ルネ小平1hourコンサート 横山幸雄 ショパンを弾く 第三夜

 ゆうべは、地元ホールのルネ小平に、横山幸雄さんのショパンプログラムのリサイタルに行ってきました。
 3ヶ月連続シリーズで、少し遅めの開始時間(19時半開演)、休憩なしの1時間で気軽に本格クラシックを聴けるというルネ小平の人気企画の、今年の最終回となります。
 楽しみにしていたので、これで終わると思うと少し淋しいです。

 今回もとっても素晴らしい演奏会でした。
 
 昨日の曲目です。


  ☆ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調「葬送」Op.35
  ☆ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 ~ピアノ独奏版
  (アンコール)
  ☆ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調「遺作」 
  ☆ショパン:ワルツ 第4番 ヘ長調 Op.34-3 「猫のワルツ」
  ☆ショパン:プレリュード 第24番 ニ短調 Op.28-24「The Storm」


 ***

 こちらのシリーズのプログラム、第一回目はバラードが中心、第二回目はスケルツォ中心と来て、第三回目でソナタとピアノ協奏曲(独奏版)ということで、回を重ねるごとに、内容的に難しく(高度に)なっていったかな、という印象もあります。
 やはり、ソナタやピアノ協奏曲は楽章が分かれていて全体を把握するのがなかなか大変だし、クラシック音楽をすごく好きな人じゃないと、全編を聴いたことがない、ということも多いと思うのです。
 わたしもピアノ協奏曲の独奏版というのは、初めてでした(勉強になった! ショパンはまず独創版で作ってから、オーケストラ用に編曲していったのではないかと思われる、と、演奏前に横山さんから解説がありました。これを創ったときのショパンって二十歳そこそこの若造なんですよ! すごいなあ)。

 そんなプログラムなのですが、地元での素晴らしい機会で最終回ということなので、夫も誘って彼は当日券を買ったのです。
 これね、、夫は、「自分はピアノ分からないからいいよ」と言っていたんですが、まあ半ば無理矢理誘ったのですが、やはり終わると「よかった」って言うんですね。
 だから、ソナタなどの曲の構成などの複雑さは関係なく、やはりよいものはよいというか。。。
 音楽的な細かいことを分からなくても、やはりすごいものはすごいというか。。。
 
 夫とは何度かピアノのリサイタルに行っているので、夫も生演奏を少し聴いたことがあるし、ソナタの2番に関しては、クリスチャン・ツィメルマンさんの演奏を所沢で聴いています(特に第三楽章の「葬送」は有名です)。 
 だから、「今まで聴いた人とちょっと違うと思わない?」と言うと、夫は「横山さんは音楽に対してある意味で距離を取ってるからいいのだと思う」などと言いましたよ!
 そうなんだよ~、という感じで盛り上がりました(演奏中に音楽にあまりに没入しすぎると、なにかがおろそかになるのかもしれない、とわたしたちは思う)。
 だから一緒に行ってよかったと思うんですね。
 つまり、「難しくて分からなそう」と思っても、行ってみていいと思うんですね。
 わたしはつい感動すると興奮して夫に話してしまって(ブログにも書いてしまって)、夫はそれで「自分はそこまでじゃないからなあ」と演奏会に行くのに尻込みしてしまうようなのですが(汗、うざくてすみません)、わたしは、自分だけ分かっていて(別に特に分かってないけど)、あんたには分からないだろ、やーいやーい、とかってしたいわけではないんです。
 こんなによい演奏家が、こんなによい企画をしてくれて、しかも安かったりすれば、みんな行けばいいのにー! と思うのです。 
 もちろん好みの問題とかあるし、押し付けたらいけないのですが。。。
 尻込みするのはもったいないなあ、と思うのですね。
 まあ、余計なお世話になるのですが。。。
 会場、若い人が少なかったなあ、、、もったいないなあ、と思いました。
 (相変わらずルネ小平民は演奏中のマナーが悪いのでそれももったいないし、情けない気もしました)

 ***

 昨日のソナタやピアノ協奏曲もよかったのですが(特にソナタの第二楽章では、なぜかわたしの心のオアシス、多摩湖・狭山湖の景色が思い浮かび、泣きそうになってしまいました。協奏曲も第二楽章が美しかった。。。)、ちょっと叫びだしたいくらいに嬉しかったのが、アンコールの最後に弾かれたプレリュードの24番です。
 これ、、、わたしは、ショパンのハード系の曲では一番か、、、ソナタ3番の第四楽章も捨てがたいのですが、、、かなり好きな曲なのでした。
 これを、、、横山さんは、わたしが弾いて欲しいそのままの形で弾いて下さった! という感じでありました。
 その曲は、それがビンゴだ!! という感じで、鼻血が出そうになりました!(あくまでも個人的見解です)

 ああああ、昨日のあの演奏の録音はないじゃろか!! というくらいです(それは違法です。でも、、、主催者側で録っているとかって、、、ないよなあ。。。)
 この曲は、演奏会のアンコールのラストで弾かれることがたまにあるようなのですが、もう圧倒的パワーで会場が盛り上がってすごかったです(曲が終わる直前に、後ろのほうで「すっご。。。(うん。。。)」というため息まじりのつぶやきが聞こえました(笑))。
 絶対左手が筋肉痛になりそうな曲で、最後にこれを弾くとかプロのピアニストさんたちはすごいですね。。。


 こちらの「可視化」の動画は前にも貼ったことがありますが、参考資料として貼っておきます。
 ショパン プレリュード 24番 


 上のアニメ動画だと分かりづらいかもしれないので、ポリーニの演奏も。なんかちょっとあっさりし過ぎだけど。。。
 






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コメント

コンサート

美紀さんこんばんは。
コンサート楽しめて良かったですね!
しかも最終回、旦那様とご一緒で、感想を話し合えて素敵です。

うちは、私の合唱の演奏会を聞きにきてくれても、一緒に演奏会を聞きに行ったことはありません…。

横山さんは、音楽に距離をとっていらっしゃるのですか。
私など素人は、ピアノは個人で演奏するから、感情移入しやすいのでは?と思ってしまいますが、そうではないのですね。

私は夏の間、会社の節電のため、休みがずれて平日の休みになっています。
なので、曜日の感覚がおかしなことになっています。
今日は、散歩しながら図書館に行ったり(冷房が寒くて1時間くらいしかいられませんでした)、家でDVDを見てのんびり過ごしました。

暑かったですが、風があったので過ごしやすかったです。

お互い体調に気をつけましょうね。

Re: コンサート

あきさんこんばんは、コメントありがとうございます。

あきさんは旦那さんとはコンサート行かないのですね。
でも舞台見に来てくださってるのは、心強いですね。舞台から旦那さんが見えたりしますか?
わたしはそういう経験がないので少しうらやましい!

横山さんのピアノ、なかなか独特で、音楽と距離があるというか、、分かりやすい感情移入みたいなものはないように思えます。
でも情感がまったくないのかと言えばそうではなく、やはりパリっぽいというか、どこか洒脱なのかなあ。。。
テクニックはすごいですし、そこにテクニック以上のなにかもあって、でもそれをうまく言えないんです。
おもしろいです。

夏の間はスケジュールが変わるのですね。
図書館、、寒すぎるのかあ。。。小平のもそうだろうなあ。。(わたしは普通の冷房でも寒く感じられます)
ほんとに夏は難しいですよね。靴下とかカーディガンとか持ち歩けばいいのだろうか。。。(うーん)
これがあと2ヶ月くらいか、、、がんばらなくては。。。。

うちも夫が休みのローテーションが変わってまだリズムが掴めません。
そういうときは体調崩しやすいし、お互いに気をつけましょうね!

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