奈良へのお礼参り・1

 昨日、奈良へお礼参りに行ってきました。 
 これは、このたび、金沢で、義母の葬儀などが、無事に済んだお礼です。
 そこまで、無事にたどり着けるか、とても不安でしたが、本当に、どうにかなったなという感じがしますので。
 そして、その力添えを、奈良の春日の神様からいただいていたと思うので。。。これは、わたし個人の心持ちの問題であるのですが、「金沢」に押しつぶされそうになったとき、助けていただいたと思っているので。。。(そして今は、おかげさまで「金沢」に対する抵抗感もなくなってきていると感じます)
 そうやってわたしが「持ちこたえた」ことの意味を夫は分かっていて、自分の分までお礼参りをしてこいと言ってくれました。
 
 昨日にしたのは、4月8日はお釈迦様の誕生日で、いつも文化講座に通わせていただいている興福寺で、「仏生会」という法要があるとのことなので、どうせなら、そちらのほうも参加(見学)させていただきたかったからです。
 もちろん、興福寺の仏様にもお礼を言わなくてはいけないし。
 興福寺は明治時代までは春日大社と神仏習合で一体だったので、同じ日にお礼参りをしても失礼ではないのではないかと思いました。

 ***
 
 思えばこの1年、それまでよりも頻繁に金沢に行くようになり、移動が増えたことで、「地域のエネルギーの違い」に対しても、理解が深まったというか、本当に、それぞれの場所によってエネルギーが違うということを実感・体感するようになりました。
 「地域のエネルギー」というのは、「土地の神様(の力と影響範囲)」と、伝統的には解釈(言い換え)できるのだと思うのですが、それは、その地域の地形や気候、植生など実際の環境的なものと、目に見えない「雰囲気・空気感」のようなものが元になり、その特色とともに人の生活に影響していくものなのかなと思います。
 これらのことは、わたしにはとてもおもしろく感じられ、これからも勉強して考えていきたいこととしてあります。

 思えば父方も母方も3代以上の東京の郊外エリアの子であるわたしが、このようなことに興味を持つのも、不思議と言えば不思議かもしれません。
 それとも、だからこそ、なのだろうか。。。自分が生まれ育った土地に対しては、なんの疑問もなくどっぷりしているからこそ、なのかもしれませんね。
 そこでの摩擦はなにもないから、消耗しないで済んでいるから。 
 (蛇足ですが夫はかわいそうな人で、故郷の金沢にはどこか、馴染まなかったのですね。。。この前も、親戚から「あんたは突然変異や」と言われていました(笑))
 
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 ということで、奈良への旅のことについて書きます!
 盛りだくさんで、写真もたくさんなので、、、なるべく簡潔にしたいです。。。(できるだろうか)

 行きは高速バスを使いました。
 奈良へは、新宿から奈良交通の「やまと号」が出ています。
 4日にオープンしたばかりの、新宿南口の巨大バスターミナル「バスタ」から出発です!
 じゃーん!↓
160409busta.jpg
 ですが、ですが、、、ちょっと分かりにくいかも! 発着便が多すぎて、出発の15分前くらいにならないとどこの乗車口か表示されないんです!
 それに、、、トイレが少ない!
 女子トイレ、4つしかねーでやんの! 長蛇の列!
 出発口が分からないまま並び、やっと済ませたところでアナウンスが始まって、焦って乗り場まで走りました。
 まあ、バスの中にもトイレはあるのですが、なるべく済ませておきたいじゃないですか。。。

 ちなみになのですが、わたしはやはり、バスでの移動が好きです。
 昨日、帰りは新幹線だったのですが、速すぎて、早すぎて、心が適応できない感じです。
 5時間前まで奈良にいたのに、どうしてもう家にいるのかしら、って、変な感じになります。
 これは、さきほどの「土地のエネルギー」に関係していると思います。
 バスだとゆっくり、エネルギーがグラデーションのようになっていって、目的地の土地とリンクさせてシンクロ、同期させることができるのですが、新幹線だと、心が元の場所にあるまま、先の土地に適応させなくてはいけなくて、なんだか息苦しく感じられるんです(義母が亡くなった日に北陸新幹線を使いましたが、やはりそういう感じでした)。加速中に耳が詰まるのも苦手です。
 でも、飛行機だとたぶん大丈夫なんです。今までの経験からすると。
 たぶん、上空から地上を見下ろすという行為で、なにかあきらめがつくというか、納得するのですが、地上をあの速さで走ると、すごく変な感じなのです。
 若い頃からバスを使って金沢に行っていてよかったなあと思います。身体が慣れているので。
 体力があるうちは、高速バスユーザーでいたいなと思います。経済的だし!
 3列シートだと、そこまで身体もつらくないですよ!
 
 ***

 バスの中では途中起きることもありましたが、そこそこ眠れました。
 5時半頃に目を覚ますと窓の外が明るくなってきていて、きれいな夜明けを見られました。
 天理の前あたりかな?↓
160409sora.jpg
 
 6時過ぎにJR奈良駅に到着。
 6時半からオープンする、駅のビルにあるモスバーガーで朝ご飯を食べ、少しゆっくりし、おトイレでお化粧などさせてもらって、まずは春日大社へレッツラゴーであります。
 しかしゃんがお出迎え。おはよー!↓
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 しかしゃんのお浄めのお水↓
160409sikamizu.jpg

 本殿エリアには8時半前に到着しましたが、巫女さんや神官さんたちがご準備をされています。
 お参りを控えてそれを見学していると、9時前くらいから「朝のお参り」があるので、希望するかたは参加できますよ、とアナウンスがありました。
 それがどういうものかよく分からないけれど、希望するに決まっているじゃないですか。
 ですが、9時から朝のお参りがあって、10時から興福寺で法要がありますから、あまり春日大社でゆっくりはできないんです。
 なので、わたしは先に「奥の院」のほうまで行って、お礼をしてきました。
 金龍神社の階段には桜の花びら↓
  160409sakurakaidan.jpg

 その後ダッシュで本殿エリアに戻り、「朝のお参り」に参加です。
 これが、、すごかったです。
 「参拝所」というところに入って、宮司さんたちと一緒に祝詞を唱える、というものでした。
 入り口で祝詞が書かれた冊子のようなものを貸していただくのですが、さっぱりちんぷんかんぷんで。。。
 とにかく「本格的」なもので、、なにも知らないで入ってしまったけれど、、貴重な体験でした。
 日本の、仏教が入る以前の、古代の姿というのはこういうものだったのか、という感じでしょうか。
 朝のお参りの中心は、災害や災害の被害に遭われた人や地域のために祈るというもので、「大祓」という祝詞を唱えるのものだったようです。
 神官さんと、朝のお参りの参加者の方でも祝詞を覚えている方はいらっしゃるようで(すごいなあ)、声を合わせているのですが、大声じゃないのに、音圧というか、迫力があって。。
 なぜか海が見えたなあ。
 昔は、海に向かってああいう儀式をしていたのかなあ。。。岩と海が見えました。
 大祓の祝詞は3回唱えるのですが、3回目でやっと、どこを読んでいるのか分かって、少しだけわたしも声を出して唱えることができました。
 日本語の古語の文体で、「かしこみかしこみ〜」という感じの言葉です。けっこう長いです。

 その後、宮司さんたちと一緒に、若宮というお宮のほうまでお参りをさせていただけ、春日大社のお話もしていただきました。
 御間道から南門をのぞむ↓
  160409kasuga.jpg

 全部のお話を聞きたかったのですが、10時から行われる興福寺の法要に間に合わなくなるのも怖いので、途中で失礼させていただき、興福寺に向かいました。
 こちらの朝のお参り、また参加させていただきたいなと思っています。
 そのためにも夜行バスは有効です!

 長くなったので記事をいったん切ります。
  
 
 
 
 
 
 
 
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