それは暖かい色だった / 横山幸雄1hourコンサート シューマンとショパン ルネ小平

 先ほどの空↓
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 朝はもっと晴れていたけれど雲が出てきてしまった。
 気温は昨日よりだいぶ暖かく感じます。

 昨日といえば昨日書いたブログですが、、ちょっと補足しておきますと、、夫からいただく困ったプレゼント、捨てたりはしないのでご安心くださいね。。ちょっと隅のほうに置かれたり、本来の使い方では使わない、という感じではありますけれど。。。(汗)

 ということで、昨日は義母の命日でもあったのですが、今年は当日券で通わせていただいた、地元ホール、ルネ小平での横山幸雄さんのコンサートもあったので行ってきました。
 今月は治療があるから絶対無理だと思っていたのですが、、思いもよらず傷口が炎症を起こしたりしてずれ込んで(GJ!(笑))、最終回まで参加することができました。
 去年の7月から始まり全6回、ショパンと有名作曲家のピアノ曲を比較しながら聴かせてくれるというこのシリーズ、本当に素晴らしかったです。勉強にもなりました。
 欠かさず行くことができて本当によかった。。。

 昨日はショパンとシューマンというプログラムでした。

 今回の曲目です。

 
  ☆ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
        幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
        ポロネーズ 第7番 変イ長調「幻想」Op.61
  ☆シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
   (アンコール)
  ☆シューマン/リスト編:献呈 変イ長調 Op.25.1


 ***

 今回も横山幸雄さんの解説つきです。

 ロベルト・シューマンはショパンと同い年の、1810年生まれで、作曲家(演奏家)としてだけではなく、音楽評論家としても活躍していて(指を壊してピアニストとしてはダメージになったことが大きいようです)、ショパンのことを熱く「押して」いた人です。
 後に最愛の妻となるピアニストのクララ・ヴィークはショパンの弟子だったということもあるためか、シューマンは「片思い」のように、ショパンの音楽に魅了されていたようです(ショパンはシューマンにはちょっと「引き気味」だったらしい(笑)ほんとショパンって。。。(笑))。

 昨日舞台上では語られなかったけれど、シューマンは晩年、けっこう悲惨なことになります。
 自殺未済をして、精神病院に入れられてそこで亡くなるのです。
 以前読んだ本では(そこそこ読んだのでどの本か忘れてしまった。図書館で借りたものです)、シューマンは繊細すぎて、自分が狂うことを恐れるあまりに狂ってしまった、という意味のことが書かれてありました。
 このことに、わたしは感じるものがあります。
 わたしは30代前半でノイローゼとウツをやっているのですが、自分がおかしくなることを恐れすぎておかしくなったという面がやはりあるからです。
 わたしは21歳で「チャネラー」になりましたけど、、それって、単に頭がちょっとおかしいだけなのかも、という自分に対する疑念があって(だって、そんなに若くてチャネリングをして「わたしのチャネリングは正しいものだ」って堂々と言えないですもの、そんなこと言いはじめたら終わりだと思っていたし)、そういう自分に折り合いをつけられなくなったのもあると思うんです。
 そのうちにいろいろわけが分からなくなっていったのかもしれません。他にも重なったことはありますが。

 シューマンと歳の離れたピアニストの妻クララは、クララの父親(有名な指揮者)から結婚を反対されて、かけおち同然で一緒になりました。
 子だくさんで、子供5人くらいいるんだっけ。
 生活が大変な面はあったかもしれませんから、そういう不安やプレッシャーも、繊細なシューマンの精神を蝕んでいった原因となったのかもしれません。今思い出しましたが、体調も悪くてよく薬をクララに買いにいかせていたのだっけ。。そのあたりも大きいのでしょうけれど。
 
 そういうシューマンが創る音楽は、やはり繊細で幻想的でロマンチックに思えます。あまり詳しくないのだけれど。
 占星術的に表現すると、すごく「海王星っぽい」音楽です。
 わたし、正直に言うと、あまりにも海王星的なものが前面に来るものは苦手なのです。
 ズブズブと底なし沼に落ち込むような感覚があって。。。
 自分に「おかしくなった過去」があるので、、海王星的な感覚は、ヘタすると再びそこにわたしを連れて行くような気もして。
 少し話が音楽からずれますが、19世紀の芸術家って精神を病んだり破滅的になる人も多いじゃないですか(わたし芸術家の伝記映画もそこそこ観ています)。
 海王星が発見されたのが1846年ですから、その頃って、海王星のエネルギーがめちゃくちゃ強かったのだと思うのですよね。
 その頃から一気に「幻想的な芸術観」が花開いて(それがのちにロマン派を超えて印象派を創ってシュールレアリスムとかにつながる)、でも、それに溺れてしまった人が多かったのかもしれません。
 海王星は水や液体を司ります。
 人を溺れさせる力があるんです。
 芸術も、行き過ぎれば「溺れて」しまうものだと思います。海王星は芸術とも関わりが深い星とも言われます。 
 わたしは、それが少し怖くて、自分は芸術家にはならなくてもいいなと思ったりもします。
 ちなみに、シューマンは川に飛び込んで自殺を図りました。

 ***
 
 そのようなシューマンの音楽を、横山さんは本当に幻想的に弾かれました。 
 ショパンもシューマンに合わせて「幻想曲」のプログラムです。
 わたしはシューマンの「幻想曲」は初めて聴きました。

 驚きました。
 横山幸雄さんの演奏は、基本的には水星的だったり、木星的だったり、土星的かなと思っていたのですが、昨日はとても「海王星的」だったのです。
 幻想的で、どこまでも輪郭が広がっていくイメージです。とらえどころがないとも言えるけれど、曲がそうなんだから仕方ない(笑)。
 このようにも弾かれる方なのか、と思いました(どこまで引き出し持ってるねん!)。
 ショパンの演奏では、即興的で、遊び心が溢れていました(間の取り方、ピアニッシモの使い方など、変幻自在)。
 シューマンは初めて聴いたので比較ができず、細かいことは分かりませんでしたが、一音目からショパンとは全然違う色に思えました。音色じゃなくて、本当に「色」です。 
 昨日のショパンの演奏はブルー系なのですが、シューマンになったとたんに、暖色系、イエロー系の音に思えたのです。明るくてびっくり。
 それは、弾かれた「幻想曲」のテンポの遅い第三楽章でも同じで、幻想的でも暖色に思えたのです。
 それが横山幸雄さんのシューマンの音楽に対する解釈なのでしょうか。
 
 わたしはどうしても、シューマンの晩年に思いを馳せてしまうのですが、シューマンが元気だった頃は、あのように暖かい色のある人だったのかもしれませんね。
 シューマンの有名な「トロイメライ」も、あったかい曲ですものね。。
 そのシューマンを記憶してあげないと、シューマンに失礼なのかもしれませんね。

 ***

 このように、わたしの好きなショパンと比較して弾いてくださることで、たくさんの作曲家について、新しい視点を持つことができました。
 ほんとに素晴らしい企画だったと思います。
 わたくしごとで言えば、年末にガンが発覚して手術や治療がありますが、その中でこの演奏会に行けるかどうかがとても大きくて(笑)、全部行けてよかったです。しかもピアノを弾くことを思い出したし、「冬冬の夏休み」のDVDが再販されていることに気づくきっかけにもなりました。。。(泣)
 横山幸雄さんには感謝しかありません。ありがとうございます。安いチケットでごめんなさい。。小平くんだりまでありがとうございました。。。

 地元ホールで楽するばかりじゃなく、ちゃんと治療して体調を整えて、横山幸雄さんはじめ、いろいろな方の演奏を聴きに、都内の立派なホールにオシャレをして行けるようになりたいです。
 がんばります。
 
 昨日のアンコールの「献呈」に合わせて滑る浅田真央ちゃんの動画を見つけました(曲は編集されていますが)。これも素晴らしい!

 曲と動きがとても合ってる!


 ☆タロット占いのセッションを、しばらくお休みとさせていただきます☆
  *乳ガン治療のため、ちょっと体調の様子見をさせていただきます*
   対面セッションで、場所は新宿の喫茶店です。
   30分/2000円です。
   詳しくは こちら をご参照下さい。
    kitaminori@tbt.t-com.ne.jp











 
 
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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽