外惑星・海王星がいる星座による世代の特徴

 拾いものの海王星の画像↓
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 海王星の青い色は、大気の成分の都合によるもので、本当に青く見えるのだそうです。きれいだなあ。。。

 ということでもいっちょ↓
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 「海王星がいる星座による世代の特徴」の記事を書きました。
 ペンジュラムばかりか、タロットも「そろそろ書け」と言うので、がんばりました。。
 またもすごく長い記事になってしまいました。読みにくくてすみません。。
 面倒だなという方は、後半のピンクの色で分けてある「星座別」の説明の箇所だけ読んでもらってもよいと思います。

 なにかの参考になればよいのですが。。。



  ☆外惑星の星座は、世代的特徴を表す☆

 現代の西洋占星術を考える上で欠かせないのは、近代以降に発見されてきたいわゆる「外惑星」となります。外惑星とは具体的には、1781年に発見された天王星、1846年に発見された海王星、1930年に発見された冥王星です(それらの外惑星についての詳しい記事は→ こちら )。
 これらの惑星(準惑星)が発見され西洋占星術に組み込まれることで、占星術はそれまでのものより詳細に人の資質や人生の流れ、世の中の動きを考えることを助けるツールとなりました。
 近代までの社会(権力構造を守る秩序が強い土星までの社会)ではあまり重要視されてこなかった「現実を新たに突破する力=天王星」、「無意識や夢の領域からの影響力=海王星」、「人の力ではどうにもできないレベルの大きなエネルギー=冥王星」。占星術がカバーできる人間生活の領域は、これらの要素が加わることで格段に広がりました。
 
 そんな「外惑星」ですが、彼らは太陽から離れた場所にあるため、公転周期が遅いです。冥王星にいたっては、太陽の周りを一周するのに250年近くかかると言われます。
 それはつまり、占星術でいうと、黄道十二宮を一周するのに時間がかかるということであり、1つの星座に滞在する期間が長いということになります。
 天王星が1つの星座に滞在する期間はだいたい6~8年です。
 海王星は13~14年。
 冥王星は、10年のときもあれば25年のこともありかなりばらついています。これは冥王星の公転の軌道が傾いている上に真円ではないということが関係するようです。
 ちなみに、永らく太陽系の外側で「見張り番」をしていた土星は、2年半ほどで1つの星座を抜けていきます。

 これは、同じ世代の人々の外惑星は、同じ星座にいることが多いということを意味し、それが世代ごとに持つ雰囲気や空気を作るということにつながります。世代ごとに共通する特徴と言えるものです。
 日本でもよく「団塊の世代」や「氷河期世代」、「ゆとり世代」などと言われますが、占星術の外惑星で考えると納得できる部分も多くあるように思います。

 この中、1つの星座の滞在期間が13~14年の海王星に見る世代の特徴は、わたしたちに大きなヒントをくれるものだとわたしは思っています。
 それを参考にすると、自分と年齢の離れた世代の人たちについて、より理解が深まるのではないか(そして無用な対立を避けられるのではないか)、との気持ちから、わたしはこの記事を書こうと思い至りました。

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  ☆なぜ「海王星」なのか☆

 外惑星はそれぞれ、1つの星座の滞在期間が長いので、それぞれが世代的な特徴を表すと言えます。
 ですが、天王星の6~8年というのは世代を考える上ではいささか細かい区分になると思われますし、天王星の持つ星の意味を考えると「突破力、改革力」ということになり変化の力に通じますから、世代を考える上で安定したイメージを掴みにくいように思います。
 冥王星は、動きが遅くばらつきがあるのはもちろん、生死にも関連するような大きな力で、関わるとものごとを根底から変えるようなパワーを持つので、やはり変化に通じる力だと思います。
 時間は前に進み人も社会も常に変化するというのが「真理」であるからこそ、人はどうにかして「安定」した部分を求めるのではないかなと思います。
 その安定を、心の中に求めようとするのは、人にとって自然なことかもしれません。そして、安定した部分というのは、イメージを掴みやすいものなのではないかと思います。
 海王星は、心の無意識の部分や夢の領域と関わりますから、「心の安定」につなげられる星だとわたしは考えます。
 海王星が入った星座は、その人(世代)の、無意識的な欲望を表します。ひいてはそれが世代的な特徴となるのです。
 それともちろん、1つの星座への滞在期間が13~14年と、世代的なことを考えるのにちょうどよい長さなのではないかと思います。
 ちょっと無理矢理でしょうか(笑)。 
 でもこのようなことから、海王星は、世代の特徴を考える上で「ちょうどよい星」だと思うのです。
 
 実際の個人のホロスコープではもちろん、3つの外惑星がそれぞれどこの星座に入るかによってもっと複雑になりますし、動きの速い星を基準にその人を見るので、いろいろな個性が出てきます。
 ですが、動きの遅い外惑星というのは、太陽系の外側から、世代ごとに人々の気持ちと活動に影響を与えているのではないかなと思います(松村潔先生によると、外惑星は世代ごとの「集合的無意識」に影響するとのことです)。
 
 では、以下に具体的に、海王星が入る星座とその年代、その特徴について書いていきたいと思います。
 星座の移行する年にお生まれになった方で、ご自身の海王星の星座がお分かりにならない方は、インターネット上にホロスコープを計算するページがありますので、そこで生年月日などを入力してご確認ください(MAの天体位置計算というページです → こちら )。
 
 なお、現在地上に生きておられる方は海王星双子座以降の方しかおられないと思うので、それ以前の牡牛座、牡羊座に関しては割愛します。
 今はまだ若い世代(海王星が水瓶座、魚座の人たち)については、その世代が社会的な責任を負う時代が来たとき、その世代がどうふるまい、それによって社会にどう影響が出るのかを予測の視点で書いています。

 ※この記事は、松村潔著/「最新占星術入門」を参照しています※
  
  

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  ☆海王星が双子座にいる世代(1887年~1901年生まれ)☆
 たくさんの情報を無意識に求める世代。よって新しい文化や技術に順応しやすい。好奇心が強く、知性を発達させ得た知識や情報を活かすことでよりよい暮らしを手に入れられると考える。行き過ぎて情報に無批判で踊らされやすいという面も。芸術・小説などに才能がある人も多く、新しい文化である映画の黎明期を支えた世代で、戦後のマスコミなどの大衆文化のさきがけを作った。

  ☆海王星が蟹座にいる世代(1901年~1915年生まれ)☆
 無意識に家族的・家庭的な居場所を求める世代。他者への共感力が高く、忠誠心も強い。自分が属するグループには無条件の仲間意識を抱き、それを他者にも要求する。それはこの世代が「国家」にも抱く感覚であった。行き過ぎると排他的にもなり、異質で自分の居場所を脅かすものへの攻撃を躊躇しない面を持つ。攻撃されたと感じることに敏感なので、防衛的な態度でいることも多い。
 
  ☆海王星が獅子座にいる世代(1915年~1929年生まれ)☆
 ヒロイックでドラマチックなものに無意識に惹かれる世代。自分を人生の主人公だととらえることを当然とし、個性を打ち出すことに葛藤がない。恋愛を楽しむ能力も高い。行き過ぎると周囲への気遣いがなく、反省しないで突き進むことになる。他者から自分に対する疑問や批判があってもそれを本質の部分で理解できない=「聞く耳」をほとんど持たない。「我が道を行く」を地でいく。

  ☆海王星が乙女座にいる世代(1929年~1943年生まれ)☆
 完璧主義で、無意識に批判精神を作動させる世代。簡単に権威や他人を信用せず、自分が納得いくまで分析することを求める。自己管理能力・バランス感覚は高い。高い理想の実現のためには粉骨砕身することをいとわない。分かりやすい主張はしないが美学がある。悪い面が出ると冷め過ぎてあきらめが早くなり、醜態をさらす前に手を引こうとするずるさが出る。ええかっこしいに見せたい。

  ☆海王星が天秤座にいる世代(1943年~1956年生まれ)☆
 人間関係の中の立ち位置で自分を確認することを無意識に求める世代。他者なくして自分が成立しないということを感覚として理解している。反面人間関係への依存度が高く、距離を測ることが苦手。相手の考えに容易に染まり、関わる相手が変わると自分の考えも変わるので変節漢にも見られる。単独行動は苦手。フットワークは軽く洗練されたものを好んで人生を楽しもうとする。流行にも敏感。
 
  ☆海王星が蠍座にいる世代(1956年~1970年生まれ)☆
 無意識に人間や世界を深く探求したいと欲している世代。オカルト領域に興味を示すか無視する。なにごとも徹底的に追及したいと思うため掘り下げすぎることも。オタク文化を創った世代。加減をしないので、悪くすると「後ろにはペンペン草も生えない」という状態にしてしまう。恋愛とセックスに対して過剰な期待があり、自身がそれによって生まれ変わるほどに影響され一体となることを望む。
 
  ☆海王星が射手座にいる世代(1970年~1984年生まれ)☆
 抽象的なことへの理解を深めたいと無意識に欲する世代。物質的で具体的なことにあまり価値を置けないため、生きる上で道義的な大義名分を必要としてしまう。「生活のための生活」ということがよく理解できないので、自分の理想と違うと思えば踏ん張らずに状況から離脱することも多い。宗教や哲学には親和性があり思想的には柔軟で平和主義。とかくムキになることを避けるため押しが弱い。
 
  ☆海王星が山羊座にいる世代(1984年~1998年生まれ)☆
 無意識に形式や秩序の中で生きることを求める世代。「自由」という言葉のまやかしの部分に気づいていて、枠があることで安定することを理解している。悪くすると四角四面に考え過ぎて融通が利かなくなる。メリットとデメリットを天秤にかけて不利と判断すると冷酷になる面も。アイデアを形あるものまでに作り上げる力はあるが、プレッシャーに敏感でそれを感じ過ぎるとバランスを崩す。

  ☆海王星が水瓶座にいる世代(1998年~2011年生まれ)☆
 常識に縛られず真の改革を無意識から求める世代。IT技術とともに育ってきているので、その技術を飛躍的に伸ばす能力を持つだろう。IT技術と人間のサイキック能力の融合を目指すかもしれない。平等主義が徹底されるので、この世代には国境や階層の存在価値を破棄する力が与えられる。それ故に社会に混乱が起こり、収拾がつかないレベルにまで社会のシステムを変更してしまうかもしれない。
 
  ☆海王星が魚座にいる世代(2011年~2025年生まれ)☆
 海王星の無意識の力が無理なく発揮される世代。サイキック能力を持つ人も多いかもしれない。目に見えない領域からエネルギーや自身の活力を取り出すことができるだろう。境界線がぼやけた社会に適応し、凝り固まった価値観に順応しない。貨幣経済の次の段階の礎を作るかもしれない。奉仕精神が強く自我が薄い。なにかを無理してまで築き上げるのは困難で、状況に任せることが多くなる。
 
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  ☆海王星の世代による特徴を見ていてわたしが思うこと☆
 
 西洋占星術の12星座にはそれぞれ性格があるわけですが、パターンとして、すべての始まりを司る牡羊座から順々に、その性格をグラデーションのようにして成長させていくということが言えます。
 全然無関係の性格に、次の星座が飛ぶということはありません。必ず前の星座の要素を踏襲した上で、次の性格(星座)に入っていきます。

 おもしろいのは、一見山羊座で完成されるかのように見える「性格」が、水瓶座で壊され、魚座で境界線がぼやけならされ、また1から始まりの牡羊座に戻るというサイクルです。(上に書いた世代のことで言えば、境界性のぼやけた魚座世代の次の牡羊座世代(2025~2038年)は、新しい世の中を一から作ろうとするでしょう。明治維新の頃に生まれた人は海王星が牡羊座にいました。そしてその次の牡牛座の世代(2038~2050年代前半)はそれをより具体的に、物質的にしていくでしょう)
 つまり、「完成」はされずに、延々と続いていくのが星占いのサイクルなのです。

 この星占いの性質を踏まえると、「隣り合う星座」というものは、前の星座の性格をマスターしている次の星座が、新しい要素を獲得しようと奮闘し、そのさらに次の星座にその要素を受け渡していくというプロセスにも見えます。
 次の星座は、前の星座のことを少し批判的に見ているものですが、それは、その要素は自分にとってはもう「当然」のものとしてあるから、なぜ前の星座がそこにこだわるのかあまり理解できないからなのです。そして、人は次に来る星座の要素を少しまぶしく、うらやましいような気持ちを持って眺める、そんな気がします。

 これを世代間のことに当てはめて考えると、ある星座の世代は、前の世代を批判的に見ることで自分の世代の方向性を模索する、ということが言えるのだと思います。それは反面、前の星座の世代の人が大事にしていたものを少し「バカにする」というようにも見え、前の世代はそんな次世代に対して「なにも分かってないくせに」と思うことで、世代間の対立のようなものができるのではないかなと思えてなりません。
 
 でも、12星座のすべてのサイクル(性格・要素)の1つ1つに重要な意味があり、そこで学ぶべきことがあり、そのどれを抜かしても「生」のサイクルは完了しないのです。

 そういうことを踏まえて、世代間の特徴の違いを見てみると、いろいろなことに気づくのではないかなと思います。

 おもしろいなあとわたしは思っています。
 
 
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