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天王星牡牛座時代のこと・1

 拾いものの天王星の画像↓
190507ura1.jpg
 きれいですね。
 地球からの距離は近いときには約25億㎞、遠いときには約31億㎞だそうです。
 億であっても㎞で表現できる距離ならば、「なんとか光年」と言われるよりだいぶ近い気がしますね。
 一番近いときなら、肉眼で見えることもあるそうですが。。

 さて、2019年の長いゴールデンウイークも終わりました(わたしはあまり実感がないけれど)。
 そして平成という時代が終わって令和に入って、1週間経ちました。
 今の時期、日本の人々は「時代の変化」というものをものすごく具体的に感じているわけで、それはよいこと(ラッキーなこと)なのだとわたしは思います。
 なぜなら、今年の3月6日から、天王星が牡羊座から牡牛座に本格的に移動して、新しい時代が始まったからです。
 そのことを知らなくても、日本人であれば「時代の変化」ということを今、実感できるわけですよね。そしてそれをきっかけにして、心を新たにすることができるわけですよね。
 それはラッキーなことだとわたしは思います。
 なのですが、ここに星の動きについての理解が加われば、もっとラッキーになるのかもしれません。 
 いや、ならないか?(笑)
 かえってゲンナリするのかも?(汗)
 
 ということで、天王星が牡牛座に入ったことと時代の変化についての記事を書きたいと思います。 

 ***

 まず今回の記事で必要な西洋占星術の基本的な情報について、繰り返しになりますが書かせていただきますね。

 今回の記事の主役の天王星は土星よりも外側にある惑星で、公転周期が長いため、星座を移動すると次の星座にしばらくの間いることになります。
 西洋占星術の世界では土星から外の惑星は「外惑星(トランスサタニアン)」と呼ばれ、一つの星座に止まる時間の長さから、現在進行中の星回りを読む場合においては「時代の空気を作る」という働きがあると考えられています。
 天王星が一つの星座にいる期間はだいたい6~8年。それくらいのスパンの時代の空気感を作ります。
 ちなみに海王星は13~14年、冥王星は楕円軌道なのでそのときどきによって違いがあり、10年くらいのときもあれば25年くらいのときもあります。
 (以前書いた関連記事:「外惑星について」こちら / 「山羊座の次は水瓶座・2『水瓶座の時代』について」→ こちら )

 これらの「外惑星」3つがどの星座にあるのか、という組み合わせによって、その時代の空気というものが醸成されるのです。それぞれスパンが違いますから、複雑に絡みあって時代が作られていくのですが、今は天王星が牡牛座に入った直後と言ってもよい時期であり、そんな中、日本は「令和」という時代を迎えた、ということになります。

 ちなみに、今の「外惑星の組み合わせ」は、天王星が牡牛座、海王星が魚座、冥王星が山羊座、というものになりますね。すべて女性星座であり、地の星座が優勢で、活動星座(英語ではカーディナルサイン)・不動星座(フィックスドサイン)・柔軟星座(ミュータブルサイン)の3区分では一つずつきれいに揃っています。
 わたしはここ数年、「カーディナルクライマックスがピークだ」ということをブログ上で騒いでおりましたが、これは外惑星のどれかがカーディナルサイン(活動星座)にある時期のこといいまして、カーディナルサインというのは「活動的」だから変化が起こりやすいのだとは、再三こちらのブログにて説明してきました。

 今回の「カーディナルクライマックス」というのは2008年の冥王星の山羊座入座から始まっていて、その後2011年3月には今日話題にする天王星が牡羊座に入りました。この動きに世界の情勢を当てはめると、2008年にリーマン・ショックがあり、2011年には東日本大震災と福島の原発事故がありました。
 シャレにならんですね(汗)。
 つまり、2011年から今年の3月までは、冥王星と天王星という二つの外惑星がが「カーディナルサイン/活動星座」にあったということであり、世界がものすごく「活動的」だったということであります。

 この間世界はどうなったかというと、ざっと覚えているだけで見返してみますと。
 日本ではもちろん震災と原発事故があって復興しなくてはならなくなって、世界ではEUでギリシャ危機などあった後に移民がヨーロッパに押し寄せるようになり、イギリスが「ブレグジット」を決めてしまい、アメリカでは冗談のように見えたトランプさんが大統領になり北朝鮮のキム書記と会談するなどあり、ロシアではウクライナ-クリミア情勢などがあり、中国は国際社会の許可がないまま南沙諸島の海上に人工島を作って(暴挙!)覇権国家への道を突き進み、東南アジアは経済的に発展し、南米は今よくわからないくらい混乱していて(ベネズエラのインフレすごいらしい、日本がそんなことになったら発狂する!)、アフリカも多少は豊かになってきたけれどいまだにエボラ出血熱などはあり、中東では「アラブの春」があって近代化してきているけれどそれは表面だけでやはり貧富の差がすごそうだし難民が出ているし、石油依存だった世界でシェールガス革命なども起こってきた、
 という感じであります。
 もう、ものすごい勢いで変化が畳み掛けてきていた、という印象ですよね。。
 どこか特定の地域だけ変化しているんじゃなくて、地球上のどこもすごいことになっているという印象です。
 
 これは、今ハイパーインフレ中のベネズエラでの拾いもの写真↓
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 数日前にネットで出回っていたものです。
 お金に価値がなくなって、お札で子供のドレスを作ったそうな。。ある意味たくましい、ベネズエラの人々。。。

 このように、外惑星の二つがカーディナルサインにあったこの8年、世界は大変な変化に見舞われてきた、ということになります。外惑星が一つカーディナルサインにあるだけでもそこそこ揺さぶられるように思うのに、二つあったのですから、すごいことになるのは当然なのかもしれませんが。

 ***

 そして今日の主役天王星は、3月から完全に活動星座の牡羊座から不動星座の牡牛座に入ったわけですが(去年の夏から秋にかけて一旦牡牛座に入ったのですが、逆行して11月から牡羊座に戻り3月までいた)、これからわたしたちは、この闇雲なまでに変化してしまった世界に、具体的に対処してどうにかしていかなくてはならなくなる、そういう時代が始まったのだとわたしは思っています。
 牡羊座は、「見切り発車」の星座です。「突撃隊長」と言ってもいいかもしれませんが。
 「どうなるか分からないけれど、とにかくやってみるのだ」という、一番はじめの衝動や情熱を表し、それがないとなにも始まらないというものすごい勢いをもたらすものです。
 そこに、「突発的な変化」をもたらす天王星が入っていたのが先々月までのこの8年。
 世界は今こんなことになっています。 
 そしてその次に控えていた牡牛座は物質を表す地の星座であり、動いたものを定着させようとする不動星座です。この変化してしまった世界を、具体的(物質的?)に定着する方向へ対処しなくてはいけません。
 そのような時代が始まりました。 
 そして時代の空気というものは、わたしたち一人一人の生活に影響していくものと思われます。
 そのことへの反応を個人としてどうするか、ということを、星を読むことで考えていくというのが西洋占星術の役割の一つだと思います。
 占星術というのは、古代文明が出来た頃、天下国家の命運について占うために成立したものです。個人の運命を観るというのは後から出てきたものです。
 だからわたしは、まず星や星座が象徴する時代の空気があって、それが個々人に影響していくのだと考えます(でもその個々人からの集合意識がさらに時代を作っていくのだと思いますので、実際はどちらが先とかではないのかとは思います。でもわたしは占い師なので、星と時代が「先」なのだと考える立場を取っています)。

 ***

 このように、2011年3月から牡羊座にいた天王星がこの3月から牡牛座にやってきて、時代が変わるだろうということですが、ここでその牡牛座の特性について書きますと、次のようになります。

 牡牛座は、まず、受動的であるとされる「女性星座」の一つであり、物質的で地に足のついた肉体感覚を示す「土の星座」の一つであり、ものごとを定着させようとする「不動星座」の一つであります。
 それらの要素が絡みあって、牡牛座の性格というか、特徴が導き出されることになります。
 受動的で、地の星座で、不動星座であるということから考えられるものとは、すなわち「変化を嫌う」ということです。
 牡牛座は、たぶん、12星座の中で、一番変化を嫌うというか、変化を苦手とする星座です。
 違う言い方をすれば、安定志向です。それが一番強いのが牡牛座だ、と言い換えることもできます。
 安定志向ということは、自分の居場所を守りたいという気持ちが強いということであります。
 それが「保護主義」を生むのだと思いますが、牡牛座は「保護主義」が強い星座とも言えます。保守的とも言うかもしれません。
 
 そこに今年の3月から本格的に入ってきたのが、「突発的な変化を促し日常を突破したり刷新しようとする天王星」なのです。
 天王星は、18世紀の革命の時代に発見された星ですので、革命的な力を象徴するとされ、変化を促すパワーがあります。
 そのような星が、「安定志向」の牡牛座に入ったということなんですね。今年の3月から。

 ちなみに、天王星の公転周期は84年くらいで、前回天王星が牡牛座にやってきたのは1935年頃。だからこれは84年ぶりの天王星の牡牛座期であり、1935年というと、ドイツでナチスが力を持ち始めた頃で、だんだんと世界が戦争に向かって不穏になってくる頃にあたります。そして、そのナチスの台頭の前段階では、1929年の世界大恐慌がありますが、その時期は天王星は牡羊座にいたということになります。その頃に世界の経済が悪化したことが、後の第二次世界大戦への引き金になったというのは、20世紀の歴史を語る上で通説になっていると思います。
 つまり、天王星牡羊座時代で起こった世界の変化の結果として、ナチスの台頭があると占星術的にも説明できるのです。
 
 20世紀に世界が激動していった頃と、今の星回りは重なります。
 そして実際に、今の世界は「保護主義」の方向が出てきていると思います。トランプさんってそういう人ですよね(わたしはトランプさんおもしろくて嫌いじゃないけれど)。
 もはや出来過ぎだっていうくらい、星と世界情勢が連動しているように思います。
 だからわたしはもうずっと、そんな風にヒヤヒヤしているのですが。。。
 
 すでに長くなってしまいましたので、いったんここで記事を更新します。

 次の記事では、最後に「牡牛座天王星」という星回りが個人(それぞれの星座)にどう影響するかについても、書くつもりでおりますので、引き続き読んでいただければと思います。


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