終戦の日のつれづれ日記

 今しがたの空↓
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 毎日同じような写真ですみません(笑)。でも、ちょっとずつ雲の形とか違うんですよ。それでも同じような写真だけど。。。(汗)

 今日はお盆でもあり、終戦記念日の土曜日なので、ほとんどの方はお仕事がお休みかもしれませんが、夫はお盆休みの人の代わりで出勤しています(人員0にできない職場です)。毎年夫はお盆には休みを取らず、ずらして9月頃に夏休みを取ります。
 レジャーなどに出かける人も多いかと思いますが、わたしは家でダラダラしています。 
 なんとなく、義母のガンが発覚した春からずっと、心の底で「待機モード」に入っていて、賑やかな場所などに出かける気持ちにならないのです(ちゃんと用事があれば別です)。5月にいったん退院してからも、気持ちがくっきりと切り替わるということはありませんでした(それでも、奈良なら、行ってもいいかな、行きたいなと思えました)。
 その間姑の身体の中でガンは進行していたので、、なにか伝わってきていたのかなと思ったりもします。
 今も待機中です。
 
 そういえば、昨日母から聞いたのですが、、父の実家の長兄の叔父が、末期の肺がんだったそうです。
 気がついたときにはもう手遅れで、、、たぶん秋までくらいとのこと。
 この叔父は父と顔がそっっくりで(笑)、でも性格は全然違っており、話していると変な気分になる人です(笑)。
 父の分まで長生きしてもらいたかったのですが。。。
 ガンの人多いですね。わたしたちもいずれガンになるのかな、そんなことも思います。
 
 ***

 今日は終戦の日で、70年となる節目の年なので、新聞でも特集がされています。
 ゆうべ、夫が寝た後、終戦の日だから、アンジェイ・ワイダの映画でも見ようかなと思ったのですが(初期3部作のDVDBOXと、「カティンの森」の録画を持っています)、ちょっと重いかなと思い、録画してあるテレビ番組を観ました。
 テレビ番組といっても、放送大学でたまたま見つけて「これは」と思った授業の録画です。
 京都大学大学院教授の鈴木晶子さんという方の、「教育文化持論」という授業で、全15回録画してあります。
 毎回あまりにも素晴らしい内容なので、ときどき、ご褒美のような気分でそれを見ます。
 ゆうべ見たのは7回目の授業だったのですが、テーマが、「歴史の展覧(歴史的事実や記録を伝えること)」をどうするのか、というものでした。

 1980年代に人文の分野で、「歴史というのは立場によって見え方が違うもので、一方的なことは言えない」ということが言われはじめたそうです。
 例えば戦争で言えば、被害者と加害者では見え方が違うから、「事実」が異なる。
 その視点に立って歴史を考えなければいけない、という考え方だそうです。

 鈴木先生はドイツの例をたくさん出してくださり、ドイツ人はユダヤ人にしたことを反省しているということを、内外にくり返し示していることを話されました。 
 日本はその分野でまだまだ遅れている、広島の被害については残そうとしているけれど、加害側としてアジアの国々にしたことを、国として展覧として残すことには消極的だ、とのことでした。
 
 わたしが子供の頃は、教育の場で左翼の力が強くて、アジア諸国への罪の意識を教えられました。
 今世間は、その反動のようになっているなと思います。ネット上の言論を見ているとほんとにそう思う。
 わたしもそれに影響されています。
 そのきっかけは非常にハッキリしていて、2002年に北朝鮮の拉致問題が本当にあったことだということを知って、「左翼」に対して怒りと嫌悪感を覚えるようになりました。
 あれが決め手になりました。

 でも、、70年前までは、アジア諸国を日本が植民地としていたことは事実で、その中ではひどいことも行われていたことも事実だろうと思います。戦争中は特に。。
 いろいろな報道などで怒りを煽られて、そのことを忘れてしまいそうになるときがあります。
 
 ドイツでは、それを忘れさせないためのモニュメントがたくさんあるそうです。「加害者」であったことを忘れないためのモニュメント。
 それが社会の「成熟」ということだ、という意味のことを鈴木晶子先生はおっしゃっていました。
 うならされてしまいました。
 
 たまたま見た録画の授業ですが、とても「終戦の日」にふさわしいものでした(笑)。

 鈴木晶子先生のこちらの授業、ほんとに素晴らしいです。こちらもたまたまテレビをつけていて見つけたのですが、とてもよい出会いでした。無料で見ていて申し訳ないです。
 
 世界が平和な場所でありますように。
 今そうでない場所に、少しでも早く平和が訪れますように。
 すべての人々の心の中に、平和がありますように、それを見つけられますように。
 わたし自身がそうなれますように。。。(ときどき難しくなるけど)


 *おまけ*
 最近ネットで見つけた画像↓
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 孤児になったカンガルーの子供。ふわふわしたぬいぐるみを与えて安心感を覚えさせ、エサなどを与えられるようにしたそうです。
 こういう画像を、世界中で見て「ほっこり」するのは、70年前にはできなかったことですよね。。。 
 こういうことに「カギ」がありそうな気がする。。。


 

 
 
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