初めての中国地方への旅 2日目・下関の壇ノ浦

 やらないでいると、ずっと「やらないでいっか」となってしまうので(でも一気に毎日書くのもどうも苦手)、中国地方の旅の報告の続きを書きます。

 一日目後半に訪ねた広島平和記念公園は、あまりに素晴らしかったし、心に遺ること、学ぶことがあまりに大きかったように思われます。
 先週書いたように、平和記念公園(広島市内)はわたしにとっては「行くのが怖い場所」の一つで、行く前に「楽しみ」にしていた場所では、正直ありません(身構えていた場所と言える)。
 でも、今回の旅でやはり一番行ってよかったと思うのは平和記念公園だし、多くの人に行くといいですよ、と言えるのもやはり平和記念公園(原爆ドームと平和記念資料館)です。 
 世界遺産だけあります。
 なので、旅の肝はそこだったかと思いますが、2日目は2日目で楽しく、学ぶとかそういうことよりは、観光を楽しめたという感じです。

 ***

 ということで、2日目は写真が多いです。
 貼る分が多いので、やはり日記を二つに分けることになります。
 
 2日目は、広島から山口県に移動し、下関から関門海峡を渡って一瞬だけ九州に上陸し、すぐに本州に戻って、山口県中部の秋吉台に行き、その後日本海側の萩に出る、というコースでした。
 バスは山陽自動車道をずっと西へと進みます。
 バスの移動というのは、周囲の景色もよく見えるし、わたしは嫌いじゃありません。
 ツアーについてくださるバスガイドさんの話もいつも楽しく、女性の仕事として、これもよいものだなあと思ったりします。大変だろうけれど。。。

 バスは本州の西端、下関に着き、関門海峡を見下ろせる火の山公園山頂のレストランでお昼となりました。
 
 本州と九州、こんなに近いなんて!↓
141021kanmon1.jpg
 
 左が九州(福岡県北九州市)、右が本州(山口県下関市)↓  
141021kanmon2.jpg
 橋は関門橋。長さ1068m(短かっ!)。
 1973年にできたそうです。その後の明石海峡大橋などの大きな橋の先駆けになったものだそうで、まずはじめに本州と九州をくっつけちゃったのですね。これだけ近いなら当然ですよね。

 見ていると、この海峡は「海」というよりは、、なんていうんでしょうね、、「道」というか、交通のための場所というか、物流の現場というか、もう、経済と密接な、行き来するための暮らしに密着した、そういうものに思えました。
 これが、関東の内陸部の人間からすると新鮮で新鮮で。。。
 「そうかー」という感じです(海ってそうだったのかーということです)。
 
 展望レストランでワカメそばとふく料理↓
  141021hiruhuku.jpg
 夕飯もふく(あちらではふぐと言わず「ふく」と言うそうです。福をイメージできるからだとか)懐石でした。ふく刺しを食べたのは初めてでしたが、あの食感たまりませんね。。腹一杯食いたい。。。

 ふくグッズを自分土産にする↓
  141021huku.jpg
 ふくのすんごいかわいいぬいぐるみがあったんだけど、我慢しました。。。

 昼飯後、とうとう本当の本州の西端、下関の「みもすそ川公園」に行きます。
 わたしの背後に九州がある↓
  141021minokyushu.jpg
 なんだか不思議です。

 こちらは源平合戦最後の舞台となった壇ノ浦ですが、ここは江戸時代末期、西洋列強の大型船と長州藩が戦った「下関戦争」の舞台でもあったそうです。
 戦争で使った大砲(長州砲)のレプリカ↓
  141021taihou.jpg
 こちらには大砲の台があったそうで、5門の大砲のレプリカが並びます。海に向かっています。

 西洋列強と日本人(長州藩)が戦うだいぶ前、ここでは源氏と平氏の最終合戦があったわけです。 
 「端っこ」というのは、、歴史の舞台になりやすい場所なのだなあ。。
 源義経・平知盛像↓
141021genpei.jpg
 ここで破れた平知盛は、身体に縄を巻き、重しの碇とともに海に身を投げたとか。。
 自分の遺体が浮かんできて、さらされることを嫌がったからだとか。。
 壮絶ですよね。。↓
  141021taira.jpg

 わたしは平家物語にもとんとうといのですが、今年の夏に奈良興福寺の勧進能で平家のお話を観たので、少し興味を持つようになりました。
 平家物語というと、琵琶法師のイメージですが、そういうものが後に浄瑠璃になったり、もしかすると三味線などにも通じるようになるのかな。。なので実際にあった悲劇を後世に伝えようとする動きから、後の文化が育ってくるというのはあるのかなと思ったりします(このあたりの即興も入れて語る「吟遊詩人」というものに関しては、ジュリアン・ジェインズの「神々の沈黙」にも言及が多くあります。脱線しますが、チャネリングと詩吟と文芸というのはつながっていくものなのかもしれません)。

 平家の悲劇と言えば、山岸凉子の漫画で、平家を題材にしたすんごく怖い作品もあります。
 この中に収録されている「海底(おぞこ)より」です。
 
 これはトラウマになるような怖い話がたくさん入った漫画本ですが、クオリティは高いと思うので、わたしは捨てられません(笑)。

 こちらの壇ノ浦、みもすそ川公園では、ボランティアの方が源平合戦について臨場感のある紙芝居を見せて下さいます(無料)。
 絵がけっこう現代的だった↓
  141021kamisibai.jpg
 こういう方がいらっしゃるのも素晴らしいですね。。下関の観光局の認可を受けているもののようです。
 ゆっくり観たかったけれど、時間がないのでわたしたちは移動しなければいけませんでした。残念!

 そしてこの公園のすぐそばにある海底トンネルへと続くエレベーターを下りて、九州に向かいます。
 地下トンネルを780m歩くと、九州に着くんですよ。
 ここを歩くのが今回の旅の目的の一つでした。
 地下60mくらい、通行料金歩行者無料↓
  141021tunnel.jpg
 自転車は20円! 
 下関から北九州の門司へと続きます。
 この上に関門海峡の海があるなんて不思議です。
 中は酸素は送られているのですが、なんとも息苦しいような、新鮮ではない空気でありました。。
 でも、九州と本州を歩いて行き来できるとか、ほんとにすごいですね!

 この後、門司に入ります。


 
 
 
 
 
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