こども展 森アーツセンターギャラリー

 昨日は夫が休めたので、六本木ヒルズ内の森アーツセンターギャラリーで催されている「こども展」に行ってきました。
 この展覧会は、主に近代に活躍した画家が描いた子どもの絵を集めたものです。ピカソ、ルノアール、モネ、ドニ、ルソーなどが出品されています。

 国分寺駅で観たこの展覧会のポスターが、アンリ・ルソーの子供の絵を使ったものでとても魅了されたので楽しみにしていて、やっと行くことができたのです。

 が、しかし。


 おもしろくなかった。


 
 以下お目汚しになると思います。
 専門家でもないのに偉そうなこと書くかもしれません。
 基本的に気持ちが荒れています(笑)。

 まず、この展覧会、作品目録(展示されている作品の作家名と名前、制作年、所蔵先が並べられたもの、たいていうすい紙一枚で一色刷りで済むもの)が、ないんですよ。
 入り口付近で見てないから係のお姉さんに聞いたら、「HPからダウンロードして印刷して下さい」とのことですが(pdfになっていて閲覧可能→こちら)、これ、パソコンない人はどうするんですかっていう。
 確かに紙資源の無駄にはならないのかもしれないけれど、そう言っちゃうのはずるいですよね。
 無料のものではないのですから、それくらい用意しなさいよと思ってしまう。
 (わたしはいつも展覧会では目録を見ながら絵を見て、気に入ったものに印をつけるのでそれができなかった)
 
 そこでもう頭に来ていたのですが、展示内容もなあ。。。
 子供の絵ばかりなのですが、だいたい小品なので会場が無駄に広くてスカスカで。。。
 途中、画家のモデルになった子供達の子孫が出てきて、その思い出を語るビデオを流すスペースがあったのですが、廊下みたいな場所であまり目立たない。内容もカットされすぎていて全然伝わらない。インタビュー受けた人たちがかわいそうです。
 なんていうんだろう、、、全体的に、やっつけ仕事みたいに感じられる部分もあって(仕方ないのかもしれないけれど)、絵を貸し出してくれた人や組織に対しても失礼じゃないのかと思ってしまう。
 こういうのって、、、私立の美術館の美術展ってそういうの多いような気がします。Bunkamuraのとか。
 
 お土産売り場もひどくて、欲しいものが全然なかったし、誰も買っている人がいなかったです。
 
 肝心の絵ですが、お目当てのルソーの「人形を抱く子ども」は、実物を目の前で見ても国分寺で見たポスターとあまり印象が変わらなく、「あれ?」という感じでした。
 そうか。。。

 逆に「やっぱすごいんだなあ」と思ったのはピカソの絵で(「ポーランドの服を着たクロード」「パロマ」など)、実物を目にすると迫力があるように感じられました。
 これは、印刷を見るとそこまで感じられないんです。
 うーん、やはりピカソはすごいのか。。。

 子どもの絵というのは画家もリラックスして描いているようで、見ていて心和むものが多かったように思います。
 そんな中、「子どものかわいらしさ」を全然追求しないで異質に見えたのが、セザンヌの「芸術家の息子の肖像」です。絵の横の解説にも「あくまでも絵画的追求をしている」という意味のことがあったような。
 ポール・セザンヌ 芸術家の息子の肖像 1881-82年↓
  140626cezanne.jpg
 この絵はがき、これも不満でして、実物はもっと青緑っぽい色が強かったように思うんです。照明の都合でそう見えたのかもしれないけれど、こんなハッキリした色合いじゃなかったように思います。修正しているのかしらと思ってしまうけれどどうなんだろう。
 絵はがきも、わたしがいいなあと思ったものは全然絵はがきになってなくて、買うものなんて全然ありませんでした。楽しみにしてたのにっ!!
  
 ということで、前売り券まで買って期待した久しぶりの美術展でしたが、がっかりして帰宅したのでした。
 やはり公立の美術館のほうがいいものを見られるのではないか、ピカソはやっぱすごいかも、セザンヌすごい、というのが分かったのはよかったかなと思います。
  
 
 *おまけ*
 六本木にもでんでん虫がいた↓
  140625denden.jpg
 



 
 
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