ジェラール・ユスターシュ=マチュー監督/アヴリルの恋 

 最近BSでレンタル店にもないような映画をやるということが分かったので、ちょこちょこ録画をしています。
 けっこうたまってきたので消化しなくてはと思い、ゆうべは映画を見ました。
 
 一つはナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの「ブーリン家の姉妹」だったんですが、途中から画質がものすごく荒れ始めて、それ以上再生不可能となってしまいました。
 録画しちゃいけないプログラムだったのでしょうか。コピー防止のためにそういうのがある、というのは聞いたことがあります。
 途中までだったので気になったので調べてみましたら、この映画で描かれた姉妹というのは実在したそうですね。16世紀のイギリス王朝で政略結婚が繰り返された話だそうです。あまりにも人と国が入り乱れていて(イギリス王の嫁がスペイン王朝の娘だったり)、一瞬頂点に行ってもすぐ殺されたりするし、昔って大変だなあと思いました。
 
 途中で見られなくなってつまらなかったので、もう一本録画しておいた映画を見ました。

 「アヴリルの恋」という2006年のフランス映画です。監督はこの作品が長編第一作という、ジェラール・ユスターシュ=マチューという人。
 出てる俳優さんはみなほぼ無名の人でした。
 修道院に捨てられていて育てられた主人公アブリルが、実は双子の兄がいたと知って修道院の外に出て、世界を体験していく、というような青春成長ストーリーなのですが、なんだか「珍品」でかわいらしい作品でした。
 俳優さんたちもよかったです。女の子がかわいい(ソフィー・キントン)。
 先週見た「永遠の僕たち」と、どこかで通じる感覚があるかなあと思いました。
 
 HDに録画しているので、映画は見終わったら削除していってるのですが、これは残しておこうかなあ、と思っています。
 こういうかわいい珍品を見つけると、少し得した気分になります。
 


 
 
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

ダウナーに移行。黄体ホルモンの問題でもある。

 まず最初に気分を悪くさせることを書いてしまいますが、わたくしは今PMS(生理前症候群)で気分がダウナーであります。
 
 きっかけはゆうべ夫と一悶着やりあったことであります。

 なぜ一悶着したかというと、最近地震が多いですが、去年の3月11日ではブラウン管テレビが棚から落ちかけたので、去年新しくしたテレビの下に、気休めではあるけれどズレ防止テープを貼ったのです、昨日。
 それを二人でやっているときに、お互いの判断ミスがあって、わたしが左手を強打し、その判断ミスに腹が立ったからです。
 そこでわたしがまくしたて(家の中でやることに関しては、わたしに主導権を握らせろ! とか)、そういう話は結局お互いの育った環境の違いの話へと発展します。
 それを夜中の3時までやってしまい、もう精も根も尽き果て今日はぐったりしているというわけです。

 なぜ昨日、テレビのずれ防止テープの処理をしたかというと、昨日は久しぶりにミシンかけをしたのですが、ミシンを置いているエリアの大掃除を忘れていたため、いろいろ片付けていたら未使用のずれ防止テープを発見したからです。そして昨日も山梨震源の地震がありましたから、テレビの処置をしようと思ったからです。
 (テープを貼ったことで、少し動きにくくなった感じはします。まあ、気休めで、震度5とか来たら倒れると思いますが、4なら大丈夫かもしれない、という感じです)
 
 そしてなぜミシンかけをしたのかというと、昨日、朝起きてきて電気ストーブをつけて、寒いからその前でじっとしていました。同時にお湯も沸かしていたのですが、どこからともなく、焦げ臭い匂いを感じたのです。
 コンロのほうでなにかが燃えてるのかなとしか思わなかったのですが、トイレに行ってスカートをまくりあげたら、手にカラカラしたものが触れたので見てみると、スカートが焦げていました。
 電気ストーブに近づきすぎたんですね。
 ロングスカートの裾近く↓
  1201skirt.jpg
 怖いですね、電気ストーブ。
 このスカートはもう買って20年くらい経つものですが、シルク製なので気に入っており、家の中で履いているのです。シルクは蚕の出す繊維から出ているため、タンパク質なのでしょうか、焦げた匂いは、炭になってしまった焼き鳥の匂いでした。
 捨てようかとも思ったのですが、やはり好きなスカートなので、焦げた部分をよけて縫い直すためにミシンを使いました。
 出来上がりは上々で、家の中でまた履いていようと思います。
 
 それから夕飯はアボカドのチャーハンをおいしく作って(レシピは→ こちら。わたしは下味にネギのみじん切りとオレガノ、粉チーズを足しましたらすごくおいしかったです)、、
 あまりおいしくなかったけど、スヌーピーの型でホワイトラムレーズンチョコも作って(ホワイトチョコとラムレーズンはあまり合わないようです)、、
 見た目も悪い↓
  1201spwhite.jpg

 
 けっこうご機嫌だったのですが、テレビずれ防止処置で一気に一転してしまいました。
 
 今日は静かに読書しているつもりです。
 
 *おまけ*
 昨日の空↓
  1201sorabera2.jpg

  



 

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久しぶりの寒さ

 昨日はとうとう外に出ないで、ずっと家にいました(笑)。
 めちゃくちゃ寒いんですもの。。
 わたしが10代の頃までは、冬はこれくらいの寒さだったような気がします。夏場は33度くらいで「死ぬ~~」とか言ってたかも。
 地球では温暖化と寒冷化が同時に起こっているという話を聞いたことがあるので、これからは暑い夏と寒い冬がセットになるのかな、と思ったりします。。厳しいなあ。
 夫の故郷の北陸・金沢も久しぶりに大雪が降ったそうで、お義母さんに電話して様子を聞きました。あ~こんなんは久しぶりやねえ、でもあたしの子供の頃なんかもっとすごかったわいね、だからこれくらいな~んともないよ、あんたたち(東京の雪)こそ大変みたいやったじ、とおっしゃってました☆

 少し金沢に行きたくなったり。

 夕飯は、白菜とひき肉の重ね煮込みスープを作りました。
 ハンバーグの種を、タテ4分の1に切った白菜の葉の間に根元から少量ずつ挟んでいって、広がった葉の部分を糸でしばって鍋にいれ、コンソメなどと柔らかくなるまで煮込むのです。ゆうべはえのき茸も入れてスープたっぷり目にしました。
 おいしくできた。。☆
 赤ワインは外出した夫に買ってきてもらいました。
 体も暖まりました。

 しばらくすごく寒いみたいですね。
 お風邪など引きませんよう。

 *おまけ*
 実家で咲いたロウバイ↓
  1201roubai.jpg
 せっかく咲いても、鳥が蜜を吸って花を落としてしまいます。でも冬場は食べるものが少なくなるのでしょうがないね、と言っています。

 26日の暮れた後の空↓
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 金星と月が近くにいます。おとといの27日のほぼ同時刻には、もう少し太った月が金星の上に出ていました(月の進行は早いため)。

 


 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

特殊な映画体験

 昨日はアレルギーの改善薬がなくなるのでかかりつけ医院に行きました。
 5日連続で外に出てるぞ! 
 証拠写真(笑)↓
  1201sorasenro.jpg
 なんと情けないことで自慢をしてるんだ。。orz

 夫は休みでしたが、わたしが激烈に奨めて、先日見た映画「永遠の僕たち」を見に行ってもらいました。
 金曜日に男性が映画を見ようと思うと、1800円出さなくてはいけないのだろうかと思ったのですが、それは耐えられません。
 日本の映画館の料金は高過ぎますよね。
 水曜日なら女性は1000円とかあるし、レンタルに来れば数百円で見られるし、最近ゲオなんて旧作だと100円ですよ??
 そういう中で、1800円というのはとんでもない高値に思えます。
 この前行った東京文化会館でのコバケン様の席は1800円ですよ?
 いくら気に入った映画でも、それと同じというのは、なにかおかしい。。
 
 と思っていましたら、日比谷シャンテでは午後8時以降に始まる映画は毎日1200円で見られるそうで、それに行ってもらいました♪
 よく調べると映画館によってこのような割安サービスがあるんですね。
 じゃないと見る人いなくなりますよね。。。映画産業斜陽になるわけですよ。。

 夫が映画に行ってる間、わたしは昔自分が撮った8ミリフィルムの映画を見ていました。 
 富士フィルムでフィルム作品をDVDにダビングするサービスがあるので、それを使ってみたんです。
 テレビ画面の向こうにいる20年前の自分に再会。。
 これがけっこう考えさせられる体験で、なんだか呆然としてしまいました。

 よく(あんなんで/こんなんで)40年生きてきたなと思ってしまった。
 おおげさですみません。
 でもそんな感じです。


 

テーマ : 今日観た映画 - ジャンル : 映画

お菓子作りの午後

 昨日は隣町で買い物した後(3日連続で都内に出たのに昨日も外に出た!)、実家で母とお菓子作りをしました。
 といっても、簡単なものですが。

 まず一つは、固くなったお正月のおもちで作る揚げおかき。
 醤油と粒胡椒味↓
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 めちゃめちゃおいしく、高カロリー♪
 去年は父が調子が悪くて作らなかったような気がしますが、わりと恒例かもしれません。
 母がおもちを揚げてる間に、わたしが味付けをします(何回かに分けて揚げるので)。
 アツアツのおかきにお醤油かけてじゅわーっとする瞬間がたまらんです。。

 あとは、ラムレーズン入りチョコを作りました。
 これは母がラムレーズン作りに凝っていて(ラム酒にレーズンを漬けるだけ)、それを使ってロッテのラミーみたいなのを作りたいと言い始めたからです。
 
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 それを聞いて、つい先日発売された雑誌の「レタスクラブ」で、スヌーピーのシリコーン菓子型が付録だったのを思い出し、隣町の本屋で購入しておきました。
 
 なかなかスグレモノ↓
  1201sirikon.jpg
 
 これに、湯煎で溶かした市販の板チョコレートの中にラムレーズンを入れたものを詰め、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。
 初めてなので空気が入ったけど↓
  1201choco.jpg
 おいしくできました♪ これも高カロリーですが(汗)。
 シリコーン製のキッチン用品は使ったことがなかったのですが、型抜きという点でこんなに使いやすいとは驚きでした。ぺろんとチョコが出てきたので。
 母はこれを気に入ったようなので進呈し(初めは玉子の空パックでこのチョコを作るつもりだったらしい)、わたしは本誌だけ持ち帰りました。
 自分用にも欲しいかも。。
 シリコーン製キッチン用品、なかなかいいですね。
 
 *おまけ*
 実家の庭にて↓
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 まだ融けない雪の中に落ちたざくろ。実家は日当りが悪いので、まだしばらく雪が残りそうです。
 
 

 

テーマ : 手作りお菓子 - ジャンル : グルメ

ガス・ヴァン・サント監督 永遠の僕たち

 昨日は日比谷シャンテで映画を見てきました。
 3日連続で都内に出たのなんて、15年以上なかったような。。(情けない)
 これにも少し驚いているのです。30代の間は、たぶん気持ちの問題ですが疲れやすく、一回出かけると次の日は動けなかったりもしたんですよ。20代後半くらいからそうなっていき、30代前半が一番ひどかったです。
 いろんなことがあった中で、少しずつわたしも「回復」してきているのかもしれません。
 
 元は、母がシャンテの近くにある日生劇場でやっている鹿賀丈史さんと市村正親さんのミュージカルを観に行くのに、場所がおぼつかないから付き添いをするために日比谷に行ったのです(介護みたい(笑))。
 電車賃を出してくれるということなので、ついでにわたしも映画でも観ようと思って(昨日は水曜レディースデーでした☆)、近くでやっててよさそうなの、ということで見たのがこの映画でした。

 大当たりだよ。。。。。。。。。。(ToT)

 かなりやばいです。号泣です。
 今までの、ベスト5に入るかも知れません。10には絶対入ります。
 やられた。。。。。

 以下、シネマトゥデイのYouTube予告編の説明部分を転載します。
 
 ***
 第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でオープニング上映され高い評価を受けた、『ミルク』のガス・ヴァン・サント監督による一風変わった青春ドラマ。葬式に参列する ことが日常的な死に取り付かれた青年と、不治の病に侵された少女の恋を繊細に描く。主演は、デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパーと、『アリス・イン・ワンダーランド 』のミア・ワシコウスカ。2人を見守る重要な役どころで、日本の実力派俳優・加瀬亮が出演しているのも見逃せない。
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 ***
  
 お分かりのように、加瀬亮さんが重要な役所(元神風特攻隊の幽霊役)で出演しています。
 わたしはこの人、好きです。浅野忠信とイメージが少しかぶりますが、浅野より断固加瀬です。
 主演はデニス・ホッパーの息子ですが、目元など似ていました。
 知らないで見ていて、エンドロールの最後に「故 デニス・ホッパーに捧ぐ」と出て「息子か!」と分かりました。
 お父さんを超えるのは難しいでしょうけれど、独特の柔らかくてしなやかな雰囲気はお父さんにはないものかもしれません。これからも気にして見ていたいと思いました。
 相手役の女の子は、グィネス・パルトロウをもっときれいにした感じの子で、ショートカットがかわいくすてきでした。
 
 もう、見てもらわないと分からないと思いますが、よくこんな映画を創ってくれた、という思いも沸き上がり、エンドロールが始まっても泣いていました。もし、どこかの映画祭の上映でその場に監督がいたら、立ち上がって「ブラヴォー!」と泣きながら絶叫したいくらいです。帰りの電車の中でも思い出して泣きそうになっていました。
 ガス・ヴァン・サントは前作の「ミルク」が実在したゲイの政治家の映画でかなり社会的でしたが、次作でこのような切なくてかわいい映画で来るとは、すごいなあと思います。
 監督自身もゲイだそうで、普通に子供を持てないからでしょうか、次世代に対する愛に満ちた作品でした。
 
 こんな作品を創って提供してくれる人がこの世にいると思うと、がんばって生きなければ、と思います。
 いい星じゃんか!(←TOMOVSKYさんのもうすぐ出る新アルバムのタイトルまんまパクリ!)
 人間、いい種族じゃんか!
 原発事故起こしても高い給料もらってへらついてるやつらもいるけど!(すごくダメじゃんか!)
 こんな現実がある中で、こういう作品はほんとに力を与えてくれます。

 ガス・ヴァン・サント監督 永遠の僕たち 予告編


 帰りは母も一人で平気ということで、新宿に出て、スタバでお茶して帰宅しました。
 200円スイーツと共に↓
  1201staba.jpg

 *おまけ* 
 昨日の「なんじゃこりゃ!」↓
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 新宿三越アルコットのルイ・ヴィトンのディスプレーです。もう一つりんごのもありまして、それをヴィトンとは縁のなさそうなおじさまが写真に撮っており、わたしもマネしてしまいました♪
 ルイ・ヴィトンにはあまり憧れがないのですが、このディスプレーはかわいすぎますね。



テーマ : ★おすすめ映画★ - ジャンル : 映画

上野エキュート パンダ絵描き歌とはらドーナッツ

 昨日は友人のMさんと会い、渋谷の東急内のレストランでお昼ご飯をご一緒してきました。
 銀座立田野の釜飯で、今まで食べた釜飯の中で一番おいしかったです♪(お釜の中にお焦げがついててそれが香ばしい!)
 それもおいしかったのですが、おしゃべりに熱中していて写真は撮らなかったし、今日はおととい上野に演奏会に行ったとき、小腹を満たすために入ったお店のことを書きます。

 上野の駅中が「エキナカ」のエキュートとして再出発したのが正確にいつなのかは分かりませんが、最近演奏会や美術展で上野に行くことが増えたので、よく利用しています。(上野エキュートのHP→ こちら )
 昔からパンダグッズが好きで、こちらのエキュートは「上野=パンダ」というコンセプトを全面に打ち出しているので、行くとかなり楽しい(発狂しそうになる)です。あっちもこっちもパンダ! パンダフルウインター!!(←チラシに出ていたコピー)
 このほどパンダの絵描き歌もできたそうです↓
  1201panda.jpg
 見づらいと思うので「歌詞」を書きますよ。。
  1:白いお皿がありました♪
  2:そら豆、2つ並べたら♪
  3:お花の種が 飛んできた♪
  4:みみずさんも 遊びに来て♪
  5:2匹のもぐらさんが頭を出したら、エキュート上野パンダの出来上がり!!
 

 語呂が悪いというか、、メロディーつけにくそうだなあ。。どう歌ったらいいんだろう(笑)

 そんな中で、一人「うわー☆」としながら、演奏会前の腹ごしらえをしました。
 上野の公園は、あまりいい飲食店がなかったので、駅の中でいろいろ楽しめるようになったのはほんとに嬉しいというか、「上野」として正解だなと思っているんです。
 おとといはカレーを作って出かけて帰宅後食べるつもりでいたので(ゆうべはそのカレーをカレーうどんに☆)、小腹を満たすのでいいと思いました。
 そこでうろついて見つけたのが、今ムック本まで出ていて話題になってる「はらドーナッツ」のイートインつき店舗です。
 
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 いえ、わたしはここを見つけて入るまでこちらを知りませんでしたが。。(はらドーナッツのHP→ こちら )

 とってもかわいい店内で、ドーナツやドリンクを楽しめます。お一人様でも気後れの必要はありません。
 紅茶はポットサービスで300円!↓
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 ドーナツは一つ120円~160円で、豆腐屋さんのおからを練り込んだどっしりもちっとした食感でおいしかったです☆ 小麦粉は国産、お砂糖は三温糖、玉子は赤玉を使っているそう。
 ドリンクと合わせても500円(ワンコイン)で食べられる。。。☆☆ 
 ちなみにこの紅茶は静岡県牧の原のやぶきた紅茶ということで、珍しい国産の紅茶でした。甘味があり、ストレートでもおいしかったです♪
 食器や内装もかわいく、素晴らしいです↓
  1201hara2.jpg
 駅の中を急ぐ人々をちらちら見ながら、少し読書もしました。
  
 上野での演奏会前や、美術展の後などで、ちょっとほっこりするのにもってこいのお店だと思いました。
 
  
 
 
 

テーマ : こんなお店行きました - ジャンル : グルメ

都民芸術フェスティバル オーケストラシリーズNo.43 東京文化会館

 昨日は上野の東京文化会館のクラシック演奏会へ行きました。
 わたしが家を出たときは日差しも出ていたのですが。。
 上野には早めについたので、駅中をうろうろしました。相変わらずパンダグッズがいっぱいですね。
 その記事も書きたいですが、後回しです。
 
 曲目です。


  ☆モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492 <序曲>
  ☆ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第二番 ハ短調 作品18
   (休憩)
  ☆ベートヴェン:交響曲第五番 ハ短調 作品67 「運命」
  (アンコール)
  ☆ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
   指揮:小林研一郎
   ピアノ:小山実稚恵
   管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団/コンサートマスター:荒井英治


 今年初めてのコバケン様こと小林研一郎さんの演奏会は、上野の東京文化会館でした。
 こちらのホールに行くのは3度目で、一度は二期会のオペラ、もう一度は小ホールでのバイオリンの方のソロリサイタルでした。
 まずはこちらの建物を鑑賞することに。こちらの会館は、ル・コルビュジェの弟子だった日本の方の設計だそうです。

 やはり柱が印象的な大ホールのホワイエ↓
  1201uenobunka1.jpg

 わたしの席はC席で、5階の左側の後方列の一番左という超端っこでした。
 眺めは壮観↓
  1201uenobunka2.jpg
 舞台の左半分は見えなくて、マエストロのお姿も乗り出さないと見えないかな、くらいでしたが、とっても音がよかったのでびっくりしました。
 こちらの会場の音響の評判はいいみたいですね。
 満席でした。
 
 一曲目のモーツアルトの一小節目から、「ああ、コバケンさんの音だ~~」という感じです。
 あの暖かくていい匂いのお風呂に入っているような感覚はなんなのでしょう。。。
 マエストロ~~。
 正直、先日聴いた「ウイーン・リング・アンサンブル」よりいいですよ。。
 それがいいと思うのは、わたしの体の反応がそうだからです。
 鳥肌が立つ時間がすごくたくさんあるのが、コバケンさんの音楽を聴くときの特徴です。
 これを味わいたいので、また行きたくなるんだと思います。

 2曲目のラフマニノフはソリストが小山実稚恵さんで、この方のピアノを聴くのは初めてでしたが、なんだか不思議な気分になりました。
 もし、もしですが、わたしがすんごく上手ですんごく弾けたら、こう弾くんだろうな、っていう感じの弾き方、音を出されるような気がしたのです。
 聴いていて、ああ、そこはそうするんだよね、という感じといいますか。。
 これはすごく不思議で、初めての感覚です。
 コバケンさんともよく響き合っていて、ずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。
 
 これでコバケンさんの演奏会は4回目ですが、今まではソリストが新人の方が多かったので、ちょっとオーケストラも手加減している感じがあったと思うのですが、小山さんは第一線で活躍されてる実力派なので、ガチンコ勝負をしているという感じで、迫力が素晴らしかったです。
 曲が終って会場の「ブラヴォー」も拍手もすごかったです。
 わたしも端で一生懸命手を叩きました。
 けっこう肩が疲れるんですよね(笑)。でもがんばってくださった演奏者たちにお返しがしたくなるんですね。
 他の観客もそうだったようです。

 だからというか、後半の「運命」は、前半のラフマニノフの余韻が強過ぎて、少し脱力してしまったかな、と感じられなくもない演奏に思えました。それに、20世紀初頭のラフマニノフの複雑な和音が織りなす音楽に比べ、19世紀初頭のベートーベンの音楽はシンプルすぎるようにも聴こえて、曲そのものに対してもの足りなさを感じてしまいます。ですがさすがマエストロコバケン様、第三楽章の盛り上がりがすごくて、曲が終るとやはりブラヴォーと拍手の嵐となりました。
 ああいうのを「手腕」と言うのだろうな。。。

 アンコールのハンガリー舞曲も勢よく駆け抜けて、颯爽と終ってすてきでした。
 
 わたしは温泉に浸かった後のようにのぼせて会場を後にしましたが、外は雪に変わっていて驚きました。
 東京文化会館は、駅からの近さも素晴らしいですね(傘ナシでしたがほとんど濡れませんでした)。建築も音響も素晴らしくて、今まで「地味」だと思っていたのを反省しています。
 
  帰りの電車での話を加えてしまいますが、どんどん雪が強く降ってきて、西武線は途中で何度も止まりながらの運行となりました(線路脇の竹やぶの竹が雪の重みで垂れてきてパンタグラフなるものが故障する危険があるので竹の切断・撤去作業があったり)。
 駅に着くと雪は小降りになっていたので、あまり濡れずに帰宅できてホッとしました。
 
 地元に仕事の早い人が(笑)↓
  1201yukida.jpg




 
  

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

「モハーベ砂漠」を読んでいる夜。

 夫は夕食後眠いと言って寝室に行った。
 わたしはお茶をこぼれにくいシールタンブラーに入れ、
 
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 湯たんぽを新しくして夫の元に持っていった。
 
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 こう言いながら。

 「小さな遠足みたいだね~~~♪」。

 夫は満足そうだ。


 わたしは居間に戻りクッションを重ね寝そべり、
 
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 自分の湯たんぽを抱き、重ねた膝掛けをかけ、部屋に一人だからエアコンは使わず電気ストーブを背中というか尻側からあて、読みかけの本を開く。

 読んでいるのは短編、カポーティ。
 この日記が小説調なのはその影響。
 ていうか体言止め多用しすぎな野坂昭如の訳にちょっと辟易気味。
 つまり古いリズム、70年代生まれのわたしたちにはリアルさを感じにくい。
 わたしたちというのはわたしと夫のこと、その本を先に読んだのは夫。
 訳が気になって内容が頭に入ってきづらいというのが共通認識、わたしたちは2回くらいそれについて語った。
 こんな感じでいいのかな(笑)。
 まあ、普通にだらだら文章書くよりは多少頭を使う感じ。
 
 それはいいとして、そんな風にゆっくりと冬の夜を過ごす。
 それをわたしは「幸せ」と呼ぶ。
 
 
 *おまけ*
 電子ピアノの上で転がるおーたん↓
  1201opiano.jpg
 おーたんの左は犬のじょるん、右はテディベアのスコット。
 ああ、体言止めが抜けない。。やばいやばい。

 
 
 

テーマ : 読書 - ジャンル : 小説・文学

ホットビールについてなど。

 先日、地元ホールの「ルネ小平」のスケジュールチラシが入っていて、行ってみたい演奏会があったので昨日はホールまでチケットを買いにいきました。
 今年はこちら、人気のある人のコンサートがけっこう来るみたいです。ソプラノ歌手の森麻季さんは初登場だとか。
 それだけでちょっと嬉しいです。
 こちらの「ルネ小平」、駅(西武新宿線小平駅)から近いんですね。徒歩3分くらいかな。
 だからそれなりにお客さんが来やすいんじゃないかなあと思います。
 わたしが行ったことのある多摩地区の市民会館系のコンサートホールは、だいたい駅から10分以上離れていますから(所沢も府中も立川も杉並も武蔵野も、多摩センターもそうか)、寒い日とか雨の日とかお年寄りにはきついものがあるかも。まあ、ホール行き帰りの期待感とか余韻もいいのですが。
 この利便性に注目してもらって、小平にもっといろんな人が来てくれるといいなと思います♪

 ここのところ夢の印象が強くなっていて、つい予定がないとだらだらしてしまっているのですが、ちょっと変えていきたいので雨の中出かけてよかったです。
 夢に関しては、定期的にそういう時期があります。やたらに夢を覚えていてメッセージがある感じです(同じテーマの夢を何度も見る)。前回は去年の9月でした(手帳に記録しているんです(笑))。そういう時期は、なんだか生活がだれてしまうんです。頭が夢のメッセージを読むことに集中したがっているのかもしれません。

 話がまた変わりますが、昨日の朝刊に「ホットビール」なる飲み物のことが書いてありました。
 ドイツではビールを温めて飲む習慣があるのだそうです。
 向いているのは黒ビールやエールビールなど色の濃いもので、レンジで50度くらいまで温めて、シナモンやお砂糖を入れてかき混ぜてどうぞ、とのことでした。
 
 で、さっそく試しました☆↓
  1201hotbeer.jpg
 が、しかし、、黒ビールだと思って買った「アサヒ・ザ・マスター」が、そうじゃなかった。。まぎらわしい見てくれしおってからに。。
 それでも加熱すると酸味が増すようで、シナモンパウダーとお砂糖を入れてかき回すと泡がふふふっとふくらんでくるのでおもしろかったです。飲み物の種類としてこれは「アリ」だと思いました。「すごくおいしい!」と思うところまでは行かなかったですが、これも慣れかもしれません(ホットワインも初めてのときはおいしいと思いませんでしたが、今は大好きです)。
 次はちゃんと黒ビールで試したい。ココア風味でも合いそうだな。
 ホットビールは、食後酒、デザート酒として出すお店もあるそうです。

 *おまけ*
 昨日の「なんじゃこりゃ」↓
  1201hand.jpg
 まったく身に覚えのない手の汚れでした。。
 なにでこんなに汚れたんだろう。。。(わたし頭大丈夫か???)


 
 
 

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

ガスト 参鶏湯(サンゲタン風鍋)

 昨日は夫が休みだったのですが、ずっと家でゴロゴロしていました。
 雪も降ってたし。
 
 夕飯は近所のガストへ行きました。
 新聞に入っていた広告に、ドリンクバーやポテトフライ、チーズケーキが半額になるクーポンがついていたのでまとめて使ってきました♪
 安くすんでよかった♪♪

 わたしは今フェアでやっている「サンゲタン」(韓国の鶏肉と漢方の鍋物)を食べました。
 600円くらいと安かったので期待してなかったのですが、大きな骨付き鶏肉が入っていて、クコの実なども入っていて、漢方臭すぎず(朝鮮人参の小さいのは入ってた)食べやすい味で、よかったです。
 写真撮ってこなかったのが悔やまれます。

 ちょっとおすすめだと思いました。 
 
 ガストのメニューのHP→ こちら
 メニューごとには飛べないアドレスになっているもよう。あまり意味がなくてすみません。

 鶏肉はよく煮込まれていて、軟骨まで食べられました☆
 あの値段であの味であの内容はよいと思いました。

 と、昨日のことで書けるのはこれくらいということで、、失礼致します。。。
 
 
 

テーマ : 美味しかった♪ - ジャンル : グルメ

魅惑の液体 

 アトサン
 アトセン
 アトカン
 (これも違う)
 アテサン
 アトセン
 (はさっき出した)
 アケトン
 アテケン
 (違うらしい)

 なんだっけ

 今グーグルで答えを探しながらこちらを書いています。

 アトケン
 
 アセトン!

 思い出すときは突然思い出しますね。

 昨日は美術家の彦坂尚嘉さんの藤沢のアトリエに片付けなどの手伝いに行きました。
 拭き掃除をしましたが、シールなどののりを溶かす溶液、除光液の親分みたいな「アセトン」という液体について知りました。
 効果覿面です。
 一家に一瓶後線じゃなくてアセトン(うちに形が気に入っているけれどシールの残りが落ちきらないジャムの瓶があります)。

 専門的なことをされている人が使っている道具などには興味があります。
 ただ、気化したアセトンの空気の塊(?)を思い切り吸い込んだときには、口の中に変な味が広がったので、取り扱いには注意が必要だと思いました。

 くそふざけた日記ですが、今夜はこれで失礼致します。。。
 
 

 

テーマ : いいもの見つけた - ジャンル : 日記

1959年ですでに。映画「世界を駈ける恋」

 昨日もBSで映画を見ました。
 1959年製作で石原裕次郎/浅丘ルリ子主演、滝沢英輔監督の「世界を駈ける恋」という日活の映画です。

 お恥ずかしい話ですが、映画好きを自負しているわたしですが、石原裕次郎さんの映画とかろくに見たことがなくて、見てみようと思ったのですが、これがなんとなくわたし的に「WTF」だったんです。。

 先日、きゃりーぱみゅぱみゅさんの新曲に驚いていて、世界の人の「WTF(なんだこれ)」という反応ににやにやしていました。
 それでこの方の他の曲とかもYouTubeで見て、コメント欄を読んでいたら、やはり日本人はこういうことですごくおかしい、と言われているんですね(ベルギーの21歳の男性は「誰か日本人がどうしてここまで他の人たちと違ってこんなことばっかりするのか教えてくれ。ほんとにおかしいよ」と言っていました。。)。
 それで、このベルギーの青年にわたしがそれを説明するとしたらどうするかな、と考え、バブルがいけなかったんだ、とかいろいろ考えていたんですが、この映画を見て、いやいや59年のときすでにちょっともうこうだったんだな、と思いました。

 なにがこうか、というのは分かりにくいのですが。。。
 
 この映画、金持ちのぼっちゃん嬢ちゃんの恋愛青春映画で、石原裕次郎がヨーロッパに行ったりして、「トレンディードラマ」みたいなんです。
 とにかくちゃらちゃらふわふわしていて、でもかわいくて(浅丘ルリ子ってあんなにぷっくりしていてかわいかったんだ!!)、最後は取ってつけたように不幸が訪れる。。。

 なんじゃこりゃ!
 って感じでした。

 こういうのがぎゅぎゅぎゅっと凝縮していって、今世界中から「WTF」と言われるようになったのかなと思ってみたり。。
 
 まあ、これでは全然ベルギー青年を納得はさせられないし、自分でもなにを書いてるのかよく分からないのですが、昔の日本映画も見てみるとけっこうおもしろいです。

 
 
 
 
 

テーマ : 最近見た映画 - ジャンル : 映画

ロブロマンスを2本。

 今夜は特に書きたいことがないので、映画の感想を書きます。
 
 おとといも昨日も、夕食後はBSで映画を見ました。
 おとといがウッディ・アレン監督の「それでも恋するバルセロナ」で、昨日はニック・カサヴェテスの娘のゾーイカサヴェテス監督の「ブロークン・イングリッシュ」です。
 
 「それでも恋するバルセロナ」はとってもおもしろかったです。
 ウッディ・アレンをおもしろいと思えたのは初めてです。
 手だれだね。
 深い所まで切り込まないであっさりと終るんだけど、このおじいさんは毎年映画を撮っているんですね(すげえなあ)。なので一作ごとに特に入魂にする必要はないのだな、余裕だな、と思いました。

 「ブロークン・イングリッシュ」は女性監督の初監督作品で、はじめ主人公に共感できないでいたのが(かっこいいニューヨーカー気取りの姉ちゃんかと思ってた)、話が進むにつれ、プライドと抑制心が強過ぎて素直になれずに苦しんでいる現代人なんだということが分かってきて、最後まで見られました(途中で見るのやめようかと何度も思ったのでしたが)。
 これは監督が計算していたことなのかなと思い、さすが2代目監督、押さえるところは押さえてるんだな、と思いました。

 ラブロマンス映画2本でした。

 テレビでやる映画は、自分でわざわざ選んでは見ないものが多いので、なるべく見てみようと思っています。

 
 
 
 

テーマ : 最近見た映画 - ジャンル : 映画

WTFと言わせてなんぼ きゃりーぱみゅぱみゅ/つけまつける

 昨日ネットをうろうろしていて、きゃりーぱみゅぱみゅという若い(19歳)の女の子(モデル・歌手)の「つけまつける」という歌に行きつきました。
 YouTubeでPVが見れます。 
  
 これがすごくかわいくて、なんというのか、完成度が高いものを見た、という感じです。

 プロデュースはパフュームなども手がける中田ヤスタカさんだそうです。
 今まで、パフュームとか見てても「やらされてる感」があってピンと来なかったし、AKBとかもド根性の乗りがすごすぎて興味を持てなかったのですが、この子は自分がやってることを冷静に分かっていて、自分が素材として消費されるということも分かっているようで、それを受け入れ受け流し利用しようとしている感じで(将来の夢はお笑い芸人なんだそう)、すごい子が出てきたな、と思いました。前に読売新聞で取り上げられていてこのきゃりーぱみゅぱみゅさんについては知っていたのですが、この歌とPVを見て、日本の女の子はここまで行ったのか! となんだか感動したのです。
 頭がよさそうだな、と思うんです。
 木村カエラもすごいと思ったけど(SAKUSAKUの頃だけど)、ちょっと堅かったと思うし。消費されることに対して、やはり抵抗を見せていたなと思うんです。
 わたし的にはPuffyが出てきたときの衝撃に似ているかもしれません。それが進化しているな、と思いました。
 
 この曲で歌われている「つけま」というのは、つけまつげのことで、つけまつげをつけてお目目ぱっちりにすると自信が出てきて見える世界も変わるかも、男の子の「変身ベルト」と同じの「つけるタイプの魔法」だ、と歌っています。この歌詞もすごくいいと思いました(つまり、ブランドのバッグとかも、同じ魔法なんですね)。
 歌詞はプロデューサーのの中田ヤスタカさんが書いています。
 この人もすごいんですね。31歳だそうです。
 聴くとサビが頭の中から離れなくなります。それでつい再生を繰り返してしまう。。

 YouTubeの再生回数は1ヶ月ちょっとで500万回を超えており、世界中からコメントが寄せられています(アラビア語も発見)。
 日本(アジア)のレディーガガだというコメントが散見されますが、そうじゃないよ、別物だよというコメントがすぐに入り、彼女とはなにかが違うということは、外国人にも分かるようです。 
 ガガさんほどがんばってもいないんだよねえ。。
 でもめちゃくちゃかわいいのです。

 32歳のフランス人男性のコメントが、ちょっと嬉しかったです。
  Japan is so WTF..
  And it's why I love them :3

 WTF(waht the fuck)とは「なんじゃこりゃ」みたいな意味でしょうか。日本のポップカルチャーがWTFという意味で抜きん出ているという認識が、フランスでもあるんですね(笑)。
 
 もうその路線で行きつくところまで行ってしまえ、という気持ちになります。

 きゃりーぱみゅぱみゅ つけまつける



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病気再び。

 おとといですか、台湾の総統選で、親中路線の馬英九総統(61)が最当選しました。
 対抗馬は、蔡英文氏で、台湾と中国を「一つの国」と考えることに抵抗する立場でした。
 台湾でも対中国問題は民衆の関心事だそうで(当然だけど)、だから台湾の人たちは政治に対して熱心なんだそうです。
 今中国と対立することは得策ではないだろうから(アジアの国はどこでもそうか)、馬氏だろうなと思っていました。

 と、突然台湾のことを書いているのは、わたしの病気が再燃してきているからです。
 「台湾行きたい病」。
 たぶん、小説が終ったからだと思うのですが、書いているときは「台湾? ああ、いいところだったよ」くらいな感じだったのですが、終った途端に行きたくなってきたという単純ぶりです。
 でも、今使っているiMacの調子が悪く(ときどき起動時にモニターに線が入る)、買い替えを考えているので、台湾旅行まで予算を作れるか。。。むむむ。
 でもすごく行きたいなあ。。(ずっと忘れていた「台湾の空気感」を、ハッキリと思い出すことが増えているのです)

 去年、世界で一番多く日本に震災の義援金を送ってくれた国・地域は台湾だという話がありました。
 経済規模を考えると、相当がんばってくれた、ということらしいですね。
 それを知って台湾に親しみを覚えて、はじめての海外旅行は台湾にする、という若い人たちも増えたみたいです。
 それ、大正解!(笑)

 読売新聞では、元日から、2面の短歌のコーナーで、台湾人の作った短歌を一日一編ずつ、10編載せていました。
 どれもよかったです。それ読んでたのもあるからかな。。
 (台湾は終戦まで「日本」だったので、戦前に教育を受けた人は日本語をしゃべれます。だから短歌を日本語で作る人もいるのだそうです。あちらに行くと年輩者から日本語で話しかけられることがあります。でもそれもここ最近は減ってきたかな。。淋しいことだ)

 どれもよいので載せたいですが、とりあえず「うわ、これは」と思った一編を転載します(記事をすべて切り抜いておきました(笑))

  すめらぎと 嘗て(かつて)崇めし老人の 葬儀のテレビに まぶたしめらす  孤蓬万里(こほうばんり)
  (北註:「すめらぎ」とは天皇のこと)

 1月7日、昭和天皇の命日(と言っていいのか)に載った歌です。
 戦前は台湾人にも天皇は「現人神」なんだと教えたそうです。


 前にも紹介しましたが、おととし台湾に行ったときに撮ったものです。
 ここもわたしの好きな場所です。 
 
 

 
 

 

テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

大好きな場所へ

 昨日は夫と久しぶりに多摩湖・狭山公園に行ってきました。
 近場(電車で15分弱、徒歩で1時間弱)にこんなところがあるなんて、なんて幸せなんだろう、と思える場所です。
 子供の頃からここが大好きです。

 走るわたし↓
  1201mino1.jpg

 はしゃぐわたし↓
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 枯れ葉と緑のいい匂いがしました。
 この後、進路は左の道へ(笑)。

 公園を抜けると多摩湖(村山貯水池)があります。

 毎度の(ここに行くとつい撮りたくなる)、自慢の取水塔↓
  1201tamako1.jpg
 いよっ日本一!(日本一美しい取水塔と言われている)

 いよっ↓
  1201tamako2.jpg

 ぃよっ!!↓
  IMG_1723_convert_20120115014705.jpg
 ほんとにきれいです。

 この多摩湖・狭山公園は東京都と埼玉県の境にありますが、程よく整備されつつも、都の管理下にあるためあまり荒らされていないので(マイカー族、アウトドア派のみなさんに)、市民の憩いの場として愛され続けています。

 付近には西武園ゆうえんちもあります。

 この中でわたしが目指しているのはどこでしょう?↓
  1201yadorigi1.jpg

 近づいたらやっぱそうだった↓
  1201yadorigi2.jpg
 ヨーロッパで縁起物とされているというヤドリギです。
 見つけて嬉しかったです。

 よい休日でした。

  

 
 

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自殺しないために生きる(ツイッター小説「笑顔の意味」のあとがきにかえて)

 先日、2012年の1月11日に、2010年10月24日から書き始めたツイッター小説「笑顔の意味」を書き終わりました。
 とりあえず自分では「これで終り(これ以上も以下もない)」というところまで書けたと思っており、ホッとしているところです。
 プロの作家でもないのに、「あとがき」めいたことをするのは図々しいとは思うのですが、少しこの作品について、今できる説明を、しておこうと思っています。
 一応、そこまでが「書く」ということかな、という感じがするのです。

 わたしが初めて、「自殺」というものを自分の問題として意識したのは、高校2年生のときでした。
 精神分析家のフロイトの入門書を読んだときです(下層都立校に通っていたくせに、妙にそういうことに興味を持っている娘でした)。
 そこには、自己愛性人格障害について書かれてありました。
 泉に映る自分の姿を見つめて死んでしまうナルキッソスの挿絵がとても印象的でした。
 
 それには、自分のことしか興味を抱かず、自分のことしか愛せない人間の危険性が書かれてあったと思います。
 まさに、人間のクズ。世界の迷惑者。周囲を傷つけ、信頼を裏切り人から搾取するだけの生産性のない人間。

 でも、それは、自分のことだと思いました。
 
 そのとき、生きていることが怖くなったのです。
 
 そんなわたしは生きていてはいけないし、そういうわたしが生きていてはいけない世界は、きっといつか、わたしを殺すだろう、と思いました。
 そのときに、自殺ということを選ぶ人の気持ちが、少し分ったのです。

 その後わたしは本格的に西洋占星術にのめりこみ、自分で占いができるようになりました。占いにのめりこんでいると、自分のことを少しだけ客観的に見られるような気になり、ナルシズムの恐怖が薄れたものです。
 高校卒業後働いたグラフィックデザイン事務所では、年上のお姉さんたちのホロスコープを作って喜ばれたりしました(人の役に立てたという感覚!)。
 同時に、バイト代を貯めてイメージフォーラム付属映像研究所に通い、映画作りを学びます。
 そして19歳のときに訪れた台湾で映画を撮りながら、宇宙と自分が一つになる、という感覚を抱きます。
 そのとき同時に、わたしは生きていてもいいんだ、という感覚も抱きます。
 それは深いエクスタシーでした。
 フロイトの説を知ってから3年経っていました。

 それから、どういうわけだか、2年後くらいに、わたしはチャネリングというものができるようになっていました。
 「ガイド」と呼ばれる自分を導く肉体を持たない精神体のようなものが、自分に話しかけてくる、と感じたのです。
 それは、普段の自分では考えつかないようなアイデアや発想をもたらしてくれます。
 素晴らしい感覚でした。
 しばらく、わたしはチャネリングドランカーのようになっていたと思います。エクスタシーの日々です。
 ですが、ふと、気付くのです。
 チャネリングで得られる感覚と、普段生活していく感覚の違いに。
 あまりにも美しく愛に満ちている世界と、殺伐として汲々とした世界、あるいは必ずお腹が空くということ、排泄をしなければいけないこと、快適に生きるためにはお金が必要だということなどが、対立事項としてわたしの中に満ちていきます。
 そのときに、再び、自殺というか、死への憧れのようなものが頭をよぎるようになりました。
 つまり、わたしにとっては、死ねば、チャネリングで得ているような感覚のみの世界に行ける、という、そういう発想が出るようになったということです。
 これはあまり人に相談できることではない、困った問題でありました。

 それらを心の裏に隠しながら、わたしはお客様と対峙していました。

 20代の頃は、そういうことに、あまりハッキリとした自覚はなかったとは思うのですが、常に心の中に二つの世界(物質世界と精神世界)の対立があったと思います。

 話が変わりますが、わたしの父方、母方の親族が一人ずつ自殺をしています。
 一人はわたしが10代のとき、もう一人は20代のときです。
 それに加え、夫の前の職場の上司がやはり自殺なさいました。
 あと、チャネリングを通して知り合った女友達で自殺をした子もいます。
 それらの自殺が、20代後半のほぼ同時期に続きました。

 それから、「自殺」というものについて、あらためて考えるようになりました。
 
 わたしは2001年からネット上で日記を書いたりエッセイを書いたりしています。
 その年に、自殺についてのエッセイも書きました。
 
 その中で、わたしは自殺をしないと心に決めた、それは自殺した夫の上司の霊と話をしたからで、自殺をしても心の苦しみは終らないと知ったからだ、ということを書きました。
 そして、生きている間に、伝えられる間に、愛する人に言いたいことを言おう、ということも書きました。
 (詳しくは→ こちら )

 それでもわたしは、いろんなことが重なって、2005年に本格的なノイローゼとなり、鬱状態にもなりました。
 数ヶ月ですが、起きている間は自殺する方法について以外考えられない、という日々を過ごしました。
 恐ろしい日々でした。

 そのとき、とにかく、親がいる間に自殺はしない、ということだけは、決めました。

 2001年に「わたしは自殺はもう考えない」などと、高らかに宣言したけれど、結局くじけたので、ハードルを低く見積もったんですね(笑)。
 それでやっとがんばろうと思える、という感じでした。

 今も、それを守ろうとしています。
 とにかく、それだけはいけない、と思っています。
 これは、理由はなく、もう問答無用でそう考えることにしたのです(親が死んだ後のことは、またそのとき考えます(笑)。ちなみに夫に対しては、わたしの凶暴性がまっすぐに向かってしまうことがあり、親ほど簡単に割り切れないときがあります(苦笑)。でも「親」というのには、夫の母ももちろん入ります。義姉も入るという気もする)。
 
 それでも、ときどき、年に2回くらい、生きていることがイヤになることがあります。
 死にたいんじゃないんですね。
 生きてることが面倒になる、という言い方が正確かもしれません。

 この小説を書き始めたときも、少しそういう感じだったかもしれません。
 
 それで、この小説の中の世界が、頭の中に広がったのです。

 この小説は、とにかく、大事だと思える誰かのために、生きてみましょう、というお話です。
 とかくいろいろある人生だけれど。
 小説ではそれをロマンスのパートナーとしました。それが一番分かりやすいからです。
 でも、それは家族であってもいいし、友人であってもいいのだろうと思います。ペットもアリかもしれません。でもそれは、趣味や物ではなく、「関わり」であるのがいいと思います。それが一番強いのだと思います。
 だからとにかく、「あの人がいるから生きていよう」と思える誰かを、持ちましょう、というお話です。

 わたしがチャネリングや、霊感占いのセッションで、お客さんに一番言いたかったことも、そのことです。だから、人との相性を見ることが得意だったのです。

 わたし自身は、あの2005年から、自殺をしないために生きる、という感じになっています。
 本末転倒というか、なんのこっちゃ、という感じですね。
 文章を書くのも自殺をしないためです。
 それを恥さらしと知りながら、ネット上に公開するのも、自殺をしないためです。
 
 そう言っていても、いつかおかしくなるかもしれませんが。
 でも努力はしています。

 長くなってしまいましたが、わたしの書いたこの小説を、読んでくださった方々、ありがとうございました。
 
 次の小説の構想のタネみたいなものは、すでに去年から頭の中にあります。
 でも、やはり1年以上かけてこの「笑顔の意味」を書いたので、少し休もうかなと思っています。
 毎晩、1時頃目安に必ずツイッターにあげる日々というのは、おもしろかったけれど、それなりに大変でした。
 ちょっとのんびりしたいという気持ちがあります(笑)。
 でも、あのアップするヒリヒリする感覚がクセになっているのも事実なので、また突然始めてしまうかもしれません。

 そのときは、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 

テーマ : オリジナル小説 - ジャンル : 小説・文学

[ツイッター小説] 笑顔の意味/30

 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/10 ☆ (1~9分のリンクあり)
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/20 ☆ (11~19分のリンクあり)
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/21 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/22 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/23 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/24 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/25 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/26 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/27 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/28 ☆
 ☆ [ツイッター小説] 笑顔の意味/29 ☆





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 そして立ち上がって「ああ、透子さんは紅茶のほうがいいのか。ごめんでも、うちコーヒーしかないや」と言って透子を振り向いた。
 傾きかけた陽の光の中で透子は「別にいいです」と言った。
 雄介は自分の小さなダイニングに透子がいるのにしているのがこんな話なのが信じられなかった。
 畜生。

 「あのさあ」
 雄介は大きな声でそう言って手に持っていたカップをシンク台にがちゃんと置いた。透子はその音に驚き肩をびくっとさせたが雄介は気付かなかった。
 雄介の部屋には来客用のカップなどというものはなく、普段使っているものを透子用にし、自分は湯飲みを使っていた。謝りながら出したその安手のカップを「これで全然いいです」と言って透子は手に取っていたが、雄介はそのすっと差し出された手をとても愛しく感じていたのだった。

 「あの、無理だよね」
 「はい、そうです」
 「いや、そうじゃなくて俺が」
 「はい?」
 「俺が無理だよ。俺だって無理だよ」
 その言葉を聞いた瞬間透子の胸が再び痛んだ。
 「君は正しいよ、確かに無理だよ。それは…僕だって同じだ。なのに君が戻ってしまったらもっと無理になるじゃないか」
 雄介がそう言い終わるのと同時に透子の目から涙が溢れた。
 それは、自分の言葉が理解され同時に相手の言葉も理解したということを深い部分で悟った喜びから来る涙だったが、透子はそのことに気付かずただ涙を流した。それを見て雄介も下唇を震わせたが、それは透子と同じ理由からであった。
 その時二人の心は一つに重なったのだが、出てくる言葉はすぐには追い付かなかった。

 「立木さんは大丈夫ですよ」
 「そんなことないんだ」
 「四葉でもうまくやってるじゃないですか」
 「慣れてるだけだよ」
 「それだけでもすごいのにそんなこと言わないでください」
 「そりゃ君と僕は違うよ。でも…」
 それから雄介は透子に話していなかった自分の話をした。
 それは子供の頃に起こした事件についてだった。

 「11歳の時だよ。僕は四葉にはいなかった。もっとひどい所だった。ひどい所にいると、気持ちまでひどくなるんだ。透子さんは知らないかもしれないけれど」
 透子は反論したくなったが黙って雄介の話を聞こうと思った。
 「それは僕だけじゃない。みながそうなる。だから毎日戦いだった。でもそんな中でも仲良くなる奴はいないわけじゃない。2つ年下のYって奴といつもつるんでたんだ。一緒にもっと弱い奴をいじめたりもした。それが娯楽なんだ。ひどいもんだったよ。でもYとは話さなくても分かる空気みたいなのがあって、それが気持ちよかったんだ。分かるよね?」
 透子はうなずいた。
 「でも俺そいつを、半殺しみたいにしちゃったんだ」
 透子は息を飲んで雄介の顔を見たが、すぐに口を閉じ黄色い樹脂のテーブルの角を見つめた。
 雄介は透子を見ることができなかったが透子がなにも言わないので椅子に戻って座った。
 「こんなことほんとに恥ずかしいよ。でも僕にはとても暴力的な部分があるんだと思う。それから医者だかカウンセラーみたいな人に診てもらうことになって、それからいろいろあって四葉に行くことになったんだ。それでHRGの目に止まってサロンに行くことになったんだよ。皮肉だよ、僕が今こんなところにいるのは。こういうところに来たかったのはYだろうに」
 「Yさんて今どうしてるんですか」
 「知らない。生きてるかも分からない」
 「そうなんですか」
 「あいつは子供だけどなんていうか上昇志向が強くてこんなところ絶対出てってやるっていつも言ってた。まあみんなそう言うんだけど本気ではないよ。でもあいつは本気で10歳になったら逃げ出してやるって言ってた。それで10歳の誕生日、それがほんとの誕生日かは分からないけど、その前日の夜に逃げ出すって話をするから止めたんだ。無理だよって。そしたらあいつ俺を腰抜け呼ばわりするし、一緒に行くって言ったら邪魔だって。それ聞いて俺キレちゃって、あいつのこと殴りつけて馬乗りになって」
 そこで雄介は次の言葉を出すのを躊躇った。
 「首絞めたんだ」
 透子は自分の鼓動が早くなるのを感じた。
 雄介は左手を口にあて右手で自分の腹を抱えた。
 「あの時と同じか。君を行かせたくないのは。僕は変わってない」
 そう言って雄介は左手で自分の両目を覆った。
 「耐えろっていうのかよ」
 そしてそうつぶやいた。

 しばらく二人は黙っていたが透子が「そのYさんその後どうしたんですか」と言った。
 「知らない。退院した後、たぶん他の施設に行ったんだと思う」
 「そうですか」
 「ひどすぎる話だよね」
 そう言って雄介は苦笑した。
 「これでも僕はものすごく反省して、四葉ではいろんなことに耐えてきたんだよ。いや、四葉は僕が元いた場所よりすごくよくて、耐えたとは言わないかもしれないけれど。でも少しくらいは嫌なことだってあるけど全部耐えてきたんだ」
 「はい」と透子は答えた。
 「だからやっぱり立木さんはすごいです」
 「いやそうじゃなくて」
 雄介は少し笑った。
 「ええとだから、僕が言いたいのは、僕も無理だって思うことがたくさんあったけどどうにかやってきたってことなんだ」
 透子は黙って聞いていた。
 「そりゃ僕と君は立場も育った環境も違うんだけど。でも分からなくなってきたよ。僕は君を引き止めちゃいけないのかもしれない。僕の元を考えればそんな資格はないのかもしれない」
 透子は雄介のその言葉に対してそんなことないと思った。
 透子が何も答えないので雄介は恐る恐る言った。
 「でも行って欲しくないんだ、資格はないんだけど。僕にはなんだかそれだけは、耐えられないような気がするんだ」
 「わたしが戻ったら?」
 そう言う透子の声が柔らかかったため雄介は言った。
 「うん。とても無理だよ」
 透子の胸はその瞬間、急に温度が上がったようになった。
 「僕はこんなだし全く筋も通らないことだけど」
 「ほんとです」
 「ごめん」
 雄介がそう言うと二人はしばらくぶりに目を合わせて少し笑った。
 「でもなんか…」
 そう言ってから透子は目を伏せた。
 「さっき立木さんが図書室で怒りながら話しかけてきた時、わたしちょっと嬉しかった気がします」
 「透子さん」
 「立木さんは少し怒ってるほうがいいですよ」
 「透子さん」
 「最近の立木さんてなんかNさんみたいで…」
 雄介はハッとした。
 「今日みたいな立木さんのほうがいいです」
 透子はそう言って雄介を上目で見た。
 雄介はこれはもうちょっとダメだと思って言った。
 「ごめん透子さん、抱きしめていい?」


          ☆   ☆


 その日透子は雄介の部屋に泊まった。
 そして二人は大変な苦心の末にセックスをした。
 透子が感じていたのは驚きだった。自分の中にこのような深い場所があるということに驚いたのだった。
 透子は知らないことだらけだ、と思った。そしてそのことはうんざりとは感じられなかった。

 二人のリストバンドはずっと震えていた。二人で裸でベッドに寝ている時も。
 「椅子行った方がいいかな?」と雄介がからかうと透子は唇の内側を噛んで「まじうざいこのバンド」と言い二人は笑った。


         ☆   ☆


 翌日朝に二人はサロンに行き椅子に座り研究者と話をした。研究者達は見てるこっちが恥ずかしいですよ、と言いみなが笑った。

 透子は施設に戻るのはやめてこっちでがんばるとHRGに報告し、サロンを出た二人は別れた。

 沢田邸に戻るとエリカが憔悴した顔で透子を迎えた。
 「エリカさんごめんなさい。ゆうべは立木さんのアパートにいました」と透子が伝えるとエリカは目を見開いて透子をしばらく見つめた。 その視線をまっすぐに受け止る透子の様子から、エリカは二人のことを了解した。
 「そう」
 そう言ってからエリカは付け加えた。
 「雄介君、優しかった?」
 透子ははにかんで「はい」と答えた。するとエリカは涙を浮かべて「そう、よかった」と言った。
 それを見た透子は言いたくなった。

 「エ…、お母さん、紅茶飲みたい」
 
 それを聞くとエリカは「うっ」と声をあげて泣き始めた。それを見て透子も泣きたくなりながら「わたしがいれます」と言った。


         ☆   ☆


 「まったく心配したわよ。はい。じゃね」
 Nはそう言って透子との電話を切ってから「まあそういうことよね」と独り言ちた。
 うらやましいわよ透子ちゃん、という言葉は心の中で言い、昨日来ていたHRGからの指示を読み返した。

 そこには透子が施設に戻ることは認めない、と書かれてあった。

 これを伝える必要がなくなってよかった。でもあの子は何に対しても深刻になるから、また戻りたいと騒ぐかもしれない。

 「でもまあそうなったら、とにかく立木君にがんばってもらおう」

 そうNは声に出して言うと、何か飲もうと椅子から立ち上がりキッチンへ向かった。


 (了)


テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影展 国立西洋美術館

 昨日はとっても寒かったですが、上野の国立西洋美術館に行き、「ゴヤ 光と影展」を観てきました。
 加えて、常設展示と、企画展(ウイリアム・ブレイク版画展)も観て、はじめてきちんと、ル・コルビュジェが設計したというこちらの建築も「観賞する」という気持ちで見てきました。
 盛りだくさん!
 本来なら、ゴヤ展と常設展と、版画展、コルビュジェの建築の感想はすべて独立させて書くべきだと思うのですが、ちょっと手間がすごいので、ゴヤ展以外についてはこの記事の中でさささっとおまけ的に触れさせていただくことにします。ご了承ください。

 まずゴヤ展ですが、おもしろかったです。
 母が年末に先に見ていて、あまり気に入らなかったみたいなのですが(笑)、わたしはそここそをいいと思いました。
 つまり、この地上に生きるということの残酷さをまっすぐに見ている画家の視点を尊敬できると感じたのです(母は見ていてつらかったそうです)。

 ゴヤの絵については、ちょうど10年前の2002年に同じ会場でやった「プラド美術館展」で見ています。今回内容が少しかぶっており、見たことあるものもありました。
 ですがこの展示は、「宮廷画家」として有名なゴヤの裏の顔を見せることが目的だったようです。
 貴族から依頼されたタペストリーの原画や肖像画などは少ししかなくて、後は絵本の挿絵のような小さな絵(風刺画)の展示が大部分を占めていました。 
 わたしはその小さな絵たちのほうを、素晴らしいと感じました。
 
 でもとりあえず目玉の絵はがきは買うんですね(笑)。
 「着衣のマハ」とこむたん↓
  1201goya1.jpg
 「着衣のマハ」はかわいらしく、官能的でありましたが、そんなに感銘は受けませんでした。なんかイラストっぽいイメージにも思えました。漫画っぽいっていうか。。
 
 わたしが感銘を受けた小さな版画や素描も、20世紀前半のペン画のようにも見えたし、幻想的な題材も扱っていて、「近代絵画の先駆者」という説明にも納得しました。
 ゴヤにとっては肖像画のほうが「異質」なのではないのか、などと思ってみたり。
 
 展示の中にはゴヤの直筆の手紙があったり、手紙の中の文章が訳されて展示されていましたが、それを読むと知的な人だったのだな、と思いました。
 「マハ」のイメージなどは官能的だし、荒々しい、野卑な人なのかと思っていたのですが。。
 そうではなくて、知的に人間の残酷で卑しい面を観察していたのだな、と思いました。本人がそれに埋もれているわけではないんですね。

 小さな風刺画ですごかったのは、戦争について描いたものです(ゴヤが生きていた頃、スペインはフランスと戦争状態になっており、晩年は危険人物とみなされフランスに亡命しています)。
 「戦争の惨禍」というシリーズで、展示の最後のほうは死体の絵ばかりになります。
 「これはもっとひどい」「どこでも同じだ」、「これどころではない」「葬って、後は口を慎め」「無だ、そう言うだろう。」
 死体の絵に、このようなタイトルがついています。とても知的だと思いました。最後のでは人が腐っていたように思います。それにこのような名前を付けるのです。
 今で言う、戦争の報道写真のような意味合いなのかもしれません。「告発」のような印象です。

 あとゴヤの特徴としては、夢や幻想的なヴィジョンを題材にすることも多かったそうです。魔女の絵などもありました。
 「飛翔法」1815-16年制作↓
  1201goya2.jpg
 魔女もそうですが、飛んでる人物を描くことも多かったのですが、それは不可能なことをする無謀な人という意味で、不安定さなどを象徴しているそうです。こういう絵がおもしろかったです。
 宗教画のコーナーでは「地球の自転を発見した咎により」というガリレオと思われる拷問にかけられ死に至る人物の小さな素描がありました。うなってしまいました(ささっと描いてるんだと思うんですが、すごく伝わるものがあるのです)。
 
 ゴヤ、すごい画家だなと思いました。 
 見てよかったです。
 こちらは会期は1月29日までです。興味のある方はぜひ。

 
 ******
 
 長くなってしまい恐縮ですが、常設展示などの感想も。

 常設展のほうも、10年前のプラド美術館展で一度見ていましたが、その頃より今のほうが多少美術の知識がついてきているので、もっと楽しむことができました。
 松方コレクション、すごいですね(常設展は松方幸次郎という個人が蒐集したものを展示しています。詳しくは→ こちら )
 個人の楽しみのために蒐集しただけではなくて、日本の若い画家に本物の西洋美術を見せようということだったそうです。昔の日本にはこういう人がいたんだなあ! まあ、超金持ちだからできたことです。それも1929年の世界大恐慌で変わってしまいます。

 宗教画みたいなのはあまり感銘を受けないで素通り状態でしたが、近代の絵になるとおもしろいと思えました。
 ギュスターブ・クールベの「波」ってここにある作品だったんだ!!(笑)
 素晴らしかったです。
 モネもやはりきれいだなと思いました。「黄色いアイリス」が好きでした。

 企画展を見たら、こちらも見ないともったいないですね(同一料金で見られます)。

 もう一つの企画展「ウィリアム・ブレイク版画展」は、ささ~っと見ただけでしたが、こちらご本人様(近代英国の代表的画家、詩人として知られるそうです)のものより、このブレイクが蒐集したというルネサンス時代の版画のほうがよかったかもです。。(笑。アルフレッド・デューラーのものなど。わたしがよいと思ったのはジョルジョ・ギージという人の「休息するヘラクレス」でした)。
 
 常設展示を見ながら、フランスの建築家ル・コルビュジェが設計した建物も観賞しました。
 これは、年末にBSでコルビュジェの特集をやっていたのを見たためです。
 国立西洋美術館は日本で唯一のコルビュジェ建築だそうです。
 柱の使い方が印象的でした。
 でも、そのことを知らないと、あまり注意深く観ないで通り過ぎてしまいます。展示に夢中ですから。
 今までそうでした。
 わたし以外に、建物そのものを注意深く見ている人はいませんでした。みなさん知っているからなのかしら。。
 知らないのであれば、これもちゃんと見ないともったいないものかもしれません。

 正面入り口から↓ 
  1201seoyou1.jpg

 常設展の入り口近くの天井と柱↓
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 昨日はロダンよりもこっちばかり見ていました(笑)。きれいでした。

 中庭↓
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 「新館」とか入り組んでいて、写っているのがどこだかよく分からないのですが。。ははは。

 *おまけ*
 外に出ると雪がぱらついてました↓
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 あまりにも寒く、傘を持っている人もいたので、お茶などせず直帰しました。
 


 

 

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

クナイプ グーテナハト バスソルト ホップ&バレリアンの香り

 うちではおととしくらいまで、お風呂のお湯を洗濯に使っていました。
 節水しなくちゃという気持ちからです。
 ですが、風呂水洗濯は、そのままの水道水洗濯よりもきれいにならないイメージがあるし(洗濯物が匂うところまでは行かなかったとは思うんだけど、すすぎまで風呂水でやると微妙かも?)、なんといっても、そのおととしくらいに給水ホースに穴が開いてうまく水を汲めなくなったんですね。
 それからやめました。

 そしてそれから、お風呂で入浴剤をよく使うようになりました。
 世の中にはいろんな入浴剤があるので、ドラッグストアやロフトみたいなところで見てると楽しいですね。
 いろいろ試してみたいと思ったりしますが、アトピー体質でもあるので、片っ端から、ということもないです。

 さきほど初めて試してみたのは、ドイツのハーブを使った化粧品会社クナイプのバスソルトでした。
 一回分の40gの袋入りのものを試してみました。定価は158円で、100円くらいで買えるもの(日本の会社のだとこれくらいでけっこうある)よりは高いです。
 でも近所のドラッグストアで、お試し価格でお得になっていたものを見つけたのでした♪

 香りは安眠・安らぎを誘うというホップ&バレリアン。
 
 よかったかもしれない。。
 いいかもしれない、やはりクナイプ。。
 身体の深いところまで届くなにかがあるような気がする。。(暗示かもですが)
 
 今までこちらの会社の商品、プレゼント用として買ったことはあったのですが、自分で使ったことはありませんでした(笑)。

 毎回クナイプだとちょっと贅沢なので、ご褒美的なとき用に使おうと思いました♪
 ほかにもいろいろな香りがあるので気になりますが、このホップ&バレリアンはかなり好みの香りでした。
 ぐっすり眠れるかな。。
 
 
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実現させたい(笑)

 今夜も特に書くようなことはないのですが(一種の虚脱状態になっているのです。でもしっかりせねばな。。)、無理矢理にでもなにか書いてみようということで、そういえば今年の抱負について。

 といっても、なんだか年末~年始(誕生日)とかけて、まじめにそういうことを考えることはありませんでした。
 けっこう毎年、まじめに考えていたのですが。
 そのことが、自分でちょっと意外だな、ということを書きたいのです。

 わたしはたぶん20代の頃から、具体的な目標を立てることが苦手でした(いついつまでに何をする、という類のもの。実現の可能性を考えるとそういうことを言うのが難しいと思うからでした)。
 それをすごい弱点だと思ってきているのですが、それでも、なにか「未来」へ向けた心意気というものがないと人は生きていけないと思うので、いわば無理くりに抽象的な目標を立ててきました。
 「こういう自分になる」とか、そういう感じです(安心している自分になる、とか、豊かさ(お金のことだけを言っているのではない)を受け取る自分になる、とか)。
 精神世界の知識で「アファメーション」というのがあるので、そういうものを応用したりしていました(確か去年のお正月にそのことに関する記事を書いたと思います)。
 それはそれで効いていたというか、自己暗示なのですが、人から見たら全然なってないとは思うのですが、自分なりにそういう理想のようなものを目指して努力して、それなりによくやったな、と思えてきたと思います。
 だから、自分にとっては有効であったと思っています。そのようなやり方が。

 でも今年というか、今、あまりそういうことを考えられないというか、ピンと来ないな、という感覚があります。
 なので、例年のように、そういう「誓い」のようなものは作っていません。

 そのかわり、ほんとにどうでもいい具体的な目標があったりします。

 サッカークラブのFC東京のグラウンドに練習を観に行く。
 (笑)

 地元に、先日の天皇杯で優勝した去年J2だった(今年からJ1)FC東京の練習場があるんです。
 長友がいるうちに行けばよかったと思ってるんですけどね。
 ここ数年、うっすらそれをしてみたいなとどこかで考えてきたので、今年はスケジュールを調べて、行ってみようと思っています。
 これはかなり新しい世界です(笑)。
 ああいう場で闘っている人たちが普段どういうことをしているのか、どういう様子なのか、見てみようと思っています。
 (FC東京のホームページ→ こちら )

 なかなかよい目標(?)ですよね。ははは。
 自分でも意外な目標です(笑)。まあ、「目標」というより、「予定」かもだけど。
 こういう感じのもののほうが、自分の中から出てきやすくなってきているかもしれない、と思います。
 それも意外なんです。

 *おまけ*
 いつも同じですが昨日の空を↓
  120109sorabera.jpg



 

 

テーマ : どうでもいい報告 - ジャンル : 日記

毎度の。

 昨日も家でだらだらしており、特に書くことがないのであります。
 わたしの場合、誕生日が過ぎるとイベント気分が一段落して、ちょっとふぬけになるのです。毎年そんな気がする。
 買い物にも出なかったので、冷蔵庫や食品棚の在庫がさすがに減って参りました。
 でもまだ余力はあり、飢えるほどではないのであった(年末しこたま買い込んだ)。
 
 芸がないのですが、テキストだけでは淋しいので昨日の空を。
 ベランダから↓
  120108sorabera.jpg

 毎度の景色です。
 
 これからさくっと白菜の浅漬けを作ります♪
 
 

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タイトルのつけようがない日記(汗)

 昨日は家でだらだらとしていました。
 夢で兄と喧嘩をしていて、それをそのまま寝言で言っていたようです。
 なんて言ってたか忘れてしまった。。確かギターのことだったような。。

 あまり書くことがありません。
 今夜は気になることがあって調べていたら(ドレスコードの「スマートカジュアル」というものの意味。結局いまだによく分からないのだが)、「教えてgoo!」とかをいろいろ見ることになってしまいました。

 くだらない内容ですみません。
 このまま失礼いたします。。
 

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ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート 2012 サントリーホール

 昨日はわたしの40歳の誕生日なので、仕事が休みの夫と一緒にサントリーホールに演奏会に行きました。
 ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサートというもので、ウイーン・フィルハーモニー・オーケストラの首席奏者たちが集まった8人編成の弦楽器と管楽器のアンサンブルでした。
 自分の誕生日だということで、どこかで演奏会がないかと都内近郊の会場を調べてこちらがヒットしたから行った、という不真面目な理由でしたが、やはり行くと勉強になったのでした。

 曲目です。


 ☆オッフェンバック: オペレッタ『天国と地獄』序曲
 ☆ヨーゼフ・シュトラウス: ワルツ『水彩画』
 ☆ドビュッシー:ファンタジー(『月の光』『ケークウォーク』のテーマによる)
 ☆J.シュトラウスII: ワルツ『ウィーン気質』
 ☆J.シュトラウスI: 狂乱のギャロップ
  (休憩)
 ☆ニコライ: オペラ『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
 ☆レハール: ワルツ『金と銀』
 ☆J.シュトラウスII: 常動曲
 ☆ランナー: ワルツ『最初の願い』
 ☆レハール: オペレッタ『メリー・ウィドウ』から「口びるは黙していても」
 ☆J.シュトラウスI: オペレッタ『騎士パスマン』から「チャールダーシュ」
  (アンコール)
 ☆J.シュトラウスII:ポルカ・シュネル『狩り』 op.373
 ☆J.シュトラウスII:ワルツ『美しく青きドナウ』 op.314
 ☆J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲 op.228
  演奏:ウィーン・リング・アンサンブル
   ヴァイオリン:ライナー・キュッヘル
   ヴァイオリン:エクハルト・ザイフェルト
   ヴィオラ:ハインリヒ・コル
   チェロ:ゲアハルト・イーベラー
   コントラバス:ミヒャエル・ブラデラー
   フルート:ヴォルフガング・シュルツ
   クラリネット:ペーター・シュミードル
   クラリネット:シュテファン・ノイバウアー
   ホルン:ギュンター・ヘーグナー


 曲目と演奏者名書いただけで果てそうだ。。。(笑)

 こういう形式の演奏会は初めてで、座席は舞台裏のパイプオルガン下のP席でした(このエリア安い上に音もわりといいのです)。
 すぐ目の前で世界の一流オーケストラのヴェテランのみなさんが軽やかに演奏している。。。!
 ということに加えて、オーケストラ編成では聞き取りにくいチェロやコントラバスの音も、これくらいの人数だとくっきりと聴き分けることができて(ドミソで聴こえるくらいという意味)、耳の勉強にもなったように思えてなかなかおもしろかったです。
 こちらのアンサンブルは、ウイーンで元日にニューイヤーコンサートを終えてから日本ツアーをするそうで、この企画の来日は今年で22年目だそうです。全然知りませんでした。
 でもこの来日スケジュールがちょっとおかしいんです。。
 今年は3日の15時には横須賀で本番をしているんですね。。
 だって1日にニューイヤーコンサートして(時差ありますよね、日本のほうが先ですよね、、ウイーンはマイナス8時間ですって)、、それからウイーンから成田って、けっこう遠いですよね。。飛行機の中で寝るのかな。。コントラバスとか手荷物かな。。
 とにかく信じられないハードスケジュールだと思います。
 今年はアンサンブルのみなさんはすでに名古屋にも行ってるし、11日には福岡ですって。。
 そういうのを20年とかやってるんですか。。すごいなあ。。(放射能汚染のことを考えると、よく来てくれたなあと思います。東京は無傷ではないですからね。。これは来日してくれる方全員に思ってしまうこと)
 
 だからというわけではないのですが、プログラムの内容は軽いウインナーワルツが中心で、演奏していてそんなに消耗しそうなものではないな、と思いました。
 じゃないと無理ですよね。。
 軽やかに、華麗に、あくまでも丸く上品に演奏されていました。
 超ハードスケジュールの世界の一流オーケストラの奏者は、それくらいでないとこなせないのかもしれません。
 なんというのでしょう、入魂のこってりした演奏、ということではありませんでした。
 でもお正月のお祭りの一つの企画で、純粋に楽しむための音楽なので、これはこれでいいのだと思います。
 演奏者の方々は本国などではソリストも務めたりされるそうですが、やはりそれより先にウイーン・フィルのメンバーである、ということがあるのでしょう、はみ出すような演奏はされないのだな、という感じでした(プログラムノートを読むと、メンバーは「ウイーン・フィルの音」を出すように訓練.矯正されて舞台に立つようになるのだとか。そうやって伝統が継承されていくのだそうです)。
 そのように一つの組織のために音楽を捧げている人たちの演奏、ということで、それは洗練されているものでありました。
 金切り声を上げるような演奏は皆無です。闇の底に沈潜するような音も。
 うん、それはいい、そうじゃないといけないんだたぶん、ウイーン・フィルでは。。
 でもちょっと、わたしにはもの足りなかったかな。。
 まあ、期待するのが間違っているのですが、なにも知らないで足を運んだので(それも無謀だ)、なんだかとっても感心したのでした。だってきれいな丸い音がほんとに軽やかに出されるのですから。
 
 演奏の個人的な好みはさておき、記念日の過ごし方としては悪くなかったと思います。
 
 *参考資料*
 去年のウイーン・フィルのニューイヤーコンサートの最終曲。恒例だそうで、昨日の会場でも手拍子が当然のように起こり、P席で見ていたので圧巻でした。
 
 でも「ブラヴォ-!」はなかったのよねえ、昨日は。。あれはなんでだろう? (1曲目でホルンの音がときどき外れてたから? あ、書いてしまった♪)
 会場にいたみなさんはものすごく聴きなれている方々だったのかもしれません。

 *おまけ*
 開演前にホワイエで食べたのはデメルのクッキー↓
  1201demel.jpg
 デメルはウイーン王室御用達の有名菓子店です。ここのチョコレートが大好きです。

 
 
 

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さよなら30代

 今日はわたしの40歳の誕生日であります。
 出生時間は夕方近くなので、これ書いてる今はまだ30代ですが♪

 わたしの30代は、わりあいと大変だったように思います。
 とにかく「仕事」と「社会性」という分野で悩みまくった10年間でした(31のときにいったん占い関係の仕事を全部辞めていて、それから悩みまくって考え直して、少し戻ってはやっぱり辞める、を繰り返している。それで今回のようなことに至っています)。
 今はもう、いろいろ開き直ってきているかもしれません。
 もう40だし、と思うことで、ループを断つ勇気を持てるような気もする。
 若くないということはいいことかもしれない。
 図々しくなれるんだろうと思う。
 多少そうならないとやってられんわ、というのは最近思うことです(笑)。

 夫がパウンドケーキを買ってきてくれました(ドライフルーツ入りで洋酒の効いたパウンドケーキが大好物なのです)。
 食後のお茶(アールグレイ)と↓
  1201pastel.jpg
 こういうときに出てくるティーセットは、ダヌーンというイギリスの会社のウイリアム・モリスのシリーズです。模様がぎちぎちに詰まってる装飾過多なものですが、薄い磁器素材がわりときれいなんです。
 
 今日は夜から、サントリーホールの演奏会に行きます♪
 そのときには40歳になってるのだ。

  
  

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

次は丸井(笑)

 昨日は2012年初めてで電車に乗り、国分寺に行きました。久々の一人国分寺。
 丸井のセールへレッツラゴーでございます♪
 夫の手袋ゲット↓
  1201tebukuro.jpg
 普段使い用です。2100円。紳士服売り場のワゴンセールです♪ マリオ・バレンチノ!(笑)
 このマリオ・バレンチノってよく聞くけどどういうブランドか知らなかったですが、イタリアではそこそこ実績というか、名声というか、歴史のあるところなのですね(さっき調べた)。日本では伊藤忠商事がライセンスを取ってメンズアイテムやこのような小物の展開をしているそうですが、そうなると途端になんだか分からない扱いとなりますよね。。(この実態を本国のブランドの首脳たちは知っているのだろうか)
 けっこう似合ってました。普段になら充分です。色は黒じゃなくてネイビーです。

 あとはGAPで猛烈なセールだったのでやはり夫のマフラーとかもこもこ素材のブルゾンとか。セール価格がレジでさらに2割引とかであり得ない値段になっていました。。いいのかGAP(ユニクロ、無印より安いぞ)。定価で買う人ってすごいですよね。
 ていうか男性の服はあまりセールをしないので、正月になるのを待ってました。待って正解です。

 わたしのものは特に見ないで夕飯の材料を買って帰宅しました。

 夕飯後はちょっと手作りタイムとなりました。
 作ったのはこれ↓
  1201suisho.jpg
 作ったってほどのもんでもないですが、天然石のチャーム付きピンです。
 これを、おとといダイエーの100円ショップで買ったネックウォーマーにつけるんです(やっと見つけた)。
 このように↓
  1201neck.jpg
 なくてもいいんですけど、、ないほうがいいかもしれないんですけど。。(汗)
 あんまりシンプルなのでちょっと遊んでみたかったのでした。 
 あと、年末くらいから手作り欲がすごかったので、満たしたかったのです。
 あとは、7年くらい着ているお気に入りのコートのブラシかけと毛玉取りをして、静かな夜を満喫しました。
 今夜はこれから少しピアノを弾こうと思います(今年まだ弾いていないので)。
 
 
 
 
 

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まずはダイエー(笑)

 昨日は2012年になってはじめて家の外に出ました(笑)。
 行き先はダイエー♪

 街が静かでした。
 毎年お正月は静かだけど、今年はもっと静かだったような気がします。
 震災以降、おうち派が増えてると聞きますが、そのせいかな?
 
 今日からまたある程度、音が戻ってくるんだと思います。
 
 わたしはほんとに寝正月でした。まあいいです。
 よくないか。寝る時間がばらばらになりすぎています。
 おとといは10時間くらい寝て、昨日は4時間とか(ゆうべ朝までテレビの映画見てしまったのです)。
 今夜はもう寝ます。

 今年入ってからのベランダからの空。

 その1↓
  120101sorabera.jpg
 これは1日の夕空。

 その2↓
  1201asasora1.jpg
 3日の朝の空:西側。
 
 その3↓  
  1201asasora2.jpg
 3日の朝の空:東側。

 その4↓
  120103sorabera.jpg
 3日(昨日)の空。
 
 
 

 

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最近観た映画。

 ここのところよく映画を見ています。
 BS見られるようになったので数がすごく増えてる。
 感想書くのが追い付きません。

 でも昨日はやはり家でごろごろしてて特に書くことがないので、最近見た映画の感想を箇条書き的に。
 レンタルしてきたのと、テレビで見たやつです(今日は連続で3本見ました。正月プログラムのおかげ)。
 備忘録みたいな。

 ☆カティンの森/アンジェイ・ワイダ監督(2007年 ポーランド映画)
  ちゃんとした感想を書きたいけど、簡単には書けないレベルの映画。アンジェイ・ワイダは「地下水道」で感銘を受けています。80代でこんな映画を創るなんてすごい。とにかくすごい映画でした。
 ポーランドに幸あれ。どうでもいいけどワルシャワのフレデリック・ショパン空港に行ってみたい。
 

 ☆シャネル&ストラヴィンスキー/ヤン・クーネン監督(2009 年フランス映画)
  史実を元にしたココ・シャネルのプロモーション映画。という感じ。どのシーンも嫌味なほどに美し過ぎて、あまり残らない。冒頭のロシアバレエ団・ニジンスキー振り付け・ストラヴィンスキー音楽の「春の祭典」の再現シーンは素晴らしかった。出演者が本人に似てる。特にディアギレフ。
 

 ☆ロリータ/スタンリー・キューブリック監督(1962年 イギリス映画)
  原作を読んでも、97年のエイドリアン・ライン版を観ても分からなかったナボコフ原作の「ロリータ」が、この映画でやっと分かった(コメディータッチで描かれる。ビリー・ワイルダー風)。この映画では脚本をナボコフがやっているから内容の描き方は確実だと思われる。キューブリックとナボコフって今から考えるとすごい贅沢!
 

 ☆天国から来たチャンピオン/ウォーレン・ベイティ監督(1978年 アメリカ映画)
  よくテレビで放送されるけど見たことなかった。見てみたら意外におもしろかった。シャーリー・マクレーンの弟であるウォーレン・ベイティ、あまり得意ではなかったのだけど、あの白痴っぽい笑顔のよさがやっと分かったような。さすがシャーリーの弟、スピリチュアルな題材にもすっとなじめるのだなと、妙に感心。
 

 ☆レスラー/ダーレン・アロノフスキー監督(2008年 アメリカ映画)
  ミッキー・ローク、よくやった! マリサ・トメイ(大好きな女優)、相変わらずいい表情するね! 痛い痛い映画。でもずっしりとしてよい映画だったと思う。ドキュメンタリータッチで進む。ドキュメンタリーだった「アンヴィル」を思い出した。マリサ・トメイはもっと見ていたい女優だ。
 
 
 ☆ツォツィ/ギャヴィン・フッド監督(2005年 イギリス・南アフリカ合作映画)
  はじめのうち演出があざとくて見てられないかと思ったけど次第に引き込まれた。南アフリカって思っていたより栄えているのね、ということも知れた。主人公の男の子の顔というか、頭蓋骨の骨格がわたしにそっくりな気がして変な気分になった。
 

 どんな映画でも我慢して見てれば、それなりに感心したりおもしろいと思えるものだと実感中。

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

寝正月。

 年明けいきなりで女性特有のツキノモノがやってきましたです(こんな話題で、本当に申し訳ありません)。
 同時に腹も下っているのでした。
 あと関係ないけど左目の飛蚊症がひどい。

 というわけで、昨日はずっと臥せっておりました。。(湯たんぽ大活躍!)
 これぞ寝正月。

 あまり調子がよくないので今夜は失礼いたします。。。

 

テーマ : 健康で過ごすために - ジャンル : ヘルス・ダイエット