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見えない支柱をしている人たち

 昨日は実家で留守番で、おとなしくしているしかなかったので、おととい手に入れた「空想皇居美術館」を読了してしまいました(おもしろいので、一気に読めました。建築の話などは分からないこともありますが、素人でも読めました)。

 皇居に美術館を作る空想、ということで、皇室のことにも触れられている内容でもありました。

 わたしは、政治的な思想とかは全然ないのですが、皇室について考えることが、ときどきあります。

 だって、すごく特異な人たちですから。。
 
 政治家とか芸能人とか経済人とかいう「セレブ」な人たちではなくて、「ロイヤル」な人たち。
 だから、なんとなく、皇室や皇室の人たちについて考えるときは、がつがつした感じでなくて(セレブな人たちについて考えるときは、頭の中ががつがつしてしまう)、おっとりした感じになって考えることができるような気がします。
 それだけでも、わたしにとって、貴重な人たちです。
 いなくなったら、絶対さびしいです。
 こういう風に思いを馳せる対象がある日本人は、その面で恵まれていると思います。
 だって、がつがつだけでは、疲れてしまいますから。。。

 いえ、政治的にいろいろ考えると、そんなこと言ってられないのかもしれないのですが、
 わたしは「象徴」としての皇室、というのを、すごくすんなりと受け入れているようです。
 ただのバカなのかもしれません。

 でも、そういう「象徴」が、なくなったら、この国の見えない部分のなにかが、崩れてしまうと思います。
 見えないレベルの支柱の人たちだと思えてしまいます。

 うまく説明できないけれど。。。

 「そこにその人がいる」ということを思うことで、「今日も生きていこう」と思える力を発している人というのがいて、そういう人の醸し出す雰囲気というのが、「ロイヤル」なのではないか、と、個人的には感じています。
 「セレブ」と言われる人たちを思い浮かべても、わたしは「今日もがんばろう」とは思えないのですが、なんとなく、天皇皇后両陛下を思い浮かべると、「今日もがんばろう」と思えるような気がします。
 
 ヒラリー・クリントンが、オバマ政権で国務長官になったとき、まっさきに訪れたのが日本でした。
 そのとき、天皇皇后両陛下がお茶会に招いたそうで、出迎える美智子様にかけよるヒラリーは、なんだかか10代の女の子みたいな顔をしていて、それを迎える皇后様は、優しい笑顔で、そのとき、ああ、ヒラリーはファーストレディーだったときに美智子様に会って心酔して、今度は自分が主役として招かれて嬉しいんだなと思って、そんな美智子様をなんだか誇りに思ったのでした。
 がつがつと闘う女ヒラリー・クリントンでさえ、女の子にしてしまう美智子様のロイヤル力。。。
 ヒラリーはきっと、闘いに疲れたとき、美智子様のことを思い出して、がんばろう、と思うのではないのでしょうか。
 すごいことだ、と、うっとりとしてしまうのです。

 世の中には、そういう力のある人が、いると思うのです。
 そういう人のことは、きっと大事にしないといけないと思うのです。
 (天皇というのは、国民のために祈るのが仕事だと言いますが、こういうことを考えると、わたしは逆に、天皇皇后両陛下のために、お祈りをしてさしあげたくなります。無宗教ですが。。そう思わせるところも、ロイヤルなのかなあ。。)

 だから皇室にはずっとあって欲しいなあ。
 でもいろいろ問題があるのだろうけれど。。。

 

 
 
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テーマ : 天皇陛下・皇室 - ジャンル : 政治・経済

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