TOMOVSKY 「終わらない映画」と 新宿インストアライブ

 おととい、新宿のタワーレコードで行われたTOMOVSKY(トモフスキー)さんのインストアライブに行きました。
 新しいアルバムが先週発売になり、そのイベントです。
 アルバムタイトルは「終わらない映画」。
 
終わらない映画終わらない映画
(2013/11/13)
TOMOVSKY

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 この新譜、新宿か渋谷のタワーレコードで予約して購入すると、先着順でインストアライブの入場チケットがもらえました。
 加えて、渋谷店では「おまけ」で缶バッチもついたので、うちは渋谷で予約しました♪

 このアルバムは、まずは今年の3月26日にリリース予定、とされていました(笑)。
 「トモ君」は、去年にはそれで行ける、と思っていたのでしょう。
 ですが、新しいアイデアが次々と出てきたらしく予定はひき延ばされ、結局本リリースは11月13日となったわけです。
 それは、トモ君が妥協せず、一生懸命アルバム創りをしているという証であろうということで、わたしたち夫婦の期待はいやが上にも盛り上がります。
 果たして、判定やいかに!?

 すばらしい〜〜〜〜〜!!!
 (わたしは「都合のいいジャンプ」と「映画の中」という曲がお気に入りです)

 もう一回貼ろう!
 
終わらない映画終わらない映画
(2013/11/13)
TOMOVSKY

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 アルバムジャケットも、トモフスキーさんが自ら描いていらっしゃいます。

 このアルバムはコンセプトアルバムで、ジャケットにいるサンタみたいなかっこをしているのは「削除クロース」というサンタの親戚で、袋の中は元は空っぽ、わたしたちの「削除したいもの」を、どんどん入れたまえ! と言ってくれるありがたい存在です。
 
 以下、トモフスキーさんのサイトからご本人のこのアルバム解説をコピペいたします。

 ***

 <トモフ本人による解説>

かなり頑張った!トモフ、ひさしぶりのコンセプトアルバム。気分は巨編!「捨てたく捨てたくて困ってるもの、この袋の中にお入れなさい~」と、まるで廃品回収みたいに世界中を旅する、サンタの親戚「削除クロース」。彼が率いる「削除同盟」とゆう名のバンドが冒頭から最後までアルバムの中をウロウロしてます。前半は時間の区切りの削除、後半は自意識の削除がテーマに。後半は作者本人にもまだ未解決な、きっと永遠に答えがないような、ちょいと厄介なテーマで大苦労。とおおっ!

P.S. 自意識の削除ってのは、「ヒトのために生きるってほうが、ラクなんじゃん?」ってある時、ふと思ってしまったのがきっかけで。そこからグツグツ曲作りが始まって。なにやら重ためで仏教テイストな気がして、作者本人「これはちょっと面倒なテーマだなあ、、」と、何度も「未来に持ち越しか、、」って思ったんだけど、「いや、せっかくだから踏ん張ろー」と試行(思考)錯誤を繰り返し、曲の完成に至った次第であります。あくまでも「曲」の完成。「答えが出た!」とゆうことでは無いなあ。47歳時点 での答えとゆう感じかな。


 (転載もと こちら )

 ***

 わたしも「削除同盟」に入りたい。
 それはある程度は必要なことだと思うからです。
 今まで持ったものをそのまま全部携えて、行ったことのない場所には行けないだろうと思う。

 だから「削除」をするのは、破壊したいからではなくて、もっとよくなりたいからだ。
 
 だからこのアルバムにとても共感するし、トモ君は「もっとよくなりたい」と思う人なんだろうなと思います。
 「よい」っていうのは、単に「いい人、社会に役立つ人」になるとかそういうことではなくて、なんだろうねえ、、、胸を張れる自分でありたいってことでしょうか。
 自分の中の普段表に出ない、奥深いより「高い自分」に対して、あるいは、「神」という言葉で現されるなにかに対して。
 そのときそのときで胸を張れるか。
 どこかで分かっているんですよね、人は、自分は(昨日より)よくなっているか、そうでないか。
 それに気づいてしまう人は、トモ君のように、「孤独」になってでも、歩き続けなくてはいけないのだ(トモフスキーさんはミュージシャン歴25年以上、「カステラ」というバンドでメジャーデビューしつつ、きっといろいろおありで30代以降はインディーズ活動に道を見いだし、演奏だけでなく録音、マネージメントから全部自分でやるという、今では珍しくなくなったそのような手法の「走り」となった方です。今でもライブを続けてらっしゃいます。ロックフェスなどにも参加され、業界から一定の評価を得ていらっしゃいます)。
 
 自分では、「自意識の完全なる削除」というのはできないだろうと思っていますが、それを目指すことで得られるものがあるということは想像できます。
 まあ難しい主題ですね。
 本当に仏教的です。大乗とか上座部とか。どっちがいいんだ、正しいんだ、みたいな。
 でも結局、利他主義をつきつめれば自分の中の深い喜びにつながり、利己主義をつきつめれば他者(社会)への還元を求めることにつながるのではないか。
 だから、やはり自分と他人は、底では切り離せないのではないかな、と思う。

 だからやはり生きるのは大変だし、だから、喜びもあるのか。

 ***

 トモフスキーさんのライブは1年以上ぶりだったかもしれません。今年は夫のほうがライブに行っていました。
 「トモ君」はごきげんで、めいっぱい楽しませてもらいました。

 スタート前の会場↓
  131119tomov.jpg
 後ろ姿が写ってしまった方々、すみません!

 ニューアルバムの中からの選曲がほとんどでしたが、2曲目に歌ったのが「ほめてよ」という96年の曲で、これが最近の若者の特徴を捉えているという意見もあるようです(笑、ニュース番組の若者特集のBGMでこの曲が使われたそうです)。

 「ほめてくれないとやる気出ない、ただの批判ならそれは間違い、自分に対してなにか言うならニュアンスに気を使ってくれ」と歌う曲です。
 この歌に対して眉をひそめるのは簡単だけど、これは外に出すにはなかなか勇気のいる正直な気持ちだと思います。
 トモフスキーさんはこのように、大胆不敵で少し「不敵」が上回る、男っぷりの激しい方なのですが(笑、ほめてます、超ほめてます!!)、やばいところギリギリのところでセーブする、そのバランス感覚がすごいです。

 ライブ中も、タワーレコードの店舗内なので、ファン以外の方もたくさんいらっしゃいますが、その方々にもステージ上から「トモフスキーです」と声をかけまくります。それが本当に自然で物怖じしてなくて、大胆不敵です。
 ラストのアンコール前、アクシデントで演奏曲目が急遽「日付変更船」という新曲になったのですが、そのときも大胆不敵にも、客席の真ん中で人垣を分けて「架空の日付変更線」を作ってステージから下りてその中を歩いていったり(わたしのすぐ横を通った!!)、そういうの、その場でひらめいてやってしまえる発想力の豊かさ。すごいです。
 
 でもそれは、わたしたち夫婦のような「最近のファン(ニワカ)」ではない、ずっと「トモ君」を見守り続け、数日前に発売された新譜の曲ももうすでに覚えているような熱烈なファンたちの醸す会場内の空気も相まって創りだすものかもしれません。
 そこにも「すごいなあ」と思ってしまいました。
 「ほめてよ」のような外に出すのがためらわれるような「自己中心的」な曲が、多くの共感を呼び、そこで他者との循環が生まれて、今トモフスキーさんは「人のために生きるほうが楽かも」と言いはじめている。
 うううん! すごい! ぎゃふん!!

 ***

 ライブ終了後に、入場券を持っている観客にはトモフスキーさんからのメッセージカードをもらえる特典がありました。
 握手もできるのですが、あまり楽しかったので、ついご本人に向かって両手を合わせて拝んでいた。。。(笑)
 なにもそこまでしなくても、という感じですが(笑)、無意識にやっていたんだよなあ。奈良の影響ですかね(笑)。
 もらったメッセージはこれ↓
131119toomov2.jpg 
 いいカードもらいました! イエス!
 

 


 
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