ジェイソン・ライトマン監督 ジュノ

 世の中は三連休最終日ですがうちにはあまり関係なく、夫は昨日から仕事をしています。 
 わたしは昨日・今日と大掃除などしています。
 思うに世の中というのは、連休前の夜が一番盛り上がるのではないか? 今日なんてなんだか街が静かです。

 昨日観た映画がなかなかよいなと思ったので感想を書きます。
 
 2007年のアメリカ映画の「ジュノ」です。
 

 16歳の高校生が好奇心でセックスをして妊娠して、中絶を考えるも思いとどまり産んで里子に出す決意をし、里親夫婦とも交流していくうちに成長していく、という物語です。
 低予算のインディペンデント映画だったのが口コミで評判が広がり、全米で公開され結果的にアカデミーの賞レースにも食い込んできて見事脚本賞を射止めたという話題の作品でした。
 
 公開当時から評判は聞いていて少し気になっており、レンタル店に出てからも気になっていたのですが借りるまではいたらず、少し前にテレビで放送されたので録画しておいたのを、昨日観ました。
 
 ジャンルで言えばヒューマン・コメディで、若い子の成長物語だけではなく、周辺の大人の事情も描かれているので四十路のわたしでもいろいろ感情移入しながら観ることができました。里親になる子供のいない30代カップルの描き方なんかもうまくて、なかなか泣けてしまった。
 主人公の女の子と男の子は絵に描いたような美男美女カップルではないけれど、個性があってとても好感が持てる感じでリアリティがあるように思いました。
 確かに脚本がすごくよいように思います。
 10代の妊娠についてはアメリカでも社会問題になっているようですが、このように生む前に里子に出すことを決めて、周囲もバックアップする体制があれば、本人にとっても乗り越えられるのかもしれないなと思いました。
 アメリカでは養子縁組が日本より当たり前になっているようですが、日本ももっとそうなればいいかなと思わさせられました。
 わたしはそういう形の家族というのも全然アリだと思います。ただ、自分の周りでそういう話はあまりないのですが、、血のつながりだけがすべてだ、とは思っていないです。
 (なのでわたしはこの映画を楽しめたのですが、ネット上のレビューでは、主人公が無責任で、悲嘆に暮れていないから納得できない的なものがあり支持を集めていたので、なんだかイヤな気分になりました。女の子の表情にいろんなことが現れていたのに(とてもいい演技です)、表面のセリフの言い回しにいちいち引っかかってしまう鑑賞の仕方では作品の意図を汲み取れないよと思いました)
 
 ここのところ過去の名作とされている映画、巨匠の作品ばかり観ていたので(「北家映画祭」はさすがに失速しました。過去の名作で気になっていたものはだいたい観たかもしれないので)、こういう現代のよくできた小品は久しぶりで新鮮に感じられました。
 ああ、ちゃんとこういう作品も作られて見られているんだなと思うと嬉しくなったし。
 録画しておいたものをDVDにダビングしておこうと思います。ときどき観たくなりそうなので。

 またこういう作品に出会えたえらいいなと思います。


 *おまけ*
 先ほど見つけた曼珠沙華↓
  1309manjuhagi.jpg
 なかなかけなげというか、ガッツのある咲き方をしている。
  

 


 
 
 
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