すごい日本映画を観ました。

 近所のアジサイ↓
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 これはいつ撮ったやつだっけ、、アジサイの写真がどんどん溜まっていっています。。

 最近ちょくちょく、夫とレンタルなどの映画を家で観ています。
 義母のことが大変だったときは映画を観る気にもならなかったのですが、先月くらいから取り戻してきていて、最近少し加速気味です(北家映画祭がまた始まっているかも。。)。

 夫もわたしも10代の頃から映画好きで、ケンケンガクガクとしながら映画を観ますが(実験映画を作る「イメージフォーラム」で出会っているし、二人とも課題作品全部提出して卒業したし)、二人で「これは。。」と唸ってしまう作品を観たので、紹介したいと思います。
 鬼才と言われる、柳町光男監督の2作品、「19歳の地図(1979年)」と「さらば愛しき大地(1982年)」です。

 柳町光男さんの名前をわたしが知ったのは、数年前に観た「サウダーヂ(2011年)」という映画の上映会で、上映後のトークショーでその映画の監督の富田克也さんが、好きな監督として名前をあげていらっしゃったときです。それまで全然知りませんでした。
 「サウダーヂ」がよかったので、帰宅後そのことを夫に話したら、夫は柳町監督の名前を知ってはいたけれど、作品を観たことはなかったそうです(夫のほうが日本の映画をわたしより勉強しているけれど)。
 柳町光男監督は寡作な方なので、一般的にもあまり有名じゃないと思います。

 その柳町監督の作品が、最近いくつかDVD化されており、近所のレンタル店に入っていたので、観てみたのでした。

 まず観たのは「さらば愛しき大地」です。
 根津甚八さん、秋吉久美子さん主演。

 観たあと、ずっしりと来る、すごい映画。「サウダーヂ」の富田監督が柳町監督をお好きということも、とっても納得しました。
 日本版「木靴の樹」とも言えるかも?
 
 先ほど観たのは、「19歳の地図』。

 原作は中上健次、尾崎豊の「17歳の地図」のタイトルはこちらから取られたそうです。

 ネタバレになるので、内容については書かないでおきます。

 とにかく、、どちらもすごい映画です。
 暴力的であったり、性的なシーンもありますが、それを観て観客が興奮することはないと思います。
 冷徹に、人間存在を見据えている映画です。
 すごい、こんな人が日本にいたんだ、という感じです。
 夫曰く、「胆力がハンパない」だそうです。
 本当に、腹の底から人間を捉えている、という感じで、決して明るい映画ではないのですが、観たあと満足感がありました。小手先じゃないし、人間の闇から逃げずに撮っているからかな(でもその闇に飲まれず、あくまでも映画を通して観察している感じ)。。
 柳町監督はドキュメンタリー作品から出てきた方だそうで、そういう面からも、普通の商業映画とは違うものを追いかけておられるのだろうなと思いました。
 
 重い内容なので気軽におすすめできる映画ではないのですが、名作だと思うので、ご紹介だけでもしておきます。
 
 
 

 

 
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