奈良へのお礼参り・2

 やはりブログが長くなってしまいますね。。。(汗) 
 すみません。

 春日大社のあと、興福寺に行きました。
 法要は10時からで、境内に着いたとき、もう9時50分くらいになっていて、少し焦りました。 
 昨日の法要は「仏生会(ぶっしょうえ)」というもので、お釈迦様の誕生日である4月8日に行われるもので(お釈迦様は牡羊座さん! なるほど!)、お釈迦様誕生の出来事を行事にしたものだそうです。お釈迦様はお生れになったとき、天から甘露が降り注がれたというお話があるので、小さな金色のお釈迦様の仏像に、甘茶をかけます。この日はずっと、一般の参拝者が、南円堂の前で仏様に甘茶をかけるお参りができます。
 そしてその「甘茶」を飲む習わしもあるそうで、興福寺でも一人一人への甘茶のお接待がありました(無料だよ!)。
 
 興福寺の広い境内の中、南円堂の前に、法要の準備が整えられていました。

 あの、これに関しては、写真はありません。
 法要の間、わたしも一生懸命祈っていたし、写真に撮るとか、失礼でできませんから。。
 名残と言ってはなんですが、法要の際に「散華」(蓮の花の花びらを模しているもの)に使われた紙をいただいたので、その写真です。
 大事にします↓
  160409sange.jpg
 ですがこの散華、その法要に集まった人全員分はなかったようで、わたしはいただいてしまいましたが、またこのような機会があったら、がっつかないで、他の方におゆずりしようと思います。。。昨日は初めてなので、ついいただいてしまいました。

 法要の最中、般若心経を唱える箇所があって、そこでは僧侶と参加者のみなさんと一緒に、唱えることができました。
 朝は春日大社でみなさんと祝詞を唱え、その後は興福寺でお経を唱え、、、なんと、、、幸せなことだったか!
 (蛇足ですが、わたしは、「左翼思想」に染まった日教組に育てられた世代なので、自分がこういうことができるようになるとまったく思っていませんでした。でも、子供の頃から占い好きで、目に見えないものを求めていたので、これも自然なことなんだよなと思います)

 甘茶というものは初めて飲みましたが、少し苦いお茶に甘味があって、とてもおいしかったです。 
 毎日飲んだら健康によさそうです。

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 法要後は、お礼のお参りです。
 東金堂と五重塔↓
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 興福寺の東金堂には薬師如来様がいらっしゃるので、そこでは特に念入りにお礼をしました。
 本当に、お世話になりました。。(そのうち、武蔵国分寺のお薬師様にも行かなくては!)
 その後は国宝館に行って、千手観音様にお礼(相変わらず阿修羅様は美少年)。
 お土産も少し買う(笑。興福寺のお土産はセンスがいいんですよ! 精進ふりかけ最高!)。

 一通りお参りとお礼が済んでから、じっくり五重塔を眺めました。
 好きすぎてヤバい……↓
  160409goju1.jpg

 かっこよすぎる……↓
  160409goju2.jpg
 (今、この写真がiPhoneの待ち受けです)

 しばらくじっと見ていて、「動いたりするんじゃねーか」と思っていたのですが、まあ、動かなかったもよう(笑)。
 でも、あの塔はなんであんなに「生きている感じ」がするのだろう。
 夜中とか、ギイギイ言わせてなにかに変身して動いているんじゃないか。。。「もののけ姫」のでいだらぼっちみたいに。。。大きさはあのスケールで。。。
 などという、バカみたいなことを考えてしまいました。
 この五重塔、明治の廃仏毀釈のときは、売りに出されそうにもなったんですって。。。。

 こちらはもう少し優しげな三重塔と桜↓
  160409sannjuu.jpg

 八重桜アップ↓
  160409sakura.jpg

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 いつまででも見つめていたい五重塔でしたが、お腹も減ってきたので、名残惜しいですがお別れです。
 猿沢池をまわってから、ならまちに出て少し散策↓
160409naramati.jpg
 金沢の東茶屋あたりにも少し似ている街並。

 お昼をどこで食べようか迷ったのですが、年末に行った「ピアノ」というお店に再び行ってみました。
 なんと白人の観光客が日本人よりたくさん入店して混んでいて、店の外でしばらく待ちました。
 本場の人も納得の窯焼きピッツアがあり(お店にいたのは英語圏じゃない人が多かった。フランス語でもなかったような)、前回はリゾットでしたが、今回はピッツアにしてみました。美味でした!
 前菜とカンパリオレンジ↓
  160409piano.jpg

 このように、お酒の誘惑に勝てなくて、気づけばもう2時をまわっていて、大和郡山城にでも行ってみようかと思っていた心がくじけ、そのままJRの駅に向かい、再び開化天皇陵にお参りをして、帰路につきました。
 なんだか好きな景色なのです↓
160409kaika.jpg

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 お参りするコースが決まってきてしまっている気がしますが、充分、胸が一杯、大満足の奈良でした。(でも春日大社も万葉植物園は行ったことがないし、興福寺も湯屋というものがあったというあたりには行ったことがないので、あのエリアだけで精一杯です)
 
 昨日は身をもって「神仏習合」を体験・体感したと思いますが、これはとても正しいことなんじゃないかなと思いました。
 神社では「祓い給い清め給え」と祈って神様に「お願い」しますが、仏教は、その祓うべき穢れが己の心から現れると説き、その心の仕組みを説き、それを律する重要性を説きます。
 人にとっては、その両方の視点が、大事なことなんじゃないかなと思います。
 目に見えない大きな力におまかせする心と、その心の仕組みを理論的に考え、律しようとすること(それは難しいことだけれど、せめて努力はしようとすること)。
 これって、うまくできているなあ、仏教を取り入れたとき、土着の宗教である神道を破壊しなかった奈良の人々は本当に偉いなあ、と思ってしまいました。
 ありがとう! 奈良!


 
 

 
 

 
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