奈良弾丸ツアー 後編

 ということで、今日は大祓の日で、でもあと1時間で7月になるのですが、きっと更新するときには日付が変わりますが、その気になっているうちに5月の奈良弾丸ツアーのブログを書いてしまおうと思います。
  だってけっこう大変なんです、写真たくさんあるし。。。
 もっと落ち着いて、しみじみとした旅の報告にしたいのですが、いかんせん弾丸ツアーで、思い出しているとあのときの「ぐわーーーっっっ」という感じがよみがえり、ぐわーっとしてしまいます。
 読みづらくてすみません、、、長いし。

 ***

 お昼ご飯を食べた後は、バスで法隆寺に向かいました。
 近鉄奈良駅の前の停留所から法隆寺まで、50分くらいです。
 夫のパンツにいた虫↓
  140630musi.jpg
 バスを待っているときに。ベニカミキリかな?

 バスは去年のツアーで通った道を走ったので、車中から法輪寺の三重塔など観ることができました。
 奈良の市街地から法隆寺まではちょっと距離がありますね。。
 あのあたりは夜はどんななんだろう。静かなのかな。
 「よくここまで来たなー!」という感じです↓
  140630horyu.jpg

 今回のお目当ては法隆寺夢殿にいる救世観音像を観ることです。
 これは秘仏となっていて、毎年春と秋の一時期しか公開されていません。
 去年すごく観てみたいと思ったので、弾丸ツアーを企画してしまいました。
 その仏像は白い布にくるまれ、何百年も「触ると呪われる」と畏れられていたものでした。
 それが近代に入ってフェノロサと岡倉天心がその布を開いてみたら、素晴らしい仏像が出てきて、美術的価値の高さが認められました。そこから「呪いの仏像」という呪縛が解けるのですね。近代の目が注がれたことで。
 作家の亀井勝一郎は「仏像を美術品として鑑賞するのはいかがなものか」と書いていますが、「呪い」とかそういう言葉がついてまわってしまうのもどうかと思われ、「美術品」という視点が加わることで広く人に親しまれるという効果もあるのだと思います。世俗化するってことかもしれないのだけれど。

 その仏像ですが、夢殿の奥にいて、もちろん写真撮影は不可です。

 ですが、入り口のチケット売り場に写真がかけられていて、その写真は撮っていても怒られなかったので貼りますね。
 このようなものですが。。↓
  140630umayado1.jpg

 なんかほんとに呪いをかけてきそうだ!!

 いやいや、そういう前時代的なことを言ったらいけません。
 でも、、この仏像、聖徳太子の姿とも言われていて、、なんだか他の仏像とは違うように見えます。
 夢殿の奥で怪しく笑っている。。そうだ、ハッキリ口角を上げて笑っているからちょっと怖いんだ。。。(目ー開けてるし!)
 ほんとに人のような顔です↓ 
  140630umayado2.jpg
 しゃべりそうだよう!

 でも最近は、聖徳太子というのは実在しなかったという説も強くなっているとのことで、今の歴史の教科書には聖徳太子って載っていないそうですね。
 そうなると法隆寺は誰が建てたのだろう。。。
 曽我氏関係だとの話もあるようですが。。。

 夢殿の全景は写真に撮ってもよいだろうと思い、iPhoneのカメラを起動させました。
 ですが!
 普段そんなことはほとんどないのに、フリーズのようになってしまいました。
 2回も。
 そして復活すると、小学校の遠足の団体が目の前をよぎる。。。
 ・・・もしや、呪い???
 救世観音像はわたしが写真を撮ろうとするのを嫌がっている?
 やはり、あまりにも不敬なんだろうか。
 そう思ったわたしは、心の中で救世観音像に「失礼なのかもしれないけれど、撮らせて下さい」とお願いしました。
 子供たちが去ると、シャッターを切ることができました。
 
 この奥にあの観音像がおられます。
140630yumedono.jpg
 撮らせてくれてありがとう。。図々しくてごめんね。。。

 せめて、絵はがきでも売っていればよいのですが(その写真を撮るから)、秘仏のためかそれもないのですね。
 なので、入り口にかけてあった写真を撮ってきたのですが(撮ったのは後からで、夢殿での不具合があるので怖かったですが普通に撮れました)。
 心の中で話しかけるなんてことをしてしまったのはこの仏像がはじめてでした。。
 ちょっと仏像というものも、あまりナメてかかるといけないものなのかもしれません。
 
 *** 

 夢殿から少し離れたところに中宮寺があります。
 ここはずっと皇室の女性のための尼寺だったそうです。
 こちらの半跏思惟像(如意輪観音像)も美しいと評判で、去年の旅行で観なかったので観てきました。
 
 すごいきれい↓ 
140630bosatu.jpg
 黒光りしていて金属的に見えますが、木彫なのだそうです。金ぱくなどはがれてしまったそうですが、この黒い色がきれいです。

 中宮寺はこじんまりとしていて、池の上にある小さなお寺でした。夢殿まで行くなら中宮寺も観ないともったいないかなと思いました。

 その後法隆寺の土塀沿いにバス通りに出ました↓ 
140630hoyukabe.jpg
 この塀もいいです。

 ***

 帰りは電車で奈良市内に戻りました。電車のほうがバスより断然安くて早かった。。。
 
 市内に戻ると夕方で、夜のバス出発までどう時間をつぶすかが問題になります。
 漫画喫茶に行ってしまうか、という案も出たのですが、それじゃちょっとあんまりだよな、とも思います。
 そしてあまりお金を使いたくなかった。

 なので奈良公園に戻って、暗くなるまでベンチでのんびりしたりしました。
 これがとてもよい時間でした。
 よい景色じゃあ↓
140630koen.jpg

 夫は鹿にハマっていた↓
140630attosika.jpg
 この子おばあちゃんでおとなしくていい子!

 どうせならと、東大寺の境内にも入る↓
  140630todaiji.jpg
 やはり南大門はでかいなあ、、正面向こうに大仏殿の屋根が見えています。これも計算されていますね。

 運慶の彫った金剛力士像、阿行の足↓
  140630unkeiasi.jpg
 この足がすごいんだと思うんですよ、、、まったく力強いったら! 動き出しそう!

 ***

 薄暗くなったあたりでJR奈良駅まで戻り、近くのサイゼリアでワインを飲みながらだらだら過ごしました。
 そうやって気を使わないでいられるのは、やはり全国チェーンのファミレスかなあと思います。
 安上がりだし。
 そして駅の周りを散歩しながらバスの出発を待ちました。
 酔いが残っていたので、バスが桜井に着く前に寝落ちし、東京までほぼずっと寝ていました。
 夜行バスでこんなに眠れたことはありませんでした。

 と、詰め込み過ぎくらいの濃い弾丸ツアーで、1日でいろんなものを観ることができました。
 でも、、立派な秘仏などももちろんよいのですが、ちょっと見上げた空、そんなものもとても心に残るのです。そういうのもわたしにはすごく大事なのです。
 そういうものもセットで、「旅」なのかなと思います↓ 
140630narasora.jpg




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コメント

7月

美紀さんこんばんは。
弾丸ツアー、すごいですね。しかも、旦那様とご一緒なんて素敵です。
密度の濃い体験をブログにまとめるのも、大変でしたでしょう。

私は、神社仏閣のことは殆ど無知なので、日本人としてもったいないですね。
奈良なんて、中学の修学旅行でしか行ったことがありません…。

今日から7月。早いですね。時間が経つのが年々早く感じられます。
時間をうまく使わなくては、と思います。

下半期も、毎週の星座別メッセージ、楽しみにしています♪

Re: 7月

あきさんこんばんは、コメントありがとうございます。
そして長文ブログ読んでくださりありがとうございます!

奈良ね、、正直あんなにいいとは思いませんでした。すっかりハマっています。
日本の文化の基本のものがあるのかなあという感じで、、、まだまだ行きたいところがあります。
さすがに次はもうちょっとゆっくりしたいと思いますが。。
弾丸ツアーも、また気が向けばやってみたいです☆

もう7月ですね! 早くて困ってしまいます。
今年の夏は冷夏ではなくなるという話もありますね。どうなるやら。

下半期も、どうぞよろしくお願いいたします!

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