武蔵国分寺 薬師堂 ご開帳 を観にいく。

 昨日は、お隣の国分寺市にある武蔵国分寺の薬師堂のご開帳の日で、ご本尊の薬師如来像を見られるということで、散歩がてら見てきました。
 地元にも歴史はあるわけで、、、それも見ないとしょうがないよなあというのが少しあり。

 わたしがいつも買い物に行く「国分寺」は、聖武天皇が全国に置いた「国分寺」があった地域の一つで、8世紀中頃に護国のために建立されたそうです。
 伽藍はけっこう大きな規模で、東大寺ほどではないにせよ、東西880m、南北550mで七重塔まであったそうな!
 ですが、鎌倉時代に「分倍河原の戦い(1333年)」という、幕府対反幕府の合戦があり、焼けてしまったそうです。
 反幕府側だった新田義貞が負けたときなのですが、その後新田義貞はこの地に薬師堂を寄進したとか(それが今の「武蔵国分寺」となっている。真言宗のお寺です)。
 お堂はその後建て替えなどもあったようですが、本尊の薬師如来像は平安時代か鎌倉時代初期に創られたものと考えられていて、分倍河原の際の兵火で失われることもなかったそうです。国の重要文化財に指定されています。
 
 ということで、我が地元にもちゃんと歴史があるんですねえ。。
 今さらですが。。。
 奈良行ってからそういうことに目を向けるっていうのは、なんなんでしょうねえ。。。
 (また先週の旅行のことで書きますが、「東京ってなんなんだろう」ってかえって思うようになったりしたので。。でも今日国分寺見てまた少し変わるかも。。ちなみにわたしは父方も母方も三代以上の東京都下付近出身です)
 
 そもそも国分寺には有名な「ハケの道(国分寺崖線)」というものがあり、武蔵野丘陵特有の段差のある土地が続き、そこから洩れる湧き水が豊かな土地なのです。
 なので縄文土器なども出土していて、人はずっと住んでいたようです。
 だからここに「国分寺」ができたんだよな。。。

 ということで、あまり上手に撮れませんでしたが、写真を貼っていきますね!

 ザ・武蔵野! という雑木林↓
141011hayasi.jpg
 わたしにとっての「武蔵野」はイコール雑木林です。クヌギやコナラ、ケヤキ、サザンカなどがある。
 この林の下が崖になっていて、湧き水が出ています。関東ローム層とかそういうのが関係するそうです。
 
 真姿の池という↓
  141011ike.jpg
 初夏にはホタルが見られるとのことで一度行ったことがあるけれど見られなかった。
 この先湧水のせせらぎが続き、「お鷹の道」と呼ばれ、小金井の先までずっと続きます。

 このそばにあるのが武蔵国分寺↓
  141011odou.jpg
 薬師堂。
 ご開帳は10月10日で、年に一回ということで、参拝者がひっきりなしにいらっしゃいました。
 
 ご本尊、薬師如来像↓
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 これでは分かりづらいですが(すみません)、なかなかよいお顔! 思わず手を合わせます。

 日光・月光菩薩、十二神将:左側↓
  141011bosatu1.jpg
 
 日光・月光菩薩、十二神将:右側↓
  141011bosatu2.jpg
 不勉強なので、どちらが日光さんでどちらが月光さんなのかも分からなかったし、十二神将もどれがどれだか分かりませんでした。。
 見た感じだと、日光・月光菩薩はそこそこ古くて、十二神将は比較的新しいような。。

 仁王門の中の阿行↓
  141011agyou.jpg
 たぶん、この阿吽行を創った人と、十二神将を創った人が同じような。。江戸時代のものらしく、作者不明だそうです。

 ***

 この国分寺跡付近は一帯に公園となっていて、中金堂の礎石の跡などもあるのですが、昨日はそこまで見ませんでした。尼寺の跡とか、七重塔の跡もあるようです。場所の特定はできているのですが、そういう研究が進んだのも昭和30年代頃からのようです。平和の世が定着してからってことですかね。
 こんな近くにそこまでちゃんとした伽藍があったなんてなあ。
 でもやはり戦争で失われてしまうんだなあ。。(シリアの文化遺産のことを思い出している)

 やっぱり戦争反対だわ。
 (憲法九条がノーベル平和賞獲ったらどうなっていただろう? 来年もノミネートらしいけれど。。。)
 壊さないと新しいものを創れないってこともあるんだろうけどね、、、戦争の目的ってそれなんじゃないの??? 支配層(とそれに敵対しようとする勢力)はそう考えているのかなと思うけれど。
 景観のために開発できない奈良の話もあるんでしたっけ(高い建物は建てちゃいけないとか)。。。でもあの方々はそれを当然としていそうですが。。。
 東京はしょうがないのですかね、結局文化というよりは、経済と政治の街ってことなんですよね。
 そんなことも最近ごちゃごちゃ考えましたが。

 武蔵国分寺、うちからけっこう近いので、また行こうかなと思いました。
 武蔵国分寺のサイト → こちら


 *おまけ*
 秋バラが咲いています↓
  141011rose.jpg
 今年初の秋バラは広島の平和記念公園で撮りましたが、それはまた後ほど!
 
 
 *おまけ:2*
 この記事を書いたら聴きたくなった曲、エレファントカシマシの「武蔵野」(笑・単純過ぎ)。今までも何回か貼りましたっけ。。。


 ♪オレは空気だけで感じるのさ 東京はかつて木々と川の地平線
  恋する人には輝くビルも 傷ついた男の背中に見えるよ♪
 
 この曲を聴くと、母方の祖母を思い出す。なぜだろう。
 
 
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コメント

奈良にいても。

北さま

こんにちは。
すっかり秋らしくなりましたね。
相変わらず歴史への熱心な探究感心させられます。
私なんかずっと奈良に住んでいながら身近な歴史の基本的なことすらしらないのでほんとお恥ずかしい。。

やっとこの歳になって、ちょっとだけ古事記や万葉集に興味がでてきたくらいですわ。 (^_^;

でも関西人からすれば、東京(江戸)や、鎌倉といったなんか粋な風情にあこがれたりするんですよー。

体調のほうはだいぶ回復されましたか?
散歩がてらよい空気を吸って元気でいてくださいね。

Re: 奈良にいても。

noriさんこんにちは、コメントありがとうございます。

うーん、noriさんもそうおっしゃいますか。。
夫も石川の金沢生まれですが、地元の歴史とかあまり知らないでいたと言います。
そういうものなんですかね。。
でも街中にあるいろいろなもの、見ていないようで目に入っていて、深層心理に染み込んでいるんじゃないかな、とか思ったりするんですよ。。

東京も、江戸と呼ばれるような下町あたりは歴史が感じられるけれど、東京都下は昔は畑、今はベッドタウンということで、情緒も粋もありません。鎌倉はやはりすごいかなあ。。

歴史に興味を持つというのは、やはり年齢的なものなのでしょうか。
noriさんは古事記読んだら舞台が目の前ですよ! うらやましいなあ!

体調のほう、なんだかまだ喉の奥に粘液があるんですよ! しつこいったら!
でもよい季節となったことだし、散歩など励みたいと思います。
お互い風邪など気をつけましょう!

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