ます♪
 
 

テーマ : (・∀・)ららーん - ジャンル : 日記

判で押したように。

 おとといなでしこジャパンに感動して脳を喜ばせすぎたためか、昨日、わたしは本当に信じられないくらいの長時間、眠り続けてしまいました。
 台風が近づいてるので、気圧の関係もあったのかもしれませんが、まさに異常でした。
 まったく起きることができず。
 目覚ましは知らない間に止めていたらしい。
 夫が朝準備して出て行ったことにもまったく気付かずでした。
 基本的によく眠る人ですが、ここまでのはなかなかないです。

 たくさん夢を見ています。
 父の法要後の月曜未明に、かなり象徴的な、印象的な夢を見ています。
 それから夢の質が変わったように感じられます。

 それまで、父が死んでから49日までは、ずっと同じような夢を見ていました。
 毎日ほぼ同じ夢。正確には、覚えている夢はほぼ同じ夢、ということですが。
 ああいうことも初めてでした。
 夢が「停滞」していたので、おかしいなあと思っていたんです。
 体験していることが大きなことですし、普通なら、いろいろ見そうなものなのに。
 
 ですが法要が終わったとたんに夢が動きはじめたので、感心しています。
 律儀すぎますよね(笑)。

 やっと脳が安心して、いろんなことを整理しはじめたのかもしれません。
 ほんとに、いろいろなことを考える日々でした。 
 考えたことがたくさんありすぎて、なにを考えていたか、この二日で忘れてしまったくらいです。

 でも、その分、夢でそれを整理していると考えることにします。
 
 
 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

ネイルとかもよいと思う。

 昨日は昼前に起きて、なでしこジャパンの快挙を知って、それからずっとネットとテレビでなでしこの情報を漁りました。
 おとといの法要で疲れたので、ゆうべは寝てしまったんですよ、、試合、生で見たかった。。。
 
 ほんとに、脳に染み込む嬉しいニュースでした。
 3.11以降、どこかでずっと深刻だったし、個人的には父まで死んだわけで、そんな中、いろいろなことに直面してきたわけですから。。
 嬉しくて嬉しくて、貪るようにこのニュースを消費してしまいました。
 けっこう泣きました。嬉しくて、感動して、ほんとに。
 脳が喜んでました。

 よいタイミングで、こんなことがあって、よかったです。

 昨日見たものの中で、とっておきのものを。。。

 

 こういうことも楽しんでやる子たちが、あの快挙ですよ。。
 こういう日本のポップな感覚、やはりわたしは好きです(0:50あたり、澤さんの足もとにちょうちょが……☆さすが持ってる人だ……☆)。


 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

無事終了。

 昨日は父の49日法要をしてきました。

 朝からすごい暑いさでどうしようかと思いましたが、無事に済みました。

 石屋さんがパラソル立ててくれたし↓
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 納骨のときはこの下にいられたから、直射日光の攻撃は避けられました。よかった。。。

 終ったんだね。。。。。

 父は位牌となって、実家で新しくした仏壇の中にいます。

 ってことを、本気で信じるわけではありませんが、母なんかは、喪った哀しみがわたしより大きいと思うので、位牌を父とする、ということを受け入れていくのかもしれません。 
 気持ちの問題なのでしょう。
 そばにいる、一緒にいる、と、思いたいのですよね。
 哀しみを和らげ、これからも生きていくために、そういう考え方と儀式とグッズを、受け入れていくのかもしれません。
 愛し合ってたからね。
 もうどこにもいなくなっちゃった、ていうのは、やはりなかなか耐えられないかもしれない。
 そのためのものなんだろうなと思います。いろんな出費(笑)。
 とりあえず、わたしも仏壇に「パパちゃん」と話しかけるのを、していこうと思っています。お線香あげるときとか。
 
 父の入院からずっと忙しくしていた母がこれを機に気落ちしないように、しばらくさりげなく見ていなくてはいけないかな、とは思っています。
 わたしはわたしで自分のことを見つつ、いろいろ気をつけながら、加減しながら。たぶん、ここが大変です。

 そういう意味では、終ったと同時に始まるものがあるのかなと思っています。
 
 


  

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月見のしすぎ

 ここ数日夜空に月がきれいなので、窓辺から眺めるのが日課になっていました。

 善し悪しかな。。

 ゆうべは満月だったし、パワーが強過ぎるというか。。

 いろいろなことを思い出したり考えたりしてしまいました。
 ずっと忘れていたようなことも。
 
 今日は父の納骨です。
 暑そうだけどこれでほんとに一区切りです。


 

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安上がりの会食。

 昨日は父の49日でした。
 亡くなって七週間です。
 早いというか、なんというか。。。

 夕食、母と兄と夫と、サイゼリアに行きました(笑)。 
 母はサイゼリアに行ったことがなく、行ってみたいと言うので。。。
 なんだか、テレビで特集されてるのを見たとかで、憧れを募らせていたのです。 
 
 お約束を↓
  1107osai.jpg
 兄から超バカにされました☆
 自分でもすでに、意味が分からなくなっています☆ (お約束って。。。)

 いつも夫と二人で行く場に母と兄、なんだか不思議でした。しかも喫煙席(兄はタバコを吸う)。
 たまにはいいですかね。
 とくに深刻な話もせず、ひたすら食べていたという感じです。

 日曜日に納骨ですが、炎天下となりそうでびびっています。  
 まあ仕方ないです。

 実家からの帰り見つけました↓
  1107sijimi.jpg
 月見草(たぶん)の葉で眠っているヤマトシジミ。駅のホームの光に照らされています。

 

 

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衝撃の遭遇

 夕飯のとき、スーパーで安くなってたから買った「ほろよい」というサントリーの缶のお酒を飲んだためか、今すごく頭痛がしている北美紀です、こんばんは。。。
 いたたた。。。
 安い缶チューハイ系を飲むと、ときどきこうなるのだが、、失敗した。。。。

 昨日は国分寺に行ったんです。
 その行きの電車で、ものすごい超絶美少女に遭遇したんです。
 印象としては、14~16歳くらいかなあ。
 ハーフではないかもしれないけれど、生粋の日本人とは思えない顔立ちでした。
 すごく細くて背も高くて、黒い超ロングストレートヘアー(さらさら)。
 紺色の着古したTシャツに、ジーンズをただ切ったと思われる超ホットパンツで、素足(脚にはむだ毛も毛穴も虫さされの跡も透ける血管もない、もちろんセルライトも)でスニーカー、ショッキングピンクのデイパック(ノーブランド)。
 超絶美少女だから、それでもすごくきれい、というより、超絶美少女だから、ハデなものは一切いらないのです。その身体一つで充分。いやまぶしい。

 彼女が電車に乗ってきて椅子に座るのを見たとき、彼女の背後に咲き乱れるお花や舞い飛ぶ蝶が見えました。
 そんなこと初めてです。
 今まで、きれいな人もかわいい人も見たことはあったけど。。
 あんなにはっきりお花背負ってる人なんて、漫画以外で見たことないや。。。
 いるんだねほんとに。。。。。

 (「ハル君」みたいな、わたしが言うところの存在感のようなものが)「妖精さん」とかっていうのとは違うなにかでした。
 あれはなんなんだろう。。。
 
 もっとよく見てみたいけれど、失礼になるからやめました。

 どこかもっとメジャーな街に出れば、絶対にスカウトとかされると思います。
 でも、それでなにか表に出ることになれば、彼女の背後のお花は枯れてしまうのかもしれない、と思ったりしました。
 あるいは、乱雑に摘み取られ、奪われる。
 どういう男とつきあうかによっても、同じことが起こるかもしれない。

 1年後、彼女に出くわしても、彼女がお花を背負ってるかは分からない、そんな気もしたんです。
 意地悪ではなくて。。。
 そのお花は、なにか奇跡的なバランスの上で咲いているものではないのか、と思ったのです。
 見た目のよさの問題だけではないなにかが、彼女にそれを与えている。

 彼女のお花を守ってくれるような男の子や、環境が与えられればいいなあと思ったりしました。
 超余計なお世話ですが。。。
 それとも、世の中を知るために奪われる経験をしたほうがいい、なんて意見もあるでしょうか。

 周囲の人が自分を見ようが見まいが関係ない、という顔で超然と歩く彼女でしたが、駅のホームでわたしのすぐ後ろに来たとき、わたしのバッグについていたお花のコサージュのことはじっと見ていたようで、なんだかおばちゃんは誇らしかった。

 昨日の東の夕空with月↓
  1107tukihasi.jpg

 今日は夕方頃に満月で、父の49日です(法要は日曜日にやります)。
 
 
 

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恒例の。

 梅雨が明けてから晴れの日が続いていて爽やかですが、わたしは地元をうろつく程度の日が続いています。
 昨日は昼間はバラとハーブの化粧水を作って(自分で手作りしています。お肌つるつるになるのだ)、夜は夫と夕涼みの散歩も兼ねて氏神さんへお参りに行きました。
 前回行ったら、すぐ後に父が亡くなり、明日49日なので、報告も兼ねるというか。
 寺に行ったり神社に行ったり、節操がないですね(笑)。聖書も読んでるんだった(笑)。
 氏神様にお参りというか、ご挨拶に行くのは、日々の中で気持ちの区切りをつけるための儀式みたいなものです。
 そういうことをするようになってから、自分の中で落ち着いた部分があるような気がします。

 49日で、人は仏になるというので(ほんとかよ(笑))、パパちゃん佳境ですかね。
 なので、今週は(「も」かも(笑))静かに過ごそうと思っていたのです。

 これはおとといの夕暮れ前の空/西バージョン↓
  1107soraberakumo.jpg

 同じく東バージョン↓
  1107soraberatuki.jpg
 月が出ている。

 晴れすぎていると、夕焼けが赤く満ちないですね、空に。

 母方の叔父からヤマモモをもらいました↓
  1107yamamomo.jpg
 ぶれたのがかえってきれいに映ったような気がしたので載せます。

 
 
 
 
 

心に寄り添うものからはじめる

 わたしが子供の頃、実家では朝の忙しい時間帯に、テレビではなくラジオをつけていました。
 FMの音楽番組です。
 よい習慣だったように思います。

 そこで、ほぼ毎年だったと思うのですが、8月の原爆投下の日(6日と9日)には、子供心に恐ろしい音楽が流れてくるのです。
 それらが誰のなにかは知りませんが、鎮魂のミサ曲で、合唱のものだったと思います。
 いつもかかっている朝向けの爽やかな曲じゃないから驚き恐くなり、母に「この曲恐い」と言ったら、原爆の日だから祈りの曲をかけているのよ、と言われました。
 それで子供心に納得はしましたが、その夜寝る前、その曲の響きや雰囲気を思い出して恐くなった記憶があります。

 大人になると、それくらい恐ろしい表現でないと消化(昇華)しきれないくらいの惨事が、この世の中にはあるということを理解していきます。

 最近ブログにコメントをくださる方から、まさにそういう曲を教えていただきました。

 バッハの「ロ短調ミサ」です。
 第一曲目のキリエという曲が、わたしが子供の頃にラジオで聴いた曲と、似ているような気がします(同じかは分かりません。でも、持っている波動のようなものが、同じくらいです)。

 

 このミサ曲自体は全部で27曲あるようです。すごい長さで、このような恐ろしい雰囲気で始まりますが、最後には光と輝きに満ちた世界になっていきます。
 
 以前、音楽療法をされているセラピストさんが主催されるワークショップに行ったことがあるのですが、本当に絶望している人や、鬱状態にある人の状態をよくしようと、明るい曲をいきなり聴かせてもダメなんだそうです。
 その人の精神状態と、音楽の波動が違いすぎるから、なじまないそうです(かえって落ち込むこともあるかも?)。
 それよりは、暗い曲を聴かせるほうがよいそうです。つまり心に寄り添わせるのです。
 理想としては、暗いものがだんだん明るくなっていく、という曲がよいようです。
 (代表としては、リストの「ハンガリー狂詩曲 第二番」だそうです。心理的効果のある音楽なんだそうです)

 この「ロ短調ミサ」も、そういう効果がありそうだなと思いました。

 わたしはどちらかというと、このような深刻な曲のほうが好きです。
 よっぽどのことがない限り、いつでも聴けそうな気がします(笑)。
 かえって、底抜けに明るい曲、というもののほうが、聴く時期を選ぶような気がします。よっぽどじゃないと聴けんわ(笑)。
 
 ちなみに、8月の原爆の日に恐ろしい鎮魂曲を流すという習慣、わたしが中学に入ったくらいから、なくなっていきました。朝のFMラジオから。
 その局だけだったのかもしれませんが。
 時代はその後、バブルに入っていきます。

 ほんの少しだったけど、子供時代にそういうものに触れておいて、よかったと思っています。
 母から説明を受けておいたのも、よかったと思います。 



 

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汗だくエコ掃除デビュー

 以前から、重曹を使ったエコ掃除なるもののことを見聞きしており、少しだけ興味を持っていました。
 でもちょっとめんどそうだから少しの興味程度です。
 ですが、ちょっと居間の絨毯が汚れてきて、クリーニング出すのはもっとめんどいし(持っていくことがすでに)、どうしようかなと思ってネットで自宅でできる絨毯掃除のことを調べたら、重曹を使うといいということで。

 昨日、絨毯の重曹掃除をしてみました。
 (超あせだくになりながら。家に一人でいるときにはクーラーは使わないようにするので)

 それなりにきれいになるみたいだ。
 参考にしたのはこのサイトです→ こちら
 一瞬やってみようかと思ったけれど、絨毯の使用前/使用後みたいな写真は撮りませんでした。

 おもしろがってごしごし拭いていたら、絨毯の毛が少し固くなってしまったみたい。
 これに、「お酢リンス」なるものをすると少しふっくらするらしい(それはさきほど調べて知った)。
 後でやってもいいかもしれない。

 先週外出が多かったので、家の中が散らかり気味でなんだかわさわさしていました。
 絨毯のことはずっと気になっていたので、取りかかれてよかったです。
 絨毯重曹掃除、これからは定期的にやろうと思っています。
 
 




 

テーマ : +++掃除・収納・捨てる+++ - ジャンル : 結婚・家庭生活

がんばったちゃこさん(母)

 昨日とうとうクーラーを使ってしまった北美紀です、こんばんは。。
 ちょっとダメでした。。さすがにもうダメでした。。。
 でも設定温度は29度です!!
 
 昨日は実家に母の姉のY叔母と、いとこのNちゃん、T君が来てくれました。
 (Y叔母のご亭主のT叔父は、去年秋にガンで亡くなった)
 Nちゃんが実家に来たのは、もしかすると30年以上ぶりです。
 このNちゃんは子供の頃のわたしのアイドルだったので、今でも会うと嬉しいです。

 Y叔母と母、仲良く相次いで未亡人になりました。
 でもなんとなく、去年から「続いてしまうんじゃないか」という予感はあったんですね。。それはY叔母たちもそうだったみたいです。
 T叔父と父も、どこかで気が合っていたように思います。父にとっては、母の実家での親族づきあいの中で、ひょうひょうとしたT叔父がいてくれることで気が休まっていたのではないか、と思います。
 ほんとに仲良く、相次いで。

 母は趣味で5年以上、鎌倉彫りをしています。
 おととい、彫り上がって漆を塗ってもらっていた作品が仕上がったとのことで、見せてもらいました。
 これが最高傑作となったので、写真に撮ってきました。
 テーマ「秋」↓
  1107chakokinoko.jpg
 ちょっと黄色味が入る漆を使ったそうです。
 デザインの原案は母がやりました。きのこの写真はわたしが提供したもので、それをトレースしています。それに、先生が手を加えて下さいました。なので、いろんな人の手が加わった合作ですかね。塗り師の仕事が素晴らしすぎですが、先生曰く、母の元のがよいからがんばってくれたのではないか、とのことです。
 父との最期の日々に創ったものです。

 もう一つ、数年前に創ったものもあります。
 テーマ「春」↓
  1107chakosakura.jpg
 これも悪くないですが、きのこのほうが見応えあるような感じです。月の部分の銀色は、プラチナの粉を使っているそうです。こちらもデザインの原案は母が自分で創りました。
 この桜の作品は、嫁に出ることが決まっているので、写真に収め、こちらで出してしまいました。

 大きさはどちらも30センチ角くらいです。

 もうこれだけのものを創れることはないのかな、という感じもあります。漆はお金もかかるし。

 ということで、母の趣味におつきあいくださり、ありがとうございました。
 



 
 

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[ツイッター小説] 笑顔の意味/16

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/10 ☆ (それまでの分のリンクあり)
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/11 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/12 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/13 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/14 ☆ 
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/15 ☆




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 夫人がデザートを用意しようとした時、Nが「じゃあその前に」と言って包みを差し出した。それに促され、雄介も用意していた包みを出した。
 それらは透子への祝いのプレゼントであった。
 Nの包みは薄い紙に包まれリボンがかけられていた。雄介の包みは紙袋でリボンもシールもなかった。

 受け取った透子は、誰の目からも分かるくらいに表情を輝かせた。食後の皿を下げ終わった夫人がテーブルに戻るとNが「開けてみて」と言った。透子はまずNの包みのリボンをほどき包装紙を破いた。
 中から出てきたのは小さなハサミやピンセット、小さなブラシなどが入ったポーチだった。
 「Nさん!これ欲しかったんです!」と透子は大きな声を出した。
 「そうでしょう、これで無敵よ」とNは笑った。
 それらは眉の手入れのためのものであった。
 「あら透子さん、こういうの使うのね」と夫人が言うとNが「最近興味を持ったんですよ」と答えた。
 「そうなの」と夫人は答えた。

 次に透子は雄介から受け取った紙袋を開けた。そこには鉛筆のイラストが描かれた明るい黄色のTシャツと、青緑色の中に白い文字で「catch me!」と書かれたTシャツが入っていた。
 透子は「わ~」と言いながらそれらを広げ満面笑みだったが、夫人は一瞬眉をひそめた。
 雄介はその夫人の表情を見ていた。
 透子が喜ぶのは分かっていたため夫人や沢田氏の表情を確認していたのだ。
 やっぱりそうか、と雄介は思ったが透子の喜びは伝わってくるので、気にしないように努めた。
 透子は「早く着たいです」と言い、夫人は「確かにこれから寒くなるわね」と言った。
 雄介は苦笑して「季節外れのプレゼントでごめんね、透子さん」と言った。
 「そんなことないです、すごく気に入りました」と透子が言うと夫人が「あら、じゃあ家の中で着ればいいわね、暖房いっぱい焚いて」と言った。
 それを聞いた雄介が言った。
 「それができるなら本当にすごいな」

 つい口に出してしまってから雄介はまずった、と思った。
 沢田氏と夫人は一瞬顔を合わせそうになった。
 Nが言葉を挟んだ。
 「ほんとにそうね。でも、沢田さんのお宅だったらそれくらいできるのかな」
 すると沢田氏が
 「僕らも薄着をしなくちゃいけないし、やはり大変ですよ」
 と言った。
 「さすがにそこまで暖房は使えませんか?」Nがうながすと氏は「まあやはり不経済ですね」と言い笑った。
 「広いし天井も高いですし、本当に立派なお宅で」
 「いや、これの両親が遺してくれたものなんですよ」と沢田氏は妻を指した。
 「そうですか、うらやましいことです」とNは言った。

 雄介は自らの失言で固まりかけた空気を流してくれたNに感謝しながらそれらの会話を聞いていた。
 それにしても自分とはかけ離れた世界だ、とも思っていた。
 そしてそれを口に出すのはどこかで口惜しかったのだが、言った。

 「僕はこんなお宅にお邪魔したことないので、本当に驚いてます」

 それを聞くと沢田夫妻はホッとしたような表情を浮かべ、夫人は「いつでも遊びにいらしてね」と言った。

 その後テーブルには夫人の作ったカスタードプリンが振る舞われた。
 雄介は一口食べて、なんておいしいものなんだろう、と思った。


     ☆   ☆


 沢田邸から駅への帰り道は寒く空気は乾燥していた。
 北風を受けて雄介は「さみっ」と言った。Nは黙っていた。その沈黙は雄介にとって心地のいいものであった。
 Nが言葉を発さないのを確認して雄介は口にした。
 「Tシャツのプレゼントほんと季節外れだったな」
 Nはふっと笑った。
 雄介はおどけて「失敗したあ!」と言い、Nは再び笑った。
 「でも透子ちゃん喜んでいたわよ」
 雄介は透子の表情を思い出した。そして「はい」と言った。
 それから二人はしばらく黙っていた。

 もうすぐ駅、という地点でNが「私は立木君は本当にたいしたものだと思ってるの」と言った。
 雄介はそれを言われて驚いたと同時に、少し泣きたくなった。

 「ありがとうございます」
 Nは微笑んで「ほんとにねえ」と言った。
 「でもこの前透子さん、僕とNさんは似てるって言いましたよ」
 Nは吹き出して雄介を見た。
 「そうなの? あら…まあ、透子ちゃんもなかなかのものよね」
 「ええ、ほんとに」
 二人は話しながら駅の中に入っていった。
 「私はHRGの人を集める基準がやはり素晴らしいんだと思っているの。あなたに会ってさらにそう思うようになったわ」
 それを聞いて雄介は少し慌て、小声で言った。
 「そういう話、外でしてもいいんですか?」
 Nは周りを窺った。
 「たぶん平気。特別車だし」
 だがその声は低くなっていた。
 「Nさんもサロンに行ってたんですよね」
 「ええ、少しの間」
 「じゃあNさんも」雄介がそう言いかけるとNが制した。
 「いえ、私は椅子に座ったこともないのよ」
 「そうなんですか」
 「ええ」
 「でも僕も、呼ばれるようになったのは最近です。ていうか透子さんと話すようになってからです」
 「そうなのよね」
 「あ、ご存知でしたか」
 「まあ、少し」
 二人はやってきた電車に乗って座席に座った。
 「透子ちゃんも、立木君とつきあうようになって呼び出されることが増えたわよね。私は二人のそういうのがすごく面白いなと思うし、それがあるからHRGの研究を否定できないのよ。面白いという言い方には語弊があるかもしれないけど、やはり人ってその人にとって本当に真実なものに触れると心が揺さぶられるのだろうし、それがエネルギーになるのだとしたら、そしてそれが数値に出るとしたら、すごくいいことなんじゃないかと思うの」
 Nはそこまで一気に語った。
 雄介はNがここまで踏み込んだ発言をすることに驚くと同時に、裏に何かあるのだろうかと訝しくなりNの表情を見たが、そこには静かな微笑みしかなかった。
 「そんな話、僕にしてもいいんですか?」
 Nは少し口角を上げた。
 「分からない。それに、私だって詳しいことは全然知らないのよ」
 「そうですか」
 「ええ。でも彼らの口ぶりだと、そういうことだろうと思うの」
 Nは雄介の表情を確認するように見た。
 「それはたぶん、僕が考えていたこととほとんど同じです」
 「そう」
 「でも僕はそれがいいことなのかどうかは、よく分かりません」
 Nはそれを聞くと二回ほどうなずいた。


      ☆   ☆


 しばらくすると雄介の右手のリストバンドが震えた。
 常時つけているようにHRGから2ヶ月前に要請されたものだった。
 「さっそく呼び出しですよ」雄介が笑って言うとNも笑った。
 「まあそうだろうなって感じですね」
 「確かに」
 「透子さんも呼ばれたかな」

 呼ばれたのは雄介だけだった。

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なにかが終っていくなあ。。

 昨日昼前、金沢のお義母さんから電話が入りました。
 夫の乳母だったKさんが亡くなって、告別式に出たということでした。

 夫の両親は商売をしていて忙しかったため、夫は乳母に育てられました。
 Kさんとは、わたしも何度か会っていましたが、残念なことです。
 でも91歳なので、大往生ですかね。
 ここ何年かは、グループホームに入居していました。

 夫にとっては大事な人なので、たぶんつらいだろうと思います(乳母、というものの存在感が、どういうものか、わたしは想像するくらいしかできませんが)。
 夫は父のこともショック(打撃?)みたいなので、続いてしまっています。
 (わたしも義父のときそうだったのですが、義理の立場のほうが、なんだかつらいかもしれません。子供としての親の死は、寂しさはあるけど、落ち込むとかとは違う気がします)

 5年前に義父が亡くなったときも、その後に知人の死が少し続きました。
 ただの偶然なんですけどね。

 Kさんもかあ。。
 
 昨日はかかりつけ医に行ったのですが(結局臨時休診日だった)、近くが父の入院していた病院です。
 なので、途中まで同じ道を通ります。
 父が死んだ後しばらく、この道を通るのがちょっとつらかったです。
 実家に行く道は平気なのに、病院のだと、なんだか堪えました。
 でも昨日はわりと平気でした。

 こういうのは波があると思うので、平気だったり寂しくなったりを行き来するのかなと思いますが、感じ方が変わるので、自分で「そうかあ」と思ったりします。

 しかしKさんもか。。
 
 とてもしっかりしていて優しい強い人だったように思います。
 いろいろな経験をされてきた方でした。お話を聞かせてもらっておいてよかったです。
 夫のことを育ててくださりありがとうございました。
 どうか安らかにね。
 お疲れ様でした。

  


 

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ホワイトアウトも起こる 及川浩治 庭園美術館コンサート2011 リストプログラム

 19世紀の偉大なピアニストであり音楽家であるフランツ・リストは、1811年に生まれました(没は1886年)。ということで、今年はリスト生誕200年であり、各地でリストにちなんだ演奏会が催されるようです。
 わたしにクラシックピアノとクラシック音楽のよさをあらためて教えてくださったピアニストの及川浩治さんも、今年のソロピアノツアーはオールリストプログラムです。

 昨日は、目黒区の庭園美術館にて行われる恒例のサロンコンサートで、リストプログラムを聴いてきました。

 曲目です。

 
 ☆リスト/巡礼の年 第2年 「イタリア」より S.161
     第一番 婚礼
     第4~6番 3つのペトラルカのソネット
 ☆リスト/メフィスト・ワルツ 第一番 「村の居酒屋での踊り」 S.514

 (休憩)

 ☆ワーグナー(リスト編)/イゾルデの愛の死 s.447
 ☆リスト/ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

 (アンコール)
 ☆シューマン(リスト編)/献呈
 ☆リスト/愛の夢 第三番
 ☆リスト/ラ・カンパネラ

 
 こちらのサロンコンサートは、通常のホールなどでの演奏会より演奏時間が短いのですが、アンコールも含めると、及川さんが今年されるリストプログラムを全曲聴けたということになりました(さすがに曲順は変わりましたが)♪

 こちらの会場は、1930年代のアールデコ洋式の洋館で、ピアノはYAMAHAです。
 たぶん、普通のホールやコンサート用のピアノよりも、音響の環境はよくないのだと思います。
 それでも、及川さんの昨日のピアノの音は素晴らしく、先日聴いたプレイエルの音色よりもいいかも、YAMAHAやるじゃん、いや、及川さんすげえ、という感じです。
 あんな音が出せるなんて。。。
 うっとりする瞬間が、たくさんありました。

 が、しかし。
 しかしなのです。

 これは、及川さんの問題じゃなくてですね。。。

 わたし、リストの創った、大曲が、、、ちょっと苦手かもしれません。。。(昨日の曲で言うと、「メフィストワルツ」や、「ソナタ」です)

 リストという人は、編曲もたくさんする人で、たとえばワーグナーの「イゾルデの愛の死」などは、オペラの曲で、それをピアノの独奏用にアレンジしています(この曲が、わたしは高校生の頃から大好きです)。素晴らしい曲を、ピアノで弾けるようにしてくれて、後年このような形で観賞できること、リストに感謝したいです。
 ほかにも、シューマンの曲や、シューベルトの歌曲など編曲して、リストは素晴らしいピアノソロ作品にして遺してくれています。
 あと、リストの創ったピアノソロ用の小品も、ステキなものが多いのだと思います。
 愛の夢は、第一番~第三番まで、どれも遜色ない素晴らしい曲です。
 (でもわたしはリストの曲はほとんど知らないのですが)

 でもねえ。。。
 大曲(長い曲)になるとね。。。

 盛り込み過ぎ!

 って、
 わたしには感じられるんですよ。。。。。。。。。。

 リストは技巧派で、ヴィルトゥオーソですから、もういろんなことができるんです。
 そういうのを、たくさん入れるからなのかなあ。。。。
 アイデアを、抑え切れなくて、全部入れるのかなあ。。。

 わたしは、以前リストの伝記を読んでいます。
 リストは、とてもオープンな人だったようです。
 だからなのかなあ。。。

 ちょっと、めくるめく万華鏡の世界すぎて、わたしは、聴いているとどこかでついていけなくなるのです。。。(頭がホワイトアウトする) 
 もうちょっと、、もうちょっと、、的を絞ってもいいんではないか。。。
 わたしにとっては、聴いてると、わけが分からなくなっていくというかですね。。
 そのように感じられるみたいなんです。
 だからわたし個人としては、あまり得意ではないのかもしれないです。
 頭が固いということだとは思いますが、これが正直な感想です。
 
 逆に好きな人は、たまらなく好きな世界だろうとも思います。

 それにたぶん、聴くのと弾くのでは違うと思います。
 ていうか、あれだけ盛りだくさんのものを暗譜して弾きこなすピアニストという人たちはすごすぎです。
 体力的にも大変な消費をするだろうと思いますし。
 そういった面でもほんとにすごいんです。
 
 ただ、ただ、わたしは、個人の好みの問題で、曲としてはもうちょっと削ぎ落とされた感じのするものが(あるいはシャープさがあるものが、あるいはフォーカスされているものが)、好きなのかもしれません。。
 フランツ。。。ごめんよ。。。。

 及川さんのピアノの音や、間の取り方とかは、やはり大好きです♪
 それとはまったく違うレベルの問題なのではないか、と思っています。
 わたしに忍耐力がないのかもしれませんが、無知で弾けない人間だからかもしれませんが、今回そう感じられました。
 これは今までなんとなく感じていたことで、今回はっきりそれを感じたので、また違った聴き方ができるようになるのかもしれません。次はそのことをよく考えて聴きたいと思います。

 以下は、オーケストラのバージョンの「メフィストワルツ 第一番」

 楽器が増えてさらにめくるめく世界です。。(オーケストラになると、映画音楽みたいになるかもです。スペクタクルなシーンに似合いそう。。)
 ピアノのほうが重厚です。


 
 
 

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横山幸雄 プレイエルによるショパンピアノ全曲演奏会 第10回 上野学園 石橋メモリアルホール

 昨日は、音大で聴音の講師をされているMさんと、上野にピアノのリサイタルに行きました。
 はじめて聴く、横山幸雄さんです。
 使用するピアノはショパンが愛用していたプレイエルという会社のもので、オールショパンプログラムでした。

 Mさんから「とにかく早い演奏だ」と聞いており、どんななのか聴いてきました。

 曲目です。

 
  ☆バラード第3番 変イ長調Op.47
  ☆2つのノクターンOp.48 
  ☆前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
  ☆演奏会用アレグロ イ長調Op.46
   (休憩)
  ☆幻想曲 へ短調Op.49
  ☆バラード第4番 へ短調Op.52
  ☆ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」Op.53
   (アンコール)
  ☆ノクターン 第8番 
  ☆前奏曲 第8番
  ☆マズルカ 第17番

 

 感想ですが、、まだよく分かりません。。(笑)

 早いんです、音が多いところがすごい早さで弾かれるんです。
 わたしの耳だと、一つ一つの音が独立して聴こえなくて、固まりになって流れているようです。
 なので、、なんだか聴いていてぼーっとしてきてしまい、催眠にかかったような感じになりました。

 昨日のプログラムは、わたしの知ってる曲が多かったですが、「そこ、もっと溜めようよ!」と思う箇所があったりもしました(特にバラード4番のコーダ前とか)。
 さくさく弾かれてる、という印象は、あります。
 感情がむき出しになったりはしません。

 でも不思議なんですが、、冷たい、とも感じないんです。
 
 数学的、という感じがするわけでもありません。

 なんだろう、掴みかねています。

 わたしはピアニストの演奏を聴いて、その人が音になにを込めているのかを探りますが、分かりませんでした(笑)。
 ですが、嫌悪感はないんです。
 それが、なんだかおもしろくて。。

 音色はきれいでした。
 あと、弾かれているのが、プレイエルという古いヨーロッパの会社のピアノで、1910年製のものでしたが、演奏会でよく弾かれるスタインウェイ社のものとはやはり違う音色でした。
 低音はもわ~~っとしていて(よく鳴るということでしょうか?)、高音は硬質、ということみたいです(Mさん談)。バランスはちょっと悪いそうで、古いものだから調整が難しいのかもしれません。
 ピアノそのものが、象嵌でこしらえた木目が全面で合わさり、工芸品としても美しいものでした。

 横山幸雄さんの演奏、掴みかねていますが、アンコールでやったわたしも大好きでよく弾くノクターン8番のラストの右手の上昇部分で、ありえないくらいかわいい音を出したので、「悪い人ではないのか?」という印象はかろうじて得ています(笑。つくづくわたしって失礼だな~~)。

 あの催眠の感覚と(耳が悪いだけかもしれません)、掴みかねる感覚がおもしろいので、この方はまた行きたいと思っています。

 *おまけ*
 上野駅から会場に行く途中での景色↓
  1107ueno.jpg
 地下鉄銀座線の地下への引き込み口だそうです(上野駅が始発)。写真の映らない反対側に、車両が並ぶ車庫(の鉄道版というべきもの。これの名称をわたしは知りません)があります。Mさんに案内していただきました。
 画面向こうに車両があります。発車を待っているのでしょうか(帰りにはありませんでした)。
 目が光ってこちらを見ている怪物のようです(わくわく♪)。

 
 

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プチ日記。

 最近実家に行くと、必ずなにかを忘れて自分ちに戻ってきてしまいます。
 実家ではまだいろいろ事務的なことがあり(49日法要もあるし)、そういうやりとりや、父に線香を上げにきて下さった方々の話などを聞いてると、抜けてしまうんですね。
 
 昨日もひどくて、夕飯に使う買ったばかりの肉を忘れたりしました。
 結局夕飯は他のメニューにしましたが、母がその後、ほかの用事でうちに来て、そのときその肉を持ってきてくれることになってたのですが、母も結局肉を忘れていました。
 バカ親子。

 なんかやはりまだ落ちついた、というところまでは行ってないのですね、どうやら。

 落ちついたら物忘れしなくなりますかね?
 それともこれが定着してしまうのだろうか。

 とにかくずっと、かっかかっかしてる感じがします。
 
 
 
 

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夏の日曜日

 昨日は友人と国分寺で会いました。
 食事はカフェスローという自然食系のレストラン/ショップです。
 昨日はお店の前で市のようなものが出ていて、無農薬の野菜を買えたり、不思議な植物の種を試食したり(モリンガというもので、これから注目されるスーパー植物だそうです)、ミニアロママッサージを受けられたりしました(埼玉クロモジというオイルを使ってもらったらいい香りで魅了されました)。

 殿ヶ谷戸公園にも行きました↓
  1107tono.jpg
 気持ちよかったです。

 その後本を一冊買って帰宅し、夕飯を作り午後9時頃になりましたら、扇風機が一台壊れていることが発覚しました。
 エアコンは、今年まだ使っていません。
 やはりないと困ると思って、急遽近所のドンキホーテに行きましたが、普通の扇風機は売り切れていました。。
 たぶん今すごい人気なんですよね。。 

 また電器屋さんに行くか、ネット通販で買ってしまうか考え中です。
 なんだか家電の買い替えが多いなあ(こういうものって、けっこう続くんですよね)。。

 国分寺でも、ドンキまででも、けっこう歩いたので足がかっかしています。
 扇風機は寝室にゆずり、居間のわたしはうちわをあおいでいます。

 
  
 

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その頃のように報告(笑)

 よく母は、わたしが子供の頃「ママ出たよ~」とトイレから叫んだことを話します。
 うんちね。
 「あんたは座らせとくとそのうち『ママ出たよ~』とよく言ったもんだ」と(うんち訓練では扱いやすかった、という意味のようです)。
 
 そんな感じで。
 みなさん「お願いごと」出たよ~~。

 ははは。

 ひり出しました。意地と根性で。
 ていうかしつこいですが。

 昨日ブログ書いたあと、やはりもう少し練ろうと思って、ペンを片手に(一人で静かな時間を作らないと、なかなか出てこないですね)。 
 この半年のことを思い出しながら。。(えらい半年やった。。。)
 正月に作ったものを基本に発展させた、という感じです。
 
 今年後半のテーマが決まりました☆

 ここ数年は、父を死の間際まで実家で家族で看よう、というのが一番の目標でした。
 どうしてもダメになったら、病院のお世話になろう、と。
 みなでそういう気持ちでいました。
 それを、達成してしまったんですね。
 それができるという確信はなかったのですが、結果として、それはできたんです(肺炎で39度発熱、入院期間6週間で、前日までは自分でウナギ食べてたんだから、クリアですよね? でも無理かも、と思うことだって、たくさんあったんですよ)。
 
 達成感はありますが、その分ぽっかりもします。
 新たな自分を創っていかなくてはなりません。
 なので、ムキになっているのです。

 とりあえず、新月パワーありそうなうちに出てきてよかったです☆

 近所の猫↓
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 触らしてくれた☆↓
  1107neko2.jpg


 

 
 
 

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ひり出さず。

 昨日は「願掛け日和」の新月でしたが、わたしは「ひり出す」ところまで行けませんでした。。
 なんやかんやとやることがあったり出かけたりなんだりで。
 
 頭の中ではかなり激しく考えていたのですが、結局今年の正月に考えたお願いごと(アファメーション)がとても強力で、やはりまだその効果の中にいて「実践中」という感じで、新たな発想というのは出てこなかったです。
 大震災や原発事故、父の死などいろいろあり、まだまだ最中ですが、こういう中で正月に作った「指針」はわたしを支えてくれていましたし、それはこれからも使えるもののようです。

 一例としては。
 「言葉を大事にする」
 「世界を大事に扱う」
 「時間を大事に扱う」
 などです。
 これらはまだ有効ですね。ていうより、ずっと使えるものかもしれません。
 他にもいろいろ作っていました、正月には。もうちょっと具体的で現世的なものもあることはあります。
 そこから、今の自分に即した表現も見つけられそうですが、それも昨日の時点では出てきませんでした。思考はずっと続いてるので、これからなにか出てきたらメモっておこうと思います(笑)。

 ほんとに巨大なことを通過しているわたしですが、正月の時点でムキになって「お願いごと(上のようなことをできるようになることが、わたしの願いの一つなのです)」を考えたのは、その後の自分を支えるためだったのかな、と思ったりもしました。

 これから2011年の後半、どうなっていくか、まったく分かりません。
 それでも夏が来てしまいました。
 大変な年であることは、すでに決定ですよね(笑)。

 上のようなことを意識しつつ、やっていこうと思っています。

 連なる緑↓
  1107midori.jpg

 昨日の夕空↓
  1107soracenter.jpg


 
 
 
 

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ひり出す感じになりそう。

 今日は、18時頃に、蟹座9度の位置で新月(太陽と月の重なり)が起こります。
 これが、食を伴うものらしく、パワフルだそうです。
 (わたしの個人的なホロスコープにも大きく重なる部分があるので、個人的にはパワフルすぎるかも)

 そういう情報を手にすると、まあ、わたしは「お願いごとをしなくては」と思うんですね(笑)。
 しなくては。

 だがしかし、なにを願おう。
 
 ね。

 ちょうど半年ほど前、今年の1月4日も、山羊座12度あたりで食を伴う新月でした。
 そのときわたしは練りに練って「お願いごと」というか、自分の新しいテーマに即した目標を書き出しました(この記事に、そういうときの注意事項みたいなのを少し書いています)。
 わたしは物質的になにが欲しい、とかっていうことはあまり願わないので、こういう自分でありたい、というようなことを書いています。
 まあ、だいたいそれに沿った感じで、この半年やってきたかな、と思っています。
 いろんなことがありすぎましたが。。。
 ありすぎたほんと。。。(溜め息)

 1月に作った「アファメーション」はなかなかよいので、それを元に、いろいろなことを経すぎたわたしが新たに生きていくためのものを考えればいいかなあ。。
 なんかちょっとさすがに疲れてきたなあとは思うのですが、ちょっとこれから少し考えてみようと思います。いいの出てくるといいけどなあ。。

 これ読んでくださった方で、気が向いた方は、今日中は新月パワーあると思うので、なにか考えてみてはいかがでしょう。
 

 
 

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