瞑想と仏教 中村元「ブッダの言葉 スッタニパータ」

 ここのところの読売新聞に、世界の宗教事情の特集記事があり興味深く読んでいます。
 今日の内容はアメリカで「禅と瞑想」が密かに注目されているというもので、スティーブ・ジョブスの若き日、ビジネスと精神性の両立に悩んだ頃、禅と瞑想に出会いインスピレーションを得たということ、インテルやグーグルなどのIT企業では社員に瞑想を「マインドフルネス」という名にして(様々な宗教背景の人がいるから仏教色を排したそうだ)セミナーをして推奨しているとの記事でした。
 結果としてアメリカでは少しずつ仏教信者が増えているということです。
 これはなかなか興味深い記事なので切り抜いて取っておこうと思います。

 先日秋川渓谷に泊まりにいったとき、夜にいろいろなことをペンジュラムに質問して、当面の指針を得るということをしました。
 毎日瞑想をしたほうがいいと言われ、とりあえず続けています。
 まだ3日だけど(笑)。

 瞑想もしたほうがいいものだとは分かっているのですが、なかなか毎日定期的に続けるという気にならないできました(気分が乗ったとき集中してやるという感じでいた)。
 でももういいかな、、、素直になろうかな、、、という感じです(笑)。

 ここでの「瞑想」は本当の「瞑想」で、姿勢を正しリラックスして目を閉じ心を静かにさせる、というものです。
 まずこれが基本にあり、そこにそのときそのときのテーマを加えて自発的に意識の状態を一定の方向に向かわせるものが「催眠」であったり、「イメージトレーニング」、「エネルギーワーク」などであったりするのだと思います。そうやって意識をコントロールすることで俗にいう「引き寄せの法則」のようなものも起こりうると思います。
 でも基本の「静かな心になる」というのができていないと、あまり意味がないのかな。
 まず大事なのはそこで、わたしはそもそもその状態になるのが好きです。静かな心の状態。
 「しじまを聴く」ということ。
 好きなんだから毎日やればいいのに、なんでできなかったんでしょうね。
 アドレナリン中毒?
 静かな心の人になったら退屈すると思っていたのかも。
 でもそれはまったくの誤解で、真の静けさにつながることで、意外なものや真に価値あるものを人生に引っ張ってくる余地ができるのだということが、経験として少しずつ身に付いてきたのかもしれません。

 ***
 
 最近、奈良興福寺の文化講座に行きはじめたので、仏教の勉強もまじめにやろうと思っています。
 先月の講座で、興福寺の教典「唯識三十頌」は、結局は初期仏典の中に出てくる言葉(煩悩など)について、さらに分かりやすく分類し説明するためにできたものだ、と多川貫主がおっしゃっていて、配られたテキストにも中村元さんの「ブッダの言葉 スッタニパータ」が引用されていました。
 この初期仏典もいつか読まなくてはいけないものだよなあと数年思ってきたので、ここでも出てくるのだからやはり読もうと今、読みはじめています。
 
ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)
(1958/01)
中村 元

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 こういう本をわたしは一気読みはできないのでまだ第一章目ですが、やはり素晴らしいです。
 瞑想の大切さについても書かれていますね。やはり基本の基本なんだな。
 気に入りました。
 「犀の角のようにただ独り歩め」という言葉。

 仏教が興ったインドは暖かく肥沃な大地であったため農業などの労働が楽で、人々の生活に余裕があり、だからキリスト教のような「隣人愛」を説くよりも、孤高に精神性を高める修行に集中する(内向的である)ことをよしとする精神的な土壌ができた、と解説にありました。
 やはりなんにしても、気候であるとか、地形、土地の性質というものがまずはじめにあり、そこから人々の気質が育つのだなと思います。
 自然の環境ということの大きさ。

 そういう意味でいうと、東京都下多摩地区というのは世界の中で見たらかなり環境に恵まれた土地で(適度に便利でのどかさもある)、古代インド的な部分はあるのかもしれません。
 興福寺の講座でも毎回瞑想の時間は取られていて、家でやってみるといいと推奨されています。
 まあ、それだけが理由というわけではありませんが、日々、瞑想をもっとやってみようと思います。
 そこで気づいたことなどがあれば、ブログに書いていけたらいいかなと思います。
 
 
 今日のいたずら↓
  140114uma.jpg
 新聞の片隅にあった親子の馬の絵に角を足しました! でもお母さんのが変になっちゃった!!!
 犀(サイ)の角は一本で、一本の角は一人でも屹立しており、そこに理想を見いだした古代インド人!
 西洋のユニコーン伝説も同じようなことではないか、とスッタニパータの解説にありました。
 
 
 

 
 
 
 
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