前嶋信次 玄奘三蔵ー史実西遊記ー

 少し前から読んでいた本、前嶋信次著「玄奘三蔵ー史実西遊記」を、たった今読み終わりました。
 泣いたっ・・!
  
 出版が古く、中古市場にしか出回っていないようで、使われているのも旧漢字(「礼」の字は「禮」というような)ですが、内容がおもしろいのでよどみなく読めました。

 こちらの本は、毎月通っている奈良の興福寺の新宿での文化講座で、1月と2月に講義してくださった駒沢大学の吉村誠先生が紹介してくださったものです。
 7世紀に唐から天竺(インド)へ、仏教を修めるために旅した玄奘三蔵法師様のその旅や生涯についてまとめられています。 
 玄奘さんの「大冒険」のことだけではなく(マジすごい冒険潭、そこだけで見てもすごくおもしろい)、釈迦その人のエピソードなども、簡単に描かれる部分もあります。
 これ一冊で、玄奘さんのお人柄と初期の唐のこと、旅のこと、当時の仏教が唐から天竺へのエリアでどのように扱われていたか、いろいろな国の王や人々の風俗などを窺い知ることができます。
 おもしろすぎました。。。

 子供の頃楽しみにして見ていたテレビドラマ「西遊記」(マチャアキと夏目雅子のもの)。
 その後も大人になってから、友人に教えられ、中国で放送されていた西遊記のドラマも少し見ましたが、あの三蔵法師様が、本当はどういう人だったのかがよく分かりました。

 なんてすごくて、すてきな人なのか。

 興福寺の講座や、去年世界文化遺産コンソーシアムのシンポジウムで聞いていた玄奘様のお話が、より強く心に刻まれたように思います。
 
 すっかり心の中で親しみが湧いてしまい、「おっしょさーーーーん」と呼びかけたくなってしまいます。
 たぶん、子供時代にドラマを見ていたのも大きいのかもしれません。

 話が変わりますが、ちょっとゆうべ、個人的な事柄がありました。
 これからちょっと、先の読めない事態が続きそうです。
 それはまた明日にでも占いの記事に絡めて書きますが、今、いろいろなことで自分の内面や外の生活で変化を感じている時期なので、そういうときに、このようなよい本を読み、この光り輝くような素晴らしい偉大な人の生涯について知ることができてよかったと思います。

 紹介してくださった吉村誠先生と、興福寺の文化講座に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 
 
 
 
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 仏教・佛教 - ジャンル : 学問・文化・芸術