北海道、最果てへの旅・2

 カレンダー通りに休める方には今日から3連休ですね(夫は仕事に行きましたが)。東京都下はいいお天気で、レジャー日和です。あったかいし。
 わたしは北海道(ていうか稚内)旅行の報告の続きを書こうと思います。

 1日目の稚内は気温も東京と変わらないくらいで、風もなく海が凪いでいました。
 それを見ていると次の日が荒れるというのは信じられないような気もしましたが、天気予報を見ていた添乗員さんたちは初日の夕方には「明日はヤバいかも」と言いはじめ、夕焼けもきれいに見えたし、どんなもんなんだろうと思っていました。
 夜は早めに休みましたが、空調が暑いくらいでなかなか寝付けず(北海道の「二重窓」の威力を知る)、少し寝ては起きてを繰り返していますと、夜が進むにつれどんどんと風の音が強くなるのに気づきました。
 朝、まだ暗いうちに朝食をいただきましたが、そこでフェリー欠航のアナウンス。
 そりゃそうだよね、と、異論を唱える人はいませんでした。
 
 昨日とは打って変わった白く波立つ海↓
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 「しけの北の海」。これがそれか、という感じです。

 こういうとき、旅行会社さんは大変だろうなと思います。
 ホテルの確保、食事の確保、最低限の楽しみを用意してやらないといけないということですもんね。
 でも、年に1度くらいはこういうこともあるそうです。手慣れているわけではないだろうけれど、ノウハウの蓄積はあるのだろうから。。
 自然が相手ですから、仕方ないですよね。
 
 9時までホテルでゆっくりして、稚内観光に出かけました。
 稚内に詳しくなったぞー!(笑)

 まず向かったのは大沼という白鳥のいる沼↓
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 シベリアから渡ってくる白鳥が一休みするのだそうですが、これは一人の一般市民が子供の「白鳥を見たい」という声に応えるために餌を投げたりすることから始まったことなのだそうです。確か、ここ20年以内の話だったような。
 餌を投げても白鳥はやってこないので、発泡スチロールで等身大の白鳥の人形を作り、それを沼に浮かべていたら、一羽、また一羽と下りてきて、そこからこちらに留まる群れが出てきたのだそうです。
 多いときには3000羽くらいいるのかな?
 今では観光名所にもなっているそうです。
 白鳥はトランペットのような声で鳴いていました。プアープアーと。
 寒かったけれど、、あんなにたくさんの白鳥を見たことはなかったので嬉しかったです。
 そして、ここからわたしたちはあられに見舞われはじめました。
 あられはときどき雪にもなって、この日これから降ったりやんだりを繰り返しました。初雪だったそうです。
 体験しちゃったよ、、、最果ての地の初雪とあの風。。。
 
 大沼の次には、吉永小百合が映画撮影で使った古民家を車窓から見学。
 あの方、北海道が舞台になった映画たくさん出ていますけれど、なにかあるのかしら?
 詳しくなったよ。
 さゆりちゃんはね、朝食はライ麦パンのサンドイッチを召し上がるんですって。
 へえ。。。
 稚内で最近撮影した映画は「北の桜守(さくらもり)」というもので、来年春に公開だそうです。

 その後、ノシャップ岬方面へ向かって高台にある稚内公園に行きます。
 風めっちゃ強い↓
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 後ろにある岬は前日行った宗谷岬。

 この海では船は出られないですよね。。↓
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 安全第一ですからね。。。

 風が強いと言えば、稚内は最近は風力発電の街にもなっているそうです。
 丘の上にユーラスエナジーホールディングスという会社の風力発電機が林立していました。
 これもちょっと不思議な景色だったかな。。
 稚内は北海道でも特に風の強い街として有名だそうで、そこからこのような事業が始まったそうです。
 造った電気は北海道電力に売るそうで、道内でも屈指の出力なのだそうです。 
 稚内の港は以前ほどの漁業高がなくなってきているそうなので、風力発電が新しい産業になるとよいですよね。。

 公園に残っていた木の実↓
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 モッコクかな?
 稚内では街路樹はだいたいナナカマドで、赤い実がまだ残っていました。
 この実は雪が降っても残るから、北海道の人はナナカマドが好きなのだそうです(稚内の市の花になっているそうですが、北海道でナナカマドを市の花にしている自治体はほかにもたくさんあるそう)。
 ひたすらに白い世界の中に赤い色があったら、それだけできっと嬉しいですよね。

 この後はノシャップ岬の先端まで行き、水族館と科学技術館の見学(小学生の社会科見学みたい(笑))。
 
 ゴマフアザラシ↓
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 餌をあげようとすると「ブー!」と大きな声を出して、水面をバシャバシャ叩いていました。
 おもろかった(笑)。

 衝撃のかわいさ、ダンゴウオ↓
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 なんだこの生き物は! 吸盤があって岩にはり付くそうです! 
 すごく好きになってしまったよ!

 プラズマ発生機↓
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 夫が手だけ大魔王になったようでした(笑)。

 ここからまた稚内駅方面に出て、お昼となりました。
 道中、大きな角の野生のエゾシカを見ました。鹿はけっこう見られたし、前日の宗谷岬でキタキツネらしきものもちらりと見られました。
 稚内は、空港を出ると空気の匂いが獣っぽいように思えました(海に近づくとそこに潮の匂いも加わる)。
 それだけエゾシカが多いということですね。害があるから駆除もしているそうです。それでも追いつかないとか。
 やはり、土地によって匂いがあるのかなと思います。
 93年にモンゴルに行ったときは、羊の匂いがしていました。北海道と景色も少し似ているように思います。
 
 駅付近で自由時間をたっぷりもらってお昼を各自で食べることになりました。
 このツアーでは、2日目に礼文島で食べるお昼も目玉の一つだったので(ウニが食べられる)、ちょっと残念で。
 まあ、自腹でもいいからウニを食べようとお店に入ったら、ウニは季節じゃないからないと言われ、ここでテンションがだだ下がりになってしまいました。
 食べ物の恨みって怖いと言いますが、ほんとにがっくりきてしまって。
 しょうがなくいくら丼を食べたのですが、東京ではなかなか食べられないしすごくおいしいのに、ウニのショックが大きくてなんだかあまり楽しめなくて、、これは反省しているところです。いくらの写真も撮らなかったし。。
 これ、先回りして書きますが、クラブツーリズムさんは裏でがんばってくれていて、この日のお昼は予定変更で自由食になったけれど、翌日の飛行機出発前に、お昼を用意してくださったんです(元の予定では、最終日の昼食が自由だった)。生ウニも乗っている海鮮丼で、それを30人分を用意するには、やはり当日じゃ無理ということですよね。
 光る生のウニを見て嬉しかった。。。
 添乗員さんや現地のスタッフの方々には感謝するのみであります。

 最北の稚内駅から南下していく電車↓
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 お昼の後は、戦後盛んだった底曳き網漁の船をたくさん持っていた稚内の資産家の旧邸宅を訪ねました。
 昭和40年代頃まで稚内はニシン漁などの漁業ですごく栄えたそうです。
 でも、「200海里問題」というのが出てきて、、それまでサハリン周辺の遠くまで出せていた船が出せなくなって、漁獲高が減ってしまったそうです。

 「200海里問題」というのは、「排他的経済水域」と呼ばれるものですよね。
 すごく豊かな漁場だから、ロシア(ソ連)だって欲しいですよね。
 最近は、中国も出てきていてさんまや鯖ですら以前ほどには獲れなくなっていると聞きますが、日本政府はもうちょっとがんばれなかったのか、と思ってしまいました。
 稚内市内には以前はロシアの人もたくさんいたそうですが(道路の標識案内が、日本語と英語とロシア語で書かれている!)、それも近年は減ってきていて、駅周辺ではシャッター商店街が目につきました。
 サハリンと稚内を行き来するフェリーのサイズも今は小さくなってしまったそうです。
  
 旧瀬戸邸の一角に積もる雪↓
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 お花はなんていうんだろう、、よく見るもので調べたけど、名前が分かりませんでした。
 こちらのお宅でも「北の桜守」の撮影がされていたそうです。堺雅人さんも出ます(←詳しい)。
 
 と、こんな風に稚内市内について勉強をしながら観光し(今回はそういう旅じゃないつもりだったのにー!)、午後に再び前日泊ったホテル「めぐま」さんに戻りました。
 
 まだ陽が残っていたから、昨日窓から見た景色の中に入っていきました。
 ホテルから徒歩5分ほどで、海に出ます。

 ホテルの敷地に残っていたあじさいの花↓
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 あじさいと雪(あられ)の取り合わせなんて、珍しいですよね!

 そしてあの最果ての景色の先はこんな感じでした↓
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 やはり風が強い!
 この海へ向かい風の中歩きましたが、まっすぐ歩けないくらい強い風で、あられと雪がコートに積もって、口の中がなんとなくしょっぱい感じでした。塩害がやはりすごいそうです、稚内。

 この散歩でかなり身体が冷えたのですが(でもどうにか大丈夫でした)、やはりこの日も温泉には入らなかったわたし。。
 夜ごはんもホテルでいただきましたが、前日ほど豪勢ではなかったものの、北の味を用意してくださっていました。
 大人数の予定変更にも対応できるってすごいなあと思いました。

 
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