オリバー・ストーンと若松孝二と老人と子ども。

 先ほど、10回シリーズで4月からNHKBSでやっていた「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」の10回目放送が終わりました。
 オリバー。。。
 ありがとう。。。。

 今回の放送分は自分がリアルに生きてきて記憶のある時代に入っていたので、なかなか重い気持ちで受け止めざるを得ませんでした。
 あの9.11についても、たくさん時間が割かれていました。
 本当に、なんということが起こってしまったのだ。

 
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(2013/06/06)
オリバー・ストーン、ピーター・カズニック 他

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 先月の放送分から本気になって、副島隆彦さんの本なども参考にしてオリバー・ストーンの監督作品の映画をいくつか観ました。
 「ウォール街(1987年)」、「ウォールストリート(2010年)」などもおもしろいし金融についての勉強になるしすごいけれど、
 
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(2012/12/19)
マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン 他

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 「ワールド・トレード・センター(2006年)」は、テロや暴力に「勝つ」のは結局は個人の愛であるとか、良心である、ということが描かれており、めちゃくちゃ泣いてしまいました。
 それとこの作品では「サードマン現象」についても描かれていたので、チャネラーとしてそこにも反応してしまいました。それについても記事を書きたいくらいなのですが、他にもたくさん書きたいことがあるのでやめておきます。(過去のサードマン現象についての記事は→ こちら )
 
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 とにかくオリバー・ストーンはすごいですね。勇気が。
 このようなドキュメンタリーも作って、アメリカで物議をかもしたそうですし、日本で放送されたのもよかったと思います。
 少しでも多くの人が観ていたらよかったなと思います。
 アメリカを素直に慕っているのなんて、日本人くらいなのかもしれませんね。
 そういうことも、わたしはよく分かっていませんでした。

 ***

 このオリバー・ストーンのシリーズで何か「本気」になってしまったので、最近よく映画を観ています。
 映画は、歴史や世界で何があったのかを学ぶのにはよい教材です。
 今まで「観なくちゃいけないんだろうな、でもちょっとめんどくさいな」と思っていたような作品を観ています。

 今夜ストーンのドキュメンタリーの前に観ていたのは、若松孝二監督の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2008年)」です。
 この連合赤軍であるとか、あさま山荘事件に連なるリンチ事件や、そもそも学生運動について、わたしはおぼろげなことしか知らなかったので、この映画はかなり勉強になりました。
 自分が生まれたのと同じ頃に、このようなことがあったのか、と絶句してしまいました。
 共感はできません。
 バカじゃねーの、と思います。
 でも、人は、こういうことをしてしまう生き物なのだということを、忘れてはいけないと思うし(現代だって世界のどこかで似たようなことがあるのだろうと思う)、わたしの中にも同じような資質はあるのだろうと思います。何か間違えればそういうものが作動してしまうのだろうと思います。周囲の環境や、自分の弱さや。

 ものすごく重い映画なので、すべての人に勧められるというわけではありませんが、この映画を創った若松孝二さんもすごいガッツがあるなあと思います。
 その頃、日本の若い人たちの中になにがあったのかを、映画として遺しておいてくだっさったことに感謝したいと思います。

 ***

 しかし、今夜はとても重いものを何時間も見続けてしまったので少し疲れました。
 それでも、わたしは何があったのか、知れる分は知っておきたいなと思っています。
 知ったところで、何が変わるかも分からないのですが。
 
 最後にこの曲を。。。もうこれを聴くしかない、という気分にまで行ってしまいました(笑)。
 高校時代、現代社会の先生(たぶん左寄りの人)が教えてくれた歌です。
 
 現代にだって通じる曲ですよね。「ゲバ」を「テロ」にするのはどうでしょう。あるいは「ウソ」にするのは?
 やめてけれ!
 神様は助けてくれないだろうなあ。
 わたしたちが学んで賢くなるしかないのかな。
 どれくらいかかるのだろう。
 しょせん、無理なのかもしれないけど。無駄なのかもしれないけれど。
 でも試みることくらいしたっていいではないか。





 
 
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