奈良興福寺 文化講座 第189回 入門 般若心経

 新宿で見上げたゆうべの満月↓
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 昨日は新宿の文化学園にて行われた興福寺の文化講座に参加してきました。
 3回目となりますが、場の雰囲気に少し慣れてきたように思います。
 参加者のみなさんは年齢の高い方々が多く、わたしは若い部類で全然相手にされない、という感じですが、それがとても心地よいです。末席でひたすら勉強させていただいています。

 ***

 昨日の第一講は「入門 般若心経」というもので、興福寺の森谷英俊執事長が講義されました。
 
 般若心経は亡き舅が毎日あげていたお経で(とても信仰熱心な方だった)、夫(の耳)にとってはおなじみのものですが、わたしは「色即是空」くらいしか知りません。
 参加者のみなさんは内容にもお詳しいようで、2回ほど全員でお経全体を声に出して唱えたのですがとてもスムースでいらっしゃいました。わたしはたどたどしいです。 
 1時間の講義なので、お経の内容を詳しく解説する、というより、お経を漢訳された三蔵法師玄奘などの説明や、仏教の基本理念についてのお話がメインでした。
 ざっと大枠を掴んだ、とも言えないレベルだと思うので、感想うんぬんができません。。。
 森谷執事長は、秋葉原で般若心経の講義を月に一回、やはり参加費500円でされているそうです。
  秋葉原の講座のサイト→ こちら 
 般若心経はとても有名なお経なので、こちらも参加してきちんと勉強すべきなのかもしれませんが、わたしは今「唯識三十頌」がとてもおもしろく感じられているので、そちらに集中したいかなと思います。
 仏教では、「定(じょう)」というものがとても重視されていて、それは集中することをいうそうです。あれやこれやと手を出して「散乱」するのはよくないとされているのです。
 一つ決めてそれに集中することで見えてくるものがある、というのは先月も習った「心一境性(しんいつきょうしょう)」という言葉で説明されているようです。

 ***

 途中20分弱ほどの瞑想が入り(昨日は瞑想の説明も多くあり、有意義でした)、第二講は多川俊映貫首による「唯識三十頌(ゆいしきさんじゅうじゅ)を読む」でした。

 昨日の内容で印象に残ったのは、上に書いたことで、仏教の筋というのは「散心から定心へ」というものなのだ、というお話でした。
 散乱した心をよいものに集中させ、悪いものが浮かび上がるのを抑えこむ、ということであるようです。
 唯識では、人間の心は二重構造になっていると説いています。
 表面にある意識と、日常では深くにあって人に密かに影響を与えるもうひとつの意識。
 フロイトなどが出てくる1500年前にすでにこういうことが言われていたとは、本当に驚きます。
 とてもおもしろいです。

 今、多川貫首の書かれた「はじめての唯識」という解説の本も読みはじめているので、それと「ブッダの言葉」も読みながら勉強していこうと思っています。
 
はじめての唯識はじめての唯識
(2001/10)
多川 俊映

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 ということで、ちょっと知識が中途半端な状態で頭がとっちらかっているので、講座の感想はこれくらいにしたいと思います。

 
 *おまけ*
 おとといの空:1↓
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 おとといの空:2↓
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